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 エリア88、風間真のF-20に続き、これだけは作っておきたかった、グエン・ヴァン・チョムのF-105(ハセガワ1/72)。嫌われ者キャラで、風間真とは正反対。ほんと嫌なオッサンですが、それはまぁオッサンだから仕方ない←おい!!
 しかし言わせてもらえば紳士ぶったオッサンにろくな人間はいない。そういう奴は裏で何か悪いことをしている。あといつもニヤニヤしてるオッサンにもろくなヤツはいない(ニコニコではなくニヤニヤであるところに注意)。腹黒くても卑しいオッサンにだけはなるな、というのがオッサン道の極意。

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 オッサンについて語ると長くなるのでこのくらいにして、まずは人間を塗装する。

 驚いたことに、最初からシートにくっついている!! 何か拘束されてるみたいでかわいそう、ハセガワにはいつも驚かされる。正直言ってF-20の人形のほうがずっと良かった。でもこれは1966年のキット・・・ということは、人形だけは後で金型に追加したのだろうか? 1966年にしては出来がいいような気もするし。

 それらしく塗装してみたつもりだけど、なんか変だね。どういう色なのかよくわからない。虎模様の飛行服なんだよね。あ、シートベルト描くの忘れてた(汗
 頭が小さい気がしたのでパテを盛って大きくした(ヘルメットをかぶってるから)。

劇中

 「エリア88」11巻 こういう柄なんですが・・・ちなみに右ページのが乗機F-105ね。

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 こちらは誰も知らないオートジャイロの風防。複座で前後にひとつずつつけるんだけど、こういうのあまり使用したことないのでどうやって切り取ればいいわからず、ハサミで切り取った。ふたつついてるのは予備なんだろう。それだけ失敗する人が多いということか?
 座席のフチに木工用ボンドでくっつけたけど、全然フィットせず、ボンドで隙間を埋めた。

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 スペインの技術者、ファン・ド・ラ・シェルバが1923年1月に初飛行に成功したのがC.4というオートジャイロ。
 すごいでしょう。何にせよ先駆者というのはすごいと思う。「アホか」と言われながらも頑張って作ったに違いないから。新しいものは凡人には受け入れられない。常にバカ扱いされる。それでもあきらめずに、C.3までは失敗したけれど、そこからフラッピングという現象を発見しフラップヒンジの開発につながり、ついに初飛行に成功する。

 このキットはc.30だからずいぶんあとになってできたものだろう。シェルバはたくさんのオートジャイロを作り発売した。ウイングレット?のように上がった主翼の先端がカッコいいね。

 それはともかく、脚は「どないせーちゅうの」状態だったけど、接着してみたら意外と出来た。なんとか立っている。信じられん。私も先駆者の一人になった気分(違うわ