両親を訪ねて別府出張してきた。
一人で行くときは列車の旅で楽しいが、今回は余震が続いている最中なので多少緊張感がある。
駅に行くと、ありゃ何か珍しいものが停車している。
大分-日田間を走っている、「或る列車」という観光列車で、この中で酒池肉林・・・もといスイーツ食べ放題!?らしい(よくわかんないけど)
「ゆふ」が来るまでホームで写真を撮っていると、乗務員(多分、そばに停車していた普通列車の運転士だと思う)が話しかけてきた。
「これねぇ、こっちの(普通列車を見ながら)と同じ車両なんですよ」
へええー、そうなんですか、改装してるだけなんですか
「そうです、もちろん中身も全部ですけどね」
やはり水戸岡さんのデザインなんですか
「そうです・・・」まだいろいろ言いたいことがありそうだ。
金ピカな雰囲気は、太閤秀吉の「黄金の茶室」もかくや!? と思わせる。正直あんまり好きなデザインじゃないけど。
「ななつ星(九州を横断する豪華クルーズトレイン)なんてのは、たった七両で新幹線三十両分の値段ですからねぇ・・・」
えええー。そうなんですか。ななつ星はうちの近所通るんで音がよく聞こえるんですけど、普通の列車と音が違うんです、なぜでしょうか。
「それは・・・普通はディーゼル車輛ってひとつの車両ごとにエンジンがついてるんです、ほらあの部分アミみたいのが見えるでしょう? ななつ星は一番前だけにエンジンがついてて引っ張ってるからかもしれませんね、ブルートレインと同じで」
へええ。そうなんですか。えーっ、ディーゼルって全部の車両にエンジンついてるんですか。
なるほど、それであの独特のずんずんずんずん・・・っていう音がするのかな。
話の途中で残念ながら乗務時間が迫ってきたのか、行ってしまったけれど、楽しい話が聞けた。まぁ~そりゃ~現場の社員にとっては観光列車だのクルーズトレインだのがお金かけて話題集めをして、それでどれだけ見合った利益を生んでるんだ、JR九州は自分たちが支えてるんだぞという、そういう気持ちがあるのかもしれませんが。
それにしても幸先のいいスタートだなあ、私がオタク顔してたから話しかけてくれたのかなあ、それともやっぱり美女だからかしら、フフフ・・・なんて一人ニヤケながら考えた。
一人で夕方まで時間があったので、海(別府湾)を見ながらお茶飲んだ。
ふだん山の中に住んでいると海を見ると心がほっとする。潮風もいい。
実は、私が湯布院を通り過ぎた直後、けっこう大きな余震があり、由布院駅の窓ガラスが割れたり一時久大線はストップしたらしい。ふう~間一髪。あの日田駅で会った運転士のご加護かもしれない。
帰りに見た由布岳。
手前の家はブルーシートが置いてありますが、途中地震で瓦が落ちてシートをかけている家がたくさんあった。
それにしても瓦ってどうよ、と今回の地震で感じましたが(台風などでも飛びやすい)、日本の風景といえば瓦屋根だしね。こういう言い方は不謹慎かもしれないけど、瓦屋さんは儲かるわけだしね。壊れやすいけどそれを作り直すのが日本の文化のような気もする。
あ、写真の真ん中あたりに写ってるのは汽車の中の電灯です。
由布岳は「豊後富士」とも言われる美しい山で・・・頂上が二つに分かれてるじゃねぇか、どこが富士だよと言われそうですが、豊後の人は富士山なんか見たことなかったんですよ多分。
姿の美しい山なので富士と言わせてください。それにあの二つに分かれてるところを、指先でこう・・・なぞって見たくなるでしょ? ふふ。
というわけで、どうにか任務完了。しかしめっちゃ疲れた。
模型仲間と二日間くらい狭い空間にいてもちっとも疲れないのに、妹と半日いただけでぐったり疲れるのはなぜだろう。価値観とかものの感じ方の違う人と一緒にいると疲れるね(もちろん妹もそう感じているだろうね)。
とにかく早くうちに帰って鍾馗作りたい・・・と、何度も思った。
一人で行くときは列車の旅で楽しいが、今回は余震が続いている最中なので多少緊張感がある。
駅に行くと、ありゃ何か珍しいものが停車している。
大分-日田間を走っている、「或る列車」という観光列車で、この中で酒池肉林・・・もといスイーツ食べ放題!?らしい(よくわかんないけど)
「ゆふ」が来るまでホームで写真を撮っていると、乗務員(多分、そばに停車していた普通列車の運転士だと思う)が話しかけてきた。
「これねぇ、こっちの(普通列車を見ながら)と同じ車両なんですよ」
へええー、そうなんですか、改装してるだけなんですか
「そうです、もちろん中身も全部ですけどね」
やはり水戸岡さんのデザインなんですか
「そうです・・・」まだいろいろ言いたいことがありそうだ。
金ピカな雰囲気は、太閤秀吉の「黄金の茶室」もかくや!? と思わせる。正直あんまり好きなデザインじゃないけど。
「ななつ星(九州を横断する豪華クルーズトレイン)なんてのは、たった七両で新幹線三十両分の値段ですからねぇ・・・」
えええー。そうなんですか。ななつ星はうちの近所通るんで音がよく聞こえるんですけど、普通の列車と音が違うんです、なぜでしょうか。
「それは・・・普通はディーゼル車輛ってひとつの車両ごとにエンジンがついてるんです、ほらあの部分アミみたいのが見えるでしょう? ななつ星は一番前だけにエンジンがついてて引っ張ってるからかもしれませんね、ブルートレインと同じで」
へええ。そうなんですか。えーっ、ディーゼルって全部の車両にエンジンついてるんですか。
なるほど、それであの独特のずんずんずんずん・・・っていう音がするのかな。
話の途中で残念ながら乗務時間が迫ってきたのか、行ってしまったけれど、楽しい話が聞けた。まぁ~そりゃ~現場の社員にとっては観光列車だのクルーズトレインだのがお金かけて話題集めをして、それでどれだけ見合った利益を生んでるんだ、JR九州は自分たちが支えてるんだぞという、そういう気持ちがあるのかもしれませんが。
それにしても幸先のいいスタートだなあ、私がオタク顔してたから話しかけてくれたのかなあ、それともやっぱり美女だからかしら、フフフ・・・なんて一人ニヤケながら考えた。
一人で夕方まで時間があったので、海(別府湾)を見ながらお茶飲んだ。
ふだん山の中に住んでいると海を見ると心がほっとする。潮風もいい。
実は、私が湯布院を通り過ぎた直後、けっこう大きな余震があり、由布院駅の窓ガラスが割れたり一時久大線はストップしたらしい。ふう~間一髪。あの日田駅で会った運転士のご加護かもしれない。
帰りに見た由布岳。
手前の家はブルーシートが置いてありますが、途中地震で瓦が落ちてシートをかけている家がたくさんあった。
それにしても瓦ってどうよ、と今回の地震で感じましたが(台風などでも飛びやすい)、日本の風景といえば瓦屋根だしね。こういう言い方は不謹慎かもしれないけど、瓦屋さんは儲かるわけだしね。壊れやすいけどそれを作り直すのが日本の文化のような気もする。
あ、写真の真ん中あたりに写ってるのは汽車の中の電灯です。
由布岳は「豊後富士」とも言われる美しい山で・・・頂上が二つに分かれてるじゃねぇか、どこが富士だよと言われそうですが、豊後の人は富士山なんか見たことなかったんですよ多分。
姿の美しい山なので富士と言わせてください。それにあの二つに分かれてるところを、指先でこう・・・なぞって見たくなるでしょ? ふふ。
というわけで、どうにか任務完了。しかしめっちゃ疲れた。
模型仲間と二日間くらい狭い空間にいてもちっとも疲れないのに、妹と半日いただけでぐったり疲れるのはなぜだろう。価値観とかものの感じ方の違う人と一緒にいると疲れるね(もちろん妹もそう感じているだろうね)。
とにかく早くうちに帰って鍾馗作りたい・・・と、何度も思った。