つれづれプラモ製作記

自称飛行機モデラー・きららのプラモ製作とプラモの活動記録

2017年09月

黒いのが好き(つれづれコンペ「ノーズアートの秋」その1)

こっそり1

 つれづれコンペ2017「ノーズアートの秋」参加作品をご紹介します。

 ■エントリーno.1 こっそり工房さん(50代)

 
 作品:ポールトンポール デファイアント エアフィックス1/72

 ジャンル:プロペラ機

 得意技:M愛

 コメント:大英帝国が誇る360度旋回四連装動力銃座搭載の駄作戦闘機。
 ご存知の方も多いと思いますが、後方(前方にはナイ)銃座が重くて鈍重なため役にたたなかったのに、勝手な思い込みとご都合主義のため1000機以上も生産された戦闘機です。
 でも、我々の周りにも似たようなコトはありそうなので、あまり笑えません。

 「ノーズアート」があってサックり作れ、すこしMな機体を物色し、1/48もありますが、エアフィックス新金型1/72の本機を選定しました。
 資料など一切見ず、メーカーの指示通り作りましたが、排気管と機銃口を開口し、英軍機の翼端灯は電球に色の付いたタイプが多いようなので、手を入れました。
 黒一色なので、思ったより早く完成、結構味わい深い機体で、48も作りたい気分にさせます。

 この飛行機らしく、シャークマウスが間抜けで、全然怖くないでしょ?

こっそり2

 以下青い文字はきららのコメント

 本当に本当に不思議なんですが、わざわざそろえたように好敵手が並びます。オジサンたちの脳の回路が似ているというだけのことなのか・・・!?
 黒い戦闘機その一は、デファイアントです。

 確か「駄っ作機」として有名なのでは。
 こっそり工房さんは後ろ向いて座る銃座って本当にお好きなようですね・・・。

 私の住んでいる九州もようやく昨日くらいから「(ノーズ)アートの秋だなあ」と思えるような気候になってきました、トップバッターは怖くないというか 目がイっちゃってる感じのシャークマウスという、脱力感あふれる感じがまた、いいですね。


こっそり3

 やはりこの機体も「やられ役」だったんでしょうか・・・しかしなんだかんだ言って連合国側は飛行機を次から次に生産する工業力とか技術力とか資源とか、いろいろあったんだろうなあと思ってしまいます。

 エアフィックスは、今もどんどん飛行機作ってるしね。なんか悔しいなあ。
 でもここはひとつ作ってみたくなるなあ・・・・

 完全つや消しだと思いますが、こういう黒い機体もいいもんですね。
 また、格好よく見える角度をわかってらっしゃるというか、そういうところにも愛を感じました。


はつたか1

 ■エントリーno.2 はつたか(五十代後半)
 制作ジャンル・飛行機、鉄道
 得意技・キットは素組(リベット打ちの時間でもう1機)
 作品名・未亡人は夜に跳ぶ・ノースロップP-61Bブラックウィドウ夜間戦闘機
 使用キット、ドラゴンⅠ/72

 コメント・お題と在庫が巧く合ったので、さっそく組みはじめたらこのキット、胴体と翼の接合部全てに隙間と段差が出来るという難物でした。
 切って拡げて埋めて削って、道路工事みたいなキットでした。塗装は黒一色で問題無し。
 デカールは貼り易い良品でした。ノーズアートを貼ると、一気に華やかになりました。
 一説には右舷側のお姉さんのコスチュームは青色という事ですので(デカールは両方とも赤色)、筆で青を差してみました。

はつたか2

 さあ迎え撃つ黒い戦闘機は、米軍機ですよ。

 P-38にカタチが似てるなあと以前から思ってましたが、こちらはノースロップなんですね、P-38とは何の関係もなさそうですな。物資の豊富な米軍らしい贅沢な機体って感じがします。

 半ツヤなのかな? 黒い機体も仕上げをどうするかでずいぶん雰囲気違ってきそうです。
 排気で焼けた部分がカッチョいいです。


はつたか3

 このノーズアートは超有名ですよねえ。
 しかも左右に描いてあるんですね、リキ入ってるなあ。さらに左右で色が違うとは!! 

 以前から思うんだけど、このポーズ、こんなふうに胸をそらしたりするのって、イイんですかね?
 私は女性なので、どうもこのポーズは謎なんです。これのどこがイイのかわからない。
 横たわってるのは、女から見てもわかりやすいんですが。

 あと、最近気が付いたんですが、男共は女の足がすごく好きみたいですね。女はつい「胸」とか思っちゃうんだけど、胸と足は(あと、お尻もね)同じくらいの比重ありますでしょ?

 赤いスピナもセクシーでいいですね。
 作るのは大変だったみたいで、お疲れ様でした。
 少し残念なのは土台が黒いので、若干地味に見えるんですが、これは違う色の土台だとまた全然違ってきそう。写真で損してるかも。とはいえ、こういうのが好きという人もいるかもしれませんが。

 リベット打つ時間でもう一本あける、じゃなかったもう一機作る、っていう心意気がいいですね。またひとつ完成して眺めながら・・・ちと気が早いが熱燗ですか。


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 ■拙ブログ読者様限定コンペ「つれづれコンペ」

 ここをいつも見てくださってる方々の作品を見たいと思ってこんなコンペをやってます。
 日本の美しい四季にあわせ
 空冷の夏6~8月(すでに終了)、ノーズアートの秋(9~11月)、老兵の秋(12~2月)、ジェットの春(3~5月)というお題で飛行機プラモ作品を募集します。
 レギュレーションは1.それぞれの期間に完成した作品であること 2.拙ブログの読者であること

 写真は三枚(前から、後ろから、あとは自由に)、名前、年代、製作ジャンル、得意技、作品コメントなどを添えて、kilala397@hotmail.com または kilala_1962@yahoo.co.jp までお願いします。

 ぜひ気軽に参加してみてください。私の勝手なコメントつけるのでそこはお許しを。そして最後に一等賞を選びます。




 


わざとじゃないよ(1/72 ミラージュF.1C製作記)

1

 実は前回の更新をした直後、なんとなく胃がムカムカするなあと思ったら、夜中から本格的に気持ち悪くなりましてなんどか戻したりしてたんですが、朝起きると微熱が出てて、風邪だったみたい。

 今夜の晩御飯でやっと普通のものを食べたけど、それまでお粥ばっかりでへろへろになってた。でもお粥に梅干しって美味しいね!! ほんとは具合の悪くないときも食べてもいいんだけどね。
 まだお酒もコーヒーも飲めないし、楽しみが何もありゃしない。仕方ないから、模型作るか。

 これはもう先々週くらいの様子(すでに胴体貼り合わせている)、コクピットはネットで調べて、最小の手間で最大の効果を得られるか、頭をひねる(ってほどじゃないけど。結局自分のできる範囲内)

 いつものように、柔らかい鉛板のようなもので、シートベルトを作る。写真の上側がエレールで、シートベルトは彫刻してある。計器盤やパネル類も簡単だけど彫刻してある。こうしてみるとエレールもいいな。我らがハセガワのほうはデカールで表現。

2

 このシートは、マーチンベーカーMK.4という射出座席らしい。
 実機の写真とメーカーの写真と微妙に違うような気がする。やはり実機写真のほうを見て作るべきか。

 とはいえ、私のできることは・・・頭の後ろについてる黒と黄色のシマシマの取っ手みたいなやつ・・・いよいよ脱出するときに引っ張るヤツ(多分)。とにかく常に、赤や黄色のモノだけは作るようにしてる。そうすると老眼の人が遠くから見ると「おっなんか作り込んでますね」っていう感じになるから。

 なんかシートベルトがワカメみたいにふにゃふにゃになってますが・・・ま、気にしない←気にしろよ
 エレールのほうは操縦桿の位置が違ってますね、これは後で付け替えてます。

35

 そして今日もまた作業部屋で悲劇は繰り返されるのだった。やっちまった伝説に新しいページが書き加えられる・・・・汗

 先日の零戦三二型の主翼上のシンナーで汚れた部分、ほんの小さな部分だったんだけど、そこにリカバリの塗料を吹き付けようと、マスキングしたわけよ。
 いやー、ご丁寧に裏側までマスキングなんかしなきゃよかった。

 デカールだということを忘れてました。剥がした瞬間一体何が起きたのか、自分の目を疑ったね←それまで気が付かなかったってのが更に間抜け
 触るたびに汚くなっていくのが悲しい。リカバリのほうもあんまり大してきれいにはなってないし。

 あと、胴体のスミ入れを忘れてたことにも気が付いた。今からやるつもりですが、今度はアンテナ線が切れそうな気がして怖い。ふー。
 触らんほうがいいような気もするけど、零戦が「もっと触ってくれよ」と言うから・・・ハセガワだからMなんです、多分。

 というか疲れた。お酒飲めないのが辛い。 

 

たたかいの日々

本 「蘇る翼F-2B」(小峯隆生著柿谷哲也撮影/並木書房)

 大分のジュンク堂に行ってD51の本などを探してきた。とりあえず一冊よさそうなのを買ってみた。
 あと、飛行機の本も少し購入。この本は買ってすぐ読み始め、読み始めると面白くて止まらなくなって二日で読んでしまった。特に前半、2011年の津波のときの様子は手に汗握る。興味深いです。

 「操縦者はベストを求めないんです。ベターでもすぐできることを選びます」
 などという、ハッとさせられるような言葉がいっぱい。

 それにしても、再確認したのは私はパイロットより整備兵のほうに興味があるってこと。だってパイロットって単に操縦してるだけでしょ。整備する人がいないと飛行機は飛ばないんでしょ?

 なんで私がパイロットにさほど興味がないかというと、たぶん自分が飛行機を操縦してみたいとは全く思わないからだろう。そういう憧れは私にはありません。
 むしろ、機体の勉強して整備する人になったら楽しかっただろうなあと思うことはある。

 いろいろ忙しかったこの数日の〆に大分駅ビルの映画館で噂の「ダンケルク」も見てきた。
 映画じたいは、まあまあ面白かったかなというくらいだけど、スピットファイヤが飛びまくるので飛行機好きには楽しい。

 ただ、ドイツ軍(Bf109Eとハインケル)があまりにもやられてばかりで腹立たしい。
 スピットとメッサーはもっと互角に戦ってほしかった。
 悪役・スツーカはカッチョよかったけど。

 飛行機ってやっぱりいいなあ。ヒーローなんだよね。

F.1C行きます(ハセガワ&エレール 1/72ミラージュ製作記)

箱 ミラージュ作ってます。なぜかミラージュが以前から作ってみたかった。こういう好みっていうのは、自分でもなぜ好きなのかわからない。

 いつから作り始めたっけ? よく覚えてない。とにかくいろいろ並行して作ってるもんだから。

 このふたつの1/72キット。もちろん古い箱がエレール、新しいのはハセガワ。
 ミラージュはデルタ翼のミラージュ2000とかがイメージ強いと思うけど、これはF.1Cと言って普通の翼の形である。こっちのほうが精悍な感じで好き。

エレール1

 こちらはエレール。
 機首が分割されているのは、複座のF.1Bとのコンバーチブルのため。

 胴体もさっさと接着してしまった。合いはまあまあ。もちろんもっと丁寧に作る人もいるだろうけど、私は適当で構わない。模型って適当に作ればわりと簡単に完成するもんなんだよね←おい!!

エレール2

 とはいえ、こんな隙間が開いたりする。ここはさすがに埋めようかな。

ニッパ

 実は最近別府の実家でも製作している。やはり別府に用事が多くしよっちゅう行き来している。

 これはこちらで作るために買ってみたニッパ。いつも使ってるハセガワのと違って握りが大きすぎて持て余す。何でもそうだけど太けりゃいいってもんじゃないね。けっ、何がニパ子だよ・・・でもまあ、切れ味はいいです。

 母が亡くなって三ヶ月近くになる。まだまだやることがいろいろあるし、気持ちもなかなか上向きにならないけれど、少しは作ろうという気持ちになっている。
 

展示会告知

中津展示会
 ■中津模型クラブマークII 第12回展示会

 日時:10月14,15日 10時から18時まで
 場所:小幡記念図書館研修室 (大分県中津市片端町)
 ※無料駐車場あり
 ※15日のみ、プラモデル体験会開催(小学生対象、無料)

 オールジャンルの展示会。持ち込み大歓迎とのことです。


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とばないかい
 ■第39回翔バナイカイ作品展
 日時:10月14日11~18時
        15日10~17時
 場所:サロンモンテメール(JR芦屋駅ビル6F)

 お問い合わせは http://tobanai.zashiki.com/ まで 

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 ■激作展について

 一度、10月21,22日とご案内していた激作展ですが、衆議院開催による選挙のため会場を使えないことになり、来年の1月13,14日に延期となりました。
 まさか安倍政権から横やりが入るとは!! 準備されていた会の方々には大変なご苦労かと思います。
 ぜひここをご覧の方々も1月に訪問してください。年明けに改めて告知します。
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北九州
 ■第34回北九州銀翼会展示会
 日時:10月28日(土)11:00~18:00
       29日(日)10:00~16:00
 場所:北九州市立商工貿易会館(シティープラザ)1Fエントラスホール
     (福岡県北九州市小倉北区古船場1-35)
     小倉駅からモノレールで2番目の駅(旦過)下車、左側のビル
 テーマ「F-4ファントムII」

 お問い合せ先:ホビーボックス小倉店(井田・西原)tel.(093)922-0240


 今年は行ける!! うれしいな。恒例のホビーボックスがらくた市もあるのかな? 楽しみですね。
 毛利さんをはじめ、達人たちの72の作品を堪能しよう。

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 展示会は楽しいですよ。そのときだけの色んな出会いがあります。
 ネットもいいものですが、実際に作品を見るのはさらに良いものです。皆様もぜひ(少し無理してでも)どうぞ。
 どこかで私に会ったら、気軽に声をかけてください。 

人生の中の一日

空3

 秋の夕暮れ。
 ああ~うれしいね。今年もまたこの季節が巡ってきた。
 日本人がひとつのことに拘らず「まぁいいさ」と諦めることができるのは、季節が巡ってくるからに違いない。夏がダメでも秋があるさ。

 ワインを飲みながら空を見ていたら、刻一刻と空の色が変わっていく。
 ずっと見ていても見飽きない。今日も人生のなかの大切な一日。

デゴイチ えぇ~と、なんで急にM-ATVが出てくるのか不審に思われたでしょうが、説明不足ですみません。M-ATVはようするに作りかけ。
 どうも説明するのが苦手で・・・。変なこと書くのは得意なんだけど。

 まず、最近72のミラージュを作ってた。これが優先だったんだけど、先日四十九日に行ったときに別府の実家に忘れてきてしまって作れない(汗 
 で、じゃあ作ろうかと思ったD51なんだけど、鉄道雑誌なんか買ってきたらこんな写真が!! 操作盤とでもいうのかな、コクピットだよね。格好いいね~しびれますね~こういうの見てしまったらもう、おろそかに作れない。徹底的工作・・・・とまではいかなくても、出来る限りのことはしたくなった。それにもっとD51のことを知りたい。

 というわけで、週末ミラージュ取りに行くついでに大分でD51の本を買ってこよう。


三笠 実はもうひとつ作りかけがあって、それがハセガワ1/700 三笠。

 久々に引っ張りだしたら、うひゃーマストが曲がってる!!
 ほんと曲がってるのが好きなんだよね、私って(汗

 伸ばしランナーでアンテナ線を張ってたので、接着したときテンションがかかったんだろうね。
 アンテナ線を二、三本張ったところで面倒くさくなって再び放置~
 あと何年かかるやら・・・・いや、11月の地元展示会までには・・・・できるかなあ(不安


p39


 で、ノーズアートの秋だしね、これなんかノーズアート描いたらぴったりだと思いませんか? ハセガワ1/48 P-39N/Q

 あまり活躍した機体じゃないらしいけれど、P-39って好きなんだよね、前輪式ってカッチョいいもん。
 新しいキットだし紫電改なんかもそうだったけど、いい感じ~!! 久保山さんか風早さんの設計だったらもっといいなあ。

 でもやはり48はコクピットを多少なりとも作りたいし、機体のことも少し知りたいし・・・・というわけでネットで資料を買うことにした。これが届くまでは何もできない。ううーむ。

待機中 もう一個作りかけ、トランぺッター1/48のドーファン。一応白くなってるけど、ここからマスキング地獄に直行の予定。難しいよ、マスキングって。頭使うからね。もう少し涼しくならないと無理無理。

 というわけで、ようするにあれこれ停滞・・・というか八方ふさがりですな。
 一歩ずつ進むしかない。こういうときは焦らずに・・・まあ、今がダメでも明日があるさ。
 

今はもう秋だから?(MRAPに手を出した)

箱 連休に招かれざる客・台風がやってきて、今日はうちの近所もみんな家でじっとしているのだろう、まるで正月の朝みたいな静けさでうれしかった。たまにこういう日があっていい。日本人は少し働きすぎですよ。しかし佐伯のモデラー共の安否が気になる。みんな無事でいてくれ。

 本読んだり模型作ったりするので、缶詰状態でも全然退屈しない。
 以前から少しずつ作ってるM-ATV MRAP(パンダモデル1/35)

1


 M-ATVってなんじゃ? って私に聞かないでください。まあネットで検索すりゃすぐわかるんだけど、目の毒な超絶作品とかがすぐに出てきて「うぁぁぁすげぇ~っ、・・・・私にゃとても無理、もうモデラーやめたい」と、へなへなになってしまうので、検索はしない(基本的に作り始めたら他人の作品はなるべく見ないようにしている)

 エッチングパーツをたくさん使わないといけない。昔作ったドラゴンのキットは金属パーツを使うかプラパーツでやるか選べたんだけど、これは強制的にエッチングを使うことを強いられる。ひゃー。
 飛行機モデルのほうが難しいと思ってたけど、これはこれでヘビーだな。

 もう何かの冗談みたいに完全に歪んでますね。こんな四角いものを作れっていわれても・・・できるわけないよ。

2


 シャーシの部分。これ写真にすると一枚だけど、ここまでたどりつくのにものすごい数のパーツをイヤになるくらいくっつけたんだよ。
 ほんとアホみたいな部品分割で、だんだん腹立ってくるので、あまりに小さいゴマつぶみたいのは接着しない。
 最終的にタイヤつけてちゃんと接地するのかどうか、かなり怪しい。神のみぞ知る。

トンプソン 本も一冊読み終わった。「極夜」(ジェイムズ・トンプソン著/集英社文庫)

 フィンランドを舞台にしたミステリ。面白くて一気読み。
 主人公の一人称なのでハードボイルドに近いかもしれない。強いんだけど、とんでもない心の傷を持ってるという設定がいいね。改めて、人間って弱いところがないと魅力的に感じないんだなあと思う。

 この本一冊だけで、フィンランド人はこうだなんて言うのは間違ってるとは思うけど、確か梅本さんの本に書いてあったフィンランド人を揶揄したジョーク・・・「フィンランドの酒場の床は斜めになってるんだ、なぜかっていうと血が流れやすいようになってるのさ(酒場でしょっちゅう流血沙汰になるので)」という話を思い出した。
 美しい自然や素敵なデザインの家具など、北欧のお洒落なイメージとは裏腹に、アルコールやセックスに明け暮れる血の気の多い男共の住んでいる国。
 フィンランド空軍が第二次大戦中にあれだけ活躍したのも、そういうことだったのかも。

 ところで、トワ・エ・モアの「誰もいない海」いい曲ですね。

  ・・・いまはもう秋 誰もいない海
  (中略) 私はわすれない 海に約束したから
  つらくても 死にはしないと・・・

 えっ、死にはしない、なんていう歌詞だっけ。ドキっとした。

 死にたくなるくらい辛いこと。一体何があったんだろうね。
 でも誰でも一生のうち、一度や二度は死にたいっていうか、もう何もかもイヤというか、ご破算にしてしまいたいくらい辛いことがあるよね。素直にそれを歌詞にしたっていいんだね、なんだか不思議と心が軽くなった。

出来ちゃったプラモ

34


 完成したはずの零戦三二型の塗装を剥がすためにシンナーを含ませた筆で撫でてたんです、そしたら筆ったら我慢できなくて何かいやらしい汁が垂れて・・・。

 ああもう!! 何やってんの!! っていうかエンドレス!! いらんことして壊すわ!!

 大刀洗のピトー管はなぜか根元が赤かったので。気になって眠れなくなってきたので塗装しなおしてたんですが、やらなきゃよかった。で、余計眠れなくなる。

 ちなみに写真はないけど、裏側のモールド見たら「ああ~やっぱりハセガワの飛行機は美しいな」と再確認した。

33


 あまりうまく撮れてませんが、機銃の先端には穴を開けたよ、という証拠写真。
 先端に穴を開けるときは、何かでアタリをつけてりゃいいってわかってるんだけど。画鋲とか待ち針とか。
 でも面倒でそれをせずにいつも穴の位置が偏ってる。今回はまあうまくいったほうかな。
 あと、こうしてみると、今度は脚カバーの厚みが気になるね。ううむ。

 三二型は「間違ってできちゃった子」かもしれないなんて書いたけど、よく考えると私らもそうなんだよね。
 今日は外で出そうと思ってたのに間違って中で出しちゃったとか。コンドームが破れてたとか。

 考えたらそんなハプニングで生まれた人が、偉そうな顔してそこらへん歩いてたりするんだから、人間て可笑しくも悲しい生き物です。
 だから私は「子供を作る」という言い回しが嫌い。子供は作るもんじゃなくて神様のイタズラでできちゃうもの。あまり活躍しなかった飛行機や、何かの都合でできちゃったような機体に親しみを感じるのも、DNAレベルで共感してるのかもしれないね。 

これでも完成(ハセガワ1/72大刀洗コンボ製作記)

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 暑い暑い夏はバイク乗りのようにあっというまに去ってゆき、あとにはパッとしない完成品と私が取り残されていた。

 今まで作った72の零戦のほうがきれいにできた気がする。ごめんね>三二型。ひと夏の過ちとして忘れてくれよ。

 ハセガワ1/72大刀洗平和記念館コンボ。大刀洗には復元された三二型と、海中から引き揚げられた九七戦が置いてあり、どちらも世界で唯一のものである。

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 零戦三二型。脚出し指示棒を忘れてた(汗 それにアンテナ柱がグリーンじゃなくて茶色だった(汗
 脚にはブレーキパイプ這わせたけど、結局左右を間違えてしまった。

 ほかにもいろいろうまくいってないところを数え上げればきりがない。作れば作るほどだんだん下手になっていってる気がする。
 もしかして三二型は主翼の銃身が前に突き出していないかもしれないけど、大刀洗の復元機はこうなっていたので銃身を突き出してみた。男らしくていいね。
 マーキングはすべてデカールだけど、ウォークウェイは塗装・・・赤の色調が違ってるけど、まあ気にしない。でも細いマスキングもやればできるもんだな・・・というわけでこれを次の作品(ドーファン)につなげていく所存。

 黒でスミ入れしたけど、やはりスミ入れはしたほうがいいね!! カッチョよくなったよ。
 キャノピーはファインモールドの零戦のパーツの余り。ちゃんと合いました。

31


 九七戦。実はもともとハセガワのキットではなくマニアという会社が倒産したときにハセガワが引き取った金型だそうです。凹凸入り混じった時代のモールド。でもこういうの嫌いじゃないな。

 アンテナ線は実際は分岐してるけど一本のみ張った。渓流釣り用の黒いテグス0.09ミリ。
 尾翼のマーキングはもちろん大刀洗飛行場のもの。これだけはデカールで、あとの日の丸などはマスキングして塗装。機首の赤い部分がいいアクセントになってるよね。塗装の七難隠してる?
 キャノピーの枠は筆塗りしたんだけど、あまりにもヨレヨレ。

 最近、塗装のグラデーションにすっかり魅了されてます。楽しくってしょうがない。私の場合はたいてい上から何度も塗り重ねていく方法。下地の色を残して・・・というのは苦手。

土産
 大刀洗平和記念館ではお土産物としてこんな感じに置いてあった(2015年現在)

 旅行先で模型屋を見つけたり、プラモデルを見つけたりするとすごくうれしくありませんか?
 あのときのうれしさって・・・なんだろう。
 昔の知り合いに会ったような、うれしさと恥ずかしさの混じったような。ああーハセガワ頑張ってるな、というか。まぁこういうキットは作らずに記念としてとっておく人も多いかもしれないけど、モデラーとしてはやはり作ってみたかった。
 三二型は歴史の中で「間違って出来ちゃった子」のようなものだろうか、生産数もちょびっとらしいけど、何のご縁か福岡県に置いてあるというのは九州人としてうれしいね。 

いつかは骨になる

車窓1 数日間、母の四十九日のため帰省しておりました。毎日来てくれていた方々には申し訳ない。すみません。

 四十九日で父の実家に泊まり、久々に懐かしい昔話をしたりご馳走になったり、楽しいこともあったけれど、次の日からは納骨堂と墓地の見学の日々で精神的にぐったりした。

 悲しいとか寂しいとかいうんでなくて、ぐったり。
 納骨堂ってすごいですね。ロッカーみたいなモノがずらっと並んで、あの中にたくさんの骨が入ってるのだろうなと思うと、複雑な気分になった。
 椎名誠がいつか書いていたけれど、日本の墓って「お骨」をそのまま入れるから、いつまでたっても骨は風化せず、その骨をそのまま守っていくのが日本人の先祖への正しい姿勢であるかのように多くの人は思っているけれど、それは本当に正しいことなのか。もちろん、そうしたい人はそうすればいいだけですが、私も椎名さんと同じようにいつまでも骨が残っているのは違和感を感じる。人は無から来て無へと還ってゆくのではないか・・・?

 そもそも普段宗教心もなくお寺にお参りにも行かないような人間が、死んだときだけお寺にお願いするというのも何かムシのいい話で寺を利用してるだけの気がする。無宗教ならお経なんかいらないから、どこかに散骨でもすればいいんじゃないか・・・? いろいろと考えてしまった。

 まあそんなことを考えながら妹と二人であちこち見学したり、今後のことを話したりしていたら、ぐったり疲れてしまったのね。
 不思議なもので身内というのは話して楽しい反面、血のつながりという重い何かが基本に横たわっていて、接していると妙に重苦しい。私の叔父叔母などを含め、もう私の知っている人はずいぶん死んでしまったんだなあとも改めて感じた。すべてはどんどん過去へと流れていっている・・・・。


車窓2 先日、帰省した息子が
 「子供のできた先輩が、休みの日にポケモンGOをやりに出かけようとしたら、「ポケモンと赤ちゃんとどっちが大事!?」って奥さんに言われたって。意味わからんわ」

 という話をして、二人で笑ったんだけど、その話を妹にしたら彼女まったく笑わないどころか非常に不愉快そうな顔になり「その男、いまだにポケモンGOしてるとかありえんわ。だいたい赤ちゃんとどっちが大事って言われたらどういう意味かわかるでしょうが? そいつどんだけアホなの?」
 というので慌ててしまった。

 さらに妹は「男ってのはほんと稚拙でバカだね」などと男性一般へ矛先が向かってくるので、妙に腹がたって変な言い争いになってしまう。っていうか、そもそも私はなんで男共が悪く言われると腹が立つのか自分でもよくわかんないんだけど。
 笑い話のつもりで話したら、むしろ怒りをかってしまったという・・・笑いのツボは人によって本当にさまざまだね。こういうのを地雷というのだろうか。

 というわけで、本日、ようやく任務終了と同時に大分駅のポポンデッタに駆け込み、新幹線やD51の載っている中古鉄道雑誌を数冊入手。そのわずかな時間だけは、納骨堂も墓も香典返しも妹との価値観の違いも面倒なことはすべて忘れることができた。
 次はやっぱD51作ろうかなあ・・・・。
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