つれづれプラモ製作記

マイペースで作っているプラモデルのブログです

2019年07月

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 今年もなんちゃってJMC開催決定!! 第七回になりました。皆様ぜひ、ふるってご参加ください。静岡では、ハセガワの方々との怪しい交流などもしています。また社長と企画の国分さんに特別賞もいただいてます。しかし何より楽しいのは、参加者による審査でしょう。自分のたちのことは自分たちで決めるという民主主義であります。

 なんちゃってJMC公式ページはこちら

 今年はレギュレーションがまた変わりましたので、注意してください。

 去年マスターズクラスを作ったんですが、たまごひこーき部門はマスターズではなく、独立した部門とすることにしました。
 また、ハセガワ製品以外でもハセガワ取り扱い製品も含めることにしました。
 かなり迷った部分なんですが、選ぶ幅が広がって参加しやすいかなと思います。いずれにせよ、現在入手できるものを買って欲しい、中古品や押し入れの在庫を出して作るのではなく模型屋さんで購入して作ろうよ!! というハセガワ応援の気持ちだけは変わりません。

 疑問点などは私までメールでお問合せください。kilala_1962@yahoo.co.jp

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 こっちも進んでます。

 代り映えしない画像が続くのもなんだから、今回はコブラと並べてみました(変わり映えしないか・・・

 シーキングは横幅がすごく大きい。だから内部も広くて、それでアメリカ大統領専用機にもなってるそうです(いつもニュースのとき出てくるよね)。
 しかし、初めてこの手の迷彩マスキングしたのがこのコブラなんだけど、今みたら、こんな単純なの簡単だよなーって思う。当時は四苦八苦しながらやったのに。いやー人間ってこんなに成長するんだねぇ。すごいなあと改めて思った・・・(幸せな奴ですね

 


 

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 さあ、マスキングだ。

 ・・・・これだけやって、力尽きた←はやい
 コーヒーでも飲もう。・・・夏でも熱いコーヒーを飲む派ですが、やっぱコーヒーは25度以下にならんと美味しくないなあ。
 それにしても、昭和の若者はエアコンのない部屋でセックスしてたよなあ、あの頃は元気だったんだなあ。

 私のマスキングのやり方は、まずは塗装図の左側からだけ見てフリーハンドでマスキングテープをへろへろへろ~っと適当に切っていくだけ。左側が終わったら右側、最後に上下をつじつま合わせ。

 怖いおじさんたちが腕組みしながらツッコミ入れてくる大戦中のドイツ機なんかと違って、シーキングのマスキングの位置がずれてるとか、そういうの指摘するような意地悪な人はヘリ好きにはいない。

 それにしても、この迷彩はなんとなく冬季迷彩みたいだね。どういう迷彩なんだろう。艦載機なんだけど・・・

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 ええい、こうなりゃ破れかぶれだ(最近は破れかぶれなんて言わなくなったね)、レベルの1/72Mi-28Nハボックも手をつけた。

 が、しかし・・・コクピットひどくない? なんか座席が低すぎる。これをどうにかするには座席あげるとつじつま合わなくなるから、床板を下げないといけないよね。そんな面倒なこと私には無理だな。

 と思ったので、このまま作ることにした。今回も柔軟な対応でいきます。

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 で、シートベルトだけつけて、塗装してみた。

 どう? なんかけっこうイイ感じだと思いません? ラッカー塗装の上から、思いついてエナメルで濃淡をつけてみたの。このハボックはキャノピーは閉状態しか作れないから、透明パーツ越しに見えるだけなんだけど、派手にドライブラシしとけば映えるかなあと思って。あとで考えたらファレホでやればよかったかも。ついタミヤ様の塗料を使ってしまった。

 タミヤ様「48のP-38も作ってやったぞよ。零戦に続けて作るがよい!!」

 ハハ~っ、ありがたき幸せ~っ(平伏)
 だめだこりゃ、もう完全にタミヤ様に支配されてる・・・

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 というわけで白く塗装した。いつものクールホワイトにて。隠ぺい力が強いので愛用してる。それでもなかなか隠ぺいしない。薄めすぎかな。ま、いいや、少しマダラになってる感じが逆に面白いかも。

 上から塗装するライトオリーブ色(と芸術的な表現でインストには書かれている、去年タイガーUHT作ったときにもオリーブ色ってあったので、似たような色を適当に作った)も少しマダラになるように塗装してみよう。
 さあ今から面倒くさいマスキング作業しなくちゃ。先延ばしにしたいけど、締め切りがあるので頑張らなくちゃ。

 ところで、この機体はHC.4と言って、戦術輸送機型らしい(シーキングのことは何も知らずに作り始めてしまった)。戦術輸送型って、たぶん海兵隊員を前線に運ぶ任務とか、そういうのじゃないかと想像している。先日イランの革命防衛隊がイギリスのタンカーを捕捉していたが、あのときタンカーの上でホバリングして隊員がレベリング降下してたよね(ヘリはCH-53じゃないかなあ)、ああいうのがそうなんじゃないかと思うんだけど。こんなのネットで調べればすぐにわかるだろうけど、あえて自分で推測するのも楽しい。

 最近ふと思うのは、これまで「これってなんなんだろう」的な文章を書いてきたけど、実はネットで調べれば、わからないことは殆どないんだよね。だから「何なんだろう」って書くことはもう許されないかもしれない。今後、よほど学問的に未知であるとか言うこと以外は疑問形の文章は廃れていくのかもしれない。ただ、それでも、自分の考えた説ってのはあると思うんだけどね・・・たとえバカバカしくても。

大分駅にて

 実は昨日から別府にまた行っていた。父の容態が気になったので。いつも「これで最後かもしれない」と思いながら病室をあとにする。そばにいてもすぐに目を閉じたりするくせに、「また来るからね」と言うと、じっと見つめたりするので後ろ髪をひかれる。
 父はかなりひどい認知症なので、ずいぶん以前から記憶はほとんどないようで、私が誰かもわかっていないかもしれない。何を話しかけても「ウンウン」とうなずくだけ。それでも認知症の人が何をどれだけ理解しているかはわからないので、想像するしかない。今日は何かを言いそうになっていた。言葉にはならなかったけれど。きっと私に言いたいことがあるんじゃないかと思うと、それがまた切ない。

 あと何十年かしたら、認知症の人と意思疎通するツールができるかもしれない。そうなったらいいなと思う。

(大分駅のホームにあがる階段にて。ちょうど車掌さんが登っていたので写真撮らせてもらった)

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 梅雨明けと同時に死ぬほど暑い夏がやってきた。まず、朝はクマゼミの大合唱でたたき起こされる。この音量のすごいことと言ったら、窓を開けるとテレビの音も聞こえないくらいである。まぁ、窓を開けると余計暑いのであまり開けませんが。しかしクマゼミってのは、耳が遠いのかね。なんであんな大きな音を出すんだろうか。もっと小さい音じゃダメなのか。しかし午後になると急になりをひそめたので、やっぱ連中も暑くてバテているのだろう、ザマミロである。

 こんなに暑いときに模型なんか作ってられねぇよと思うけど、展示会には行きたいし、作るしかない。今日は地元の祇園祭の流れ曳き(予行演習みたいなもの)で、お昼前にうちの前にも山鉾が来たけど(私の住んでいる町内には山鉾が一基あるのだ)、そばについて歩いてるオッサン共は全員死にそうになっていた(汗 重くてデカい山鉾を後ろから押す役がいちばん大変で、まるで奴隷である(町内には若い奴はそんなにいないからどっかから雇ってくる)

 しかし、模型部屋はエアコン入れてるから涼しい←これが言いたい
 昨晩黒を吹いて、今日はマスキングをした。デカールで準備されてるんだけど、意地でもマスキング。でも意外と達人はデカール貼ってたりするんだよね。そしてそのほうが綺麗なんだよね。かなり悔しい。徒労なんて言葉はモデラーの辞書にはのってない。そんなこと考えだすと何も作れない。

接着剤
 
 タミヤのドロドロのほうの接着剤には、サラサラのフタを交換して使ってます。
 で、より一層ドロドロにするために、いつも少しずつランナーを入れるようにしてるんだけど、黒いランナー入れたら、真っ黒になっちゃった←アホ

 ま、いいや、黒いとハミ出したときによくわかるかも。ははは。テキトーが服着て歩いてる人間ですから。

 タミヤ様「服は着なくてもいいけどな」
 ・・・ってそこですか。
 タミヤ様「ハセガワのランナーなんか入れるからだネ、タミヤ製品を使いなさい、タミヤを」

 あーうるさい。なんで出てくるんだタミヤ様。  

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 さてエアフイックスのシーキングHC.4も、じわじわと進んでます。こちらは来月の展示会に間に合わせたいので少し頑張ろう。なんかタミヤ様の思うつぼにハマりそうになってるけど、気を取り直してヘリ愛に戻る。
 
 キャノピー接着しないと塗装できないので(最後にキャノピー接着という方法もあるが、このヘリの場合、天井部分になってる透明パーツの上に、さらにひとつプラパーツを接着しなくてはならない。それでこういう手順にした)、なんとかマスキングし、うまくくっついてくれよと祈りつつ透明パーツを貼り合わせた。いちおうカリ組みしたときに合いがよさそうなのは確認してるけど、いざ接着してみるとなぜかうまくいかないってのが、プラモあるあるだもんね。

 なんとか木工用ボンドで接着したけど、これだけじゃ不安だから、結局プラ用接着剤も使用。でも絶対に吹き込みそうな気がする。

 スポンソン?は大きな体に似合わず小さいのでコミカルに見えるでしょ。ここには支柱をあとで付ける。なんといっても全体にマスキングする塗装なので、なるべく突起物はあとから接着したい。このスポンソンに車輪もつくんだよ。

インスト

 こういう分割になっている。まあヘリってのは透明パーツを接着するのも珍しくない。これくらいでひるんでいられない。

 機首のいちばん先端の部分は普通のプラパーツなんだけど、ご覧のように先に接着してそのあとに透明パーツを接着するように、一応手順としては書いてあるけど、実際はこのプラパーツの部分と透明部分をすり合わせながら接着したほうがよかった。プラパーツをいったん剥がそうとしたら、こういうときに限って頑強に接着されてる(プラモあるある)ので、諦めた。

 それにしても、ここのところ蒸し暑いです。ただし模型部屋はエアコン入れたから快適。。。ある意味すごい贅沢だよね。

インスト1

 タミヤ様のインストはすごい。・・・と言う人が多い。
 特に、AFVモデラーからは熱烈な支持を受けている。今年の四月に中四国AFVの会に行ったときも、当日の会場にはタミヤ製品を使った作品がずらりと並び(現在さまざまなメーカーの製品が発売されているにもかかわらず)、ゲストトークの中でも、そして前夜祭の飲み会の席でも、とにかくタミヤのインストの話だけで何時間も話せるおじさんたちを目の当たりにした。

 1/32零戦52型のインストをちょっと見ても、その充実ぶりがすごい。
 巻末には資料写真がついてるし、参考資料もいくつか挙げられている。もちろんいつもの零戦戦史も二ページにわたって詳しく書かれていてこれだけで初心者にはちょっとした読み物である。
 改めて、このいらん世話・・・もとい、懇切丁寧な完璧インストである。
 
 ところが久々にタミヤ製品作って「ありゃ!?」となるのは、塗料がタミヤアクリルの番号だってこと。
 きらら「クレオス嫌いなの?」
 タミヤ様「・・・・・」
 きらら「ずるーい、男って自分に都合の悪い事になるとすぐ黙り込むんだね」
 タミヤ様「いいから黙って作れ!! 完成するころにはお前もタミヤ信者になってるだろうよ、ワシなしでは生きられない体に・・・」

インスト2

 あっ、スミ入れのやり方まで書いてある。
 確かになー、初心者の頃、スミ入れってどうやればいいか謎だったんだよなあ。

インスト3

 マスキングする場所まで書いてある!! これはけっこうありがたいかも、でもこんなの見てマスキングしたら飛行機モデラーの恥か? けどマスキング忘れがなくなっていいよな。これ見てやるかどうか、迷うところだな←迷わんでいいわ!!

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 シートを固定して組み立ててみた。

 おー!! カッチョいいじゃん!! 細かいところを無視すれば、なかなかイケてるやん。

 クレオスのスミ入れ塗料でスミ入れ、少しドライブラシ。

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 ほんのちょっとだけ、なんちゃって配線した部分も効果的だよね。と、悦に入る。気分いいねー。

 あとは計器盤と隔壁をつけて、いったん零戦から離れよう。名残惜しいけど。

ムーミン展皿

 昨日は父の病院に行くついでに、大分県立美術館へ。建物がお洒落だから、一歩足を踏み入れた瞬間から違う世界に行けるのが楽しい。日頃のストレスを忘れた。

 現在開催中なのは「ムーミン展」で、原画や作者に関する資料などもりだくさんの展示で大満足。
 恥ずかしながら作者のトーベ・ヤンソンさんは女性だと、初めて知った。テレビアニメも昔少し見てたし、原作も一冊くらいは図書館で借りて読んだ覚えがある。

 お皿に書いてあるのは「Hur gick det sen?」・・・「それからどうなるの?」(ムーミンの出てくる仕掛け絵本の題名だそうです、まさに我々モデラーにピッタリの文句だと思いませんか?)

 まだ夏休みじゃないし平日だから人はそんなに多くないだろうと思ったら全くのハズレ、ぞろぞろと人が途切れず続いていてびっくりした。
 ムーミングッズがいろいろ売ってたので、記念にこんな小さなお皿を買った。お酒飲むときにピーナツとか入れようと思って。
 美術館内のカフェでは開催中の展示会にちなんだメニューもあるのがうれしい。今回はフィンランドということでスモークサーモンのサンドイッチ・・・一人でゆっくりといただき、帰りにジュンク堂に寄って、大好きな写真家・野町和嘉さんの本も購入できたし、充実した午後だった。野町さんは、サハラとか中近東とか私の好きな地域の写真が多い。砂漠という極限の世界、まさに日本とは正反対の世界である。でもそういう厳しい自然条件のところで(数千年前はもっと緑があったとはいうが)人類の最古の文明が生まれたということが面白いと思う。

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 もうええわ!! と無理やり接着・緊縛。意外なところに落とし穴というか、胴体合わせるのが意外と難しかった。

 だってさー普段作ってる72の単座戦闘機の大きさと比較してあまりにも巨大、手が三つくらい欲しい。昨晩、何度も試みるが、なぜか挟み込むパーツがうまく挟めなくて、何度も落っことす。
 きらら「ちょっとそこ、押さえといてくれる?」
 タミヤ様「はいはい、ここですかな」
 きらら「あーっ、もうっ、どこ押さえてんのよ、スケベ!!」

 というような昭和のギャグをかましつつ、今日の昼間、再度挑戦したら何とかできた。どうも昨晩は酔っぱらってたのが悪かったらしい(汗

インスト

 ここんとこね。尾輪を動くようにするためのギミックなんじゃないかと思うけど。小さな棒を通してH5のパーツを接着せずに挟み込むようになってるでしょ? これがもうすぐにポロっと下に落っこちるんですよ。はー、焦ったぜ。

 なんとかクリアして、さてあとはコクピットを下から入れたら(いや~ん)、シーキングのキャノピーのマスキングだ・・・あーっ、こっちも面倒くさいな。

出来上がったシートベルト

 連休も模型部屋に籠って、シートベルト作っていた。

 マス目が一センチだから、どんだけ小さいか・・・大変さがわかると思う。でもそれだけディテールが細かいのだからモデラーとしてはうれしいんだけどね。

 大分のメーカー「紙創り」さんの製品で、レーザー加工した紙でできている。金属と違って切り取ったりするのも手が痛くないしやりやすい、という利点がある。接着は木工用ボンドでできる。水をつけると柔らかくなるので、曲げるのも容易。初心者向けともいえるかも。72のは作ったことがあるけど、32は初めて。大きいだけに本物と同じように再現されてるので作るのも大変だったりする。
 ちなみにファインモールドのナノアビエーションは作ったことがないので、どちらがやりやすいかはわからない。

 最初、バックルに通したりするのは「マジですか!?」って思ったけど、意外とやってみればできるもんだね。すごいじゃん、私。とか思いながら。でも疲れたよ。
 もう二度とやりたくないってのも本音。

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 ようやく装着。ありゃ、なんか浮きまくってるな(汗 てもまあ、遠目にはなかなか格好いいよ!!

 肉抜き穴は、72だと自分で開けなきゃいけないけど、今回はすべて開いてるから楽だなあ~。

軽め穴

 でも、一か所肉抜き穴が開いてないところを発見!!←モデラー的にはうれしい瞬間

 ここは、何か棚みたいなところ。資料写真によるとこんなふうに穴が開いている。ここは堀越二郎さんたちの苦労をしのびつつ穴を開けていく。とにかくどこもかしこも穴だらけなんだなぁ。

 それにしても、肉抜き穴ってなんか響きが嫌らしくない?
 タミヤ様「じゃあ軽め穴って言えばいいだろうが!! へへへ、おおかた、お前の体にもどこか肉抜き穴が開いてるんだろうよ、見せてみな」
 きらら「やーん、タミヤ様ったら嫌らしいっ!!」

 さて、順調に進んでいるかにみえた製作記だったが、この後たいへんな試練が待っていたのだった。つづく・・・

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 雨の降る午後、這いずり回るコードを追加工作。この過程は好きですねえ。本物はもっともっと配線だらけで、すごいです。
 一応資料は見てるけど、なんちゃって工作だからね。これ見て信用しないでください。

 計器盤中央部のコードは、63型にはついてるんだけど、もしかして52型にはないかもしれない。でもアクセントになっていいでしょ? これは銅線。
 あとは、伸ばしランナーやタミヤのピイピングコード(黒)などを使用。

 このコクピットは特に左舷側がごちゃごちゃしてて格好いいね。
 よく、組み立てたらコクピットの中は見えなくなるとかいう人がいるけど、私は言わないよ。
 そもそも私たちの作ってるものは、見えるから作るとかいうものじゃないから。模型って見えないものを作るというロマンでしょ。作る過程で自分だけが見る。そこがイイの。彼女の大事な部分は自分だけが見る。でしょ?

シートベルトのパーツ

 コクピットのデッチアップは楽しくて夢中になってやってたけど、シートベルトのほうが大変そう・・・

 「紙創り」の紙製シートベルトのインストみたらビビりました。ちゃんと作れるかなあ。めんどくさそうだなあ。はー、これ頑張らないとシーキングに戻れないからなあ←またヘリも作りたくなっている 

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