つれづれプラモ製作記

マイペースで作っているプラモデルのブログです

2017年11月

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 先週末、大分県日田市にて開催された「天領プラものづくり大会」の様子、今日で最後となります。

 下関巌流会のイノチェンコさん作品。トランペッター1/35 アメリカ海兵隊エアディフェンダー

 おおー!! 実にカッチョいいですね。戦車はそれほど興味がない私だけど、装輪装甲車のたぐいは好き。
 イノチェンコさんは基本的には単体でものすごくたくさんの数の作品を次々に作られてます。ツボを押さえたかっちょいい作風です。

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 岡山未完成チームからわざわざ私に会うために・・・もとい、日田の連中に会うために、今年もやってきた、くりさん作品。初日はいきなり懇親会からの参加でした。
 タミヤ1/35 人形はミニアートなど 「Liberator(解放者)」

 連合軍がやってきて喜んでいるフランスの村人、という情景ですが、まさにこの展示会の様子を表現したようで、なんだかうれしかった。頑なな飛行機モデラーの心を解放してくれよ!!
 あ、B-24もリベレーターだよね、解放者って意味だったんかぁ←おい!!

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 花村さん作品。タミヤ1/35 シャーマン イージーエイト “FURY”

 この方の作風大好きなんです。毎回作品を拝見するのを楽しみにしてます。
 映画「フューリー」の登場車両だそうです。

 映画を見ていないのでわからないけど、この人形の立ってる様子がカッチョいい。あと荷物満載とかね。荷物満載ってなんかこう、武装ともまた違って人間味感じられるからかなあ。

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 たっぴんさんの作品、たぶん旧作だと思う、最近はこういったビネットを作ってないみたいだけど、また見てみたいなあ。
 ほんと、五センチ四方くらいの空間を切り取るっていう面白さ。でもそこに人間がいるだけで、いろんな情景が背後に見えてくるんだよね。見てると飽きません。

 このレンガはコルクを切ったそうです。なんでプラ棒じゃ駄目かというと、表面のザラザラデコボコした感じがコルクだとちょうどよいとのこと。なるほど。
 なんでもかんでもフプラを使う必要もないよね。それにコルクのほうが柔らかくて切りやすかったかもしれない。

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 日田HICの川津さん作品。

 確かディアゴスティーニだかなんだか、あの手の毎週買って組み立てるキットです。
 いつもこういうのをきちんと完成させている川津さん、ある意味すごいです。エンジンかけたり止めたりするときの音も出るようになってます。

 日産スカイラインのエンジン部分。思ったよりぐちゃぐちゃ感はないんですね。
 シリンダーの前方にファンみたいのがあるけど、あれはやはり冷却するためだそうです。飛行機は星形エンジンとか、倒立V型とかあるけど、結局シリンダーを並べてその中で燃料を爆発させそれをシャフトで伝えてタイヤやプロペラを回転させる・・・という大まかな概念は同じですよね?
 このエンジンってばすごいそうですね(ちなみに馬場さんにじっくり説明してもらったけど、もう大半忘れてしまった、たしかクルマの値段の半分だか1/3はエンジンの代金だったとか)、実はデカくて成金趣味のクルマくらいにしか認識してなかったんだけど、こんなすごいエンジンだったとは!! これを知ってたらもっと見る目が違ってただろうなあ。すまぬ>日産 そんなすごい技術力を持っていたとは。失礼致しました。
 なんつーか、クルマってもっとメカ部分を知りたいよ。カタチとか居住性とか値段とかそういうのどうでもいいから(私の場合自分で運転しないので)。

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 さて、今回の展示会レポートもいよいよ最後の作品となりました。
 日田の事務局さんの作品、タミヤ1/20 CAMEL LOTUS HONDA 99T

 毎回、申し込み受付から作品カード作り、懇親会(三次会まで)の幹事、当日の受付応対までを一手に引き受けて、彼がいないとこの展示会は成立しません。
 忙しくてなかなか完成しないみたいだけど、努力されてます。来年を楽しみにしましょう。

 今年はクルマの作品が多かったように感じられると思いますが、たまたま艦船がほとんどなかったこともあり、クルマの比重が大きくなりました。毎回、同じ数の作品が集まるとはいえないのが展示会の泣き所、今年は作品はなくて見学だけね、という方もたくさんいましたが、それはそれで模型談義に花が咲き、何か得るものがあったとしたらそれもうれしいです。
 来年の展示会は18回目、そして次はもう・・・20年目が見えてきました。よっしゃー頑張るぞ!!

きらら作品

 私の作品群。これと彗星四三型もね。

 ミラージュはなんとかかんとか完成。脚が怪しかったけどどうにか倒れずに立ってた。ただし脚はめっちゃ怪しい角度だったけど。ま、細かいところは気にしない。

 左がエレール、右がハセガワ。見てくれた方々ありがとうございました。やっぱ二機作り比べは楽しいね、病みつきになりそう。あ、誰も裏側見せろとか言わなかったのでホッとした。ここだけの話。

赤とんぼ
 片づけを終わって、みんなでキット交換会。私もオータキの1/48赤とんぼをいただきました。

 途中まで作りかけのキット(パーツ切り離して、胴体裏に塗装してある)、誰の作りかけかは聞かないことにして(汗、やはり人生に一度は赤とんぼ作りたいよ。張り線は金属線が入ってました。

赤箱
 こちらは銀翼会の毛利さんからのクリスマスプレゼント。わーいわーい。うれしいな。

 エアフィックスの九七艦攻二個と、シーキング、もちろん1/72です。やったー!! 九七艦攻もそろそろ作りたくなってたところ。こうなったら天山と同時に作っちゃおうかな。


きらら
 それでは、名残り惜しいですが、お別れの時間です。

 自分の写真撮るの忘れてたので、慌ててたっぴんさんに撮ってもらった。
 ・・・・が!! なんじゃこの写真。・・・五等身か!!(汗 ゆるキャラ人形か!!(汗

 男性から見た私ってこんなふうに見えてるのですね・・・・自分で自分の顔はちゃんと鏡で毎日見てますが、全体像がこんなふうに見えてたとは知らんやった。己を知るって辛いことね。

 では、厳しい現実に打ちのめされつつ・・・ま、ともかく来年お会いしましょう(よろよろと去る

 展示会レポートに最後までおつきあいくださいまして、ありがとうございました。

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 ハスラーがががっちさん作品。1/144 九六艦戦のジオラマ。すみません、タイトルがわかりません。

 土台は童友社のお城の土台かと思いきや、スチレンボードを削って自分で作ったそうです。スゲー。石垣を彫ってまして、かなり時間かかると思う。
 水田は田植えの終わった状態。六月ころか。小学校の校庭、という設定で、人間をたくさん配置されてるのがまたリアル。

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 同じ作者のT-33A アカデミー1/48

 T-33は私もとても好きな飛行機。力強いT-33。
 
 いつもガンガン作ってるハスラーがががっちさん、勢いあるね。でも量産してるってことは、ちょぃ大雑把じゃないの? と思いきや・・・。

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 ちゃんとコクピットとかキャノピーの裏も作ってました。このキット、コクピット内が何もないそうです(汗

 写真が下手ですみません。
 言い訳になるけど、会場の照明が若干暗くて、写真撮影に苦労した。
 いろんな展示会に行って感じることのひとつが、会場の照明がすごく大事だということ。そもそも模型って細かい部分を見たいから、明るい会場が何よりなんだよね。ここのパトリア日田は立派できれいで申し分ないんだけど少し暗い。明るさを絵画なんかに合わせてるのでしょう。
 まぁしかし、写真はレタッチすればいいのかな・・・とも思う。私はあまり画像を加工したことがない。なんとなくウソになるようで。

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 昨日ご紹介した長崎プラモクレージーの馬場さんの作品、木目シリーズとでも言いましょうか、こちらもきれいな作品です。サボイアS.21 初飛行バージョン ファインモールド1/48

 この初飛行を経て、例の豚の手に渡り「紅」に塗装されるのです。しかし初飛行のときの姿を作りたい、というのはモデラーの欲望かも。処女飛行とか処女航海とか・・・あ、処女が好きなだけか

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 我流会のあべさん、ハセガワ1/48 グラマンF6F-3ヘルキャット

 増槽の固定(揺れ止め)にはクイックブースト社製のエッチングを使われてます。
 大きいから固定・・・っていうのは、おっぱいと同じですね。おっぱいの場合は、ワイヤー入りのブラで固定します。

 正直、私から見ると決して格好いいと思えないヘルキャットなんだけど、なぜ好きなのかと聞いてみると「子供の頃作ったから」ということでした。そのときの感動が今も続いているわけですね。

 今回も二日間、コーヒーの輸送係お世話になりました。特に二日目の朝電話したときは死にそうな声だったので思わずドキドキ(汗 男って風邪ひいたような声だとどうしてこんなにセクシーなんだろう。そのままずっと死にそうな声だとよかったんですが、すぐに復活してしまったので残念←おい!! 

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 こっそり工房さんの ハセガワ1/48 二式水上練習戦闘機

 二式水戦と零式練習機のニコイチです。どこでつないでいるかわからない。
 ありそうでない、飛行機。
 このオレンジ色というのも塗装は難しそうだなあ。いつかやってみたい。ピカピカのカウリングとプロペラがお約束。ここはピカピカでなくちゃね。

 アメリカの工業力に対して、ニッポンの精神力。美しいモノを作るのなら日本は負けていない。

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 我流会のあおまきさん作品。マスターボックス1/24 背景の飛行機はハセガワ1/72

 構図としては珍しくないですが(失礼)、やはり米軍機にはこういうのぴったり!!ですね。
 この人形なかなかいい感じだよね。塗装してみたくなった。スケビにもこういうのが付録になったらいいのになあ。1/24なんか何と組み合わせるんだよ、とか言いそうですな飛行機モデラー。ほんと頭が硬いんだから。
 あおまきさんはネタモデラーですと謙遜されてたけど、ネタモデラーって、ネタをビジュアル化させる不屈の闘志がないとできませんから、実は底力があるのだ。

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 信地旋会の岡さん作品。ブレンガン1/72 のフロート付きスピットファイア。

 フロートのついたスピットなんてあったんですね。ほほう。
 岡さんもガンガンいろんなものを作る人で、勢いがあります。若いっていいわね、ホホホ。

 どんどん作ってる人はどんどんうまくなって、自分の作風が確立してきて、ツボを得た塗装になってくるんですよね。数をこなすのもやはり大事だなあと思う。

 何より、この土台欲しいっす。土台だけ商品化されないかなあ。

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 今回、会場には残念ながら来ていなかったんですが、長崎の田島さん作品。エデュアルド1/48 P-400エアラコブラ 

 ご友人がもってきてました。この方の作品、イタリア機など何気にシブいラインナップでした。
 長崎から日田は高速道路で二時間ちょっとかかるんですが、その距離をものともせず来ていただきありがたいです。

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 もしくはスーさん作品。タミヤ1/48 零戦五二型 

 控え目なリベットもいいんですが、私がいいなと思ったのはこのツヤ。
 最近ツヤが気になってしょうがない。ちょうどよいツヤってありますよね。その作品を引き立てるツヤとでもいいますか。
 零戦の場合、私は少しツヤあるほうが好きです。復元機などを見てるからかもしれない。こう・・・ツヤがあるほうが、金属感を感じさせる気がして。

 これ、数年前にも見せてもらった作品なんだけど、今回改めてみて、ツヤがすごく気に入った。
 リューターにスポンジつけてリベットラインの間の磨いている(それで目の錯覚で少しべこつきも感じられる)というのがその秘密なのだ。
 しかし、この感じでまた新作をガンガン作ってほしいですよ、センスいい方なのに。

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 「チキータバナナ」イタレリ1/72 H-21 熊本トムキャッツの趣味人さん作品。

 完璧にバナナ。右端に緑色の部分があるのがまた憎い。バナナのブツブツ模様は飛行機の剥がれ同様、「いかにもそれらしく描く」のが難しいと思う。シールは確か本物のバナナに貼ってあるシールだと思う。
 ローターブレードは少し短く切って、おどけたように上向いてるのがまた憎い。

 スケールモデラーとは違うセンスが必要ですな。でも、こういうセンス持ってる人はどんどんこういったジャンルも作ってみてください。

 というわけで、飛行機ジャンルはこのくらいで。明日で展示会レポートは最後です。

 ※熊本トムキャッツの会長や蛇の目オヤジさん、銀翼会の毛利さんの作品は先日の銀翼会などで公開したので、今回はご紹介してません。oniさんの零戦は写真撮り忘れてました。ごめんなさい。皆さん、強力な援軍ありがとうございました。

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 長崎プラモクレージーの馬場さん作品、タミヤ1/24 モーガン4/4
 木目が美しい。こんな車があったのかなあと思ったら、木目はシャレだそうです。いやー飛行機は木製のがあるからこれもそうかと思ったよ。でも似合ってる。

 トランクキャリアは洋白線で自作されてます。「こういうの、女性にウケるかな~(にっこり)」って言われましたが、ポカンとしてる私に少々がっかりされてました、すみません。ガトリング砲とかミサイルには即座に反応するのですが(汗

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 フェラーリ ミトス 1/24タミヤ 同じく馬場さん作品。

 奥の銀色の隔壁?部分はタバコの包装紙だそうです、あーなるほど!!
 プラグコードなどの配線をディテールアップされてますが、ぐちゃぐちゃ感のカッコよさはどのジャンルも共通してるよね。こういうの見ると作りたくなる。
 コードを結束してたり、配管をつないだりしている部分を再現すると実感が出ますよね。実物を知らずに言うのもなんだけど。っていうか、写真この部分だけかい!?フェラーリの全体像出せと言われそうですが、すみません。赤がうまく写ってないんです。

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 タミヤ1/12 ぽんこつ倶楽部の石丸さん作品。「カタナ白バイ仕様」カタナと白バイのニコイチです。

 この作品、今回の会場の中でもひと際私の目をひいた。
 なんでだろう。カタナも白バイも私はほとんど知らないのに。

 やはりバイクはカッチョいいなあ。それと白いバイクって白バイしかないわけですよね。それがまた特別なカラーリングってことで目をひくのかなあ。

 ところでスズキといえば、すず黄さんが土曜日だけ来てましたが、懇親会では久々にすず黄トークで大笑いさせてもらいました。いやー笑った笑った。なんでおかしかったのか今思い出すと全くわからないんだけど、もう芸人のレベルだと思います。下手な芸人よりクオリティ高い。

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 タミヤ1/24 スバル インプレッサWRC2005仕様 長崎プラモクレージーの 高橋さん作品。

 模型を始めて、最初に覚えたクルマがインプレッサ。そのせいかいちばん好き。それとも飛行機モデラーの血がスバルを嗅ぎ分けるのか。私も単純だよな。

 このブルーは、GXラフシルバー+ガイアクリアブルーだそうです。すごく深~い美しい青で、なかなかその通りの色に撮影できないの。くやしい。カーモデルって赤とかブルーとか鮮やかな色が多いから撮影が難しいね。会場で「うわーこの色いいわー!!」と感動して撮影しても家に帰ってみるとガックリする。
 これも銀色のきらきらしたのが透けてみえるけど、会場ではそんなにキラキラしてなくて深い青だった。高橋さんはほかにもクルマ作品もってきてたけど、説明もお上手で、いろいろ話させてもらって楽しかったです♪ ぜひ飛行機も作ってくださいとみんなで頼んでみましたよ。こういった技術とセンスで飛行機塗装してほしいなあ。

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 中津模型クラブマークIIの トゥーンさん作品。タミヤ1/24 ホンダ プレリュードxx

 バックの広告・・・当時のものでしょうか昭和の雰囲気が泣かせる。
 私はどういうクルマかは知らないけれど、名前くらいは知ってます。
 トゥーンさんは若い方なので当時のことは知らないとのこと、しかしエンジンに配線とかしてなかなかの力作とお見受けいたします。綺麗です。
 先日中津で深い赤のNSX作ってた方です。今回はちょっぴり話もできてよかったよかった。

 展示方法もいいなと思った作品でした。ところで、作品カードに書いてあった助手席のレバーってなんじゃ?

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 ぽんこつ倶楽部の本田さん作品、造形村の1/32震電

 これはとにかく、高価で大きくて中身ぎっちりで完成させるのも大変そうだし・・・というわけで、男共の目をくぎ付け? なら作りゃいいのにさ、と思いますが、なかなか手が出ないですよねこういうキットって。そんなことウジウジ言ってる間に人生は過ぎ去ってしまうのに。

 潔く作ってる方を見るとすがすがしい。
 銀色に日の丸だけってことは・・・これから塗装するところ、という設定かな。
 誰かが言ってたけど、実機もこういう順番で塗装してたそうですね。プラモと同じだね。こうすると塗膜を薄くできるってことでしょう。
 うーん、銀色の震電、いいなぁ~!! 作りたい。

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 こちらも金属感バリバリ全開~!! と思ったら、これは自社で出た鉄その他の廃材などを使って作ったスクラッチのカネゴン 1/30。波田さん作品。

 昨日お見せしたクモが足元にいます。洒落てるね。
 実はカネゴンじたいはあまりよく知らないんです、すみません。だけど造形がとてもうまい気がする、なんとも愛らしいし、後ろ姿もまたいいんだよ。
 今年初めて参加した人なんだけど、こういう人がいきなり参加してくれたりするのがこの展示会のいいところ。残念ながらご本人と話はできませんでした。

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 福岡エアロレプリカの竹内さん作品。1/20紫電改 製作中

 基本的に展示会レポは完成品を紹介するものと決めているので、製作中写真は公開しないことにしていますが、まあソリッドモデルはスクラッチだし、これは特別に。

 セイバーの製作中にこちらに手を出してしまって・・・と苦笑する竹内さん。
 懇親会の席上で「まあたとえていうなら、好きな女がいても、別の女を好きになってしまったらそちらに行ってしまうというのが男なんです、タハハ、でもこの話家内に知られたらマズイ(汗」と一人でビビッてましたが、正直竹内さんの年齢になっても、奥さんにバレたらそんなに困るって・・・ラブラブなんだろうなあ。よし、服にこっそり口紅でもつけといてやろうか・・・などと悪いことは考えてませんから、オホホ。

 福岡エアロレプリカからはいつものように市岡会長がフラッとやってきて、ほんとこのオッサン“どこでもドア”から出てきたんじゃないのと思うくらい、神出鬼没でびっくりします(失礼

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 同じく本田さん作品。紫電11型 ハセガワ1/48

 かなり派手目のウェザリングですが、これはこれで格好いい。
 これくらい思い切って汚したり剥がしたりしてみたいけど、いざやってみるとなかなか難しい。

 しかし本当に日本機はくたびれた感じが似合うよね。悲惨でもあるけれど。ドイツ機なんか剥がれた実機写真があんまりないと聞きます。どんだけ日本の塗料が粗悪だったのか。それに整備兵がやたらと磨いたんだろうなあという気もする。日本人って、整備にあまり関係ない、そういう部分を重視するようなとこあるでしょ? 大事なこともっとほかにあるやろ!?って思う。模型はハゲハゲにすることで、そういう日本人らしさを表現できるかもしれない。

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 こちら、剥がれていない米軍機。同じ作者の作品です。タミヤかな? P-51D 1/48

 これ、面白い塗装だね。黄色が鮮やか。ちょっと面倒な塗装かもしれないけどやってみたいな。

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 日田HICの斎藤さん作品。1/32 タミヤ ファントム

 なんと32のファントムを四機作っていた。送料同じだったから買っちゃった・・・と笑ってました。
 数年前にHICに入会した斎藤さんですが、そのころの出戻りで、最初はいろいろ苦労しながら試行錯誤されてたけど、最近腕をあげられたようですね←上から目線
 甲板の様子を再現した力作です。

 もちろん私もそうだけど、少しずつ成長していくのが展示会のいいところ。というか、そのためにやってんだよね。最初はみんな下手くそです。でもそれが少しずつ変化していくのが楽しいの。だから下手だから作品を出せないっていうのは、言い訳にならないよ。

 さて何が出てくるかわからない展示会。明日に続く。 

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 2017年11/25,26、大分県日田市にて開催された「天領プラものづくり大会(略して天プラ)」のレポートをお送りします。今年で17回目になるこの展示会は、大分県内だけでなく遠くからも人の集まるノンジャンルの展示会です。今回も多彩な作品が集まりました。
 
 シェフ・ヤナピーが腕をふるう名物フィールドキッチン。今回は「てぬきうどん」と謙遜するけれど、さすがダシのきいた美味しいうどんだった。

 野郎共がつぎわけてくれる戦場メシは、体も心もあったまって、ああ今年もここに来られてよかったと思わずにいられない。

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 会場入り口。さあカオスの展示会へようこそ。

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 おーっと。いきなりマツダのロータリーエンジンが!!(本物/HIC会員所有) 

 ロータリーエンジン50周年らしいです。私より若いのね。
 ローター好きにはたまらない。右側の三角形のローター、まるで漬物石のように重かった。

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 ぐわ!! 金属で作ったクモ。波田さん作品(スクラッチ)。

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 と思ったら、これはフクロウだ。電人座さん作品。エアフィックス
 目はUVレジンだそうです。こういうとこをビシっと決めてるからきれいな作品になるんだね。

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 これは実車。ヤマハのバイク(HIC会員所有)。

 所有者は15年前、高校生時代に日田のクラブに入った人なんだけど、当時私も初心者で、彼からみると私は年齢は離れているけど「仲間」。

 新しいバイクをうれしそうに見せてくれた。いいね。男の子って。
 「やっと男になったね」と言ってやった。

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 ヤングミニチュアズ 1/10 「古代ローマ百人隊長」 大分大学模型部のAsukeさん作品

 こういうヒストリカルフィギュアっていいね。特にこんな強そうな方・・・オホホ。素敵ですわ。

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 すみません、作者等わかりません。土台を光らせるときれいだね。とてもいい感じ。

 キャラクターの世界では当たり前の演出なのかもしれないけど、スケールモデラーにとっては何もかもが勉強だ。

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 これも同じく、スターウォーズ劇中のシーンだと思う。知らなくてすみません。

 私、ぜんぜん知らなくても格好よければすべてよし、の人なので、なんでも味わってしまう。
 大事なのはただひとつ、カッチョいいかどうか、それだけである。

レベルカラー
 今回も二日間コーヒーを持っていった。みんなしゃべってるほうに夢中で、二日間とも余ってしまったのが残念。

 七月の水害で膝上まで水没して泥だらけになったアカシ模型店の塗料を安く買い取り、それをみんなにお分けした。
 こんなレベルカラーもあり、懐かしい懐かしいと、昭和のモデラーは大騒ぎ。

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 わっ、なんじゃこりゃ。

 熊本トムキャッツの趣味人さん作品。1/20 ハセガワメカトロウィーゴ「ミニオンズィーゴ」

 キモカワイイ路線を狙ったそうです。こういうのは女子高生にウケそうだなあ。黄色い声で「キャーキモーイ、でもカワイイ~」とかいうんだろうな。
 こちとらオッサンなので、「キモくないですよ~上手いですね、すごい独創的ですよ」としか言えませんでした。

行商人
 「さぁよってらっしゃぃ見てらっしゃい」怪しい行商人現る!!

 趣味人さんがご自分の作ったリベット打ちマシン!?の使い方を披露してくれた。
 まわりにいたモデラーどもが、ものすごい勢いで集まってきた!!
 写真を撮ってる美女(私のことですよ)には目もくれず、ハイエナのようにリベットマシンに群がって舐めるように道具を見ている。その視線には何か恐ろしいものを感じた。

会場

 というわけで、明日に続く。毎年毎年、じつに個性的で飽きさせない、すばらしき展示会。

 いろいろあったけどな、わしら今は幸せなんじゃ。

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 ついにスミ入れ完了!! どうだぁ~!! 気絶するほどカッチョいいだろミラージュ。こんなにカッチョいいとは自分でも驚きだ。(クリアかけた後、激落ち君で少し磨いてみてます、こういうのやるの初めてなので手加減とかわからないので、おっかなびっくりだった。デカールのフチなどが目立たなくなった気がする)

 一昨日の晩から昨晩にかけて、スミ入れ。思った以上に時間がかかった。
 凸モールドのせいもある。単に溝にスミをいれて綺麗にふき取るだけ、という単純作業じゃなくて、ちょうどよいくらいに微妙に残していく作業だから。

 最初、クレオスのウェザリングカラーの茶色でやってみたけど、どうも茶色というのは「古びた感じ」になる気がして気に入らなかったので、再度紺色でやってみた。
 裏側は黒に近い濃いグレー。

 今後スミ入れっていろいろな色でやってみようと思う。

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 こちらはエレールの脚庫。それらしいモールドがあって、この部分はエレールのほうが格好いい。
 少し配線を足そうかなとも思ったけど結局やらなかった。

 そのぶん、パネルが開いてるので、パネルを開いた状態で接着しないといけない。あーまだまだやることがあるじゃん。間に合うのか私。

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 エレールは艶消しなので、ずいぶん雰囲気が違う。

 こちらは歴戦の機体っぽくしようとは思ったけど、結局思い切ったウォッシングまではやってない。中途半端に終わってしまった。でももう疲れたし時間がない。あとはとにかく脚をつけないと。

 今日は一日、週末の地元の展示会「天領プラものづくり大会」の準備に追われた。
 でもまあ、こういうソワソワ落ち着かない日というのも、たまにはいいものです。遠足の前の日の子供? いやいや展示会の前戯を楽しむ、と言いたい。そもそも女にとっては前戯はいちばん大事なものだと思う。それがうまくいかないと、あとが楽しめない。

 飛行機モデラー(58歳)「フフ・・・ずいぶん気持ちよさそうじゃねぇか?」
 きらら「いやーん」
 飛行機モデラー「ええ? どうして欲しい?言ってみな」
 きらら「うン・・・欲しいの」
 飛行機モデラー「何が欲しいんだ? ほらほら、言わないとわかんないぞ」 
 きらら「・・・48の新しい彗星が欲しいの」
 飛行機モデラー「それは・・・ハセガワに言ってください(汗」

 という感じで(意味不明)、えーとなんの話だっけ。そうそう明日の準備でした、主脚の接着がめっちゃムツカシイ。ちゃんと立たないかも。中折れかも。大丈夫か私。

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 そろそろ何か来るんじゃないかと楽しみにしていた人もあるかと思いますが、ちゃんと「やっちまった」を準備するあたり、おぬしなかなかやるのう、と言ってほしい。

 デカール貼り終わって気が付いた、まさかの大失敗ですよ。
 胴体の国籍マークの位置が・・・右側は正しい場所に貼ってたんだけど、こちらは少し前すぎてます。5ミリ以上前に行ってるかな。実際はもっと尾翼に近い。

 まぁね、魚の顔と同じで両側同時に見えないから許してちょ。見なかったことにして←いや見えてます
 ただ、ひとつだけ残念なのはハセガワのほうだったこと。エレールなら別によかったんだけどね・・・。あーあ、エレールのために部品請求した罰が当たったんだろうな。ちなみに剥がそうとして水つけてみたけど、全く動きませんでした(すでに三日間乾かしたためか・涙)

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 もういっちょ。こちらはエレールのインテークリップ部分の塗装がズレていた。

 しかしなんでこういう失敗するかなーもう~わたしったら、カワイイんだからぁ!!

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 ま、そういった細部の失敗は無視して、クリヤを吹いた。もういいっす。

 右側エレールはツヤ消し、左側ハセガワは半ツヤ。
 おおーツヤ消しもなかなかいいな!! ブルーグレーの色合いはそれぞれで変えてます。

 あとこれを水曜日一日乾かして、木曜日スミ入れ、金曜日に脚や武装をつけて組み立て・・・
 って、完全ギリギリモデリングやん!! すごいなー。完璧だ。

 どうも今回はウダウダした製作になって、やる気がないと読者から指摘されたけど、勘弁してください。
 今年の三月から六月まで一日から二日おきに母の病室に通って、そして母が亡くなったのが六月三十日、その後はなんとなく反動で気持ちが上を向かないんです。ふっと気が付くと、母のことを考えている。たまに何かの拍子でわーっと涙が出そうになる。だからまあ、少しずつね。少しずつ元気出ると思う。ようするに忘れていけるんだと思う。それにはもう少し時間をください。

jeff
 ジェフ・ベックの「エモーション&コモーション」 えーっと2010年のアルバムだから最新アルバムってわけじゃないんだけど、最近買って毎日ずっと聴いてる。

 とにかく、これまでの(私の思う)ジェフ・ベックのイメージとはちょっと違っていて、次から次に「おおっ、次はそう来るか!?」とうれしい驚きの連続。曲と曲のつながりもとてもいい感じでよく考えられてるなあと思う。あんまりハードロックって感じの曲はないんだけど、一曲目の静かな曲が終わって二曲目はカッチョいい曲が・・・・っていうとことか、ツボですよ。全編ジェフのギターはボーカルと同じように「歌って」いる。

 どれもいいけど、私の好きな曲は六曲目だったりする。
 このリズム、ベースライン聴いてると「鼓動」という言葉が頭に浮かぶ。地味な曲といえばいえるかもしれない。「ゼア・アンド・バック」に入ってた「The Pump」にちょっと似てるかな、私こういうミディアムテンポの曲が好きなんだよね。高い山に登ってあたりを見渡しているような気分になる。

 なぜ地球には音楽があるのか、なぜ私たちは音楽が好きなのか、なぜリズムが好きなのか。
 きっと歌のはじまりには、手拍子や息遣いのようなものがあったと思う。心臓の鼓動・・・リズムは母の胎内で聞いていたものの記憶じゃないだろうか。

 音楽聞くと自然とビートを刻みたくなるでしょう? 体が動きませんか。

 そして、このアルバムの最後の曲「エレジー・フォー・ダンケルク」映画のサウンドトラックらしいんだけど、この曲いいです、ダンケルクに涙!! しんみりと大人の人生を思わせる。
 今年このアルバムに出会ったのは、やはり何かの縁なのかもね。

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 マスキングしたのに、全然きれいに塗装できてない(涙
 こんな簡単そうなことに手間取るとは・・・

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 こちらはエレール。届いたデカールをどんどん貼ってるところ。

 国籍マークはハセガワよりうまく貼れた。やはり何度も繰り返せばうまくなっていくのは当然か。
 機体の尾翼と主翼に謎の「2」という注意書きがある。で、これがまた小さいので超よだきー(面倒くさい)。
 あっ!! パーツ端のパーティングラインがきれいに整形できてないのがしっかり写真に写ってる(涙
 手抜きはダメですね・・・。

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 垂直尾翼についてる突起物、ハセガワのは最初から尾翼と一体になってるんだけど(ありがたい)、こちらは別パーツ。イモづけだと取れそうなので真鍮線を入れたけど、あまりきれいにできてない。
 そして、ここに謎の数字「2」が。  

river10

 本日の現場(雨で流された久大線鉄橋工事)

 工事のための架橋がずいぶん出来ていた。これを使って橋を作るのだ。
 平日、おじさん達が働いている姿もカッコいいんですが、そういうときにカメラを向けるのはどうなのかなと思って。目が合ったりしたら恥ずかしいし(合わないやろ)、遠慮してしまう。だから休日に来てみる。

 私も工業高校などに進んで、こういう橋を作るようなヒトになってたらなあ。人生ぜんぜん変わってただろう。もっと違う夢を見たかった。

river12

 河原に降りて、下から撮ってみました。カッチョいいね。巨大ですね。

 抜けるような青空。北風が強く、冬を思わせる。
 しかしこれ、よく倒れないで立ってるなあ・・・プラモだったら絶対倒れそう(汗

river13
 緑色の柵のところで線路は途切れている。

 私が立っているのは踏切の場所。画面前方が福岡方面。

 さあ今週末は地元の展示会(天領プラものづくり大会)だ!! みなさん日田に見に来てくださいね。
 しかし頑張らないと。鉄橋のほうが先にできたりして。ああ、焦る。

 前へ前へと少しずつ前進していく工事の様子には、すごく励まされるね。私が写真撮ってると、いつも見に来ている人がいる。みんな同じ気持ちに違いない。

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 私も軍用機好きの端くれ、ミサイルは大好きなんだけど、塗装は面倒だよねぇ!! 白いから余計面倒くさい。

 写真上側の四個がハセガワキット、下段がエレール。
 左側のマトラR530は先端の塗分けはマスキングした。右側のR550マジックの青い線・・・フリーハンドでやったけど何度やってもうまくいかない。
 仕方ないので塗装しなおしてマスキングすることにする。やれやれ。あ、R530のほうもまだもう一か所黒い帯とデカールが残ってる。

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 排気管じゃなくてジェットノズルと言うんだっけ?←おい!! 

 実機写真を見ながら塗分けしてみた。焼けた部分は、銀色や黒鉄色などを塗装した上にクリアオレンジ。実機はこんなに黒っぽくない気もするけど、ま、いいや。本体にクリアかけたあと、最後の最後に接着することにしよう。

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 武装と同じくらい面倒くさい脚の工作。やり始めると楽しいんだけど、やはり先にやっといたほうがよかったかなあ。機体の塗装したくてたまらないから、どうしても後回しになっちゃう。
 ちと変わった形だなあと思うかもしれませんが、この主脚にタイヤが二個つくんだよ。面白いっしょ。タイヤが一個くらいパンクしても大丈夫ってことかな。

 いつものように伸ばしランナーでパイピングした。もちろんいちばん目立つ黒いやつと白いのを。全部再現するなんて不可能ですよ。省略も腕のうち。あ、ちなみにハセガワの脚はすごくよく再現されてる。こういうのをヒコーキのハセガワというのかな。何よりエレールみたいにバラバラになってないのがいい。エレールの脚はバラバラのを組み立てなくちゃいけないの(涙 あ、ハセガワは脚カバーも最初からモールドされてる部分もあり、こういうのは私みたいな下手くそにはありがたい。だって「ここ分厚いからいやだ」とが思うような上級者は自分で切り飛ばして作り直すでしょうから。

 というわけでエレールは左と右ですでに組み立てた形がちょっと違ってるけど、気にしない←気にしろよ 

 今日の三枚の写真は、たった三枚なんだけど、けっこうチマチマと面倒くさい時間のかかる工程でもある(塗装したら半日以上おかないと塗装できないとか) 少し寒くなってきたのでピッチをあげないとなぁ。今年は母が亡くなったあとガックリきていて気分がまだいまひとつ。マイペースを取り戻すのがむつかしい。それでも模型部屋にいるときだけは、何もかも忘れているのは事実。

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 援軍到着。ハセガワに部品請求したんです・・・。ハセガワから荷物が届くのは部品請求でもうれしい。唯一、私と焼津を結ぶ細い糸。

 でも実はこのデカールはエレールに貼るんだよね、悪い女だ。ほんとはキットを一個買うのが大人の対応なんだろうなぁ。

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 1/72ミラージュF.1C作りくらべ、いよいよ佳境に入ってきた。こちらはハセガワキット。

 タイガーミートという記念塗装機です。うれしいねえ、タイガーだよ。これがライオンでもなければ鷹でもない、虎だということがうれしい(私は寅年である)。誰が始めたかは知らないが。
 シマシマは塗装して、その上にデカールを貼った。でもこれハチじゃん、虎じゃねぇやん!! いや実は右側は虎なんです。どういうことか知りませんが。ま、ハチも好きなキャラクターだからいいや。

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 矢印の部分、ネットで調べてみると、どうやらライトみたいのがついている。エレールは片側透明パーツで表現するようになっている(なぜ片側しかないのかは謎) 

 こういうところに穴をあけて透明ランナーなどでライトを作ったりするといいかもです。
 え? 私はやらないけどね。たはは。銀色で塗装するだけでいいや。

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 主翼上面のウォークウェイを貼った。長いやつはふたつに切って。こうしてみるとミラージュって、思ったよりずっと格好いいね。シンプルさがいい。

 実は最近デカールの貼り方のコツを覚えた。それは「ゆっくりと貼る」。いや実は以前は妙に焦って乱暴に貼ってたの。それですぐに破れたりしていた。でも焦らなくてもいいんだって気が付いた。
 なんでもそうだけど、ゆっくりするほうがいいに決まってる。指先を濡らして、そっと触ってやればうまくいくんです。優しく優しく、あ、もう少し右・・・あぁん違うってば、もうちょっと左・・・うふん。

本
 ここのとこいまいち面白い本に当たらなかったので、吉村先生の本を一冊引っ張りだした(こういうときのために何冊か買ってある) 「空白の戦記」(新潮文庫) 内容もいいけど何より文体がカッコよくて好きなので、頭のなかをすーっとさせるのにぴったり。

 先日、文芸春秋の社長でしたっけ? 図書館に文庫本を置くな(売上に響くから)という趣旨の話をしていたが、そもそも図書館って何のためにあるんだろう。
 本を買うお金のない人のためにあるのかな。だとしたら文庫本があるのも仕方ない。
 私にとっての図書館は地方の本屋にはなかなか置いてないような本を読んだり、高価な本を買う前に読んでみる(本屋で立ち読みをすればそれは泥棒行為だが、図書館では読んでもよい)ための場所ととらえている。

 だいたい、どこでも売ってるような文庫本を図書館で借りる人がいることで、文庫本全体の売り上げが落ちるってどういうことよ。図書館で借りて読んだあと、実際に買うんじゃないの?
 っていうか、本を買って読めやコラ!! 活字好きなのに本買わないヤツは活字好きの風上にも置けんわ!!

 あーっ腹立ってきた。
 よし、この腹立たしさをさらに読書にぶつけよう。というわけで「戦争と平和」(新潮選書/百田尚樹著)も買って読んだ。これ読んだことある方も多いかと思いますが、私にはもう納得いく話ばかりだけど、ひとつ面白かったのは、「軍隊を持たない国は、鍵をかけてない家と同じ」という言い回しで、いつか私も拙ブログに同じこと書きましたよね。なぜかそこが百田さんと同じだなんて、いやーん。

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 緊張の一瞬、いい加減もう塗装はいいや、これでおしまいにしよう。何度も何度も吹き重ねたわりに大したことはないね。写真とはちょっと色が違う気がする。

 さぁ剥がしてみよう。

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 剥がしたら、こんな感じだった。(あ、こちらはハセガワ。写真はないけどエレールも剥がした)

 多少の吹きこぼれ、吹き足らずはあるけど、まあまあ大きな「やっちまった」は免れたかな。
 ただし、風防前の防眩塗装を忘れていた。ああもう面倒くさい。
 機首のブルーがかった黒はなかなかいい感じで満足。艶消しクリアをさっそく吹いておいた。

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 デカールを貼り始めた。こんな日に。

 昨日は別府に帰省して、両親の墓の契約。樹木葬といって土に還る方式なんです。母が草木を好きだったからこういうのがいいかなと考えた。こういうのも遺言とか残してくれてると助かるんだけどね雲をつかむような話だから。一応墓碑はある。やはり墓の見学などに行くと母のことばかり思い出すし精神的にはぐったりする。でもなんとか契約まで漕ぎつけた。
 昨晩遅くかえってきて、今朝は八時から町内の動員で「祭りの餅作り」六時間びっしり女ばかりの会話にひたすら耐える。疲れる理由をいろいろ考えてみたけど、何より男と女は完全に笑いのツボが違っていて、あ、そうだ今日はココで笑わないといけないんだ・・・などと妙に頭の中で変換してたりするので余計疲れる。女のツボで笑わないと途端に「変な女」としてマークされるので要注意。以前息子が「なんで女はおかしくないことで笑うのかな」と不思議がってたのを思い出す。

 で、うちに帰ってきて本を読んで少し自分を取り戻し、おもむろに作業部屋へ。
 今日は集中力無いかなと思いきや、意外とできました。

 国籍マークと尾翼の虎のマーク貼っただけですが、なんとかうまくいった(ても微妙に同心円がずれてるのがわかるね)。
 国籍マークは、外側の黄色と内側の赤、そして中心の青と、三枚を次々に貼っていく。
 乾いてから貼ったほうがいいのかな、それともすぐに貼っていいのかな。ハセガワのインストには何も書いてない。何も書いてないってことはすぐに貼っていいということだろう、という解釈で、すぐに貼っていく。おおー、デカール貼ると気分が5割増しだね~。カッチョいいね。いつもいつもここで感動する。あとは排気管と脚と・・・まだ山場があるけど、この勢いでなんとかなるだろう。

 地元の展示会まではあと2週間切った。気が付けば毎度のギリギリモデリング(汗

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