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 シェルバC30というオートジャイロを作ってます。作ってますというか、なんとなく手慰みに触ってるたけというような。模型部屋に座る時間も惜しんで「なんちゃってJMC」の発表までの追い込みをしている。一気にしないと終わらないから。

箱絵

 そういうときに限って近所のおばあさんが亡くなって、さきほど通夜に行ってきた、明日は葬儀の手伝い。葬儀社でする葬式だから大したことはないけど、朝から昼過ぎまで拘束時間が長い。マンションなどに住んでる人はこういう近所のつきあいはないと思う、うらやましい。

 実は、明日は父の納骨に行くはずだったんだけど、県外から帰ってくる妹が「新型肺炎こわい・・・」というので、納骨は延期にした。なんか落ち着かないけどね。ここのところ色んなタイミングが合わない。二月の展示会のときは、数日前に息子からメールが来て「週末帰ろうと思うんだけど」・・・嗚呼!! なんでそういうときに限って休みを取るんかい。「ごめん、大事な展示会があるからまた次にして」と泣く泣く返事を送った。実は一昨年の夏以来、息子には会っていない。寂しいよ!! しかしこう肺炎肺炎と言われると、もう無理して帰ってこいとも言えなくなってきた。

 タイミングの合わないときは無理をするな、というのが私のモットーなので、今は目の前のことに集中したい。

新書

 「独ソ戦」(大木毅著/岩波新書)

 「これは絶滅戦争なのだ」ヒトラーがそう断言したとき、ドイツとソ連との血で血を洗う皆殺しの闘争が始まった・・・・

 さすがに読んだ後は厭戦気分になっちゃって模型作る手が止まりそうになったけど、やはり本当のことを知りたいと思いませんか? 知らずに模型作ってるのと知ったうえで作るのでは大違い。親衛隊だけが悪かった、国防軍は悪くない・・・そう思ってきたけれど、果たしてそれは正しかったか!?(知りたい人は読んでください)

 読んだあと、なんとなくドイツの人と話してみたいなあと思った、どこか通じるところがあるんじゃないかという気がした。同じ敗戦国として・・・狂気の戦争を経験した国民(の子孫)として。