お待ちかね、タミヤブースの様子。

 私は2007年から静岡ホビーショーに行っていますが、タミヤブースの様子は基本的に変化ないようです。新製品を展示しているところに、その製品を設計した人がいて応対してくれる。わかりやすい。
 タミヤグッズが売っていたので金太郎飴をお土産に買った。
 それと、去年は「けっ」とか思って無視していた「スイーツデコ」も今年は一応拝見した。何事も勉強である。写真はないですが、女性の社員が二人いましたよ。

 すごく軽い粘土で、きれいな発色のお菓子そっくりな完成品を触らせてもらいながら、あぁ~男共だと「重さが実物と違う」「実感を損なう」とか文句言うんだろあなあ・・・と思った私はすでにオッサン化が進んでいる。
 まぁ、女性はこういうの好きなんじゃないですかね。・・・って思う私は本当に女か!? だんだん自分でもわかんなくなってきた。

 匂いのないスイーツデコ用の絵の具も売っていたけど、とりあえず粘土だけ買ってみた。作りたいものがあるので。でもスイーツじゃないよ(笑

 コルセア“バードケージ”1/32が今年の新製品です。

 この機体表面の表現・・・げげっ、リベットが打ってあるぅ!! 指で何度も撫でてみましたが、わからないくらい繊細な凹凸です。 

 コルセアの設計担当の人は物静かなテンションが低い感じの人で、すごく話しやすかったです。私はハイテンションの人はどうも苦手。
 まぁ、どこのメーカーの人もそうですけど、仕事とはいえ私のアホ質問に丁寧に答えてくれるのでとてもうれしい。
 精神衛生上いいです。癒されます。

 細かいリベット表現はもちろん、金型を作るときに大変だということです。

 コクピット。 コルセアのコクピットは広いですよね。

 「私は48のコルセアを作ったことがありますけれど、初心者の私にもとても作りやすくて格好いいコルセアができました」
 と言いますと
 「そうなんですか!! 48のコルセアの担当者に伝えておきます」と、心からうれしそうに言われたのが印象的でした。
 私なんぞの言うことを伝えてくれるなんて・・・逆に恐縮するというか。

 でも私はほんとコルセア好きなんだよね。サンダーボルトよりもムスタングよりもウォーホークよりもなんとかキャットよりも。
 だってお洒落じゃん!! 

 エンジンを触らせていただきました。

 かっちょいいねぇ~このエンジン。32だと見応えありますね。
 やっぱり第二次大戦機のエンジンがいちばん好きだなあ。強そう~

 エンジンだけ売ってくれよ~

 確か、32のスピットファイアなんかは磁石式だったと思うけど、今回はまるでレゴブロックのような「ぴったりはまる」カウリング。まるで貴方と私のように、ぴったり吸い付くの・・・

 などと、心の中で思っても会場では絶対口には出さず、手品のようにぴったりくっつくのを見せてもらいました。
 また、カウリングはとても薄くなっていて、そうすることでエンジンパーツを大きくできました、ということでした。なるほどねー。より実機に近くなる。

 毎年、ここで見てると必ず知ってるモデラーに出会います。今回も何人かにお会いしまして、一緒にコルセアを見るのも楽しいひとときでした。

 隣にはヒトマル式。

 こちらは私はあんましわかんないけど、優しく説明していただけるので色々質問しながら見せてもらいました。

 パーツはこんな感じ。

 ちなみに、タミヤのAFV製品に対してツッコミ入れるようなモデラーは、おらんやろ?と思ってましたが、
 「タイガーなどだと詳しい方がいて、色々と指摘されたりしますよ。今のところ10式にはないですが」ということでした。

 モデラー恐るべし。

 さて、明日は業者日の残りの写真とこぼれ話をお送りします。
 今回は全日程を通じて写真をそんなに撮っていないので、すみません。自分の目で見てる時間が長かった。