ファインモールド1/72 零戦22型

 風防の合いがいまいち(幅が少し狭い)というか、修正するのが面倒とも言いますが・・・開状態のキャノピーも付属しているので、窓枠は筆塗りにて塗装して接着した。

 この機体は迷彩ではなく、明灰白色の上から濃緑色を雑にペイントした機体なので、この「雑な感じ」をどうやって塗装しようかなあと考え、熊野筆でやってみることにした。
 飛燕の迷彩でもやったように、ハセガワの熊野筆のぼかし筆(中)にて。塗料を置くようにランダムに塗っていく。

 少しずつ埋めていく。

 ちょい色あせたグリーンだったので、青を足しながら色を濃くしていく。
 でも72なので、あまり濃くすると黒く沈んでしまう。これでもすでに濃すぎるかも。
 でも明るいグリーンにすると陸軍色っぽくなっちゃうし難しい。

 48だと、実機もブラシ塗装だし、ブラシ塗装すれば実機ぽくなると思うけど、72だとそれをどうするか。
 細吹きで対処する人もいるだろうけど。

 あ、実機もキャノピーの窓枠には塗装していないんだよ。

 んー、もうちょいかなあ。何度も何度も重ねたつもりだけど。

 ただ、これやってるうちに「ドイツの斑点迷彩もこれでいけるんじゃないか」という気がしてきた。
 今度やってみようかなぁ。

 作業はじわじわと進めていく感じなんだけど、かなりオモロい。
 ブラシだと、速いといえば速いけれど、ぶわっ!! 「あっ、シマッタ!!」となることも多いよね。でも筆だと少しずつ進めていくので、失敗も同時に修正しながら塗装できる。それにとにかく面白いとしか言えない、面白さがある。

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