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 ■エントリーno.13 こっそり工房さん

 作品名: 一式陸上攻撃機11型 昭和18年 ラバウル基地(タミヤ1/48)

 コメント:「ワンショットライター」なんてありがたくない異名を持つ一式陸攻ですが、名機なんでしょう。
 このキットは大きくて寸胴のデザインも相まって間延びしてしまうので、リッベト打ちして、そのラインに沿ってグラデーションをつけてみました。塗装の統一感を出すため、マーキング類はすべて塗装処理です。主翼は事後変形防止のため補強し、住宅事情を考慮して接着してません(さすがタミヤ)。タミヤにしてはあまりにしょぼいル式機銃4丁はファインモールド製、太いループアンテナは0.2ミリ真鍮線の自作に交換。
 この機番の実機は後方20ミリ砲銃座後端がカットされていますが、カッコ悪い(私感です)ので切り取ってません。この時期の一式陸攻は損害が多いため爆撃が主だったようですが、好みの雷撃仕様にしました。
 制作にあたってはoniさんのブログから作例を参考にさせて頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。

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 以下青い文字はきららコメント
 ようやく出てきましたね、三菱の名機。大きな機体をつれづれコンペに間に合わせるのが素晴らしい、お疲れ様でした。

 零戦の次に生産機数が多かったそうですし、まずはそれだけでも名機の証拠じゃないでしょうか。改めてみると、なかなかカッチョいいです。微妙にグラデーションいれてられるので、わずかにべこついているのように見えたりもします。日の丸の赤もちょうどよい感じ、これはシャインレッドというのを混ぜているそうです。いざ塗装するとなると、日の丸の色も迷います。
 濃緑色でつや消しがシブい。私はツヤ消しってこわくてなかなかできないんですが、確かに実機はこんな感じだったのかなあ。ツヤがありすぎるのはオモチャっぽくなりがちですし。難しいところですよね。


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 「軍用機開発物語」(光人社NF文庫)の中に、九六陸攻、一式陸攻設計者の本庄季郎さんの設計にまつわる話「一式陸攻誕生までの苦闘」という文章があり感動的。おすすめですよ。

 主翼の中のインテグラルタンクのせいで「ワンショットライター」なんて不名誉なあだ名をつけられたけれど、インテグラルタンク自体はすぐれた設計であり、問題は防弾用のゴムの袋(弾が当たるとそのまま熱で再び穴がふさがれる)が日本はゴム不足のため作れなかっただけ、ということだそうです。無念。涙。


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 本来写真は三枚だけど、本庄氏に敬意を表して、もう一枚。魚雷搭載するための苦労も上記の本にありました。

 いやー魚雷抱いた感じもカッチョいいですね。


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 ■エンテリーno.14 さるおうさん

 作品名:零戦虎徹

 使用キット:ハセガワ1/72零戦五二型

 コメント:名機といったら、やはり零戦は外せませんよね~。しかもスーパーエース岩本徹三機!撃墜マークがカッチョエエのであります。

 写真だとあまりよく見えませんが、今回は機体全面にリベットを打ってみました。
 細部ディテールはさすがに新しいタミヤ、ファインモールドのキットの方が良いのですが、全体的な雰囲気はこのハセガワキットが好きです。パネルラインの細さも零戦の繊細なイメージに合うと思ってます。

 主翼バランスタブと主脚はタミヤキットから持ってきました。主脚の取付部はそのままでぴったり合ったりします。
 塗装の剥離は、銀ベースからケープを吹いてデザインナイフの先で塗料を剥がして再現しました。
 また、パイロットが機体を労わるような絵がいいかなと思ってフィギュアも作りました。ハセガワの日本海軍搭乗員セットの中の中腰のフィギュアを立像に改造してます。

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 不思議なくらいいいタイミングで三菱の名機がようやく出てきました。外光での撮影でしょうか暗緑色は普通の三菱色とは違う色に見えますね(色ってそんなもん)

 やっぱりハセガワキットの外板が実機の雰囲気なんですよね。何よりそこが私は好きです。写真を縮小してしまってるのでわかりにくいかもしれませんが、リベットもちょうどよいくらいに見えますよ。リベットや剥がれはやりすぎないのが私は好きです。何事も「ああーん、もう少し・・・して」っていうのがいいですね(意味不明。


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 おおー、48みたいです。人形がちょっと72らしいけど。でもこの搭乗員セット私も最近買ったけど、たくさん入っててオトクだよね、残念ながら中腰なんですよ、立像に修正するのは大変でしょう。でも少し不自然かなあ、ハセガワには立像を入れといてほしかったです。しかし愛機をいたわるような情景、いいですね。
 先日ユーチューブを見てたら、元紫電改搭乗員が鶉野の復元紫電改を見に行く動画がありました。もちろん、もうご高齢のため車いすで飛行機のまわりを回るんですが、「命を預けるんですからね、「(紫電改に)今日も頼むよ」ってね」と、いとおしそうに主翼を触るその仕草・・・見てたらもう号泣ですよ←最近涙もろい

 今私たちの作ってる模型飛行機は、こうした設計者や搭乗員の思いを背負ってるんだなあと、あだやおろそかには作れないなあと改めて痛感したところ・・・などと他人の作品で勝手な方向に語ってしまってすみません。最近展示会がないせいか、語り足りないんだなあ私、いかんなー。

 こうしてみると、確かにタミヤの脚を持ってきたのはいい考えです!! 背景にはさりげなく銀河? よいですね。


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 引き続き今年も「つれづれコンペ」したいと思ってますがテーマがまだ決まりません・・・ちょっとお待ちを。