病院の待合室で何気なく手に取った「週刊ポスト 7/13号」に「プラモデル20ページ!!大特集(正確なタイトルは忘れた)」が掲載されていた。
 なんたって巻頭特集だったので、ページを開いた途端驚いた。
 老眼にムチ打って、ほぼ全部読んだ。

 石坂浩二さん、宮嶋茂樹さんを初め、有名人モデラーのインタビューもあり、AFV、艦船、飛行機、クルマというジャンル毎の紹介(キャラものは掲載していないのは、読者層を考慮しているのか、それとも静岡模型教材協同組合に取材したからか)さすがにプロのライターがまとめているだけあって、一般の読者向けにわかりやすく、よく書けているなと思った(なーんちゃって偉そうに言う自分がちょっと嫌)
 ただし、「H.U.D」という、静岡の合同展で私もブースを見たことのあるクラブの紹介の部分で、「静岡で毎年大きな展示会があり北は北海道から南は沖縄まで全国からモデラーが集まる・・・云々」と書いてあるのに、「静岡ホビーショー(モデラーズクラブ合同展)という名称を書いてなかったのはプロの仕事としては残念だった。私の気が付いたのはそこだけかな。

 アオシマに取材して、プラモデル製造の工程も紹介してあった。
 アオシマの人が「本物を単にスケールダウンしてもそれらしくなりません、それをどう省略するかどう強調するかがプラモデル製造です」という意味のことを言っていて、なるほどーと改めて思う。

 しかし一番ショックだったのは、「週刊ポスト」が私に取材に来なかったことだけどね。
 それにしても、数冊置いてあった同じ「週刊ポスト」のバックナンバーの中で、たまたま手に取ったのがこの号だったっていうのは・・・やはり私はすごい能力を持っているのだ。ふっふっふ。

 「美人女医」さんのページも熟読。
 美人女医なんか嫌いだけど、美女の秘訣とか盗めるものがあるかもしれないと思い、いつもチェックする。
 今回の人は「時間にルーズな男は嫌い」と言っていた。なるほど。
 時間にルーズな人は結局約束にルーズということで、信用のならない人というわけだから、当然だよね。

 「おじさん図鑑」(絵・文 なかむらるみ/小学館)

 タイトルと可愛い絵柄に惹かれて手に取りました。とにかく絵が可愛くて癒し系。
 著者は30歳ちょっとの女性で、若い頃からおじさんに親近感を持ち、四年間かけて「おじさん」を追いかけたそうです。
 主に、生態というか、見た目を追いかけています。丁寧な観察に思わずニヤリとしてしまう。
 まっ、女性がおじさん(の見かけ)というものをどのように見ているか、読んでみても損はないよ。

 ページをめくるたびに、あっこの人○○さんに似てる・・・。

 私は「リアルおじさん」とたくさん交流していますが、どっちかというとすでに自分が「おじさん側」に入っちゃってるので、彼女ほど観察力は鋭くないなと思う。オッサン共を愛する気持ちは、彼女に負けず劣らず強いとは自負してますが。
 
 たとえば、新幹線に乗るとおじさんは必ずいちばんに靴を脱ぐとか、私と話しながら常にハンカチで顔を拭いている人がよくいるんだけどどうしてそんなに汗が出るのだろうとか、自分なりに気が付いていたことも多々ある。

 それと草履というか、夏用サンダルを履いたときの足音がみんな似てる(歩き方?)んだよね。
 こないだ本屋で、「航空ファン」と「モデルグラフィックス」と「Tarzan」と「Pen」と「男の隠れ家」を立ち読みしていたとき(しすぎだろ>自分)、次から次にヒマな男共が私のそばを通っていったんだけど、みんな歩き方が似ているのね。

 どこがどうという説明が難しいんだけど、若い男はそういう歩き方をしないような気がする。