つれづれプラモ製作記

マイペースで作っているプラモデルのブログです

2018年02月

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 ついこないだまで寒い寒いと震えていたのがうそのように、春が一日ごとに近づいてくる。ほうら、春なんだからこっちにおいでよと空が誘っているけど、そんなことぐらいで模型部屋から出て行くようなヤツはモデラーではない。
 新旧ハセガワ、タミヤ、エアフィックスのFw190(型は少しずつ違う)作り比べしています。

 それにしてもドイツ機の塗装って面倒くさいね。格好いいんだけど面倒くさい。これに比べたら天山の塗装なんか簡単だったなあ・・・

 文句言っても終わらないので、とりかかる。すると一機目がいちばん面倒なの。二機目になると俄然早くなり、三機目はこれ結構楽しいかも♪とジェネシスの“Turn it on again”を思わず歌ってしまう(この曲改めて聞くと格好いいです)。

Fw2

 で、ふと見ると、ハセガワの古いヤツって、異様に先端が大きい。ま、私はそのほうが好きですが(意味不明
 白いから膨張して見えるのかなあとも思ったけど、比べると全然大きい(しかも長い。
 でも、そのほうが格好いいから許す。機首デカイの好き。

 それと気が付いたんだけど、ハセガワの古いヤツの機首のカバーは、A-5のヤツだった・・・汗
 てことは・・・困ったなあ・・・手元にあるデカールでなんとか仕上げようと思うと、作れるものが限られてくる。

本
 唯一持ってる資料。この中の塗装から選ぶとなると厳しい。
 いっそ架空機にするか・・・。迷うなあ。

 最近困ったことに、模型部屋が居心地よすぎる。
 そこいらの店より作業場カフェのほうがお洒落で居心地よくてコーヒーが美味しい。
 模型や好きな本に囲まれて、とりとめもないことを考えたりしながら過ごしていると、模型を作ることすら忘れてしまう・・・って作らんかい!!

 とにかく座ってるだけで幸せなんです。これがまさに壺中天というものか。もうどこにも行かなくていいや・・・ありゃ、どうしよう。困ったなあ。

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 相変わらずわけのわからん画像だけど、四機同時製作なので許してください。

 黄色い帯や黄色い機首や黄色い方向舵などをどうにか塗装し、下面色を吹いた。
 こうしている間にも、スピナ一個と風防一個が紛失、スピナは作業机下のブラックホールから、風防はフワフワのセーターの袖口に付着した状態で発見された。

 フワフワの毛足の長いセーターとか着て作業したらいかんねー。普段は作業着(裏側フリースの薄汚れた普段着)を着てるんだけど、昨日はつい着替えるのが面倒で・・・。

 ごらんのとおり、下地黒の三機と、下地白(ハセガワの旧版)のものとは、同じ色を吹いているのに全く違う色のように見える。すごいなあ。
 ドイツ機の下面色は「ライトブルー」とか「ライトグレー」とか書かれている。ブルーとグレーじゃぜんぜん違うやん!! どっちなのよ!?
 私の解釈は、零戦の明灰白色にほんの少しブルーが混ざったような色。自分で適当に作った。

 頭がこんがらがるので、ダイソーの小さなホワイトボードを買ってきた。で、それにメモすることにした。わお!! 便利だ。

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 天山も、脚だけでも接着しようかと思う。

 先日モデラー連中に見せたら、「思ったよりひどくないですね」と言われて意を強くした私、このまま突き進んでいくことにした。機番はデカールにするかフリーハンドにするか。なんとなく手書きでもできそうな気がする。エナメルで少しずつ描くかも。もちろん特攻機である。

小さい画像
 夕刊を読んでいたら、「俳人・金子兜太さん死去」という記事があり、略歴を読むと「太平洋戦争中、トラック島に海軍主計中尉として配属・・・」というくだりがあり、あれっ、どこかで読んだなと思って本棚からこの本を取り出すと、やはりそうだった。金子兜太さんとのインタビュー部分を読み直す。
 いつかもご紹介したけど、本当に興味深い本なのでおすすめ。梯さんのインタビューがとても上手です。出すぎず引っ込みすぎず、うまく相手の話を引き出している。
 トラック島での飢餓に瀕したまさに極限状態。ここをお読みの方は戦史に詳しい人が多いから知ってると思うけど、大戦末期、トラック島に要塞を作るため送り込まれた工員と将校たちは米軍の攻撃目標からははずれ、日本軍からも置き去りにされ、見捨てられる。そんなときに金子さんは島で句会をしていたというんだから、驚かされる。人は、そんな極限状態でどんな句をよむのか。いや逆にせめてそういうことをして心をなぐさめるのか。

 私が金子さんをすごいなあと思うのは、そういう体験をへて、戦後は平和活動をしているということです。口で平和を語るのは誰でもできる、でも行動するのはものすごく大変なことだと思う。「戦争は二度とやってはいけない」とか言う言葉を聞いても私には空虚な気がする。そのために何かしないと意味がない。
 まあそんなこと偉そうに書いてる私も平和活動なんかやってませんが、平和に感謝しながら大戦機を作っている。今夜は西に向かって手を合わせて、ひとりお酒を飲みました。

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 なくしそうだなーと思ったパーツをなくす、というのはモデラーあるある・・・だよね? 私だけか。

 このパーツがまさにそれで、ハセガワ新版とエアフィックスに付属のものをどちらも一個ずつ失くした←失くしすぎやろ!!

 エアフィックスはこのパーツのいらない型を選んだので、これはハセガワ新版として使い、あとハセガワ旧版用のはスクラッチ(左側の二個)。ははは。スクラッチといえば聞こえはいいが、下手くそな工作です。
 でもちょっと見にはそれらしく見えるだろう。
 たぶん機銃のためのバルジだと思う。

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 男は黙って装着。

 いちおうついてりゃいいんだよ、ついてりゃ。ついてるかどうかが大事なところ。しかも自作ってとこがいいの。金出せばなんでも買える世の中だけど、下手な工作で四苦八苦したあげく「痩せても枯れても他人の手は借りねぇ、正真正銘、自作だぞぉ~コラ!!」と胸を張るのがいいんです。

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 エアフィックスの機首。

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 ハセガワ旧版の機首。ずいぶんカタチが違う。
 たぶん木型作る人がこういうカタチにしたんだろうな。これはこれで男らしくて私は好き。正確ではないにしてもね。

資料
 フォッケウルフを作ってる私のために、えい出版がこんな本を作ってくれました。ありがとう。

 「フォッケウルフFw190&BMW801」これ見ていたら、めっちゃエンジンを作りたくなってきたよ!! スゲー格好いいエンジンがなんだよ~!!

 機首先端部分って、合いの悪いプラモみたいに少しズレたみたいになってるんですねぇ!! ハセガワ旧版以外はどれもその部分で分割されてるんだけど、その理由がわかった。
 で、その機首の先端に強制冷却ファンがついてるでしょう?

 去年地元の展示会でスカイラインのエンジンを見たとき、同じようなものがついていて「ああーこれなんかに似てるなあ」と思ったんだけど、Fw190に似ていたんだね。で、その先端の少し後方にはオイルクーラーがついているらしい、なんかよくわからんけどドイツ機の設計ってすごいよ~。

ペイントリムーバー

 ペイントリムーバーを初めて入手。

 こんないいものがあったなんて!! 知らんやった!!
 全然臭くないし、きれいにラッカー塗料(写真に写ってるのは黒いサフだけど)がふき取れた。ああー、はやく買えばよかったよ。

迷彩練習

 大変申し訳ありません、やはりエアフィックスはこの迷彩で行きます。
 プラバンの上にラッカーで塗装して、その上から熊野筆を使ってエナメル塗料で描いてみたら、なんか気持ちよく行けそうな感じがするので、このまま行かせてもらいます。

 一見難しそうな迷彩(通常の迷彩の上に冬季迷彩?されている)だけど、72だから塗装面積も少ないし、リベット打ったりするような工作に比べたら簡単なものである(たぶん)。

 今日はほかにRLM74とRLM75を作った。

 ・・・・ええ~っ!! と驚愕してくださいよ。色を作るってお前どんだけ偉いんだよ、と思ったでしょうが私はオリーブドラブだって調合するんだよー。フフフ。
 瓶ナマをそのまま飲ませられるなんて、嫌ですね。自分で考えないと。

 ドイツ機のグレーってイメージするのが難しいけど、もしかすると今でいう制空迷彩的なね・・・すごく考え抜かれた現代的な色じゃないかと思うんだよね。迷彩なんだから、見つからないようにするのが第一で、意外とツマンナイ地味なグレーなんじゃないかと思う。でもそれじゃあ模型映えしないのが困る。さらに迷彩色って実際塗装してみるとまた雰囲気違うしね。すごく難しい。でもそれだけに面白い。早速、作ってみた色をプラバン吹いて実験してみて悦に入る。

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 ちなみに、前回、ベンツとフォッケウルフがエンジンつながりなんて書いたけど、こちらはBMWでした。ダイムラーベンツはメッサーのほうか。恥ずかしいなあ。でも私だとあまり恥ずかしくない。これがオッサンだと恥ずかしいだろうけど、女っていくつになっても失敗してもあまり格好悪くないよね←自分で思ってるだけ

 今回は黒いサフを吹いてみることにした。
 上がハセガワの新しいキットの増槽で、下が古いやつ。

 こんなに大きさとカタチが違う!! いいのか!? 大きいほうが迫力ある気もするけど。
 それとも、もしかしてこういう大きい増槽があったりして。たはは。

全員集合

 えーと、とりあえず全員集合。

 ハセガワの古いヤツだけは白いサフを吹いてみることにした。白いサフにすると塗装したとき感じ違うのだろうか。

 えー左上がハセガワの新しいやつ。A-8。1944年フランス。ピトー管が最初からくっついていて折りそうで怖いんだけどそこがハセガワの試練だと思ってそのまま作っている。
 その右隣がエアフィックス。F-8。F-8は戦闘爆撃機型。1945年ハンガリー。筋彫りがハッキリしてるのがすでに明確。
 下左がタミヤ、A-3、1942年フランス。
 で白いのがハセガワの古いヤツ、なんちゃってA-8。1944年フランス。逞しい機首のカタチが熟女好み。

 今気が付いたんだけど、タミヤだけは1942年だから、本当はグレーの色もちょっと違うのかもしれない。違いが判明したら少し色を変えてみようかな。

 A-8には主翼上にバルジを接着するようになってるんだけど、お約束で一個なくしたので作らないといけない。ハセガワの旧版にはもちろんそういうパーツはないので、自作を余儀なくされる。ちなみらにこの旧版はA-5かA-7を選べるようになっている。70年代、恐らく資料とかあまりない時代のキットだろうから、今からみると違っていて当たり前、そこを楽しむために作ってるからあんまり「修正」はしないつもり、という言い訳。

 しかし、どんどん前に進んで加速してるよ、これだからプラモは楽しい。やめられない。

部屋6

 模型部屋の改良作業の続き。

 今度は金属製ラックを買って作業机の横に置くことにした。
 大概の人はこんなふうに置いてるんじゃないかと思う。こまごまとした材料や資料本など、手が届くところにあると作業がはかどるもんね。
 これまでなぜ私はこうしてこなかったのか、なぜいい加減な小さな棚で我慢していたのか(画面手前の白いヤツ)、自分でも本当に情けないというか。たったそれだけのことをしないで変に我慢していたんだけど、こういう我慢は何のためにもならない。

 今回もラックは自分で組み立てた。楽しくもあるけど、少し疲れた。ものの置き場を決めていくのは疲れる作業。

USBメモリ1

 大分の駅ビルに入ってる店でこんなミニカー・・・じゃなくてUSBメモリを買ってきた。なんと3600円(税別)もする、ちょっぴり贅沢気分。
 いつも駅ビルを歩き回ったあげく結局何も買わないのが癪に触って、今日こそは何か買ってやろうと思って探した。なんか私、年々欲しいものがなくなっていく気がする。

 息子が小さいころ持ってたミニカーみたいな大きさ。ああこれが1/72なんだね。クルマってちっちゃいなあ。男の子ってこういう小さなクルマをずーっと手のなかに持ってるのが好きなんだよね。真剣な顔で走らせたりもする。あの「掌の中に何か持っていること」という行動は何か心理学で説明ができるのだろうか。女の子はそういうのがあまりない気がする。小林秀雄は小さな手触りのよい石をポケットに入れていつも触っていたらしいけれど、そういうのも同じなのだと思う。

 ほかにはフォルクスワーゲンのバスみたいなのや、ミニクーパーとかあったけど、これがいちばん格好よかった。メルセデスベンツ 300SLというらしい。 おおー、Fw190とエンジンつながりだな。なんかヘンなモールドがあるなあと思ったら、ガルウイングっていうんだね。飛行機みたい。

 裏側のボタンを押すとこんなふうに接続部分が出てくる仕組み(使わないときは引っ込めておける)

USBメモリ2


 スロットに差し込むと、パソコンを横向きに置いてるせいで裏側しか見えなくてなんか間抜け。でもヘッドライトが光ってるのがいいでしょ。上にプリンタを置くため、横にしてるんだけど実はDVDスロットも使いにくいので、やはり向きをかえよう。この、右にしようか左にしようかと考えるのが超苦手なんですわ。やれやれ。

エアフィックス4
 天山はちょっと休憩中、72のフォッケウルフ作り比べを進める。

 エアフィックスのインストなんだけど、塗装図は二種類、ひとつは冬季迷彩というのだろうか、普通に塗装したうえからさらに白い塗料で迷彩を施したやつ。もうひとつは普通の地味なヤツ。
 そりゃもう、二つ道があれば困難なほうを選ぶのが男だろうが!! と思って冬季迷彩を選んだはずだったが、やっぱよく考えたらこんなの72でやるとか無理ですよ、というか時間がかかりそうだしやめとこう・・・と賢く撤退することにした←こういうときの決断は早い

 とはいえ、すでに塗装図Aに従ってパーツを接着したりしているので、今からやり直さないといけない。なぜか主翼上のバルジを捨ててしまったし←なんで捨てるかね

 ま、なんちゃって製作するしかないか←いつもソレだね

エアフィックス5

 補助翼の四者四様、これはエアフィックス、これもいいかも、でも右端はヒケかな。

タミヤ1

 ちょっと演出過剰なタミヤ

ハセ1

 アッサリしたハセガワ、でもいちばん実機らしい?
 ピトー管が最初からついてるのが初心者泣かせ(折りやすい、でもこういうのを折らないで作れるようになった頃にはキミは脱初心者なんだよ、というハセガワからのメッセージ)

ハセ2

 今にもはじけそうに黒光りしている、男らしいハセガワの旧版。
 主翼端なんか手が切れそうなくらい薄い。

フォッケ

 なんでこんなことやってんだと思うかもしれないけど、比べてみたくなったんです!!
 エアフィックスのキットも作ってみたかったし。それならもう一気に作っちゃえと思って。遠慮なんかすることはないでしょ。
 写真はフォッケウルフ輸送状態。実はこの下に天山も隠れてる。なんとなくおわかりかと思うけど、週末出張先で製作してました。出張ったって、出張手当なんか出ないけどね(笑 タッパーの中に全部突っ込んで持ってきた。でも全部愛しいFw190。これから先どうなるのか恋のゆくえは誰にもわからない。 

 Any way you want it
 That's the way you need it !!

 やってみたいことはなんでも
 やりたいように、すればいいんだよ!! (Any Way You Want It/Journey)


 おお~、いかにもアメリカンロックな歌詞だぁ~。それじゃあ遠慮なく、すべての箱を開けていくぜ。用意はいいか、野郎ども。

エアフィックス1

 天山は、キャノピー合わせ問題ありながらもあとは機番をどこからか調達してクリアを吹いて脚を接着すれば完成なので(アンテナは張らない方針)、いったんわきに置いといて、フォッケウルフを作る。

 1/72のハセガワ新・旧、タミヤ、エアフィックスの四機一気作りという、あまりにも無謀というか粗雑な作りになるのは目に見えてる企画。しかもドイツ機なんてモットリングとか塗装塗り分けが無駄に面倒くさいからたぶん、途中で挫折しそうな気がする。
 そんときゃそんときで捨てればいい←ひでえな

 エアフィックスのFw190F-8なんだけど、フラップ部分がものすごく分厚い。
 もしかしてフォッケウルフって端が分厚いのだろうか、たまにそういう飛行機もあるよね。あわててハセガワやタミヤのキットを見てみると薄くなっているので、やはり薄いんだろう、エアフィックスにしてみれば「敵国の飛行機だから分厚くていいんじゃ」ってことかもしませんが、こっちは困る。

エアフィックス2

 適当にガシガシ削って少し薄くなったのでこれでよし(えっ、それでいいの?)。仕方ないので主翼下面を削った(フラップは上下合わせる方式ではなくて最初から一体化されているので)。辻褄が合わなくなるけど、仕方ない、裏側の合いとかははもう捨てる方針。

エアフィックス3

 で、主翼と胴体を接着しようとしたら、なんか妙に合わなくて焦った。
 私の作り方が下手だからかな・・・というか前もって仮組みしとけばいいのか(いずれにせよ削らないといけないだろうけど)、こういうときに古いハセガワのキットなんか作った経験が生きてくる。ありがたやハセガワ。

 ちなみに、意外と(失礼)ハセガワの古いキットのほうが合いがよくて作りやすいのが痛快。でもちょっと機首のとこのダボが合わなかったりするのがハセガワらしくてうれしい。ふふ。

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 ■つれづれコンペのお知らせ
 去年の六月からつれづれコンペを三か月ずつに区切って開催していました、今は12~2月で「老兵の冬」というお題です。写真を送ってきた人がまだ一人しかいないし、恐らくそんなに集まりそうにないので、誠に勝手ながら今回にてコンペはいったんお終いにしようと思ってます。
 二月末までは「老兵の飛行機」を募集していますので、よかったら手元にある作品の写真を撮って送っていただければうれしいです。ブログ上でご紹介します。

 つれづれコンペにかわる企画をいま考えていますので、それもまたお楽しみに。

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 身を切るような冷たい風の中、自転車で走りながら考えた。
 なぜ人間には毛が生えていないのだろう。

 体毛がもっと生えていたら暖かいのに。もちろん夏場には毛が抜けるようになっていて。
 せめて首から背中にかけてだけでも生えていたらかなり暖かいだろう。タテガミみたいで格好いいと思うんだけど。
 いや毛だらけはキモいでしょ、と思いますか? しかし現代人には頭とアノ部分とわきの下(これはあんまり生えていない人も多いけど)にしか生えていないんですが、頭はともかく陰毛って必要か? なくてもいいところに生えてると思いませんか。これってほかの動物から見たら噴飯ものというか、笑止千万というか、カッチョ悪いことおびただしいのではないだろうか。だってほぼ裸ですよ。仕方なく服なんか着てるんだけど。洋服屋のために毛が退化したとしか思えない。しかもこの寒いのにわざわざ裸になって風呂なんかはいらなくちゃいけない。そもそも裸にならずに風呂に入る方法くらい、誰か考えたらよさそうなものだ。

 などと考えていたら転びそうになった。・・・気をつけないとね。

 というような意味不明な前振りをしてみましたが、不思議なことに自転車に乗っているとこんなナイスな発想がとめどなく湧き上がってくるのだ。
 さて天山の脚をですが、いつものように黒いランナーを伸ばした。こないだホンダのエンジンを作って、黒いランナーが大量に入手できたのでありがたい。
 実際のブレーキパイプは黒ではないかもしれないけど、ここは演出ということで黒にした。72だとこれくらいやらないと目立たないんだもん。
 丸メカニックなどを見てだいたいこんな感じかな・・・とテキトーに這わせていく。プラ用接着剤をつけながら曲げていくとけっこう上手く曲がってくれる。

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 プロペラも組み立てた。黄色い線と黄色い点?が意外と面倒くさい。特にこの黄色い点は72だとすごく小さい。48ならデカールを貼るけどね。

 プロペラをぷーっと吹いても回らない。がっくり。
 奥まで入れたら回らない。浅く入れたら回るんだけど。

 天山「奥まで入れてほしいんじゃないのか?」

 とか書くと思いました? ハハハ(汗
 真鍮パイプが微妙に曲がってるのかなあ。せっかく回るように真鍮パイプも買ってきたのに悔しいなあ。

 それ以上に問題なのは、ご覧の通りキャノピーのフィットが・・・汗
 やっぱり少しパテでふさがないとダメかな。木工用ボンドでふさいだんだけど、いまいち。

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 なんちゃってJMC2017は結果発表しています、まだ見ていない方は、どうぞ見てくださいね なんちゃってJMC公式ページ

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 第五回なんちゃってJMC2017、ついに昨晩、結果発表となりました。

 詳しくはこちらからご覧ください → なんちゃってJMC公式ページ

 2013年から始まった「なんちゃってJMC」もついに五回目、毎回新しい人も参加してくれるし、ガチ作品とネタもの作品とのバランスもよく、静岡ホビーショーのブースも毎年大盛り上がりで、おかげ様で楽しいネット上のコンペとしてとして育っていっています。

 ハセガワのキットで、どれだけ遊べるか、どれだけ追求していけるか・・・それはモデラー次第なのだなと毎回深く感じるところであります。
 また、毎度ハセガワへの意見・要望なども全員に書いてもらい私がまとめて送っています。実際に作ってみて感じたこと、要望などをフィードバックしています。

 作品を見ての感想などを、ぜひこちらにコメントいただければうれしいです。

 今日も冷凍庫の中に入ってるような寒い寒い一日だった。お休みだったので、ここ一か月の肩の荷物をおろし、少し目が疲れているのを休ませる。はー、事務局は楽しいけれど責任重大(間違いがあってはならないので) なんとか今年もゴールインできた。ともかく参加者に楽しんでもらえたなら私はうれしい。さてハセガワもニュルンベルクで成果上げてきたかな!? 

 ・・・と満足しながら夜七時のニュース見てたら、目達原のAH-64Dが墜落!? しかも一般住宅に!? さらに整備点検後の飛行で!? これは一体どういうことなのか。いきなり冷水を浴びせかけられたようなショック。目を疑う。
 なんちゃってJMCとは全く関係はありませんが、私は空を飛ぶものの中でもヘリコプターが特に好きで、しかも目達原駐屯地の第三対戦車ヘリコプター隊のAH-1Sは作ったこともあるし(アパッチだっていつかは作らんといかん~とは思いながら作ってないだけです・汗)、彼らはしょっちゅう私の頭上を飛んでいるので、自分的には強い関係があるような気がしている。
 人生は喜びと悲しみが常にワンセットになって降りかかってくる。こうして私の肩こりは治らないのだった。 

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 フジミ1/72 天山12型は大詰めを迎えています。
 塗装したうえからのスジ彫り、という荒業もなんとか終えて、なんかいい感じなので、このままスミ入れはせずこのままでいくことに決定。
 あとは、脚を作って裏側の穴を塞ぎ魚雷の抱締索をなんとかしてキャノピーをフィットさせて機番のデカールを探すだけ、あとほんの少し・・・じゃねえよ!! なんでこんなにいろんな作業が残ってんの!! 飛行機モデル恐るべし。

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 それでも、こうやってみると機首が禍々しいほどカッチョいいね。プロペラをつけるとさらにカッチョよくなるだろう。
 敵味方識別帯が(特に左翼側)太いような気もするけど、ま、気にしない←気にしろよ!!
 主翼上の白い点々みたいなのは、今から赤を塗装するところ。燃料ハッチの注意書きかな?

ちっさ
 さて、一休み、と立ち上がって見下ろしてみていつも思う。
 なんて小さいんだろう!!

 こんな狭い空間で何時間でも遊んでられるんだから、模型ってのは本当にミニマムな遊びですよね。それなのにその世界は無限に広いんだから、まるでおとぎの国。ほんと現実とは思えない・・・あ、模型だもんね。

本
 昨日まで少し寒さが和らいでいたのがまた午後から冷たい北風が吹いてきた。

 過去に何度かご紹介した亀山(きざん)公園は、じつは日隈城という城跡(石垣がほんの少し残っているだけ)
で、最近そこを歩いているとなんとなく調べてみたくなり、まずはネットで少し調べたら地元の図書館に資料がわずかにあるみたいなので、久々に図書館へ。いやもう10年以上ぶりかな。

 ネットの時代でも、本気になって調べようと思ったらやはりリアル書物にあたるしかない。
 短い間、あの場所にあった城は、その形すら今ではわからない。ただ想像するのみ。でもそれが逆に城好きにはたまらない。

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