デカールを貼るのはどことなく儀式に似ている。ハセガワ1/72 零戦22型。

 決められたデカールを一枚、一枚、決められた場所に貼っていく。
 ただそれだけのことを、眉間にしわを寄せながら・・・あっ、だめっ、シワなんか禁句よ!!(汗
 ともかく、むつかしい顔をしながら何度もインストを見ては確認し(アホだから、すぐに左右上下を間違ってしまう)、慎重に貼っていく。

 そもそもプラモ自体も「そこにあるもの」を組み立てているに過ぎないんだけれど、一応資料を見たり、塗料を自分で混ぜ合わせたりして作ってるうちに何となく「あたかも自分が一から作ってるような幻想」に陥りながら、軽い達成感を感じつつ、ここまでどうにか作ってきたわけです。

 で、そろそろもう貼ってもいいかな、と、おもむろにいずまいを正して、そっとデカールを貼っていくと・・・
 あら不思議、何となく「いい感じの零戦22型」が眼前に現れてきたような気がするではありませんか。

 でもよく見ると、敵味方識別帯がうまく塗装されてなかったり、デカールの下にホコリがいっぱい入ってたりすることに気が付くんだけど、そこはまあ、目をつぶってやってください。

 クレオスの明灰白色をベースに作ったグレーは自分なりに満足。

「イハ-133」という機番は、岩国基地のもの。ファインモールドのほうから持ってきた。別に考証なんかしてない、スケビに掲載されている塗装図を参考にしているだけ。貼るものが少なくてうれしい。
 デカールを貼ったうえからそっと押さえるときの布ですが、私は自分の着ているパジャマの裾で押さえたりする(←しません?) 木綿製品だからちょうどいいんだもん。

 今日は疲れてるので、これでおしまい。ぼちぼち書かせてください。


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