シニア賞の安斉剛志さん作品 「バイバイ スペースシャトル」 1/72レベル

 私が今まで見たスペースシャトルの中で、一番格好よく素敵な作品。
 文句なく「きらら宇宙賞」に決まりました。

 タイトルはもしかして「Bye Bye Blackbird」のもじりなんでしょうか。だとしたらうれしいけど。

 同作品。

 300近くの作品が並んでいても、自分の好きな作品は長い間眺めてしまいますね。
 どうしてもそこに目が行ってしまうのは、なぜだろう。

 機首のところの塗装がかっちょええ。

 同作品。

 人形を一体、配置しているんだけど、ここがまた憎い。
 お洒落ですよねぇ。

 ジオラマという概念の面白さ、奥深さを思わずにいられません。
 機体の大きさをわかってもらうため人間を配置した、というのがひとつの理由でしょうが、働いているというのが楽しい。

 パネルごとの色の変化など、細かい塗装ですが、裏を覗いてさらにびっくり。う、美しい~!!
 「耐熱タイル耐熱ブランケットを改修後の機体に合わせて根性でスジボリしました、エンジンノズルはヒートプレス」とコメントにありました。どひゃー。

 今まで、スペースシャトルなんかダサイ、やっぱ探査機でなくちゃとか、知ったかぶりでほざいていた私ですが、何も知らない自分が恥ずかしい。

 シニア賞、佐藤晃さん作品。「エリア88 no3」 1/72A-10A ハセガワ

 地味な雰囲気にも見えますが、迷彩がしっとりした和菓子のような美しい塗装です。

 エリア88は、ご存じ新谷かおるさんの漫画で、私も全巻持っていますが(汗。グレッグの機体ってこういうのだったのかーと改めて認識しました。
 彼の最期がまた、なんとも哀しいんですよ。

 「男は夢に生き、女は愛に生きる」
 やっぱりそこが大事なんだよな。

 シニア賞 笹峯真一さん作品。「三菱T-2 第22飛行隊「108」」 1/48ハセガワ 三菱T-2初期型

 丁寧できれいな工作・・・というくらいしか私にはわかりませんが、シンプルな台がよくマッチしてますよね。
 土台をきちんと作っている人には、愛を感じて、ますます好感度増しますね。
 審査員も、まさか土台を見て賞を出してるわけでもないんでしょうが、300ある中から選ばれるためには、やはり「好感度」って大事かもしれません。


 シニア賞の安部英治さん作品。「射出!!」 1/48 零式水上観測機

 おやっ、この方は大分県の人ですね。
 土台に苦労を感じさせます。ずいぶん考えたんでしょうね・・・
 迫力ある射出シーンになっています。

 シニア賞、道端秀範さんの「VF-19A デジタル迷彩」 1/48YF-19 ハセガワ

 とにかくとても綺麗な塗装。
 デジタル迷彩はひとつひとつマスキングしたそうです。大変だろうなぁ・・・

 細かい部分写真もたくさん撮ってみましたが、当然どこも綺麗に仕上げてあって、キットの繊細なモールドがよくわかり、メーカーの人も自社製品を丁寧に作ってくれてうれしいだろうな・・・という感じでした。

 成瀬和人さん作品。P-2V7“USA” ハセガワ1/72

 パネルラインの全面スジ彫り・・・ってコメントにありました、ってことはこれも凸モールド!?
 結構ハセガワのキットって凸モールドがありますね(汗
 といいますか、それだけ昔のキットをモデラーは作っているってことか。愛だなあ。

 綺麗に作ってあっていいなぁ~って思いました。
 実は今年、鹿屋で見たから余計親近感を感じたかも。

 こちらが、今年の五月に鹿屋で撮った写真。
 これは自衛隊鹿屋基地の資料館の屋外に展示しているんですが・・・

 こうやって下から見上げると、すごい迫力でしょ。
 かっちょええでしょ。

 それから、もう一度作品を見てください。
 実機もいいけど、模型もいいよね。
 ただし、本物をこんな空から見たような角度で見ることはなかなかできないけど。

 エースコンバット特別賞 平子了一さん作品。「可変試作機」1/72ハセガワ 震電II

 もちろん私はエースコンバットなんて見たこともないんですが、こうやって工夫を凝らした塗装の機体をいろいろ見てたら、なかなか格好いいやんと思いました。

 特に、この受賞作がお気に入り。
 なんだか今にも動きそうな・・・不思議なカタチになっていて面白い。

 作品カードの隣に、何か小さな紙に書いてあるメモが見えますよね? 菅野さんという方のサインが入っています。

 長谷川専務からお聞きしたんですが、これはエースコンバットチーム(エースコンバットというゲームの開発チーム)が、審査に来たときに書いてくれたコメントだそうです。

 審査そのものも、ものすごく念入りに時間をかけてしてくれた上に、この熱いコメントを残してくれたんですよ、と専務。
 いやー、これは制作者にとってかけがえのない、宝物になったことでしょう。
 こういう話、大好き!!

 そして、エースコンバットチームとハセガワのコラボの関係もいい感じなんだろうなと、勝手に邪推してしまいました。

 モデルグラフィックス賞 河原徹さん作品「国連極地観測機」 1/72ハセガワ ジェットビートル

 東宝映画「妖星ゴラス」より国連極地観測機を作ってみました。とコメント。

 河原さん、作品見るのも久しぶり。やっぱりまだこういうの作ってたのね~。
 でも上手ですよね、とても丁寧な作風です。失礼ながら、こういうアイテムって下手に作ると単にオモチャにしか見えないもん。

 いつか中国AFVの会でお会いしたんですよ。知ってる人の作品は、なんか心温まるというか、うれしい。
 受賞おめでとうございます。

 桜井健さん作品。「SW-190 大山トチロー機」 1/72 スペースウルフSW-190 ハセガワ

 申し訳ないことに、私、キャプテンハーロックも大山トチローも知らないんですが、目の前で作品みると、こりゃ~かっちょええなあ~と思いました。
 ヤバいっす。

 ハセガワは案外キャラクターものを色々と作っていまして、こういう展示会でいろいろと上手に策ってる作品を見ると、「いいなあ」って思います。

 ホビーショーで完成見本だけ見てるとそこまでやる気が出ないんですが(暴言御免なさい)、モデラーが工夫を凝らしている作品はどれも面白く、モチベーション高めてくれますよね・・・

 モデルグラフィックス賞の北山三樹夫さん作品。「ミンメイガード」 VF-1Sストライク ミンメイガード 1/72ハセガワ

 ガウォーク形態というのは、変身途中の形でありまして、ダサかっちょええというか、不思議なカタチなのであります。
 トランスフォーム!!するロボで遊んだことがあるので、私はこんなことも知っているのだ(謎

 もちろんこういうキットがあるわけではなくて(愛好者が少ないのか!?)、飛行機とバトロイドから作ったそうです。
 すげぇ。
 マクロス関係を作ってる人ってみんな上手です。

 やはり愛ですか?