ハセガワっ!! 1/48 F-2A 第3飛行隊60周年記念塗装機。波田野さん作品。
銀翼会会員の作品が続きます。
先日、松島基地で被災したF-2Bの復元の話を読んで以来、いよいよF-2作りたくなってる私なので、この作品を見られてとてもうれしかった。これは単座のF-2Aですが、デジタル迷彩はデカールをもとにマスキングして塗装されています。白線も。それ以外の部分はもしかしたらデカールかも。
しずれにせよ、やはりハセガワキットを美しく作ってる作品を見るとうれしい。おまけに自分の好きな飛行機だし。
いや~しかし、F-2かっちょいいです。
先日中津で会った銀角さん(築城在住)によると、F-2のエンジンの音がうるさいらしいけど。F-15のほうがずっと静からしい。それはエンジンがひとつなので、着陸前?とかにエンジンふかさないといけないらしい。いいのいいの、ミツビシの戦闘機だもん。
同じく波田野さん作品。ハセガワ1/48 A-4E A-4B(奥) A-4C(右手前)
うぉ~!! ハセガワ愛炸裂~!! 私もこんなふうにハセガワ製品をガンガン作らなくちゃいけないなと、真剣に思う。二機作ったくらいで満足してちゃいけない。三機作らないと。
しかも美しい作品、やっぱスカイホークっていいなあ。
片山さん作品。スペシャルホビー1/72 IA58A プカラ
きれいな迷彩ですねぇ!! 思わず作ってみたくなる・・・プカラってときどき展示会で見ますけど、珍味とかと同じく、食べたときは覚えてるんだけど、うちに帰ると「えーと今日食べたアレ、なんだっけ」というような・・・プカラってそういう不思議な魚のような飛行機(私の頭が悪いだけです・汗
同じく片山さん作品。エイビス1/72 バラクーダ。
なんじゃこれは。見たことがないような気がする。ドイツの秘密兵器か!?
伊村さん作品。スクラッチ。1/48 プー・ド・シェル。
これは朝日新聞社のヒバリ1号だそうです。当時朝日新聞社はなぜか航空機宣伝に力を入れていて、航空機教室?みたいのをしていたそう。これは取材じゃなくて、飛行機の啓もう?のために使われていたらしい。今のお金にすると400万円だか600万円だか、とにかく、「ちょっと金持ちなら買える値段」だったそうで、当時保有していた人はかなりいたそうです。いいなあ。
伊村さん、とってもお気に入りのようで(そりゃスクラッチしたんだから当然でしょうけど)、「あんまりこれについて質問されなかったんですよね」と少し寂しそうに微笑んでました。ああーん、女殺しの寂しげなスマイル、こりゃ参りました。
おかげ様でお客さんの少なくなった展示会最後のほうで、ゆっくり話を聞かせてもらいました。ウフフ。
井上さん作品。タミヤ1/72 ノースアメリカンR.A.F ムスタングIII
今回はいまひとつ体調がよくないそうで作品はこれだけだった井上さん。
しかしこれも・・・えっ48じゃないの!? って感じですね。美しいです。ファストバックもいいなあ。
中川さん作品、キティホーク1/48 F9F-8 クーガー
カッチョええねー。私ファントムより好きだったりして、というのはここだけの話。
このネイビーブルーっていうのか黒なのか? 米軍の色好きです。なんか不良ぽいとこも(謎
主翼のなかほどにあるアレ・・・なんていうんだっけ、あれは薄い板で作り直してるんじゃないかと思うんだけど。エッチングパーツが付属してるのかな?
最近入会された塩見さん作品、「Bouqust toss」フィーゼラーFi156Cシュトルヒ
ジオラマって、よくこんな情景考え付いたなあっていう、まずそこから驚いてしまう。
地面の下にはソ連の戦車が埋まっていて、そのサビは日本画の顔料でやってるらしい。プラモをいくつも使用した、ある意味リッチな作品。大人の作品ですよ。
白く塗装したシュトルヒがきれい。模様はすべて描いてるとのこと。そもそも絵を描くのが本業だそうです。すごい新人が入ってきましたね銀翼会。
九州人ではないけれど、ずいぶん九州を気に入ってくれてるようでうれしいです。お国自慢をしない愛知の方だそうですが、お国自慢しない人たちってシャイなんだと思うんだよね。なんでもそうでしょ? 九州って男尊女卑かと思いきや、女が強いですねと言われましたが、特に佐賀の女は強いよって言いたかったけどやめといた。
同じく塩見さんの作品の一部。なんとなくショーン・タン風の絵でいいね。
ご本人はショーン・タンを知らなかったので、意識して真似したわけではないんですね。
こういう感じの「幻のような風景」というか、郷愁をそそるような・・・いいですね。
常に模型ってリアリティを追求してるせいか、シルエットだけというのは癒される。
作者とは今回初めてお話させてもらったんだけど、なんとなく初めて会った気がしない気さくな人でした。
田中さん作品。マッチボックス1/72 Do-18
いつだったか、毛利さんに「歯医者さんの使うアイテムらしいけど、これでシートベルト作るとちょうどいいよ」といただいた、やわらかい鉛板のようなもので72にちょうどよいスケール感、大切に大切に使ってたんだけど、その供給元が田中さんだったと判明。
今回ようやくお会いできてよかった。「またアレ下さい!!」と作品の話もそこそこに鉛板の注文しといた←かなり失礼
これステキな作品ですね。好きやなー。おしゃれやなー。あ、作者もおしゃれな紳士でしたよ。
こうやって自分の好きな作品の写真だけ撮影し、うちに帰ってまたじっくり見ながらコーヒー飲んで・・・至福のとき。
明日はゲスト作品をもう少しご案内します。お楽しみに。