2012年10月27,28日に北九州小倉北区貿易商工会館にて開催されました、飛行機模型クラブ・北九州銀翼会の展示会レポートです。私は27日だけの訪問でした。いつもの通り、ハンドルネームを知っている人はハンドルで、それ以外の方は作品カードに書いてあるお名前を書いています。
 「Aさん」みたいに伏せて書くほうが失礼にあたるような気がして、そんなふうにしています。お名前を出したくない方はメールくださいませ。

 家からタクシー、高速バス、新幹線、モノレールを乗り継ぎ、ようやくたどり着く。低気圧のせいか妙に生暖かく薄着でいいのはありがたいんだけど、嫌な頭痛がずっと続いている。

 会場はモノレールの駅のすぐそばで、開場してまもない時間なのに、もう大勢のモデラーが押しかけて・・・あぁ~展示会じゃなくてホビーボックスのプラモデル販売目当てなのね。掘り出し物があったでしょうか。
 他人の作品にツッコミを入れ、アホ話に興じ、掘り出し物を抱えて満足して帰途につく。
 美女(私のことね)が写真を撮ってるのに誰もこっち見ないな・・・まったくモデラーってやつは。

 老眼には若干暗い照明ですが、エントランスというかロビーみたいな部分を使うので開放的な雰囲気。

 トイレや自販機も近く、外にも出やすいのが利点でしょうか(煙草を吸う人にはありがたいかも)。
 差し入れのお弁当やお菓子が山のようにおいてあって
 「どれでも食べていいよ」と言われ、遠慮なくいただいた。
 前日はほとんど何も食べていなかったので、さすがに少しお腹がぐうぐう言いだしていた私。

 そばに田宮会長がいてお話なさっているのに、気にせず肉まんにかぶりつく(美味しかったよー)。

 さて、今回も見た順番に写真を撮っているので、脈絡なくどんどんご紹介していきます。

 まずは中川さんの作品。ハセガワとC&Hのニコイチ。TAV-8Bハリアー。1/48。
 複座のトレーナーなんですが、ハリアーのトレーナーってあんまし見たことがないような気がする。

 コクピットまわりはレジンだそうです。いやはや。

 ただ、キャノピーがちゃんと合ってなくて(接着もしていない)、結構テキトーな中川さん・・・

 同じ作品。

 たぶんエナメルでウォッシング的な技法を使ってるのだと思いますが、この塗装の雰囲気、「いかにも海軍機」(実機を見たことないけど)って感じで大好き。
 中川さんは岩国基地のジェット機の爆音を聞いて育った人ですから、想像で「なんちゃって汚し」的なことやってるのとは違います。実機の雰囲気をよくご存じです。

 ハリアーは、ごつくて好きですね。流麗な機体よりもごっついのが好き。
 ただ、上の写真でおわかりのように、主翼のパイロンあたりのところで、微妙にカーブがついてるんですよね。
 あれがすごく不思議な感じで・・・昔一度だけ作ったときとてもびっくりした。なんでこの主翼反ってるの~!?って。

 同じく中川さん作品。
 
 F-100D スーパーセイバー。トラペ&モノのニコイチ。
 格好いいよねぇスーパーセイバー。
 やっぱり飛行機は銀色に輝くのがいちばんです。

 中川さん、F/A-14さんとは色々とお話して楽しかったです。
 金型のことですけれども、スケールモデルに関しては現在自社(国産)ですべての金型を作っているのはタミヤとファインモールドだけです。
 そのへんのことって案外知らない方が多いですよね。メーカーの人に聞いたらすぐに教えてくれるのに・・・別に秘密でもないようです。

 ハセガワ製品に関しては、80年代に、日本から中国へと金型メーカーが変わっていったと聞いております。
 そのへんで、「昔の製品とモールドが違う、雰囲気が違う」とか感じる人がいるのかもしれませんが・・・私はキットをそんなに作っていないのでわかりません。現在では中国の金型メーカーもとても技術が上がってきているので日本で作るのと遜色ないのではと思います。
 しかし・・・自社で金型作るとそれだけ合いがよくなるだろうことは、素人でも想像つきますよね・・・

 波田野さん作品。F-86Fスカイブレザー。

 派手派手塗装がいいですね。
 銀色の機体は、黒いバックがよく似合います。

 川野さん作品。1/72 アプロ ヨークC-1 ハセガワとCMBのニコイチ?

 川野さんは大きな機体をガンガン完成させています。
 確か田宮会長より年上じゃなかったでしょうか、もう70歳以上の方の年齢って見当もつきません。

 懇親会のとき、若いモデラーが自分の妻と娘のプライベート写真を携帯で見せてくれたんですが、そのとき
 「そういうのは他人に見せるもんじゃないよ」と川野さんはぴしゃりと一言。

 耳に痛い言葉でした。
 頭ごなし、と言えばそれだけですが、言いにくいことをさらりと言ってのけるのが(でも的確な忠告)年長者の役目かもしれない。

 私自身、何でもかんでも写真に撮ってそれをネットで垂れ流し・・・モラルが少しおかしくなっているかもしれません。
 心に刻んでおこうと思いました。

 と言いながら、失礼画像&コメントを今回もあれこれ垂れ流して行くかもしれません。

 片山さん作品。A-26K イタレリ1/72

 ベトナム戦争の頃の飛行機なんでしょうか。
 よく知りませんが、不敵な面構えです。パイロンが片側に4? 5? 爆弾てんこ盛りできそうです。

 波田野さん作品。サボイア・マルケッティSM79 イタレリ1/72

 飛行機モデラーには好きな人の多い飛行機ですけれど、やっぱりどこかヘンだよ~

 綺麗に作っていて気持ちいいです。
 機首とエンジンナセルの金属色が、アクセサリーみたいでお洒落。

 樋口さん作品。プラッツ1/72 T-33A。

 スミ入れはせずに上品に仕上げてます。
 どの作品もそうですが、綺麗に仕上げてあるので思わず「これ作ってみたいなあ」と思うような作品ばかり。

 波田野さん作品。B737 ハセガワ1/200

 飛行機モデル展示会恒例の「鏡プレイ」
 ここでは「覗き」のやりたい放題です。飛行機の裏側はみんな大好き。

 次の日、AFVの会に行ってもつい「覗いて」しまう自分が恐かった・・・

 伊村さん作品、ツポレフ Tu-144 ICM1/144

 とってもシャイな伊村さんの作品。ピカピカの作品がお得意です。
 男性はコンコルドとかツポレフとか、すらりとした機体がお好きみたいですが・・・

 なんだかなー、やっぱりどこかヘンだよ~
 この機首のとこ一体どうなっているのだ!!

 片山さん作品。X-47B プラッツ1/72

 この折り畳んだ翼の形から、展張したときどういう形なのか想像できますか?
 知能テストみたいだなぁ・・・私はパッと見てなかなかわからなかった。もしかして、そういう能力のない人はプラモ作りに向いてないかもしれない。

 確か全翼機なんだよなあ~B2みたいなやつ?
 と、誰かに聞くと「そうそう、B2よりずっと小さいですけどね」と教えてくれた。

 一部報道では「30年目に突入」とされていましたが、本人によると29年だそうです。絵富代さんの百年ファントム(1/32)の一部分。

 しょっちゅう写真撮っているので、部分写真だけで勘弁してください。
 あたかも本物のように引き出すことのできる、レドーム部分。

 最近作ってた部分。パイロンについている部品で、これをつけることにより、爆弾を一度に三個装着することができるそうです。

 ボルトねじの部分に注目。
 本物みたいに六角になっていて・・・ねじの溝もちゃんとついている。

 ご本人に聞いてみると、結局は根気づよく作っているという一言になるようです。

 「だから理屈でいうと、誰でも29年作ればこれができるんですよね」といつか、周りで見ていたモデラーに聞いたことがありますが、
 「いや、誰にでもは無理でしょう(苦笑)」という答えが返ってきました。