つれづれプラモ製作記

マイペースで作っているプラモデルのブログです

2016年08月




 先週末に熊本市で開催された熊本トムキャッツ展示会レポートの続き。純粋に飛行機プラモデルオンリーの展示会です。

 sakusakuさん作品。アカデミー、スペシャルホビー、レベルのキットを使用(人形はICM、エアフィックス)、ヒスパノHA-1112
 「空軍大戦略」ジオラマ三部作のその2。

 遠近法ジオラマと言いますか、手前から、48、72、144と順に置いてられます。
 失礼だけれど、48と72だけでも十分雰囲気は出てると思います(写真では48と72しか写っていない)。手前から見ると、なるほどーという感じです。

 「空軍大戦略」とはバックにDVDが写っていますが、いにしえの有名戦争映画です。これを見てスピットファイアを好きになった人は多いと聞く。


 池辺さん作品 ハセガワ1/32 スピットファイアMk.Vb

 熊本地震で脚が折れたので、台に置いているそうです。
 被災したキットを見ると、じーんとしますね。

 ちょうどスポットライトが当たっていて機体の影がテーブルに落ちているのがまた、美しい。

 ミノルバさん作品。フジミ1/700 熊本城 「がんばっとるバイ!熊本」

 申し訳ない、上空を零戦52型が飛んでいたんだけど写ってません(実際今年、慰問飛行があったとのこと)。

 「なんとかバイ」とかいう、いかにも九州弁っていう言葉は、福岡とか熊本とか長崎とか・・・九州のおもに西側でしか使いません。鹿児島はどうなのかな、よくわからん。
 熊本の言葉って好きだな。熊本弁で大きなバイクに乗っててヘリと酒の好きな男だったら、言うことないね。
 


 さて、ここからは今回大挙して熊本に押し寄せた、九州の飛行機モデラーたちの作品(主に声のデカい九州人ですが本州人も少し混じっている)

 飯塚リバーサイドの大谷さん作品。「米国に連れてこられたとですばい!」 造形村1/32震電、その他

 九州弁だと、なんか悲惨さがなくなっていいですね。それにしても震電ってシャークマウスが似合うんだねぇ!! 
 バイクはミニアートのやつじゃないかな、私も持ってる。カッコいいよね。

 九州AFVの会に持って行ったらウケそうなジオラマです。



 大きなファントムの裏側です。焼けた部分も美しい。

 広島乱流会のあっくんパパさんの作品。実は裏側の写真しか撮っていなくて・・・申し訳ない。
 とても綺麗に塗装されてて(工作も上手いんだろうけど)、ひっきりなしに誰かが作品を見ているのでなかなか写真を撮る順番が回ってこなくて・・・アイドルの握手会みたいですな。整理券配ってほしかった。



 回転翼モデリングの盟友、大山さんが土曜日に飛来(翔バナイカイ会員だけど現在、九州在住)。

 去年徳島UAMCで見せてもらったヒューイと再会できて眼福。
 すでに一度ご紹介してるので、今回は部分的な写真だけ。ケチですな、私。でも一期一会というのはそういうことなのだ。

 アカデミーの1/35UH-1Cヒューイです。私も作ったけど、ストレートに組んだだけじゃー、なんかスカスカで大味。やはりこうやって手をいれないとね。ああー、私も次はきっと!!・・・・チャレンジしたいな。

 私のハリアーと、スペードのエースつながりでもある。これはデカールではなくて塗装ですが。
 ヘリコプターのハッチ開けるのってやっぱ似合うねー、ゴツゴツしてて。

 同じく大山さんのレベル1/32ヒューイのエンジン(これから作るとこ)。レベルのキットは今年の静岡でも作ってる人がいたけど、古いキットらしいよね。

 排気口の中も再現されてます。見せてもらいました。
 ううーむ、私も頑張らなくちゃ~



 同じく大山さんのタミヤ1/48 A-1Jスカイレーダー。

 ストレートということですが、スゲーかっちょいい。迷彩塗装にするのも大山さんらしい。
 武装てんこ盛りがいいよね、やっぱベトナムものは凄みがあっていいなぁ~私も作らねば、という思いを新たにするのであった。

 こんなふうに、よその展示会でお知り合いとランデブーするっていう楽しみもある。主催者には本当に感謝。



 横浜サンダウナーズのフェニックスさん作品。トランペッター1/32 F/A-18F 

 ここにもまた、裏側を見せている怪しい男がいた!! 飛行機は裏側で語れ!!と言う人もいるくらい(嘘)、なんせ機体の半分は裏側ですし、武装とか脚とか結構このへんで地道に苦労する。

 しかもこういうロービジの機体って、塗装してると何がなんだかわけわからなくなりそう・・・
 横浜の人なのに、最近、九州人の変なエキスを注入されてる様子。

 同作品。写真小さくてすみません、最近、モデルアートのホーネット特集に掲載されたので皆さん見てるかなと思って。

 機体のメリハリなんかが、個性の出るところですよね。
 実機の汚れた感じ、それをどう塗装するか。

 私もハリアー作ったときほとんど汚しはしなかったんだけど、次回もう少しこういうの真似してやってみたい。
 まぁそういうことなど色々観察・勉強することが多く、展示会ってめちゃくちゃ目と神経が疲れます。



 広島乱流会ののぼさん作品。1/32造形村 ドルニエDo335プファイル

 とにかくみんな裏側を見たがるのはなぜだろう。奥のほうを、狭いところを作り込んであると、ドキドキするのはなぜだろう。
 そして、そんなキットを作った人が、いいタイミングで機体を持ち上げてみんなに見せてくれるのは、なぜだろう。

 解剖学的な面白さでしょうか。ここがこーなってて、あそこがこーなってて・・・それを知って何かトクすることがあるかというと何にもならないんだけど、どうなってるか知りたい・・・。知ってどうすんの、という人にはこの趣味は向かないね。

 キット全景はこちら。尻餅つかないために、脚を固定されています。

 前から後ろからプロペラ回して、いや~んなことになってますね。
 イギリス・・・いや米軍か、この飛行機を見た人がビックリしたらしい、という話をI崎会長がしてました。

 そりゃあもう~びっくりしただろうなあ。

 同じく、のぼさんのハセガワ たまごひこーき シーハリアー

 ハセガワのハリアーの改造です。インテークはタミヤのハリアーって言ってました。機首をとがらせたのかな? 

 たまごひこーきの改造って、すごくセンスが問われるところだよね。面白いです。



 さて四月の地震の後、気をもんでいた人も多いと思いますが、とりあえずトムキャッツの皆さんはご無事で、家屋が崩れたなどの最悪の被害はのがれたそうです。しかし仕事も家庭も趣味も、他人には想像もつかぬほど大変だったことと思います。特に精神的なダメージは外からは見えません。
 何はともあれ、会員の方々の顔を見ただけで、本当にホッとする思いでした。展示会に行ってこんな気分になったの初めて。

 会長のI崎さん作品。シルバーウイング1/48 スーパーマリンシーガル 

 ご本人に作品のことを全然聞いていないので申し訳ないんですが、いつもドイツ機の夜間戦闘機ばかり作ってるイメージだったので驚き。

 しかも、これはあべさんからの又聞きで申し訳ないんだけど、レジンキットで100カ所以上の気泡を埋めたとか。
 大変ですねぇ~!!
 しかも銀色なんだから。表面処理とかメッチャ大変だったのでは。

 とにかく震災後間もない今回の展示会を開催されたご苦労には頭が下がりますし、参加させてもらってうれしく思います。



 まずはトムキャッツ会員の作品から。しかしこの方は「オブザーバー」と書いてありました。
 市丸さん作品。イタレリ1/48 アラド196 カタバルトは自作。

 作品は格好いいんですが、私の写真が下手ですみません。
 カタパルトがあると、この飛行機の格好よさがより一層わかるというか・・・。

 誰しも心に一度は描く風景ではあるかもしれないけど、なかなかここまで作れない。情景作品ってそういうもの。
 水上機と言っても、なんか凄みのあるカタチですよね。さすがドイツ機。カッチョいい。



 ミノルバさん作品。ハセガワ1/32零戦五二型 永遠の0 神雷部隊 宮部機

 もしかして、ハセガワの新しい32零戦を作った人がいるのかなと期待してきましたが、なぜか旧キットが二機ありました(汗
 旧キットはカウリングにスジ彫りがないんですが、(もちろん)彫ってありました。

 私は作っていないので作りにくいとかどうとかわからないんですが、カタチそのものは零戦らしいカタチをしているように見えます。まぁ発売当時は、作れば売れる的な?部分もあったかもしれません。ハセガワもノンキにそのうちリニューアルすりゃいいやと思ってたかもしれません。でもそうこうしてるうちに後回しにされ、ようやく今年・・・ここまでに四十年以上?の歳月が流れたというのもあんまりな気がしますが、プラモってそれでも現役で売られていたし、綺麗に作ればこうやってちゃんと零戦になるんですよねぇ。

 結局は、作り手次第なのかなあ。ううーむ。

 あまり汚さず、ツヤ消しで。人間も飛行機も長い戦いに疲れ果てた、最後の特攻作戦に向かう老兵の姿。この旧キットの姿と重なります。私も作ろう。

 森さん作品。スメール1/48 Fiat G.55

 フィアットとかマッキとか、格好いいですよね。派手な塗装が似合いそうだけど、これはシックにドイツっぽい塗装? まさか架空機? よくわかりません。だけどこういうのもいいなあ。

 イタリア機も作ってみたい。72で何か入手できたら。



 モリモリさん作品。1/72 アブロシャクルトンAEW 

 リベットを埋めた、と書いてありますが、完全に消えていないところを見ると、リベットが目立ちすぎるので浅くしたということでしょうか。 

 大きな飛行機はあまり興味がない・全く知らない私だけど、二重反転ペラが四つもついてて、なんかスゴイ。
 ネットで調べると早期警戒管制機・・・っていうからP-3Cみたいなものか!?

 イギリスの飛行機なのにイギリスのあのババくさい(失礼)迷彩じゃなくてシックなブルーなのは海の上を飛んでいたからなのか。



 oniさん作品。1/48 ファインモールド九六式二号二型艦上戦闘機

 先日、拙ブログの「つれづれコンペ」にも応募してくれた作品。
 本物も良かったですよ!! きれいでした。

 美しい蝶々のような機体。
 クラシックエアフレームの九六式が隣にありましたが、胴体がこちらのほうが細かったです。

 地震の後、しばらく作る気がしなかったということでしたが、そのわりにこれは二週間で作り上げたというから、すごい。多分、手が自然と動いたんだと思います。
 「やっぱり48銀河は(他のメーカーではなくて)ハセガワに作ってほしいですね」と一途に言われてました。もちろん私もそう思う。



 モリモリさん作品。1/32 P-47D (ハセガワ/レベル)

 マーキング類は手書き塗装だそうです。
 胴体後半、ファストバック部分がレベル。合体するのは大変だったとのこと。

 オリーブドラブってなかなか難しい色で作ろうと思ってもわけわかんなくなるし、単色の飛行機ってメリハリも難しい。

 この作品はそのオリーブドラブを少しムラにしていて、すごく男っぽくて強そうな雰囲気になってます、カッチョええです。
 私みたいに男じゃないのに男っぽい作品に仕上げようとするとかなりの無理がありまして、いわば男性が女装して女の気持ちを推測してみるのと同じように、ちょっと男になった気分でいろいろ想像したりする必要がある。

 いつもそのへんを学ぼうと思って展示会に行ってます。



 「ハードランディングホーネット」(エンター(サー)プライズ) たまごひこーきF-18(ハセガワ)、エンタープライズ(アリイ)、デッキクルー(フジミ) ノンスケール、趣味人(シュミット)さん作品。

 エンタ(サー)プライズは二つに切断したそうです。

 しかしねぇ、たまごひこーきが網にひっかかってるだけで可愛い(萌え)ですね~もぉ~。
 おまけに足元に可愛いお星さまが出てるのがマンガちっく(昭和)な表現でたまりません。
 波は石粉粘土(百均)に着色されてます(確かお星さまも百均のシールだとか)。

 こういうのって色々小技が効いてるというか、手が込んでいて作るのは大変だと思います。裏から見ても、ちゃあんと作り込んでますよ(写真がなくてすまぬ)。一歩間違うとすべってしまいますし。
 芸人は(観客を)泣かせるより笑わせるほうが難しいと言いますが、つくづくそう思います。

 というわけで、何かと()の多い作品でしたっ!!



 エアフィックス ホーカーP.1127 1/72  同じくシュミットさん作品。

 とても古いキットだそうです。銀色がきれい。
 なんで四本の棒の上にのせてあるんだろう・・・って聞いたら、「それエンジンの噴射ですよ!!」って(汗

 ひぇーハズカチー。そ、そっか、ハリアーは四カ所排気口あるから(前の二カ所は水蒸気だけだそうです)。これってハリアーの原型なんですよね、たはは。そういやー私の最近見てたハリアーの本に載ってたような(汗
 もう一機、シーハリアーも作ってられたので、「私の真似したでしょーが!!」と聞くと、笑いながら「違いますっ、今年の初めに作りました」ということでした。ホントかなあ。

 この方、いわゆる飛行機オンリーモデラーとちょっと違う。“AFV入ってる”んですが、そういうの私にはすぐにわかりますね、えっへん。



 蛇の目オヤジさん作品。アズール1/32 IAR-81C ルーマニア空軍

 プロイエシテ防国戦における離陸シーンだそうです。モーターライズされてます。几帳面で丁寧な作風です。

 ご本人から話は伺ってないですが、今回はじっくり作品を拝見しました。

 同じく蛇の目オヤジさん作品。ルーマニアンエミール Bf109E トランペッター1/32

 製作中に二度の地震がおきたにもかかわらず無傷であったそうで、幸運の黄色い機首ですね。熊本復興のシンボル。

 と思いきや、「クソキットでした」・・・・ありゃりゃ。

 しかしまぁ、なんだかんだ言いながら作るのがプラモというものであります。
 結局完成してるものって、本人がどう言おうと「既成事実」があるわけですよ。それも一晩くらいの関係ではないはず。「イヤ~こんな女、ブスだしさ」とかって誤魔化してるけど、照れてるだけなんだよね。



 大塚さん作品。1/48 エアフィックス スピットファイヤF24

 スピットファイアの数あるバリエーションの中のひとつ。やっぱ綺麗ですね。
 10年以上前に作った作品だそうですが、展示会ってそういう作品を展示してくれるのもいいんじゃないかと思います。
 見ていない人もいるわけですから。

 私は2003年のKPMSを見ているので、もしかしてそのときに拝見しているのかも。

 会場風景。

 明日に続きます。

 昨日(8/27)熊本トムキャッツ展示会へ出発の様子(久大線日田駅にて)

 実はヴァイパーの梱包が面倒なので、紫電改を持って行こうと思っていたら、我がヘリコプターの盟友(ちと馴れ馴れしいか!?)の大山さんが来られると聞き、そりゃもうヘリコプター持って行かなきゃでしょ!! と思い立ち、慌てて梱包した。ほんと梱包って難しい。疲れる。キライ。


 さー、熊本行くぞー。
 もう新幹線がうれしくてうれしくてしょうがない奴。

 残念ながら800系ではなかったが・・・。

 などと言ってる間にもう到着。あーあ、たったの20分ほど。もっと乗っていたいよ。
 熊本トムキャッツは鹿児島で展示会してくれないかなあ←おい!!

 展示会は、こちら。熊本駅から更に南下した、川尻という古い町並みの中にある「川尻工芸会館」です。
 今回のテーマは「蛇の目」。

 会場に入ると、ウォー!! いきなりオッサン度120%(8/27の様子)。

 あちこちに、お知り合いの姿が。

 ここかしこで、作品にかぶりつくオッサン・・・もとい飛行機モデラーの姿が見えます。至福のひととき。


 私の泊った駅前のホテルの前の歩道。

 最初、何か外装の工事か何か?と思ったんだけどよく考えたら「そうか!!地震で道が陥没?したんだ」と気が付いた。

 そう思って気を付けてみると、あちこちで道路の一部が盛り上がったようになったり、うねったりしている所が見られた。崩れかけた家屋、そして例の調査済みの紙が貼られている家・・・。

 テレビやネットでは見ていたけれど、実際に見るともっとダイレクトに胸が痛む。
 他人の目やテレビカメラを通してじゃなくて、自分の目で見るのって大事だなと改めて感じた。

 そして、熊本城も行ってきたよ(カブリモノスキーさん撮影)。

 私の背後に見えるのは宇土櫓という、古い、加藤清正公時代の建築。お飾りの天守閣と違って、実戦的な櫓である。
 中を見学したこともあるけど、ものすごくカッチョいい建物なのだ。

 この宇土櫓は今回の地震にも幸いなことにほぼ無傷で残っている。
 熊本城の様子は展示会レポートの最後に書く予定。

 というわけで明日から展示会レポート始まります。

 
 

 AV-8BハリアーIIプラス完成っ!! (U.S.MARINES VMA-231“エースオブスペーズ ”所属機)

 72ならではの凝縮感が、作ってて、たまらないっす。
 もっと腕が上がれば、もっともっと楽しいと思う。

 でも、少しだけ、キットの良さというか、「ハセガワはこのキットをどういう意図で作ったのか」ということをほんの少し理解できるようになってきた気がする。キットを作りながら濃密な二か月間を過ごすと、少しずつそういうのがわかってくるような・・・というかハセガワのキットの良さというか。

 言ってみれば、ブンガク作品を読んで「この作者は一体何を言いたかったのか」ということを考えたりしたことがあるけれど、ああいうのに似ている気がする。カッコよくいうと、それぞれのメーカーの人が考えて形にしたことを読み取る、ということでしょうか。
 もっと深く読み取れるようになりたいな。




 などと偉そうに言ってますが、写真撮った直後、三か所ミスを発見(←もっとあるやろ!?)。

 デカールの貼り忘れ、塗料のハミ出し、灯火の塗装し忘れ。ま、どれもタッチアップできるからやり直した。
 でも写真撮りなおすの面倒くさいので、そのままです。

 あと、増槽ポロリの後付け直したんだけど、どうも左右平行になっていない。
 あーあ、ダメダメじゃん。

 インテークの内側は白ですが、フチのあたりは外側の塗料が入り込んでいるようになってますよね。ここを塗装するのを忘れてて、昨日やり直したんだよ。ふう~。
 裏側なら無視だけど、目立つとこだからなあ。っていうか、インテークってジェット機の命!? 排気口と同じくらい大事なところ!? だよね。
 インテークの内側をきれいに整形すると、さらにもっとよくなると思う(←思うなら、やれよ!!)、いやーちょっと難しいもん。そのうちできるようになるかな。



 まぁあれだ、失敗したとこは無視して、上手くできたところだけ見るように心がけている。
 今回は締切までにとにかく何とか完成させるのが第一目標だったので、とりあえず目標クリアできて良かった。

 機首のアンテナ(いやピトー管か?)はプラでは限界がある。作り直すほうがいいんだろうけど、面倒なのでやっていません←だめじゃん


 コクピットは、操縦席をネットで調べたんだけど、キットの操縦席がとてもよくできていることを発見。プラモって実機を必ず省略してるんだよね。その省略の仕方が設計者の腕の見せ所(のひとつ)じゃないかと思う。

 いつものとおり、黄色の部分だけちょっぴりディテールアップ的な? 黄色い棒状のものと、脚の間に引っ張るようなもの・・・どちらも射出座席を作動させるためのモノではないかと思う。
 シートベルトは板鉛の薄いようなもの(頂き物なのでどういう素材かわからない)で作っています。釣り道具屋の板鉛では72には少し分厚い気がするので。72だし老眼だし、なんちゃってシートベルト、なんちゃってコクピットですよ。でもコクピットを作るのはすごく楽しい。大好き。

 キャノピー上の風防破壊のための電熱線っていうんですか? あれはデカールになってるんだけど、貼るのめっちゃハードル高い。
 ここは心が折れそうになる瞬間ですね。どげんかならんのか。だが・・・貼るしかない。
 とりあえず貼ったけどかなり歪んでいる。おまけになんか剥がれそうになってくるし。ただし、実機も下手な人が貼ったみたいに塗料ハミダシみたいになってるのでホッとした。



 こんなとこの繊細な雰囲気とかハセガワらしくてスキスキ~。 

 背中に穴がいくつか開いているので、ピンバイスで開口してみた。わりと簡単な工作で精密感が増す部分だよね。
 しかし・・・アンテナが分厚い(キットのパーツ)のが激しく興ざめ。あああー、ここまでやらないとせっかく穴開けても意味ないね(がっくり

 主翼と胴体の合わせ目というのが発生しないので(左右主翼が胴体挟んで一体)、作るのは楽だった。

 塗装する段になって時間がなくなり、慌てて適当なグレーを作り・・・だってもう、写真毎に色が違うくらい、わけわかんない色なんだもん!!

 裏側がいちばん白っぽいグレーで、表側はもう少し濃いグレーといちばん濃くてブルーっぽく見えるグレーの二色迷彩。さらに機首のレドーム部分は微妙に違う変な色に見えるので、適当に違う色を作って塗装した。
 先日作ったAH-1Zもそうだったけど、適当に塗装したはいいがデカール貼る段になって、「ぎゃー、デカールのグレーが見えにくかったらどうしよう~」と大慌て(学習してねぇ奴)、デカールの文字等も白じゃなくて明るいグレーなんだよね。
 ま、ロービジだから目立たないんだよね、実機も。多分。



 右側のコクピット下についてる、えーとなんだっけ(すぐ忘れる)、剃り残しのヒゲみたいなやつ、キットに最初からモールドされていた。ここを持つとなんかチクチクして痛かったけど、せっかくハセガワがモールドしてくれたから、これはこのままいくことにした。

 第一風防はスジ・・・もといパーティングラインを消して磨いたつもりなんだけど、いまひとつ透明感がないので(苦手なんです)クリアを吹いてみたけど、こんなものなのか!? 余計ひどくないか? やり方がまずいのか。よくわからない。

 もちろんマーキングは「Ace Of Spsdes飛行隊」。スペードのエースつまりは最強ってことでしょ? ベトナムのヒューイなんかもスペードのエースを描いた機体があったよね、ゲンを担ぐのかなあ、パイロットって。  



 水平尾翼の付け根は面白いカタチ(実は接着するのが少し難しく、右側のダボは結局折れてしまった)。
 方向舵に貼ったデカールが思いっきり失敗してるのは目をつぶってください(切り方間違ったんだよ、あ、でも手元にもう一枚デカールあったんだった。忘れてた。今から貼りなおすか)

 ドーサルフィン?の隣についてるでっぱりは、チャフディスペンサーなんだけど、写真で見るとなだらかに胴体とつながってるように見えたので、パテを盛って整形。これが私にはけっこう難しい工作だった(途中でかなり後悔した)。そもそもキットのパーツが出っぱり過ぎかも。

 スミ入れはエナメル塗料の黒。グレーの機体なのでアクセントのためちょっと強調してみた。



 胴体後部下のフィンや、翼の端、増槽のフィンなど、とにかく削れそうなものは何でも削ってみたけど・・・主翼端なんかうまく削れてなくて結局意味無し。はぁ~徒労感がすごい。

 でも、端を削るのは飛行機モデルの基本なので(実機は刃物のように薄かったりする)、今後もっと上手く削れるように頑張ろう!!
 飛行機の複雑な曲線。ウットリしちゃうね。 



 ハリアーには排気口が全部で四つあり(これで垂直離着陸をするのだ)、後ろ側のふたつは出口のところに仕切り板が二枚ついているが、キットではまったく開口されていない。
 さぁ、ここはどうするか。黒く塗装したら遠目にはわからないかもしれない。だけど、気になるからイキナリ排気口をふたつに切ってみた(それしか思いつかなかった)、ふたつに切ってくりぬいてからプラバンで仕切り板をつけた。
 ふふ、ここはやはり、やってよかった工作。苦労が報われた(ってほどでもないけど、自己満足)

 が・・・・主翼端が見苦しぃ~!! やだなあ、もう。写真撮るといろいろ見えてきていやんなっちゃう。



 真横から見たハリアー。
 最初の頃のハリアーより米軍らしくマッチョになっている。そこが好きで作ったんだけど、ほかの方々のハリアー見ていたら、ほかのハリアーも作ってみたくなってきた。とりあえずハセガワのキットを作りたかったというのもあるしね。

 ほかの方々の作品もとても良いので、もうちょい時間できたらアップする予定、お楽しみに。

 さてタイヤを全部接着していざ置いてみると・・・ぎゃー真ん中のタイヤが接地してねぇ~よ!! で、慌てて小細工した(小細工ができるようになった、のが自分的には多少の進歩)。やれやれ。
 この飛行機は尻餅はつかないみたいだけど、ちょっぴり錘は入れてます(機首と真ん中あたり)。実は、持ったときわずかに重みを感じるのが最近気に入ってる。なんていうか、存在感を感じるの。軽いといかにもプラスチックのオモチャのような気がするでしょ。



 というわけで、完成。
 武装はいろいろ考えたけど、キットのまま。AIM-9Lだけです。空中哨戒任務って感じかな。
 下手に適当な武装をくっつけたりするとリアリティがなくなるので。増槽は、カタチが綺麗なのでつけてるのが好き。

 全体に半ツヤクリアを吹いています。

 まぁあちこち問題山積だけど、一応完成したし、パッと見にはものすごく格好いいぞ!!いやーハリアー最高!! やっぱ男と飛行機は垂直離着陸なのだ(謎 それに何と言っても飛行機は72に限る。手のひらにちょうど載るくらいがいい。おっぱいだってそうでしょ?
 
 とにかくプラモってあんまり深く考えないのがコツである←おい!! これが今の自分の腕だし、今からまだ上手くなるのだから、それでいいのだ。
 うまく出来てないってことは、伸びしろがあるってことだから・・・・。



 昨晩のことだった。
 ハリアにクリアをかけているところだった(おっ、なんか韻を踏んでいる)。

 ああー、もう少しだったのに。
 焼けているところにだけ艶消しクリヤを吹いていたら。
 ああーもう!! これがなかったらもう完成してたのに。

 自分でやったので誰のせいにもできない。今朝起きたときも気分がかなり悪かった。



 鍾馗もまだちゃんと作っている。捨ててないからね。安心して。

 ま、リベット打ってなかったら今頃は捨てて買い直して作ってたと思う。
 とか言いながらも、いつのまにかアンテナ線を張っているのがおわかりでしょうか。
 (本当はもう一本、キャノピーの中に突き抜けて入っていく線があるんだけど、それは作れないので省略)

 You've been running and hiding much too long.
 You know it's just your foolish pride.

 Layla, you've got me on my knees.
 Layla, I'm begging, darling please.
 Layla, darling won't you ease my worried mind.

 長いこと逃げ隠れしてきたんだよ
 つまらないプライドのせいで

 レイラ、だけどもう今は何もかも捨て、ひざまずいて
 レイラ、ひたすら君に愛を乞う。
 レイラ、お願いだから、この苦しい心を救ってくれよ (“いとしのレイラ”/エリッククラプトン)


 リカバリしてたらこの曲が頭の中で流れた。
 知ってますか? この曲。ちょい悲しすぎるイントロだけど。
 最初の二行の「You」ってのは歌ってる本人のことだと思う(いつものとおり私の意訳です、英語はあまりよくわかんない)。

 日本人だと土下座か? でも土下座なんかされたくない。ひざまずくのはキリスト教だから? 
 プライドも何もかも捨てれば、人間、何だってできるかもしれない。  
 なかなかそこまで捨てられないものだけど。

 エリック・クラプトンも苦しい恋をしたんだろうなあ。


 というわけで諦めず、明日に続く(涙




 先日下関でいただいたペーパークラフトを作ってみたんだけど、
 けっ、こんなのモデラー様にはちょちょいのちょいだぁ、ふん、バカにすんなよ・・・な~んてやってたら、失敗してるやん!! 嗚呼、恥ずかしい。

 水平尾翼の位置間違って、剥がそうとしたら破れました。
 ペーパークラフト用の、とても接着しやすい紙なので、ちゃんと確認しながら接着しないとやり直しはきかない(木工用ボンドで接着してもすぐにくっつくのは大変作業性は良いのだが)。
 
 なんでも舐めてかかるとイカンという例ですね。
 AV-8B「あ、俺は舐めてほしいっす・・・特にあのへんを重点的に」

 うーん・・・ごめんね今ちょっとそういう気分になれないから。


 そうだ、模型屋に頼んでいた三笠(ハセガワ1/700)を買いにいこう。
 先月頼んでいたのにすっかり忘れていた。

 お盆あたりまで、連日38度とか39度とか言ってたのに、急に35度くらいに下がって(汗、涼しい気がする。しかし35度が涼しく感じるってどういう夏だぁ!?
 ハッと気が付いたけど、家の中で着てる服のまま出てきたので(模型屋は歩いていけるくらいの近所)、胸の谷間が見えてるよ!?
 ま、いいか。いつも世話になってるし(意味不明

 お金を払った後よもやま話をしていると、模型屋(49歳)がなんとなく外に出ていったので、「なんだなんだ、話してるのに失礼なやっちゃな」と思って私も外に出ると(っていうか、平日の午前中ですよ、ほんとは速やかに家に帰って掃除でもしなくちゃなんだけどね)、スタンド型の灰皿が置いてあり模型屋は煙草に火をつけながら「昔は盆すぎるともう少し涼しかったですけどねぇ。ふぅ~」

 などとノンビリ言うではないか。なんだ、急に煙草が吸いたくなったんだな。
 きらら「煙草やめられんのねーやめたら太るでしょ」
 模型屋「うん、一時期やめとったけど、80kgくらいまで太ってヤバかった」

 店の前の道路は狭いわりにクルマの往来が結構あり、立ち話してるとスレスレのところをクルマが通ったりしていまひとつノンビリできないんだけど、しかし一向にそれには構わず「今年はまだ台風が来ないからかなあ・・・ふぁ~(あくび)」などとあくまでマイペースである。

 まだまだかなり暑いけれど、ふと吹いてくる風に涼しさを感じる。ああもう立秋過ぎたしなぁ・・・夏も折り返し地点は過ぎたんだなと、不思議な寂しさを覚える。


 三笠の中身。

 すみません、すでに出して作り始めたのでパーツが少なくなってます。実際はもう少しランナーがたくさん入ってます。
 静岡ホビーショーでも見たけど、小さいのですぐにできるんじゃないかという甘い考え。あ、またまた舐めてるかしら私。つい・・・



 長い戦いだった・・・・(ハセガワ1/72 AV-8BハリアーIIプラス)

 と書き始めたいんですが、実はまだ完成してません(汗
 接着してない部品があるし、焼けてる部分やり直したいし、クリヤ吹いてないし、風防にみっともない隙間があるし。
 でも、某所で初めて参加した「ハリアーコンペ」に提出しました。いいのだこれで。

 1/72のハリアーってこんな大きさ。
 ちっさぃ!!

 こないだも誰かが、「おっぱいの大きさは手のひらにちょうど収まる大きさ、ということがいちばん大事だと拘る人がいる」と教えてくれましたが(汗
 手のひらって個人差があるので、もう少し大きな手の人はもう少し大きな飛行機でも大丈夫なんでしょうね、でも私はこれくらいが限度。
 とか言って写真撮ってたら増槽に触れて、ポロリ(汗
 更にこの後着地させると、真ん中のタイヤが接地してなくて焦った(汗

 何はともあれスミ入れしたら、めっちゃカッチョええ!! 最強!! 

 米海兵隊 第231攻撃飛行隊“エースオブスペーズ”所属機。

 If you like to gamble, I tell you I'm your man
You win some, lose some, all the same to me
The pleasure is to play, makes no difference what you say
I don't share your greed, the only card I need is
The Ace Of Spades

 もし賭けたいなら、相手になってやるぜ
 お前が買っても負けても、俺には同じことだ
 賭けてるときが最高、お前の手には乗らないぜ
 お前と欲望のやりとりをしたいんじゃない、俺の欲しいのは
 スペードのエースだけ  (“Ace of spades”/モーターヘッド)


 それにしても、この二週間くらいどうにもこうにもならんくらい暑かった。身の置き所がないとはこのことである。
 ぱんつ一枚・・・ってわけにいかないので、せめてミニスカートを穿いてブラシを吹いたけど、全身を流れ落ちる汗が自分でも恐かった。
 ちょっと修正してからまた写真撮ります。

 「指揮官たちの特攻」(城山三郎/新潮文庫) ようやく読んだ。興味深い本でした。
 みなさんご存じ、初めての特攻として有名な関行男大尉と、最後の特攻隊(大分航空隊から発進した)の中津留達雄大尉の二人を描くドキュメント(この二人以外にも魅力的な人物が数多く出てくる)。

 中津留大尉って大分県津久見市の方だったんですね(そんなことも知らなかった・恥)
 大分航空隊の跡に行きたいとずっと思ってるんだけどなかなかそれすら実現できていない。
 もう少し涼しくなったら行こうと思っている。

 内容はご紹介するまでもないけど、改めて城山作品を読んで、この人の文体は好きじゃないんだなと気が付いた。でもそれは好みの問題なので、書いている内容の素晴らしさとは関係ない。

 一言、放言を付けくわえるとしたら、宇垣長官は一人で死んでほしかった。死場はいくらでもあったと思う。中津留大尉以下、将来のある部下を死なせてほしくなかった。
 きっと世の中にはそういう上司に「(色んな意味で)殺されている」有能な部下がいるんでしょうね。本当に悔しい。

 放言を書いたほうがいい、と百田尚樹が書いていたので、私も今後ますます暴言放言を誰はばかることなく吐きまくりでいきたい。よっしゃ~!!

 昨晩は某所で飲んでいた。
 日本酒は冷たくしたり温かくしたり、その温度も実にさまざま、奥が深い。冷たくしたのを飲んだけど、冷たいともうあまりにも飲みやすくどんどん飲むので危険である。

 そりゃもう、特攻の本を読んだあとは日本酒でしょ。

 私、本当に特攻隊(という考え方)は心底嫌いです。だから読むのもものすごく辛いんだけど知らなくちゃいけないことだから無理して読む。
 列車の中で読んでいたら涙がでてきて困った。

 普段、一匹狼(女だけどね)を気取ってみたりしてるけど、やっぱり楽しい連中と一緒に飲むのは楽しい。

 この世界で出会った模型とモデラー共に乾杯。

 時は巡り また夏が来て
 あの日と同じ 流れの岸
 瀬音ゆかしき 杜の都
 あのひとは もういない (青葉城恋唄/さとう宗幸)


 なぜかこんな歌を思い出してしまった。
 夏という季節には何かノスタルジアを感じる。ふと思い出すのは「あの夏の日」だったりする。

 日本人だからだろうか? 八月は特に、いろいろと思うことが多い。
 だから、夏は楽しいはずなのになぜか寂しい。



 

 先週の土曜日(2016年8月6日)、下関厳流会の展示会に行ってきた。

 会場の様子。



 特に何かモデルがあるわけじゃないそうですが、昭和の工場のイメージだそうです。「昭和の遺産 “工場”」

 残念ながらどなたの作品か書いてませんでした。すごく残念。

 
 グリーンさん作品。零式水上観測機。1/48。ハセガワ?

 何かいつも見慣れてる作品と違うなと思ったら、土台が海じゃないんだね。
 砂浜を模しているのだと思うけど、たったそれだけのことでイメージは違う。海はなくてもいいんだね。そうか、そうだよね。

 たったそれだけのことなのに、新鮮に感じる。
 若い方が古めかしい飛行機を作ってるだけでうれしくなってしまう・・・・私も立派に年寄の仲間入り。

 会場の片隅で怪しい工作に励む男が・・・・

 きらら「あのー」
 ハルトさん「・・・・・(ひたすら手を動かしている)」
 きらら「あのぅ、ハルトさん!!」
 ハルトさん「(顔をあげて)あっ、きららさん、どうもこんにちは(にっこり)」

 静岡で紙の艦隊を見た人も多いかと思いますが、ハルトさんのペ―パークラフトです。
 そんなに難しい技術はなさそうだけど、ポイントはハサミかな? ハルトさんのは関のハサミでとても使いやすそうだった。
 デカール切るのにも使えそうだし、ハセガワもこういうハサミを売ってくれないかなあ。

 説明しながら紙を手際よく切ったり曲げていくハルトさんの手がとてもしなやかで優しい。・・・ああっ、あんなふうに触られたら私、紙みたいにヘナヘナになっちゃいそう・・・ああっ妄想が止まらないっ。
 世間一般でも、女性に「男性の体の中でどこがいちばん好きか」と聞くと、わりに「手」と答える人が多いそうですね。
 手って、大事なところだもんね。「あたし」に触れてくれるところだから。
 えっ、何? アノ部分はどうかって? 女はアノ部分に意外とコダワリはないってことでしょうか。まあ用が足せればそれでいいってことか。すみません。

 ニャンチューさんとマッキさんがいなくて良かったなあ・・・あの二人がいたら「どうしたんです、もじもじしちゃって・・・ヤリたくなったんでしょ奥さん、こんな紙ばかりいじってるような男なんかやめといて、俺のを試してみな!!」とか言われて物陰に連れ込まれて・・・(違。

 そう、ついついヤリたく・・・もとい、作りたくなっちゃうのが私の悪いところ。一昨年訪問したときも無理矢理小さなシュペールエタンダールをもらって作りました。今回は1/144のF-2を頂きました。
 しかし、これは本気で言うけど、女にモテたかったら、目の前でペーパークラフトを作ってみせるといい。



 同じくハルトさんのペーパークラフト。
 ミサイル発射の瞬間。これはなんか心が躍る風景だよね。みんな大好き、ミサイルはっしゃー!!
 海の模様が、動きのある感じで面白い。もちろん土も紙。

 そっか、そうだよなー紙でいいよなと改めて思った。
 紙、という選択肢。何が何でも土台は造形しなくちゃって思ってた。


 ここからはゲスト作品。

 この方は私の隣に置いてられたんですが、とってもシブい作品群でみなさんが写真撮ってました。
 私はこのリベットゴツゴツがいいな。

 ただ残念ながら作品カードがなかったのでお名前も何もわからない。



 これもカッチョいいなあ。
 ジオラマを作る人にとっては当たり前な手法かもしれないけど、大胆に高低差を使ってアピールする、いいなあ。

 私の友人が言った言葉「キットを作ってポンと置いただけじゃ作品とは言えないと思うんよね・・・そこに土台なり何なりを作って展示できるようにしてひとつの作品になるんじゃないか」を思い出す。

 ガンダムって白でなくてもいいんだ。

 そうか、そうだよな。
 白でなくちゃガンダムじゃないと思ってた。・・・これガンダムですよね?(イマイチ自信がない) 違うキャラクターだったらすみません(汗

 とにかくカッチョいい。



 なんちゃってJMCに参加してくれてる、さるおうさんの作品。ハセガワ1/32零戦五二型丙

 なんと、まさかの筆塗りですよ。

 私の紫電改とさるおうさんの「たまごひこーき紫電改」(P-47改造)
 見事、紫電改のマキの紫電改は誰にも質問もされなかった(涙
 あ、でも写真撮ってくれてる人はいたような・・・ありがとうございました。

 軽装甲機動車はmotoさんに「作り込んでますね」とほめられて有頂天。ドアの内側作っただけですが・・・
 どっちかというと、軽装甲機動車のほうが見てもらえたかも。まあ他人の作品見るほうが目的だから自分の作品はどうでもいいですが。

 (さるおうさん撮影)
 今回の展示会レポートはこれでおしまいです。すみません、どうも拙く短いものとなりました。
 何はともあれ、久しぶりの展示会でゆっくり楽しんできました。ビールと魚の煮付けが美味しかったなぁ~←それかい

 I took a trip on a train
 And I thought about you
 I passed a shadowy lane
 And I thought about you

 And every stop that we made
 Oh, I thought about you
 And when I pulled down the shade
 Then I really felt blue

 Oh I'm going back to you
 And what did I do, I thought about you

 汽車に乗って旅に出たよ
 それでも、あなたのことを考えてた
 夕暮れの小さな通りを横切ったりするたびに
 あなたのことを考えてた

 停車場で止まるたびに
 あなたのことを考えてた
 日差しがまぶしくて日よけを下すと
 なんだか心も暗くなった

 そして今、あなたのとこに帰っていくところ
 結局、何をしてたかっていうと、
 ずっとあなたのことを考えてた  (“I thought about you”)


 古いジャズナンバーなので色んな人が歌ってますが、you tubeで見るとフランクシナトラのなんかいい感じです・・・
 どうってことない、他愛ない歌詞だけど、何か好きです。
 誰かから電話がかかってきて「今何してた?」って聞かれたら「I thought about you(ちょうどあなたのこと考えてたところ)」って一度でいいから言ってみたい。

 そして私は、ずうっとハリアーAV-8Bプラスのことを考えてたよ。
 げげっ、締切14日じゃん、間に合わねぇよ、無理なんじゃ・・・まあでも金曜土曜で頑張れば・・・何とかなるか!?

 というわけで、作業場に帰っていこう(暑っ

(この写真、なんで最後にアップしたかというと私が写ってるからなのだが・・・顔写ってないやん!! 顔いらんってか!? と思いましたが、もちろんわざとじゃなく、たまたま私が写り込んでいただけなんだよね?)



 2016年8/6,7に山口県下関市で開催された、下関厳流会展示会のレポートをお送りします(私の参加は8/6のみ)。
 今回も、自分の気に行った作品のみご紹介するのでご了承ください。また、基本的に作品カードに書いている名前を書きます。作品へのリスペクトの気持ちです。今回は若干お気に入りが少なかったのでレポートも二回分くらいかなあ。

 写真は巌流会の会長・馬関のとら。さんのタイガー。1/35。チュニジアでの情景。すみません、どこのキットかわかりません。
 
 やっぱタイガーは素人が見ても格好いいな。Bf109みたいなもんでしょうか、わかりやすい格好よさ。
 戦車の上で記念写真撮ってたりして楽しい情景になってます。色使い、塗装・・・AFVは色々と見てて楽しい。

 福岡県の小倉駅からは普通電車で20分くらいか。関門トンネルを抜けるとすぐに下関駅。

 ようするに九州からはすごく近いんだけど、一応ここは本州だ。だからどうしたって話だけど、しばしの九州脱出である(妙にうれしい)。

 今年はシモシモコンビ(下関厳流会の下ネタコンビ・・・ニャンチューさんとマッキさんのことです)がお二人とも欠席で残念無念。
 っていうか、シモの関に行く楽しみの半分は彼らに会ってシモの話をしながらビールを飲むことだったんだけど。



 同じく馬関のとら。さんの作品 エアフィックス1/72 ライトニング

 上から見ても、なんかヘンな形の主翼の飛行機ですが、下から見てびっくり、エンジンが縦に二個なんですね。初めて知りました←おい!!
 ツウの人はこういうのが好きなんだよねえ。私もいつかイギリスものが好きになる日が来るのだろうか。ただ、こうやって見ていると何となくその魅力もわかるような・・・。
 
 何かガンプラか何かの置台に飛行状態にして展示してます。
 なんかさー、こうしてみると飛行機って脚いらねぇ~よなぁ~。と一瞬口に出しかけて慌てて口をつぐむ。
 こんなこと飛行機モデラーの前でウッカリ言ったら袋叩きにされるな、気を付けなくちゃ。

 最近みんな、エアフィックス作ってるよなあ、エアフィックス滅茶苦茶流行ってますよね。悔しい。
 このキットはどうか聞いてませんが、最近のエアフィックスのキットは楽しい分割になってるらしい。楽しい分割ってどんなんだ!?



 イノチェンコさん作品。1/35 ドラゴン デマーグD7対空自走砲

 キット名は違う名前だったから、なにか手を入れているのだろうか。作者に聞けばよかった。すみません。
 ハーフトラックの上に対空砲を乗っけてるんだな、ということは何となく私にもわかります。

 ごちゃごちゃ感がいいです。AFVはいろいろな改造車?みたいのがあって面白いですよね。

 お!! ハセガワのF-2を痛機にしたのか・・・と思いきや、これが何と紙でした。

 ハルトさんのペーパークラフト。
 各基地別の萌えキャラが描いてあります。

 ペーパークラフトの話はまた明日に。

 会場の様子。

 ここはシーモール下関という老舗のショッピングモールで、下関駅につながっている商業施設。
 だから、会場も親子連れや女性が多い。何となく華やか。なかなかの盛況でした。

 模型作り体験コーナーも設けてある。
 会員の作品は、半分以上がキャラクターもので、ゲスト参加もかなり多い。
 スケール、特に飛行機はとても少ないのはわかってたんだけど、それならば逆に援軍を・・・という「よその展示会にいらん世話」な拙作を持ち込んだ。
 展示会には年間いくつも行くけれど、お作法としては、前もって作品持ち込みは可能か、持ち込めるとして参加料はいるのか、また持ち込み作品の大きさや個数をあらかじめ知らせておく、というようなことでしょうか。到着時刻などもおおよそ伝えておくといいかも。
 持ち込み個数は一個か二個がいいんじゃないかと思います。相手の展示会に迷惑にならぬ程度。まあ持ち込み作品っていうのは「自分の名刺代わり」だと思ってますから。

 今回もそうでしたが、作品カードの枚数が限られていて「もうありません」と言われることも多いので、作品カードは自分で作っていくといいです。どこ行っても、残念ながら作品カード置いてない人がけっこういるんです・・・なんていうキットか、どこのメーカーかなど知りたいですもんね。

 マシーネンの作品。すみません、作者のお名前・作品名等何もわかりません。

 キャラクターものって、見せ方とか土台とか色使いとか・・・すごく勉強になります。
 一昨年もそうだったけど、マシーネンも作品がけっこう集まってまして、どれもみな上手でした。

 グリーンさん作品。バンダイ1/144 ガンダムグシオン

 写真が下手で申し訳ない。色や剥がれ方などいい感じでした。


 堂々と夏の空。

 なんか夏は空も強そうな感じがする。存在感あるね。

 夏の旅は暑いのと交通機関が混んでるのがアレだけど、荷物が少なくてすむのがいい。
 生物は、やっぱり夏に活動したくなる。

 明日に続く。

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