つれづれプラモ製作記

自称飛行機モデラー・きららのプラモ製作とプラモの活動記録

2016年12月

あの運命の日(「私兵特攻」)

 さて、11月は「つれづれコンペ」の掲載や、その後体調不良などが重なり、書きたいことが書けなくて重いカタマリのようになって胸につかえてくる。苦しかった。

 さて、11月19日に、大分海軍航空隊跡地を訪れた・・・あの日から話を続ける。
 現在は航空隊跡地の一部分は大分市大洲運動公園となって、市民の憩いの場であるが、その一角にひっそりとこの記念碑が立っていた。「神風特別攻撃隊発進之地」と書かれている、おそらくこれだけが航空隊の記念碑であるらしい。私も今回初めてここを訪れた。

 昭和20年8月15日の玉音放送後に宇垣纒長官以下十一機の特攻機が発進したという話は私も一応知っていたけれど、正直「特攻隊」というだけで重い話だし、なんでまた終戦後にそんなことしたのか、しかも宇垣長官って偉い人でしょ、それがなぜ大分航空隊にいたの?意味わからんわ・・・。

 人間って、意外と自分の足元を直視するのは勇気がいることで(しかも面倒くさい)、今までまともに調べたこともなかったんだけど、大分県人で「自称飛行機モデラー」を名乗る以上、それを知らずにいていいのか。なんだかものすごく気になってきたのは自分の年齢のせいか。

 記念碑の裏に書いてある年齢を見ると、特攻時、宇垣長官は五十五歳。ほぼ私と同じ年齢だったんですね。
 なんだかなあ。「呼ばれた」ような気がしたんです。書くようにと。

 「私兵特攻」(松下竜一著/新潮社)

 私が十数年前に模型を始めたきっかけは、タミヤの1/48零戦を作ったことだったんだけど、そのとき「零戦」について調べたくなり、戦史本など買っていた頃、印象的なタイトルにひかれてこの本も購入。
 松下竜一さんは大分県の有名なノンフィクション作家である。

 だがしかし、あまりにも重そうなテーマで難しそうだし、読んでいなかった(恥・汗
 それが先月、大分航空隊跡地を見て帰宅後すぐに読んでみて・・・ああなんと興味深くドキドキするような本だったのかということがわかった。単に重い話なんかじゃない。単に悲しい話でもない。
 あの8月15日の午後四時過ぎ・・・それをさまざまな人がさまざまな視点から証言し、幾度もその光景が描かれる。

 丹念な取材で、あの日が次第に目の前に立ち上がってくる。それがもう、何とも言えずドキドキ興奮するんです。
 中津留大尉機(宇垣長官乗機)が沖縄に突入する場面などは夜中読んでいて怖くなって、布団の中に入ってもなかなか眠れなかった。

 私にとっては先日読んだ「指揮官たちの特攻」(城山三郎著)からも続いているともいえる。
 あの運命の日、そして飛行機の不時着により生き残って戦後を生きた搭乗員たちの証言がまた・・・読み応えあります。

 写真が黄色っぽく写っていてすみません、実際は白です。たまたま実家にかけてあった寺司さんの作品を最近持って帰った。こういった屋根瓦を題材にした作品で知られている。大分県の方ならご存じの人も多いと思う。
 この本の主人公が、大分市出身の版画家・寺司勝次郎さん(甲飛十三期出身)。

 テレビの鼎談に寺司さんが出演して「最後の特攻隊」について話したとき、アナウンサーの何気ない質問「どうしてもう戦争は終わったとわかっていながら・・・こんな平和が来るとわかっていて、なぜ二十二人もの若者は命を捨てようとしたのでしょう」に、こう答えている。

 「どうして、こんな平和が来ると分かるんですか。それはいまだからいえることで、昭和二十年八月十五日の時点では、日本がこれからどうなるのかは本当のところ誰にも分らなかったんですよ。(中略)毎日毎日死ぬことだけを教えられて、それだけを目標にしてきた若い彼等にとって、ある日突然訪れた終戦は殆ど意味を理解できなかったと思いますよ。私には八月十五日夕刻に長官と共に出撃した彼等の気持ちが痛い程にわかりますね。」

 少し長すぎる引用になってしまった、すみません。でもここはショックというか非常に感銘を受けた部分。
 今の価値観で当時を推し量ることはできないと、改めて思った。もっと謙虚にならなくてはと・・・。

  というわけで、飛行機モデラーが作らなくて誰が作る!? 特攻隊員の遺書とか読んで感傷的になって泣いている場合か!? それだけでわかった気になっていいんか!? やっぱりね、特攻機を作るしかないよ。

 と思ってフジミの彗星買ったけど・・・800kg爆弾がついてない。爆弾取り付けもどうやればいいかわからない(再現されていない)し、ハードル高いなー。ファインモールドの48もあるけど、そちらは作るの大変そうだし・・・汗
 あかんわー、偉そうなこと言って、もう腰が引けてる(汗

大きさ比べ(レベル1/72Mi-24VハインドE製作記)



 ハインドEは塗装に入ったところ。とりあえず下側の薄いグレーを塗装した。上面はかなり面倒くさい。

 コンビニに行ってコピーを取る。コンビニってこういうときしか行かないな。
 インストはキットより少し小さいので適当な大きさに引き延ばした。まあだいたいこれくらいか。
 この塗装図に沿ってマスキングテープを切って貼り付ける。

 下面と上面三色、計四色を作った。
 例のイカロス出版の本の表紙が格好いいので、参考にした。とはいえ、迷彩は実際に塗装してみるとまた雰囲気が違うように見えるので難しい。

 あ、三色って書いたけど、排気管の後方は紺色も使用されている(画像の4番)。もう少しで見落とすところでした。

 

 大きさ比べ。

 ハインドはキャビン部分があるのでスタブウイングがずいぶん後ろになっているのがわかる。エンジンもこちらは双発なので全体に太っている。
 それにしても、やはりAH-1Sは洗練されたカタチしてるねぇ!! スリムで性能良さそう。
 おまけにハセガワだからとっても繊細できれいです。

 

 昨日、この美しい夕焼けに気づいた人が一体何人いるだろうと思う。
 飛行機雲がいいアクセントでしょ? 

 そういえば、先日仕事先で数人の女性と雑談していたら、ちょうど物凄い音を立てて頭の上を戦闘機が通っていった。築城のF2か? それとも新田原のF-15? まだ音を聞いただけではわからない私。
 他の女性は「あれ何!?」というので「戦闘機ですよ」と教えてあげると、「一体何事かしら!? 怖いわ~」「さっきも通ってたわよ、ウルサイわ~」と大騒ぎ。

 怖い? うるさい? 誰かがニッポンの上空を守ってくれてるから私達はのうのうとおしゃべりしてられるのにと、ふと思った。
 でもそんなこと普通の主婦は知らないし、私もプラモ作るまではほとんど興味がなかった(ま、「ファントム無頼」程度の知識はあったけど・汗)。
 
 空も海も隣の国々とつながっているのに、国境なんて考えたこともない、普段そんなことは想像の範疇を超えている、この地上の楽園ニッポン。ああなんと幸せ。

 なんちゃってJMC作品のアップロードなどの作業もなかなか終わらない。同時に年賀状の印刷もしたりして、目が疲れた。
 それでも参加者の作品をつくづく眺めていたら、なんだか涙が出そうになってきた。私のために(もちろん、それだけではないけど)これだけたくさんの作品が送られてきたんだよね。それぞれの思いが、作品を通してなんとなく見えてくる気がして。
 さて、あともう少し頑張ろう。

オッサン心を掴まれる

 ぐずつく曇天も何のその、あべさんがバイクに乗ってやってくるらしいので、模型屋(アカシ文具店)で待ち伏せ。

 RナントカっていうBMWのバイクである(いい加減名前覚えろよ!!>自分)、最近ホイールを取り換えるために当地のBMWバイク販売店に預けていたのを受け取りに来たらしい。
 古いバイクなのでこの部分も鉄だから錆びてしまうらしい。手入れも面倒・・・というけれど、でもやっぱり私は昔風のスポークが好き。

 しかし、バイクに乗ってると誰でも男前が三割増しですな(汗 いうなれば男のアフターパーツって感じか。

  今年最後のお買い物(先日注文していたプラモ)。年に一度くらいは近所の模型屋でプラモを買わないとね。さんざバカ話ばかり書かせてもらう罪滅ぼし。しかしなぁーハセガワ製品買ってないやん!!(汗

 あべさんが、タミヤの飛燕を買ったので、中身を見せてもらう。
 比較的パーツも少なくて値段も安い(税抜き3000円)。エンジンがちゃんと再現されてて、先日神戸で飛燕のエンジンを見たオッサンたちのハートを鷲掴みにする、という見え透いたタミヤの戦略である。
 俊作様にお会いする機会があったらまたこう言われるんだろうな「ハセガワの飛燕なんか作らないで、ウチの作りなさい」。くっそー悔しいっ!! きっとハセガワは私のために�U型改を作ってくれるからそれを待とう。

 きらら「先日、なんJで32の隼作った人がいてね、それ見て作りたくなってきたんよ!!」
 あべさん「32の隼? 持ってるよ」
 きらら「コクピットのパーツとか三個くらいだよね(笑)」
 あべさん「そうそう、パーツ少ないよね・・・作るならあげようか」
 きらら「ちょっと待って、模型屋でそういう話は問題あるんとちゃう?(笑)」
 模型屋「いやいや・・・別に構わないっす(あきらめたような笑い)」

 取り留めのない話をしばらくした後、あべさんは飛燕を荷台にくくりつけると
 「では、良いお年を」

 どこへともなく去っていったのだった。

 ま、なんだかんだ言って今年も良い年だったなぁ。・・・って、今年は終わってないぞ!!
 なんちゃってJMCの審査とか年賀状作りとか、まだいろいろ終わってないぞ!!
 とは思うけど、とりあえずうちに帰ってキットを眺めながらコーヒーを飲む。静かな年の瀬。

本題に入れ!!(レベル1/72 Mi-24VハインドE製作記)



 エンジンはほんの少しだけパイピングしておくことにする。しかしキットのパーツだけでもけっこういい感じに再現されてるし、この小さな72のエンジンにあとちょっとだけ足せばいいよね。演出ですよ演出。
 
 例のイカロス出版の本を参考に。
 今回も伸ばしランナーを使ってます。私は、ランナーはろうそくで伸ばすのが大人の流儀だと思っている(意味不明

 プラ用接着剤と指先で少しずつ曲げていく。ポキっと折れたって平気。なんせ無限に作ることができるのだから。



 で、ちょっとだけのつもりが・・・だんだんやめられなくなってくる。
 よっしゃーここにあと一本だけね、と接着すると、やっぱりこっちにももうひとつ這わせてみようか、え? いや~んそんなことされたら、もっと這わせてほしくなっちゃう~、何?それじゃあこの辺にもしてやろう、へへ・・・って感じで終わりがない。

 でもさー赤いヤツなんかあると、なかなかいいでしょ? ・・・ま、自己満足ですね。
 こんなこと悠長にやってるうちに今年が終わっちゃうなあ。
 実は今年は完成品が少ないので若干焦ってるんだけど、ま、いいか。

 It is the fire that lights itself
 But it burns with a restless flame
 The arrow on a moving target
 The archer must be sure of his aim

 It is the engine that drives itself
 But it chooses the uphill climb
 A bearing on magnetic north
 Growing farther away all the time

 Can't stop moving
 Can't stop moving
 Can't stop...

 A danger I'm prepared to face
 Cut to the chase

 その炎はひとりでに燃え始める
 しかしなぜか落ち着きなくゆらめいている
 うごく標的に向かう矢
 射手は標的をとらえないといけない

 そのエンジンはひとりでに動き始める
 だがなぜか上り坂のほうへ向かう
 北を目指し
 つねに遠くへと成長を続けながら・・・

 動かずにいられない・・・
 (中略)
 自分で直面することを準備した危険な状況
 本題に入れ!!  (「Cut To The Chase」RUSH)


 何かを作るとき、何かを始めるとき、そこには理由があるようでない、本人にはわかってないことも多い。
 その衝動を止められない。一体なぜなのだろう。

 たぶんそういうことを歌っているのだと思う。
 何かを作ってるとき必ず目標に到達できるかわからない、でもとにかく本題に入ろう。

 (いつものように意訳です。英語があんまりよくわかってないのですみません。カナダの偉大なロックバンドRUSHのアルバム「カウンターパーツ」の三曲目。それでなくてもドラマーのニール・パートの書く歌詞は難解と言われているんですよね実は)

SAコンベンション2016参加作品(スケビのコンテスト)と「なんJ」締め切り



 スケビの誌上コンテスト「SAコンベンション2016」に、参加した人の名前を見ていたら、今回も「なんちゃってJMC参加者」がたくさんいました(というか私の知ってる人は全員なんちゃってJMC経験者)。
 銀賞のしばやんさん、優秀賞のSINONEさん、FightingHannahさん、イクタサンの四人をはじめ、今回ご紹介する方々は、それぞれ一度はなんちゃってJMCに参加したことのある人です。

 で、残念ながらモノクロページに掲載されてしまった方々の敗者復活戦というか、一体どんな塗装なんだ!?という疑問に答えるべく、作品写真をいただきましたので、ご紹介します。
 入賞者はどの方もカッチョええカラーページで掲載されていますので、ぜひ購入してご覧ください。今回のコンテストのテーマはF-14でしたので、トムキャット好きは必見です。

 まずはスイッチボックスさん。実はアイデア賞受賞なんですが、モノクロだったのでご紹介。
 ハセガワのたまごひこーきをもとに、LSの144トムキャットを加えているそうです。ちょっととんがった感じ!?のたまごひこーきに仕上がってます。



 ぴょこたさん作品。

 作品タイトル:F-14Aトムキャット “ラーズグリーズ(ブレイズ機)”
 メーカー:ハセガワ
 使用キット:F-14Aトムキャット“エースコンバット ラーズグリーズ隊”
 スケール:1/72
 コメント:シューティングゲーム・エースコンバット5のプレイヤー機仕様のF-14です。
 単調にならないように気を付けたつもりですが、やはり黒塗装は難しいです。
 翼は接着していないので、あとからでも差し替えで変えられるようにしました。

 エースコンバット愛があふれてます。艶消し? 不思議な色です。



 RIngAKさん作品。
 作品タイトル: F-14A TOP GUN #33
 スケール: 1/72
 使用キット: ハセガワ、ファイタータウンデカール
 コメント:TOPGUN所属のアグレス機を製作しました。イラン空軍機ではありません
 時間が無く、きちんとした写真撮影ができなかったのが心残りです。

 これてっきりイラン物かと思ってました。たはは!!(汗
 それはともかく、迷彩のトムキャットって好きやね。ウォッシングもいいですね。



 はつたかさん作品。
 ファインモールド1/72 F-14Dトムキャット改造

 黒光りしてるトムキャット。



 マサキさん作品。
 「JASDF F-14D」ファインモールド1/72

 この洋上迷彩もやっぱカラーでないとね。



 ミズミズさん作品
 「たまごサンダウナーズ」ハセガワたまごひこーき

 いつもながら丁寧な作風ですね。


 さて、賞を逃した作品でもこれだけのレベルですから、今や「なんちゃってJMC」が飛行機モデラーの登竜門になっていると言っても過言ではないというのは言い過ぎだが決して否定もできないですよ。
 たぶんスケビのコンテストは来年もやるだろうし、ぜひ次はあなたも参加しませんか・・・とか言ってねぇで参加しろよ>自分

 さらにさらに、昨日12/18は、第四回なんちゃってJMCの締め切りでした。現在送られてきたメールと格闘中。

 だけど・・・今年はなんとなく送ってきた作品がものすごく少ないような気がする。
 もしかして締め切りを忘れていませんか!? 今からでも遅くないのでぜひ写真撮って送ってください、お願いします。
 

手がまめらんわー(レベル1/72Mi-24VハインドE)



 どうもこのレベルのキットはズベズダのOEMらしい。私はズベズダのキット持っていないからわかんないんだけど。

 がっくり。ズベズダのキットは作ってみたいなと思ってたから別に嫌じゃないんだけど、レベルと思ってズベズダを作っていた、というのが間抜けだね。

 そんなことはともかく、このキャビンの窓部分の透明パーツなんだけど、もちろん裏側から接着するようになっている。
 で、この状態で接着しようとしたら・・・向かって右側はなんとか接着できたけど、左側のは落っこちてキャビン内部にひっかかって出てこなくなった。悲しい。

 そこらへんにあるペットボトル的なもので代用できるだろうけど、落っことしたことが悲しい。
 自分の指先に自信が持てなくなる。



 画像中央にあるのは、チャフディスペンサーです。なんかすごく変なカタチをしていて、限りなくイモ付け。
 ヘリは全身にアンテナがあって・・・まあジェット機もアンテナ類は多いけど、体が小さいわりにあちこちについているので、その突出感がハンパない。突起物愛好者としては非常に楽しい。おまけにハインドは空中線まであるんだよ(ひゃー

 で、チャフディスペンサーの上にあるのはIRジャマーです。赤外線追尾ミサイルを幻惑するための装置。

 このキットはものすごく小さいパーツが多いんだけど、どうも最近特に小さいパーツを取り落とす・・・手がまめらなくなってきた気がする(逆に手加減が優しくなってきているので、壊すことは少なくなった)。
 まめらない、というのは、普通「舌がまめらない(まわらない)」というように使うんだけど、こんなふうにモノをすぐ取り落とすときなんかに使う大分弁なんだよ。とっても雰囲気出てるでしょ。



 スタブウィング(武装をぶら下げるための左右の翼のようなもの、揚力も発生する)を接着すると急に攻撃ヘリらしくなってくる。
 だがこれも、おそるべきイモ付けなので、この後どうなるかわからない。
 「のりしろ」が少ないので、真鍮線を入れるのも難しい。30秒ほど考えたけど、「もうええわ」とイモ付けを決行した。

 おそらくそのうちボキっと折れるんだろうな。ま、それはそのとき考えよう。

 一昨日でしたか、島根で漁船が転覆する事故があったよね。不謹慎だけれども、いつものことでヘリがテレビに出るとうれしくて目が釘付け。
 海上保安庁のヘリがぞくぞくするくらい格好よかった。シコルスキーS-76Dというやつだと思う。日本もこういうヘリが人気が出てキット化されるような国になってほしいよ。
 あんな時化の海に潜って救難活動するなんて全くもって信じられない。ヘリもすごいし、あの海の中に入っていくってのがすごい。海上保安庁すごいわー。

 とは言え私、人命救助するヘリのほうが攻撃ヘリより偉いとかは全然思わない。
 この際はっきり言っとくけど、人殺しをするヘリも大好きだし、命がけで人命救助するヘリも同じように好きなんだよね。矛盾してるけど、それがモデラーの宿命だと思っている。

ミルさんの設計局(レベル1/72 Mi-24VハインドE製作記)

 Mi-24VハインドE製作記の続き。またまた間が開いてしまったので実はずいぶん先までイっちゃってますが、ほかの有名飛行機と違ってヘリはあまり詳しくご存じない人が多いと思うし、ちょっとでも興味もっていただければと思って、下手な説明していきます(参考文献「世界の名機シリーズMi-24/-35ハインド」イカロス出版)

 ところで、Mi-24じゃなくて、Mi-24Vでした。ちなみにMilというのは、ミルさんの設計局で作られたという意味です。
 ハインドEという名称はNATOのコードネームなのね。ちなみに私はきらら397というのが制式名称です。

 で、このニョロニョロは伸ばしランナーを曲げたもの。



 本の写真を参考に、最小限の工作で最大限の効果をあげることはできないかと頭をひねる。フフフ。

 自分の技術に見合ったデッチアップ、他人から見れば「なんじゃそりゃ」という部分だけど、自分ではすごく楽しい部分です。これがないとプラモって単に組み立てるだけだもん。少しだけ自分で作った部分がないとさ、面白くないじゃん。

 で、上記の茶色いニョロニョロを接着した。
 ほんとは黄色や赤で目立つ色のものがいいんだけど、今回はそういうのないのでこれだけ。右側にほんの少しプラの切りくずみたいなものも接着したけどね。これくらいでも多少密度感出るのが72のありがたいところ。
 キットには計器盤類はデカールで用意されている。でも貼るだけだから、なんか味気ないんだよなー。彫刻されてたらうれしいんだけどね。

 ちなみに、この機体は多機能ディスプレイはありません。昔ながらの計器盤。私はこのほうが好きだけど。



 ヘリの場合は胴体(Fuselage)とは言わず、コクピットやキャビンの後ろから伸びている胴体のようなものはテイルブームと言います。

 この部分はテイルブームの下側(上下逆に撮影)。お約束の工作で真鍮線でアンテナを作った(ほかに作れるようなものがなさそうなので、せめてここだけ)。
 しかし実機写真をよく見たら、ぺちゃんこのカタチをしているように見えた(汗



 エンジン。クリモフTV3-117V。ヘリのエンジンはターボシャフトエンジンといいます、と言っても意味わかってないけど(たはは

 最初片側だけパイピングしようかと思ったけど、なんせ小さいし、片側だけハッチを開けるより両方開けたほうがいいかなと思い、二個パイピングすることにした。
 といってもこの通り、長さ三センチあるかどうかって大きさだしね、キットのパーツもなかなかよく再現されてるでしょ? だからまぁパイピングって言ってもちょこっと適当にするだけ。
 今回は小さいから金属線にしようかなぁ。それとも伸ばしランナーにするか。

 続く。 
  

模型展示会「二人展(ににんてん)」のご紹介


 今年の九月、鳥取県米子市で、素敵な模型展示会が開催されたと聞いた。

 その展示会は、物静かな飛行機好きのおじさん二人が、長い間丹精込めて作ってきた大切な作品を100機、同じように模型飛行機の大好きな方々に見てもらおうという、とても魅力的な催しだったらしい・・・・。

 私はそのことをネット上で知り、行ってみたいとは思いながら結局行かず(だめじゃん)、しかし、こういう形の展示会にとても惹かれるものを感じたので、お二人にメールでいろいろと質問して教えていただいた。
 私は毎年あちこちの展示会に足を運んでいるが、それらはクラブまたは、参加者を募る形式であり、個展もしくはそれに近い二人という展示会はまだ見たことがない。

 ときどき個展の話は聞いて「いいなあ」とは思うけれど、さすがに個展をするのは少々ハードルが高すぎる、でも二人なら・・・なんとかなりそうな気がしませんか!?



 実は、矢田貝さん、竹中さんは、岡山未完成チームの会員でもあり、それ以前に中学生以来の旧友なのだそうです。
 これは非常に幸運なことに思えますが、田舎のモデラーにはこういった「旧友」を今も地元に持っている人はけっこういるようで、逆に田舎の良さかもしれません。
 実はお二人には去年一度お会いしたことがありますが、メール交換していても、夢見る矢田貝さんと現実的な竹中さん・・・二人の持ち味が違っていて楽しかったです。

 また、模型クラブに入ってるのに二人で勝手に別行動が許されるのか!? と思った人もいるかもしれないが、なんと未完成チームの会長さんが後押ししてくれたというから、素晴らしい。

 そもそもなぜこの展示会をしようと思い立ったのかというと、「還暦という節目」で、ひとまず作品展をしようということだったそうです。
 当然ながら同好の士との新たな出会いもあったそうで、今後また展示会をされるのか・・・楽しみですね。

 写真は二人展のパンフですが、こういった各種の展示物(ポスター,注意書き,展示カードなど)会場のレイアウトは矢田貝さんの担当、印刷と製本(70冊くらい)、マスコミへのPR,会場は竹中さん担当。というように二人の得意分野を生かし分担されたとのこと。

 このリストも素晴らしい。よき思い出にもなりますね。
 竹中さんは普段から作品の記録をとっているそうで、素晴らしいと思います。

 さらに、あらかじめ自分の作品の中からいくつか選んで、会場で気に入った方に無償で譲ったそうです。
 売るという方法もあると思うんですが、それは最初から考えなかったとのこと。
 確かに、気に入った人に大事にしてもらえるなら・・・というのは一番納得できる気がします。作品を手放したくないという思いもあるけど、単に押し入れの中にしまってるだけじゃどうなのよ!? って気もするし。有意義な方法ですよね。

 大盛況の会場の様子。

 会場の使用料はなんと一日2000円だったそうで、これはうらやましい。
 また、直前にこの会場は同じような展示会で使われていたそうで、そのままテーブルやテーブルクロスが使用でき、会場設営も二時間弱でできたとのこと。
 ただしテーブルの配置や作品のレイアウトなどは前もって決めておけばそんなに時間はかからないと思います(これは私の経験より)。
 むしろ打ち合わせなどの準備のほうが回数も時間もたくさんかかっているそうです。

 とにかく、すべてを二人でなさっていて(計画から当日の設営・お世話まで)、大変だったでしょうが逆にやりがいのあるものだったのではと思います。
 逆にいえば、二人いれば展示会ってできるんだなと、勇気が出ませんか。

 矢田貝さん自作の注意書き。
 好評だったそうです。
 今後ネットでダウンロードさせてもらえるといいなぁ。

 日本中でみんなこれ使うのが流行ったら楽しいよね!!

 意外に思うかもしれませんが、子供でなくても思わず作品に触ってしまう人っているんですよね。
 模型はケースに入れずに出してますので、なんとなく触れていいような気がする人もいるのでしょう。また、指さして話しているうちに熱が入ってつい・・・ってこともありますし、「注意していただくために」こういう注意書きは必要だと思います。

 とか言ってる私は、他人の作品壊したこともあるのだ自慢じゃないけど(肘で144の飛行機つぶした、ひぇ~・汗)。



 最後になりましたが、矢田貝さん作品。



 竹中さん作品。

 それぞれの個性が響きあうっていいね。
 100機というのもいいね。

 クラブの展示会もいいものだけど、クラブにはクラブの縛りもある。
 そういうとき、気の置けない人とコンビを組んで自由な発想の小さな展示会をできると、模型ライフの区切りになるかもしれない。

 基本、ホビーって自分ひとりでやることであって他人に見てもらうことなんか必要ではない、というのが基本だと思うけど、しかしプラモというのはまずプラモありき、なんだよね。そこがちょっとほかのホビーと違う。
 作品展示すると自分の作品を見てもらうと同時に「プラモ」を見てもらうことになるんだよね。そこが面白い。

 エラソーなこと書いてますが、私もよその展示会に行って騒いでるだけ・・・の「乗っかりモデラー」になっちゃってるな、と反省しました。50代の間に何か自分で企画して展示会やってみたいな。そんな気分になりました。

世界の片隅の、模型屋で

 

 たまにはプラモを買おうかなと久々に近所の模型屋へ。
 先日神戸に飛燕を見に行った話もちょっと自慢したくなったし。

 二人で話していると、常連さんがやってきて話に加わった(私は初対面)。
 かりにAさんとしておきます。



 先日の川崎重工120周年展チラシを二人に見せて「飛燕とH2R見てきたんだよー」と自慢すると、バイクの好きな二人は、

 模型屋・Aさん「ほおおースゲー!!」
 きらら「H2Rめっちゃ格好よかったよぉ!! あのグリーンのところ・・・フレームっていうんですか、あれがかっちょええよね目立つよね、どんなバイクにもあるのかな」
 模型屋「そうそうフレームね、あるのが多いけど」
 Aさん「あれ普通はアルミなんだけど、H2Rはスティール(鉄)っていうのがね、またいいんだよねぇ」
 きらら「飛燕の隣に展示してあったんだけど、エンジンもかけてくれなかったんだよー川崎重工のケチ!!」
 模型屋・Aさん「そりゃあそうですよ、だめだめだめ~」
 きらら「跨らせてくれてもいいじゃないですか」
 模型屋・Aさん「無理無理無理~」
 きらら「飛燕は文化財かもしれないけどこれは商品でしょ、少しくらい触らせてくれたっていいやん」
 模型屋・Aさん「だめだめだめ~(激しく首を振る) ダメです、H2Rなんだから」
 きらら「意味わからんわ」
 模型屋「スーパーチャージャーですからねぇ」
 Aさん「なんか中津江のサーキットで300キロ出したとかいう噂ありますね、そもそも熊本で走らせてたという噂あるよ」
 模型屋・きらら「ほおお~」
 きらら「ところで以前から聞きたかったんだけどどこのメーカーのバイクが好きなんですか」
 模型屋「カワサキ。昔からね。あの頃、みんなホンダかヤマハって言ってた時代に。俺変わりもんだから(苦笑)」



 二人が、バイクの話をしてるのを私は隣で(あまり意味はわからないが)しばらく聞いていた。平日の午後、田舎町の模型屋での時間はゆっくりと流れていくのだった。

 (写真はすべて、今年の10/31に川崎重工創立120周年記念展にて撮影したH2R。ヘリやバイクはディテール写真がたまりませんね。どこから撮影してもカッチョいい)

隙間を埋める(レベル1/72 Mi-24VハインドE製作記)



 久々のハインド製作記だけど、どこまで書いたか忘れた(汗
 書いてる本人が忘れたくらいだから読者の方々はもっと忘れているに違いない。ということで、なんとなくこのへんだろうなというところから、また書いてみよう←おい!!

 胴体左右を合わせたらけっこう隙間ができてしまった、というあたりだよね確か。
 まだ体調がいまひとつなので、長い時間は作業しないようにしてるけど、毎日少しずつ進めているので隙間も埋まってきた。



 このキットはハッチをあちこち開けられるようになっているけど、右側は全部閉じることにした。
 かなり合いはいいとはいえ、そういうところを接着すると、ほかのスジ彫りとは雰囲気が違ってしまい、隙間が気になる。

 これを綺麗に整形するのが上級モデラーだろうけど、私はシモ・・・もとい、下級モデラーなので、かなり適当。
 あまりにひどい隙間だけはプラバンや瞬間接着剤流したり・・。
 例の武装した兵士が八人乗れるキャビン部分だけど、この窓が・・・もっと早めに全部接着すればよかった、とあとで後悔することになる。



 これは裏側、前輪部分なんだけど、こんなに隙間開いていいのか!?
 なんか私間違ってる!?

 不安だけど、インスト通りにやったつもりなので、ま、いいとしよう。
 隙間にはプラバンその他を詰め込んだ。

 そんな私のために、イカロス出版さんがこんな本を作ってくれた(表紙はチェコの機体、この迷彩かっちょええでしょ、私の作ってるやつもそうなんだよ)。

 ちょうど先月の11/21発売だったから、めちゃくちゃタイムリーでしたよ。このことを書きたくて書きたくてしょうがなかったんだけど、たまたま「つれコン」の締め切りになってしまったので、話ができなくて、あー苦しかった(汗

 私の知りたいことは、ほぼ全部この本に書いてあった。
 さまざまな疑問が氷解して、スッキリした。ああ気持ちいい。

 ネットで調べるのもいいけど、やはり日本語で書かれた本はありがたい。
 今度どこかの展示会に行ったら「このエンジンはクリモフTV3-117といいましてね、最初のころ致命的な欠点があったんですよ、それは・・・」とか知ったかぶりができそうっす。へへへ
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