つれづれプラモ製作記

自称飛行機モデラー・きららのプラモ製作とプラモの活動記録

2017年02月

一刀両断(つれづれコンペ冬“銀色の飛行機”その5)

 さて、最後は堂々のセイバー対決(画像はクリックしてご覧ください) セイバーとはサーベル(軍刀)のこと。まさに真剣勝負。

 ■エントリーno.9 ボイレさん(50代) 

 作品: フジミ1/72 F-86F 航空自衛隊
 ジャンル:古今東西の飛行機なんでも
 得意技:キットの作成より資料集めと仮組みが多し(反省)
?
 コメント: 今回は大好きなF-86で参加します。キットは筋彫りが凹なので、動翼部を強調すれば楽に完成だと思ったのですが・・・
 その筋彫り作業では、酔って作業したため2重3重にラインを引き、また垂直尾翼に接着剤をぶちまけて、リカバリーをしたりと簡単に完成しません。
 更にデカールの発色に満足できなかったため、機番とコーションマーク以外は手書き(スプレー)しました。この作業でも随分と時間を取られました。
?
 仕上がりとしては、デカールの機番が太目でイメージより若干違いますが、大体満足しています。ところで肝心の銀塗装ですが前回の「隼」よりは少しはましにできたと思います。

 以下青い文字はきららコメント

 しかしそれにしても、わざと狙ったように面白い順番に作品が送られてくるんですよね。示し合わせたの?って言いたくなる。

 今回はセイバー対決。スケールとメーカーは違うので、それがまた面白い。作風も銀色の質感も何もかも違う。
 画面上では、同じ大きさに見えちゃうんだけど。

 マーキングが空自だと、ほんと清く正しく美しく、可憐な乙女に見えてしまうんですよね。
 実は数年前に、浜松のとある場所に置いてあるF-86Fを見たことがある。第一印象は、小さかった!! 持って帰れそうな気がするくらい。
 この時代の飛行機は銀色だから、余計いいのかな。作ってみたくなります。


 日の丸はツヤがありますが、実機もそうなんです。

 しかしご本人も書いてるように、今回は腕を上げられましたね。おそらく外で撮られたのだと思うけど、この写真もなかなかいいですね。空自のセイバーの魅力をよく伝える作品ではないでしょうか。
 キャノピーを開けているのは自信があるからなのか、それとも・・・深くは考えますまい。

 ■エントリーno.10 ハスラーがががっちさん(40代)

 F-86F セイバー コリアン ウォー エース(1/48ハセガワ)

 コメント:尾翼のチェッカーや帯等は塗装です
 クレオスのメタルカラーを全面に使いましたが塗膜が弱く素手で触れないです(笑)
 下地仕上げや塗り方おまけにデカールなど反省点の多い作品になりました

 さて、迎え撃つはハセガワの48。

 こちらは米軍、アブラギッシュなオヤジみたいにギラギラ輝いております。
 チェッカー模様は、大戦中のムスタングなんかにもある飛行隊の末裔ってことかな。
 「USAF」の文字がかっちょいい。


 キャノピーを開けているのは、シートベルトが紙創りさんのものだからか・・・深くは考えますまい。

 最近のジェット戦闘機に比較したら、やはり人間らしいというか、飛行機らしい感じがあるなあと思うのは、オヤジのノスタルジーなのだろうか。
 でも作者は若いけどやはりこういう良さを感じるんでしょ? ということは年齢に関係ないってことだよね。あ、40代の人に向かって「あんたは若い若い」っていうのが、年寄りの証拠なんだよなぁ。

 それはともかく、銀色の塗装がいろいろと拝見できて、今回の企画もなかなか良かったですね(自画自賛)


 ということで、これでおしまい・・・と思っていたらもう一作品送られてきましたので、お楽しみに。ほかにも忘れてる方いませんか、できたら今夜中に送ってきてくださいね。
 (全作品は右側のカテゴリの「つれづれコンペ冬」から見ることができます。)  

 

大きくなったり小さくなったり(つれづれコンペ冬“銀色の飛行機”その4)

 拙ブログ読者限定・つれづれコンペ冬“銀色の飛行機”編、二月末締め切りです、お忘れなく!!(クリックして作品をご覧ください)

 ■エントリーno.7 0戦はやとさん(50代)

 「エアフィックス 1/72 B-17G」

 コメント:最近発売された、新作キットです。一言でいえば大変良いキットです。内部再現も必要最低限はされているのですが真剣に再現しようとすると資料を食い入るようにみてかなり追加工作が強いられますので程々にした方が健康には良いです。
 私は一応塗り分け組み込みましたがやはり見えないですね~。でもおそらくメーカーも承知でしょう!ここは工作を楽しめ!との心配りと素直に受け止め制作しました。
 銀塗装なのでリベットを追加しましたが1/72なので目立ちすぎないようにしています。
 銀はMr.クレオス8番とスーパーファインシルバーをメインに塗装2000番のスポンジやすりでヘアラインを入れています。
 カウリング前面や主翼前面はタクミのスパーミラーコートを塗装この塗料はクリアーを塗装しても光沢があまり落ちないので気に入っています。

 以下、青い文字はきららのコメント。

 銀色の王道またまた来ました、大戦中の米軍機。
 銀色の塗装って、塗料は何使ってるか、どういう塗装法をしているか、排気の汚れはどうかとか、みなさん興味しんしんだと思います。
 それにB-17は、飛行機のことはあまり知らない人でも楽しめる機種かなあ。変な言い方ですが、見どころが多いのです。

 銀色は室内のほうがより一層ピカピカに見える気もしますが、実機っぽく見えるのはやはり戸外の撮影ですね。日の当たる模型。

 穴倉に潜り込んで模型ばかり弄ってるモデラーも、完成した暁には、こんな陽射しの明るいお外に出て新鮮な空気を吸いながら写真を撮るのも健康に良さそうです。

 かわいいノーズアートもモチベーション高まりそうですし、翼端などに赤をあしらったマーキングがまた、オシャレですねぇ。
 楽しいです。

 主翼前端などの色が違うところとか焼け具合とか、参考になります。


 ■エントリーno.8 ミズミズさん(40代)

 作品名:飛燕たまご型 丙
 メーカー:ハセガワたまごひこーき P-51ムスタング
 ジャンル:飛行機(たまごひこーき)
 得意技:なんちゃって改造

 コメント:今回のテーマは銀色・・丁度筆塗りで銀塗装をしてみたいと思っていたのでムスタングを制作し始めた所、なんかあの機体と形似てるんだよなぁ~とプラ材、パテなどで改造してみました。
 8番の銀で基本塗装後、色々な銀を使って(ムラになる感じで)塗ってみました。
 尾翼のマーキング(フムナ)などは手描きです。

 なんちゃってJMCでも毎回素晴らしい改造作品を見せてくれるミズミズさんですが、完全に自分の作風を確立されてます。

 たまごひこーきなんだけど、スケールモデルみたいな仕上がり。だのに文句なく可愛い。シブさと可愛さの両立がすごい。

 スピナの手前の胴体機首のとこのなんかちょっと角ばったような独特のラインとか、もー飛燕なんですよね。


 しかしこの銀色の塗装、一体どうやったらこんなふうになるんだろう!?

 どっちかというとAFVの人とかがやりそうな、絵画的な表現ってやつ!? 本物を見せてほしくなりますよ。
 それにしても、自分のアイデアを実現するにはもってこいの素材ですよね。みなさまも「たまご」おひとついかがでしょうか。

 先日タミヤの1/48飛燕が出ましたが、ハセガワは対抗してたまごひこーきの飛燕リリースしたら洒落がきいてて面白かったかもなぁと一瞬思いました。


 同作品の改造部分種明かし。

 今回は、大きな飛行機と小さな飛行機の組み合わせでした。
 どちらもいい意味で遊び心満載で、オトナの模型ですねえ!!

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 ■お知らせ
 拙ブログの読者様限定で、一年を四つの季節に分けて三か月ごとにテーマを決めたコンペをしています。
 夏、秋の部はすでに終了、二月末までは「銀色の飛行機」を募集してます。まだ間に合いますよ、ぜひ手元の作品の写真を撮って送ってみてください。お一人様一作品。

 写真は三枚(前から後ろからあと一枚は自由)、お名前、ジャンル、得意技、もちろん作品名を忘れずに、あとコメントも添えて、kilala397@hotmail.com(kilala_1962@yahoo.co.jp)までお願いします。

 3~5月のテーマは春「複座」です。座席が二個以上あればOK。
 なんで春が複座かというと、新入学、新入社員の季節でしょ? 後ろに座った怖~い先輩飛行機モデラーから怒鳴られながら作ってる感じで・・・汗

 2月28日で銀色の飛行機は締めきります。その後、私が勝手に一等賞を決めますのでお楽しみに!!

 
 
 

Woman in love(ファインモールド1/48彗星四三型製作記)



 ファインモールドのナノアヴィエーション(という名前のシートベルトの製品)の塗装図を見て板鉛をそれらしく塗装(大してそれらしくないけど)、シートに装着してその他のパーツもコクピットに接着した。
 金色に輝くのは酸素ボンベかな? 白い荷物みたいなのは救命筏。
 操縦員、後席が偵察員です。

 足元にケーブル類が這いまわってるのを少しだけやってみた。資料がないのですべては「なんちゃって」ですので参考にはしないでください(汗
 まだスミ入れもしていないのでもうちょい格好良くなる予定。うまく胴体に収まってくれよ。



 リベットは快調に打ってます。
 いつもの通り、適当&省略&間隔開きすぎなので、とても速い。
 私にとってリベットは単なる演出ですから。実機を再現するというより、スミ入れなどと同じ感覚です。

 胴体は早々に終わり、今は主翼上を打ってるけど、こちらはものすごく密みたいですよ実機は。もちろん私はかなり省略してます。
 昨日からまた喉が痛くて鼻水が出てくるようになったので風邪なのかそれとも花粉症? いやだなあ。今まで花粉症はなかったんだけど。目のかゆみとかがないので風邪なんでしょうね。しかしこないだの風邪がやっと治った途端にまたひくか!? そんなこんなで稼働率が最低。正直めげそうですよ最近。風邪薬服用でまたまたお酒飲めないしね・・・これがないと生きてる意味がない。

 Life is a moment in space
 When the dream is gone
 It's a lonlier place

 I turn away from the wall
 I stumble and fall
 But I give you it all

 I am a woman in love
 And I'll do anything
 to get you into my world
 and hold you within
 It's a right I'll defend 

 ひろい宇宙の中では人生なんてほんの一瞬のこと
 もし夢が消えてしまったら
 寂しすぎる

 だから壁によりかかっているのはやめて
 つまずいたり転んだりしても
 あなたにすべてを捧げる

 私は恋する女
 あなたを私のものにするためなら
 なんだってするの
 決して離さない
 私が守るべき権利なんだから  (バーブラ・ストライザンド“Woman in love”)


 恋する女は、なんだってできる。リベットを打ちながらふっとこの歌を思い出した。
 そもそも女は強いけど、それが恋をするともっと強くなる。独占欲ハンバない。権利ってのが地味に怖い。

 リベットだって打つし、シートベルトも作っちゃう。なんだってできる。

とりあえず今やろう(ファインモールド1/48 彗星四三型製作記)



 昼ご飯を食べた後、こたつでボンヤリしながら「リベット打ってからベコベコにするかそれともベコベコにしてからリベット打つかなぁ」と考えていた。昨日からずっと考えているけど、どうしたらいいかわからない。でも打ってからベコベコに削ったらリベットが無くなってしまう気がする。

 いや駄目だ、こんなこと考えてていいのか!? よく考えたら今ボンヤリしてすでに30分、その間に胴体1/2くらいリベット打ってしまえるんじゃないか。だとしたらものすごい時間の無駄だ。

 ええい、ままよ、またリベットなんか打って遠回りするのか自分、アホだよな、でも後悔するのはもっとアホだ。そう思って、とりあえずリベットを打つことにした。ベコベコは後回しだ。
 資料を見ていると目が痛い・・・あ、そうだ拡大コピーしてこよう。自転車に飛び乗ってコンビニに出かける。

 今回も、柔らかいハイグレードマスキングテープと硬いテープを使い分けしつつ打つ。道具は太い手芸針をピンバイスにかませたもの。
 紫電改や鐘馗と同じく、上面だけ、しかも適当に省略しつつ打つというのが私の流儀(そりゃ流儀とは言わんやろ

 資料はこの本のみ。(光人社/図解軍用機シリーズ)

 なぜか持っていた(汗 たぶん九九艦爆を作ろうと思ってたんしゃないかと思うけど、あんまり昔のことで忘れた。
 彗星は靖国神社に実機があるようです。行ってみたいなあ。



 ノリノリで作ってたのに、急ブレーキ。
 シートベルトがね・・・なまじ資料があるともう作らないわけにいかなくなる。モデラーのサガ。
 それらしく見えるといいけど・・・うまくいきますように。しかし72みたいに適当に誤魔化せないのが辛い。

 あと、床に少し配線らしきものを作ろうかな。これもどうなってるかあまりよくわからない(間違ってもネットで調べないぞ!!)ので、適当にやろう。とにかくすべてが適当。いいのだそれで。今やることに意味がある。

彗星のごとく(ファインモールド1/48彗星四三型製作記)



 知らぬうちに製作記が彗星に乗っ取られてるけど気にしないで行こう。彗星「誰が乗っ取ったんかい!! 人のせいにすんなコラ!!」

 複座は流星改以来なのでうれしい。流星改っていつ作ったかというと。。。10年くらい前かぁ。
 エンジンは金星です。インストの指定は黒なんだけど、プッシュロッドを銀色にしなくていいのかな? プラグコードをどう這わせればいいんだろ?・・・エンジンの写真が手元にない・・・手元に一冊本はあるけどエンジンの写真がない。液冷時代DB601のほうはあるんだけど。



 操縦席の座布団部分がネイビーブルーに指定されてるので、へえー本当かいなと思って塗装してみた。

 で、シートベルトは確かファインモールドのナノアビエーションもってなかったか・・・と探してみたら、なんとこれが全部72!!
 あーあ、バカだったなあ、48も買っときゃよかった。むしろ72はなんちゃってシートベルトでいいけど48のほうが誤魔化しきかないのに。今後は72しか作らないぞ、なんて思ってたんだよね。
 しかし箱裏の塗装図がいい資料になってくれた。やはり座布団はブルーでいいんだね。
 で、シートベルトの色は・・・・げげっ、面倒くさい塗り分けになってる。茶色一色かと思ってたら違うやん!! できるかなあ私。少し不安になるけどやってみるしかない。板鉛をセールカラーぽくとりあえず塗装した。健闘を祈っててください。

 なんだかんだいってコクピット作ってるときがやはり楽しいね。飛行機の中ではいちばんごちゃごちゃしてる部分だもん。
 それが終わると、翼端を薄くするとか上反角がどうだとか左右合わせ目を消してひたすら整形整形整形・・・・飛行機模型は苦しい。

 おーっと、いきなりインストに切り取る部分がいっぱい出てきたぞ。・・・マケットかい!! 
 職人気質、という名前のよく切れる鋸でどんどん切っていく。よく切れるのが気持ちいいね~と、どんどん切ってたら一か所違うとこ切ってしまった(汗
 ま、いいや、あとで埋めときゃいいね、どうせ下側だし。

飛行機とヨリを戻す?(ハセガワ1/700戦艦三笠製作記)



 張り線を張っていてふと気が付いた。
 もしかして先にスミ入れしないと、張り線張った後ではできないよね?(汗
 そうだよな~ほんとに段取りが悪い。 

 あわてて、最近買ってきたクレオスのウェザリングカラー(だっけ?)の茶色でスミ入れした。専用の溶剤でふき取るんだけど、全然臭くないのに驚いた(でも有機溶剤なので換気はしなくちゃいけません)。

 エナメルだと自分で濃度を調整しないといけないけど、これだとそのままでいいから楽だ。初心者のときこんなのがあったらよかったのになあ!! スミ入れとウォッシングをかねて全体を汚した。この状態でももうすでに細かいのでスミ入れは難しい。かなり注意しないと綿棒の先っちょであちこちひっかけたり・・・ああっ、向こう側の手すりが取れてるぅ!!

 しかしまあ、なかなか終わらんねー。完成はまだまだ遠い。

 実はここのところプチスランプというか、飛行機をちっとも作りたくなかった。ネットで飛行機見ても「心が燃えあがらない」。ついに飛行機と破局か?

 いつも、作りたくないとき、作業場に行って座ってみる。何か箱を開けてちょっとだけ組んでみる。すると、不思議とヨリが戻るんだよね(しょっちゅう、これ書いてる気がするな最近)。
 で、ファインモールドの1/48彗星43型のコクピットを少し塗装してみた。

 おおおーこれはいけそうだぞ。
 どんどん楽しくなって久々にノリノリになって作ってしまった。

 やっぱりコクピット作ってるときがいちばん楽しいね。この飛行機はどんな形になるんだろう・・・ってわくわくする。

 パーツをランナーにつけたまま塗装してたら、この男が目についた。

 パッと見たとき「あ、小柄だな」と思い、ハセガワの三角スケールで測ってみたら、160センチ弱くらいしかない。
 当時の平均ってこれくらいだったんでしょうね。

 豊橋市出身の鈴木上飛曹。
 「体が丈夫なだけが取り柄だぁ~」とか言いそうだね。肝の据わった艦爆乗り。
 いい感じなので、塗装してみようっと。

 体の周りにぐるっとついたパーティングラインは、先日ゲットしたばかりのリューターで消してみた。おおっ、やはり楽ですね。

 バリがかなりあるので、ずいぶん売れたのかな?

 それにしてもハセガワは彗星ってないのが不思議だなぁ。
 実は海軍機の中では生産数の多いほうから、零戦、一式陸攻に続いて三番なのにね。
 地味なのかな。九九艦爆のほうが人気あるよね。私は液冷って綺麗だから好きなんです。あ、でも43型は空冷だった←おい!!

黒い伸ばしランナー(1/700戦艦三笠製作記)



 最初から、これくらい高くなるような台に置いて作るべきでしたね。
 1/700の三笠は小さくてぺっちゃんこなので、作業がやりにくい。

 今頃になってようやくそのことに気が付いて本の上にのせてみました。
 私は読んでしまった本を並べて楽しむことはあんまりしないけど、読んでいない本をそばに侍らせておくのが大好きだ。
 何に対してもそういうタイプかもしれない。
 「これからやる」っていうのが好き・・・。怖い性格だね。

 最近本ばかり読んでいて模型がちってもはかどっていない。
 気が済むまで読まないとだめなので、気が済むのを待つしかない。

 えっ何やってるかって? そりゃもう張り線ですよ、ハリセン!! 黒いランナーを伸ばして黒い線を作り、プラ用接着剤で接着していってるんですよ。もちろんどう張るかなんて私が知ってるわきゃないので、箱絵を参考に、「なんちゃって張り線」でいくしかない。あ、別に本当の張り線なんか気にしない気にしない・・・。
 そもそも1/700にしては太すぎるしね、いい加減すぎる張り線だけど、何もないと寂しいからやることにした。
 というか、エッチングの手すりなんかつけたら、今度は張り線ないと変なんですよ。ドレスアップしたら靴もスニーカーっていうわけにいかなくなるのと同じだね。とにかくやるかやらないかと聞かれたら、とりあえず「やってみる」。
 哀れな奴隷に号令をかけてハインドのキットをかき集めた。

 そう。もしやキャノピーが合うのではないかと一縷の希望を託したんですが、イタレリのは大きすぎた。
 ハセガワは・・・って、これカタチ違うやん!! A型でしたか(汗 でも珍しいから作って楽しむことにする。

 なんかハセガワのハインドD型は定番から落ちているようなので、参った。まぁでも違うキットのキャノピーが合うかどうか怪しいところだから、潔く諦めて、このままレベルのキットで頑張ってみる。やれやれ。

活字のちから(「ハセガワコンプリートワークス」その他)

 「ハセガワコンプリートワークス」(大日本絵画)
 ようやく、待ちに待った本が出ました。ハセガワファン必見です。

 ハセガワ三代の歴史を竹縄昌さんが丁寧な取材をされて詳しく書かれている。(※竹縄さんはスケビの「夢見る翼」「勝人がゆく」などの連載でおなじみ。もともと産経新聞の記者で、ベレンコ中尉の事件の取材をきっかけに飛行機の魅力に出会ったといつか話してくれた。)。
 後半はハセガワキットが網羅されていて(さすがに限定キットはのぞく)、定番のキットに関しては何が何年に発売されたかがすべてわかる。勝人社長編では、モデルグラフィックスのインタビュー記事の一部が抜粋されている。あれはとてもいいインタビューだったんだよね、本当のこというとスケビにも掲載してほしかったくらい。

 2008年頃でしたか、JMCに行って勝人社長(当時常務)と話していると「親父とは全っ然、話なんかしたこともないんですよ!!」といきなり反抗期の中学生みたいなことを言われるので、ハラハラしました(「親父」すぐそばにいるのに、聞こえるやん!!)が、なんでこんなこというんだろうなと思う反面、私の父なんかも同年代、昭和ヒトケタの親父は自分のこどもと対等に話しかけるようなことはなく、特に表向きの顔は厳しい。あくまで親と子は上下関係・・・勝重社長は武士のような威厳と気品を感じさせる風貌、私なんかは近寄りがたい雰囲気で(会話したことはありません)、ただ、息子(勝人社長)を通して見えてくる人柄をなんとなく感じるのみでした。
 「でも・・・(私の)仕事のやり方は、親父に似てますね」と勝人社長がふっと、つぶやいていたのは忘れられません。
 越えようとしても越えられない親父の背中。こういうの感じるのは男だけなのかな・・・。

 ・・・というような話はこの本にも掲載されてないので書いてみました。

 ついでに、私のこれまで読んで面白いなと思った「プラモデルに関する本」を改めてご紹介。

 「HASEGAWA Since1941 飛行機プラモの世界」(イカロス出版 2004年5月発売)

 ハセガワファンなら上記の本とあわせて読みたい。勝重社長のインタビューをはじめ、戸部さん(ハセガワの見本を作っている)や久保山さん(48アパッチや32ドーラなどを設計)が登場するのでモデラー的には興味深い。綺麗な完成品写真もイイですよ。

 で、ハセガワだけじゃなくてプラモデルの世界をもう少し深く知りたくなった人にはこちら。

 「静岡模型全史」(文藝春秋/2011年刊) ちと値段は張るけど一家に一冊、これで静岡の模型業界通になれる。
 これも竹縄さんがほとんどすべて取材執筆をされている。静岡の模型業界50人のインタビューで構成されていて、有名な人はほとんど載っている。模型業界年表(巻末)、静岡模型三社の詳しい紹介などもありがたい。
 静岡ホビーショー50周年記念として刊行された。

 2011年のホビーショーで、勝人社長(当時は専務)が合同展のブースにふらりと現れて「はい、これ読んでね」とイキナリ手渡してくれたのがこの本だった。
 いや・・・うれしいけど(汗・・・・重いっしょ!? 私九州まで帰らなくちゃならないんですけど(汗 でもせっかく手渡してくれた記念の本だから、宅急便なんかにせずに頑張って手に持って帰りましたよ。

 「日本最初のプラモデル」(アスキー新書/竹縄昌著)

 プラモデルの「プロジェクトX」。私ほんとこういう話が好きなんだよなあ。
 黎明期のプラモデルを作った男たちの話である(マルサンを中心に)。高度成長期、プラモデルの栄光と苦難の歴史・・・そしてそれは私たちの世代(昭和30年代前後に生まれた者)の物語でもある。

 最後、倒産したマルサンの金型を童友社が引き取っていく場面に涙。

 忘れちゃいけない、模型屋と模型雑誌。「日本プラモデル興亡史」(井田博/文春文庫)

 小倉で模型屋を営んでいた井田博さんが「モデルアート」を創刊したのはご存じでしょうか。
 ここを読んでいる方は知ってる人のほうが多いかな・・・展示会などではたいてい「昔のモデルアートに載ってた作例が云々」って話をよく聞きます。それらがどれだけ当時の模型少年たちの心をつかんでいたか、想像に難くない。

 この本もプラモデル黎明期からプラプレーンコンテスト、現代にいたるまでの歴史が語られているが、こちらは模型メーカーではなく販売したり雑誌を作った人の視点なのがまた面白い。同じことを違う視点から読むのってわくわくする。

 というわけで、これはもうほとんどの人が読んでますよね? 「田宮模型の仕事」(文春文庫)

 「模型づくりの楽しさとは実物の背景にある物語をそれぞれの人が新たに読み解くことにある」

 特にタミヤのプラモデルが産声をあげた頃の話は何度読んでも面白い。感動する。

 この本は田宮俊作さんがご自分で書かれているのもすごい。なかなか物書きとしても上手いです(失礼。
 だから好きなように書いているとこもあるとは思うけど。
 俊作様はB型なんだよね。人の心をつかむのが上手い。これは素晴らしい天性の才能だと思う。私もつかまれた一人。

 それに対して勝人社長には、私なんぞでも「頑張ってね!!」って言いたくなるようなところがある。A型なんだよ、一生懸命してるのが痛々しいというか。ほっておけない。
 メーカーとか模型業界なんかどうだっていいという人もいるとは思うけど、人生折り返し点を過ぎると、こういった本がやけに心にしみる。

何はともあれ飛燕(スケビ2017三月号)

 戦いすんで、日は暮れて。

 昨日の夕暮れ、黄金色に輝く西の空。
 冬の夕暮れは美しいね、信じられないような色に輝く。

 次の瞬間、フッと太陽が山の端に消えていく。あんなふうにして、人の命も消えてゆくものなのだろうか、などと思ってしまう。
 お願いだから、もう一度顔を見せてくれよと思うけれど、もう帰っては来ない。
 でも、だからこそ価値があるんだね、この瞬間は一度だけだから。

 そろそろかな、と模型屋へ行くと彗星43型が届いていた。そうなんです、フジミのなんちゃって43型はやめて、やはりファインモールドの彗星を作ることにしたの。中津留大尉に申し訳が立たないもん。
 模型屋さんはオシャレな帽子をかぶっていたので、ほめようかなと一瞬思ったけど、男が帽子を被りはじめるときって、もしかして、もしかするとだからね、そのことには触れないでおいた。私って優しいなぁ。
 ハセガワの新製品「二式大艇」の箱を拝ませてもらう。「いやー、今後リニューアルが続くんじゃないですかね期待できますね」と意味深に何度もうなづく模型屋。

 ひとまず、今年もなんちゃってJMCが結果発表まで無事終了したので、ひとり祝杯をあげる。

 去年の秋口から体調が悪くて、実はあんまりお酒を飲んでいない。だからぐい?みに二杯も飲むと気持ちよくなってくる。

 旨いお酒です。大分県の酒、鷹が来ると書いて、たかぎや、と読む。
 飛行機モデラー御用達にしたい名前でしょ。鷹ですよ、鷹。

 スケビ最新号が届いた。その中の川崎重工飛燕復元チームの冨田さんの話が熱い!! 感動した!!

 もちろん、私は去年神戸に飛燕を見てきたからかもしれないけど、なぜH2Rと一緒に展示していたのか・・・その理由も再確認できた。

 P-3Cって川崎重工が作ってたの? 知りませんでした←おい!!

 そんなわけで、今回はこの話を読むだけでも価値があるので、ぜひ買って読んでみてください。
 内容をここに書くとスケビが売れなくなるのでこれ以上は書きません。

 あとは読んでのお楽しみ。
 

第四回なんちゃってJMC2016結果発表

 昨年末に締め切り、審査投票を行ってきました「第四回なんちゃってJMC」ですが、いよいよ結果発表しましたので、ぜひ力作を見てください。参加のみなさん、お疲れ様でした。

 なんちゃってJMC公式ページ

 ハセガワのJMC(ハセガワ製品のプラモコンテスト)が2012年を最後に休止してしまい、ガックリしていたのもつかの間、それなら自分たちが代わりにやればいいじゃん、これ幸い(汗)とパロディをぶちあげました。
 静岡ホビーショーにも毎年参加してきました。

 以前から、ハセガワのファンクラブってあったらいいのになあ~なんで誰もやらないんだろうな~と思ってました。
 というわけで、キットは今回のコンテスト用に買ったものに限るというルールで、ささやかながらハセガワ応援。
 で、パロディだけど本物のハセガワにも審査してもらってます。「見ていただく」目的が主であります。ハセガワからは賞品出しましょうかともいわれましたが、それは趣旨に合わないのでお断りしています。賞品出すより製品出せよ、っていうのが我々の願い(笑

 長谷川社長とお話したとき、JMCではお客さんの作品を通じて製品づくりの参考にしている、いろんな要望など聞かせてもらうようにしている、ということだったので、そういう場がなくなったのは本当に残念なことだと思いました。
 プラモってたくさん売れても結局作ったかどうかはメーカーの人はわかんないんですよね。

 特に昨今はネット通販なんかでスーっと買って、結局積んでおしまい、という人も多いかも。
 模型屋すら介在しないんです。

 そこでまあ、こういうコンテストやると(規模はどうあれ)、塗料や材料買いに模型屋へ行って店のオヤジと話すことになるし、参加者同士ネット上で情報交換したり、お互い模型作りが活性化するわけですよ。そして、参加者には「ハセガワへの一言」を書いてもらってそれを封書でハセガワに送りました。メールじゃだめですよ、心が伝わらないから。
 「作ってもないヤツのたわごと」とは違い、実際に今回作ってみた人たちの一言だから、きっとハセガワだって心して聞いてくれるだろうし、ここが悪いあそこが悪いと指摘するよりどう楽しんだかを伝えるほうが「今後もっと楽しめるものを作ろう」という気になるかなと。

 小さなイベントではありますが、ネットを使うと資金ゼロでこういうこともできちゃうんです。ありがたいですよね。

 今回は一般部門29作品、たまごひこーき部門12作品が集まりました。
 コンテスト参加作品は、普段なにげなく作ってるのとはまた違うヒネリのきいた作品ばかりですから、いろんな意味で参考にしていただければと思います。ハセガワ製品って、こんなにいろいろあるんだよー!! 改めてびっくり~!!
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