つれづれプラモ製作記

マイペースで作っているプラモデルのブログです

2017年05月

 

今年の静岡ホビーショーモデラーズクラブ合同展「なんちゃってJMCブース」参加作品をご紹介。私は行けなかったので細かい様子がわかりませんが、今年も大盛り上がりだったようです。参加作品を一人ひとつずつ(たまごひこーき部門ある人は二つ)ご紹介します。



河内さん、1/32 リパブリックP-47D



 フェニックスさん。1/72 マーティンSP-5B



 いつも友情参加してくれてる須賀さん、旧キットの二式大艇。1/72



 TSAMさん、1/48 ホーカータイフーンMK.Ib



 ガミラスさん、1/700 戦艦三笠。



 さるおうさん、ニセガワちゃん・・・・・・・



 のぼさん たまごマッキ(零戦改造)



 ぴょこたさん Su-33フランカーD“黄色の13”



 さるおうさん、マッキC.202吉川一美(ウォーホーク改造)



 ミズミズさん、零観(零戦改造)



 プラモ野郎さん、P-40ウォーホーク

 おお!! こんなとこに私がいた(笑



 四回目ともなると、過去何度も参加した人が多く、例年通り和気あいあいと静岡を楽しまれたようでよかったです。
 静岡合同展も260上のブースが参加するようになり、モデラー・作品の数はまさに世界一のイベントになっている様子。

 私はハセガワの優しき社員の方々と社長にお会いできず今年は涙をのみましたが、来年は行けますようにと祈りつつ。
 簡単ですが、今年のなんちゃってJMCブースの様子をお伝えしました。本当に参加の皆様お疲れ様でした。

 遅くなりましたが、今年の静岡ホビーショーモデラーズクラブ合同展での、なんちゃってJMCブースの様子をお伝えします。なんちゃってJMCとは、ハセガワが長い間行ってきたJMCが休止したため、パロディのJMCを立ち上げてみたんです。ネット上で公開し、静岡に参戦するのも今回で四回目となりました。
 私は家庭の事情で今年は全く行けませんでしたので、写真でしか見ておりません(訂正や補足することがあれば、書き込んでもらえると助かります)

 2017年のなんちゃってJMCブースは、19名参加でした。
 直前になって骨折事故により参加できなかった気動車さん、作品輸送途中に作品破損した塾長さんなど今年はいろいろとアクシデントに見舞われました。
 それでも、参加者のご協力により、いつもと同じく、いつも以上に素晴らしい展示と楽しい時間が持てたとのことで、非常にうれしく思います。(sinoneさん撮影)

 今回の作品は名前と作品名のみ記していきます、お一人様一作品(たまごひこーき布施門参加の人はふたつ)紹介します。なんJ参加作品とは限りません、私が選んでいますのでご了承ください。

 のぼさん、一式陸攻と桜花



 0戦はやとさん、二式大艇



 郡山さん、カプセルトイ(動くようになっている)



 プラモ野郎さん、フォルクスワーゲン デリバリーバン



 えーじ@京都さん、Mil-24ハインドD型コードジボアール空軍仕様



 RingAkさん、FB-111Aアードバーグ



 トリトリさん、Bf-109G 湯音ちゃん仕様



 Fighting Hannahさん、F8U-3 スーパークルセーダー



 さるおうさん、アファームドTタイプB



 まー坊さん、1/9ケッテンクラート



 ぴょこたさん、F-16C “ズィルバー2”



 sinoneさん、たまごひこーきF-2 フォルクスワーゲンデリバリーバン



 はつたかさん、F-104DJ。

 (作品撮影/プラモ野郎さん)

 みなさんお疲れ様でした。今年は静岡レポートが書けなくてすみません。明日に続く(さるおうさん撮影)

 勝人社長はじめ、ハセガワの社員の方々も忙しい中ブースを見ていただきありがとうございました。



 いったいいつになったら完成するのか!? 
 もう自分でもわかんなくなってきた。
 毎朝目が覚めるとまず、「えーと、今日は別府に行く日だっけそれとも休みだっけ・・・」と考える。日にちの感覚が薄い。
 でも忙しいのも確かなんだけど、そのわりにヒマさえあれば作業場に座ってたりして。実はハインドも同じような段階(アンテナ張ってスミ入れしたら完成)になっている。心身ともにくたびれてるけど、模型触ってるとすべてを忘れられるのがいい。

 これくらいで許してやるわ!! ああ~もうウォークウェイとか大っ嫌い!!
 っていうほど上手くいってないけど、力尽きたというのが本音(汗

 あ、白く塗装している部分は本当は赤いデカール貼ってたんだけどハゲちゃって、もう一度赤で塗装しなおすところ。

 偵察員の遠藤飛曹長が最後の出撃に向かう。



 銀色剥がれはエナメルにすると、あとで修正できて便利と聞き、久々に模型屋に行って買ってきた。

 平日の昼下がり、ちょうどうまい具合にお客は誰もいない。
 模型屋の顔を見た瞬間、「実は・・・」と自分でも信じられないくらい堰を切ったように言葉が止まらない。

 私「やっと子供の手が離れたと思ったら、途端に今度はこんなですよ」
 模型屋「ああーもう、ほんとそう!! 人生てそんなもん!!」

 ひと通り言いたいことをぶちまけて聞いてもらったあと、塗料を何個かレジに持っていく
 私「しまった、お金が全然ない・・・ゆ、郵便局に行っておろしてくるから待ってて」
 模型屋「(電卓叩きながら)マジすか!?・・・安いっすよ、ほんの700円ちょっとですよ」

 落ち着いて財布の中を確かめるとどうにか700円ちょっと入っていたのでセーフ(汗
 でも偉そうにハンドピースの0.2ミリを注文して帰った。小銭しか持ってねぇ~くせに(汗

 それにしても私にとって、もはや模型屋は親身になって話を聞いてくれる大切な一人である。
 



 リカバリしているとまた上手くいかなくなって再度リカバリ・・・というリカバリの泥沼にはまり込んで結局大して綺麗にならず今まで自分は何をしていたのだという挫折感だけが残る、というのが私のリカバリです(汗

 グリーンはもちろん本当の色とは程遠い陸軍機みたいな色褪せたグリーンで、これは濃緑色中島色(インストの指定は三菱色)に黄色や赤を混ぜて上からどんどん吹いたので、同じように復活できるか全く自信がない。
 第一回めのブラシ吹き終わったところ。不安でしょうがない。



 なんどか吹いて、だいたい元通りに近くなったところ。
 ほっ。



 マスキングを剥がしてみた。
 おおー、なかなかいい感じの赤だな。
 少し剥がれているところはあとからごまかす予定。

 ウォークウェイの消えたところをこれより塗装する。



 黄色を下地にして吹いたら、やはり全然違う赤になってしまってる。ほかの部分もやり直すか? ああ泥沼。

 ほかの部分は白を下地にしてたけど黄色下地のほうが私のイメージだなあ。これからは黄色下地にしよう。
 ここを越えればあとはアンテナ線を張って、半ツヤ吹いてスミ入れすればおしまい。
 無事ここを越えれば、ね。それが一体いつのことになるのか。はー。

 母の病院に通う生活はまだ続く。ここのところ心から笑うことがないのが、我ながらマズい気がする。
 あと一か月以上続いたらどうしよう。そう思いながらもうすぐ三か月が近づいてくる。

 先週転院して、今度は海のすぐ近くになったので、必ず一度は病院を抜け出し海岸を歩くようにしている。
 潮風と磯の匂いに癒される。そして寄せては返す波の音。ああ~やっぱり海はいいなあ。
 母は何も口からものを食べられないので、私はペットボトルのお茶すら母の前では飲まないようにしている(かわいそうだもん)ので、外に出て喉をうるおし、一瞬だけでも病院のことを忘れる。彗星のリカバリなんてなんのその。

 写真右側には露天の砂湯があって、外国人の観光客などが浴衣姿で砂に埋まって首だけ出しているのが道沿いに丸見え。
 というか、砂湯に入って海が見えるというのがここのウリだ。非常に開放的。これこそ九州。

 ほんとに気持ちのいい小道が続いてるんだけど、残念ながら信じられないくらいゴミがいっぱい落ちている(捨てていったゴミと海から打ち上げられたゴミと両方あるのだろう)。情けないというか腹立たしいというか。綺麗なところを汚すヤツは許せん。こういうのがいちばん腹が立つ。



 何もかもスンナリいっちゃあ面白くないので、ここらでちょっとやってみた←負け惜しみ

 日の丸とウォークウェイの赤いラインが接している。
 なんか変だなあ・・と思いながら塗装してたんですが、ま、いいや。

 ・・・・いやいやいや!! よくないっしょ。大分航空隊の昭和20年8月15日最後の特攻機ですよ、しかも宇垣長官機。
 こんなの放置してたら大分県人の恥である。



 昨日一日、母の枕元で考えてたけど塗装しなおすことに決定。
 というか、一日考えてるヒマあったらやり直せっつーの!!



 デカールをよく見て気が付いたんですが(デカールの日の丸の大きさをもとにサークルカッターで切り抜いた)、日の丸にも二種類あって、本当は小さいほうを使うべきだったんですねぇ。
 なんでインスト通りの場所に貼ったらウォークウェイと干渉するんだろうと、ずいぶん悩みましたよ←アホ

 まったくもう、ファインモールドってば。
 ・・・って自分のせいだろうが!! ちなみに本日は気合を入れるため、ファインモールドのTシャツを着て塗装した。

 今回の日の丸は黄色を吹いてから赤を吹いてみた。わざとムラに吹いている。わざとだからね。

 昼間作ってたら汗がだらだら出てきた。ああー、もう初夏なんだよね。

 ハインドももう少しで完成、小物を接着中。と思ったら左右の排気管の大きさが違ってた(キットは二種類のパーツが入ってる)。ほんと我ながらイライラするくらいやることが遅い。サッサと作る人からみたら歯がゆくて仕方ないでしょうね?

 children playing,dreamers praying
 Laughter turns to tears
 Love has gone,has it gone
 Oh it's a hard road

 Why make the Hard road
 why can't we be friends
 No need to worry
 we'll meet at the end

 子供たちは遊び、夢みる人は祈る
 笑顔は涙にかわり
 恋はあっというまに失われる
 なんと人生はきついことの連続

 なぜわざわざこんな険しい道を行く?
 なぜお互い友人になれないのか?
 心配することなんかないのに
 最後は同じ所で会える、結局は   (“Hard Road”ブラックサバス)
 

 他人から見ればバカなことの繰り返し、つまらぬ失敗の連続、人生ってそういうもの。
 打ちのめされガックリきても、また朝が来ると立ち上がって歩いていく、その元気ってどこからくるのか。

 特攻機なので、800kg爆弾を搭載して出撃する。巨大だなあ。
 
 で、私の800kg爆弾ですが、キットはイモ付けなので真鍮線で補強した。
 あ、なんかずれてる? 気のせいでしょう。疲れてるんじゃない?



 横からみるとこの800kg爆弾がハミ出して見えるんだよ。これがちょっとそそりますね。特攻は置いといて。模型的に。

 爆弾後方は推進用ロケット。これはイモ付けのまま。

 主脚も接着した。もう勘弁してください。
 ちなみに、ウォークウェイが日の丸と重なっているのはおかしいのでは!? と読者よりご指摘いただきました。
 慌ててインスト見たら、やはり重なってなかった(汗
 今回のいちばん大きな「やっちまった」かな。まあ・・・・もう今からやり直すのは面倒なので、中津留大尉ごめんなさい←おい!!

 とはいえ、脚を接着するとおおよそゴールが見えてきて、ほっとする。ああー、ようやく久々の完成になりそうです。
 実は、1/72ハインドも同時進行で完成間近なのだ。公開したくてたまらないんだけど、同時だとみてる人がわかりにくいと思うので、また後日まとめて書きます。

 さて、今年は静岡ホビーショーには行きません(行けません)でした。

 先月なかば、母の容態がかなり悪化したとき私の2017年ホビーショーは終わりました。
 悔しいけど、悔しいと書きたくないので今まで書きませんでした。
 まあ自分のせいで行けなくなったわけじゃないので、意外と気分はさっぱりしてた。とはいえ・・・十数年続けて参加してきた年に一度のビッグイベント、そりゃあ寂しくないわけがない。

 母の病院に一~二日おきに通うようになって丸二か月が過ぎた。正直、朝起きるときものすごくだるい。気分が重い。終わりのないトンネルをずっと走ってる気分。病院通いってやったことのある人じゃないとわかんないと思うけど、かなりきつい。母は意識がはっきりしているから、話はなんとかできるんだけどね(言葉が不明瞭ですが)。ものを飲み込めない状態になってるのに、「パンが食べたい」「お菓子買ってきて」などと何度も言われるのが辛い。と、少し愚痴モードですみません。
 でも、私なりに頑張って何とか面白いことを書こうとしているのを少しわかっていただきたいんです。最近ギャグにキレがないと言われますが、さすがに厳しい。やっぱ本物のエンターテナーってすごいなあと思う。私なんか駄目ですね。

 さて「なんちゃってJMCブース」は今年も参加者の皆さんが立派に運営してくれたので、その様子は今週末くらいに簡単にご紹介する予定。



 大戦機のデカールは少ない。あっというまに終わっちゃうね。余裕だね。
 ええ? お前ら、これからは彗星のユキとお呼び!! などと思いながらウォークウェイの細いデカールを貼っていたら、やはりちぎれました(涙

 こちら側は上手くできたほう。左側は、場所を修正しようとしててどんどん切れていった。
 ま、こんな細いデカールをまっすぐ貼ろうと思うほうが間違いってことだね。
 ほんと、なんべんやってもここを塗装するのを忘れる・・・汗



 まず白を吹いて。



 次に赤を吹いて。



 はがしてみると、日の丸と色が違うやん!!
 っていうか、日の丸部分は吹かなくてよかったわい!!

 嗚呼。こういうのはやってみないとなかなかわからないものだね←単にアホなだけやろ

 あと、塗装する前に赤い塗料を剥がしたら周りの緑色も剥げてしまって汚くなってしまい・・・



 今は周りの緑色などをリカバリ中。

 なかなか終わんねぇ。
 あちらを立てればこちらが中折れ状態が延々と続いていて、頭悪すぎ、塗装下手すぎで悲しくなってくるけど、この悲しみを乗り越えたところに完成はある!!

 Well, on a train, I met a dame
 She rather handsome, we kind looked the same
 She was pretty, from New York City
 I'm walking down that old fair lane
 I'm in heat, I'm in love
 But I just couldn't tell her so

 I said, train kept a-rolling all night long

 汽車の中でちょっといい女に会った
 たぶん相性もピッタリな感じ
 すげえ可愛くて、ニューヨークから来たって言ってた
 もうたまらないね
 こんな女見たら、誰だって熱くなるよ
 だけどひとつ問題があって・・・いざとなると肝心の声が掛けられない

 汽車は一晩中走り続けてるってのに。一晩中止まらない、熱くなったまま・・・


 “トレインケブトアローリン”、私はエアロスミスで知りましたが、ヤードバーズの名曲っす(英語よくわかんないので間違ってるかも、すみません)。
 ま、アレでしょ? トレインが一晩中走り続けてるってのは、一晩中アレしてるって意味ね? と思ってましたが、どうも一晩中もんもんとしてるようね。多分。そりゃ辛いな~。

 もんもんとしていないで、マスキングしてみよう。よし、次いくぞ!!



 敵味方識別帯のマスキングを剥がすと、案の定、少し吹きこぼれてたりするので、やり直し。

 あちらを立てればこちらが中折れ・・・ってやつですね。
 リカバリは面倒だしイライラするけど、ここは我慢のしどころ。



 銀剥がれは、初めて筆でやってみた。

 どうもわざとらしくて不自然な感じ・・・思ったよりも難しい。
 実機写真も後席のところには剥がれらしきものがある(写真のキズかもしれない)けど、ほかは目立った剥がれはないので、これは演出です。そもそも色が海軍機らしくないしね。
 それにしても、キャノピーのマスキング剥がすときが怖いな・・たぶん吹き込んでるに違いない(涙



 排気管が下向きなので、焼けてる方向もこんな角度になってるかなあと思ってやってみた。
 これもあくまで演出だからね、演出(私の持ってる資料には焼けてる写真はなかった)。

 スピナ先端も剥がれを演出。



 初めて空冷の彗星みたときはあまりの違和感に「ぎょっ」としたけど、空冷になってエンジンの扱いがよくなって活躍するようになった・・・とか聞くと、おおぅけなげなヤツよのう・・・と好感もてるようになった。

 それにね、なかなかマッチョな感じもするし!! ホレなおしたぜ!!

 彗星四三型「またそういう見え透いたお世辞はいらんわ。昨晩ひとりでP-38のDVD見て“カッチョええわー”とか言ってただろうが」

 げげっ、バレてる(汗 P-38格好いいです。メカがすごいんだもん(解説ナレーション入りのDVDでわかりやすかった)。
 情緒的戦史的には日本機好きだけど、メカとして見た場合はまた別です。そしてアメリカの航空博物館のすごいこと。ため息が出るね。 

 たっぴんさんのお手本はこちら。

 岩本徹三フィギュアです。竹一郎さん原型、確かスケビか何かの付録でしたよね。

 なんつーかもう次元の違う塗りなので、隣に並べるのは恥ずかしいなんてもんじゃないけどさ、誰だって最初はこんなもんでしょ。人形そのものの出来も違うしぃ~。

 ほっぺなどを少しオレンジがかった色で塗りなおしたつもりなんだけど、やはり発色が違いすぎるし、ブレンディングされてないので、なんかシミができた人みたい(汗


 しかし、人形なんてのは、これくらいの遠くから見るものなんですよ。遠目によければすべてよし。

 女の顔だってそうでしょ? すぐ近くから見るのはチューするときくらいのもので、普段やたらと近くからチェックして「あれ、ファンデーションがムラになってるよ」「アイラインはみ出してますねぇ」とか指摘する男がいたら嫌だね。
 いちいちそんな細かいことを気にすんなって!! 

 ・・・いやそれ気にするのがモデラーでしょ。細かいところに気が付いて、執拗に修正を繰り返す。ほんとモデラーって嫌な人種だね。

 ところでこの人形が持ってる袋にはパラシュートが入ってるのかな? だとしたらやはり特攻隊には使えないね。

 最近「秘めたる空戦」(光人社NF文庫)という本を読んでたんだけど、1/3ほど読んだあたりであまりにも面白くてどうも違和感がしてきた。出てくる人物も好漢ぞろいで不自然。もしやと思ってネットで検索すると、「作り話疑惑」という記述がみられる。
 果たしてこれが作り話なのかどうか史実にそれほど詳しくない私には判断できないけど、内容に限らず、書いてあるものがウソっぽいのはわかる。事実っていうのは意外と面白くなかったりする。逆に「作った話」はものすごくよくできていて面白い。つい作者が面白く書いてしまうんだよね。あと、素人の書いた戦記・手記というのは文章が素人臭かったりする。
 まあこれはこれで、飛燕の活劇物語として読むことにしよう。本物かどうかは私には判断つかない。

 ところで、つい最近まで戦記は苦手と言ってた私なんだけど、いつのまにかすらすらと読めるようになってきた。以前は言葉の意味とか第二次大戦の流れがあまりわかってなかったんだよね。(もちろん今でもまだまだ理解できてない部分は多いけど)
 自転車に乗る練習をするとき、誰かに後ろをつかまえてもらって走るでしょう? それでいつのまにか後ろの人が手を放して、一人ですーっと前に進んだときのあの感動。あっ、一人で走ってる!! ・・・という、あの感じでしょうか。
 本を読むのがうれしくてしょうがない。
 
 

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