つれづれプラモ製作記

マイペースで作っているプラモデルのブログです

2016年02月

 久々のヘリ。長いようで短い一年、なんだかんだとやってると作りたいものもなかなか作れない。とうとう去年は大好きなヘリを一機も作らずに終わってしまった。悔しいぞ!!

 去年から作りたかった、1/48 キティホークAH-1Zを入手したので作り始める。
 AH-1系統の最新型なので、資料はない。ネットで写真を拾うくらい。どんどん行っちゃう。でも今度はキャノピーちゃんと合わせなくちゃ。ドキドキ。
 サイバーホビーのシーキングはどうしたの? などと無粋なことは聞かないでください。たまには失敗もあるよ。たまには・・・いや二度に一度は失敗かもしれませんが、そのほうが見てて面白いでしょ。

 私の持ってる資料(Walk around)によると、AH-1Sまではライカミング、J/Tがプラット&ホイットニー、WになってGEのエンジンをのっけている。
 ということは多分これもGEだろう。と思ってネットで調べるとやはりそうみたい。
 だから、この本のエンジンの写真で、まぁだいたい同じようなものだろう←そうなのか!?

 なんちゃってパイピングをやってみようかなと思う。
 機体はW型までと全く違う、一回り巨大な機体らしい・・・ひゃー。アパッチ様より強いのだろうか。気になるなあ。

 ヘリのくせに生意気にサイドワインダー装備してるのが驚き。

 ※そもそもヘリコプターとは「ヘリコ+プテロン」という造語なので、「ヘリコ」というほうが正しいという人も多いが、私は日本で通用している「ヘリ」という言葉を使用している。飛行機の分類で言うと回転翼機という言い方もある。米軍っぽくチョッパー(肉切り包丁)なんていうとより一層カッチョいいかもしれない。


 コクピット内に黄色や赤の部分があるとその部分をとりあえず作る「なんちゃってディテールアップ」をするんだけど、今回はそういう部分も見当たらないのでどうしようか。

 攻撃ヘリは前席がガナーで後席が操縦なんだけど、このヘリは前席も後席も計器盤がほとんど同じみたいだなぁ・・・ウイキペディアで見てみると、前後で全く同じことができるらしくさすが最新型ヘリなのだ、前後の席で同じ訓練をすればいいから無駄がない。
 ディスプレイの部分は白く塗ってからハセガワの偏光色フィニッシュを貼る。
 ものすごく薄くて扱いにくく見えるけど、ご覧のとおり猿でも貼れる。便利です。

 エッチングのシートベルトがついているので、これを使ってみようかなあと思う。一応塗装してみてイマイチだったら自分で作ろう。
 
 こないだ博多のキャラクターもの中心の展示会に行って、つくづく思ったよ。
 キャラものって何て平和なんだろうって。
 スケールものって何て血なまぐさいんだろうって。

 私たちスケールモデラーの作るアイテムは、たっぷり血を吸いこんでるんだよね。
 問答無用、戦争に使われる兵器というものは、みんなそうなんだよね。
 だからこそ格好いいんだけど。何か美学のようなものを感じるし、まとわりついた歴史や、人間の業の深さ、さまざまなものを感じることができる。

 たとえプラモデルでも、単に本物を模したハリボテに過ぎなくても、軍用のアイテムが並んでいると空気が何か違うんだよ。

 普段何気なく作って眺めているけど、こうして違う種類の展示会に行くとそのことをひしひしと感じる。
 こういうのも、新たな発見。


 2013年からスタートした、なんちゃってJMC(ハセガワJMCのパロディ、ハセガワがJMCを再開するまで続ける予定)ですが、第三回は2015年夏にエントリーし、先月末で作品応募締め切りました。

 エントリー50名中、38名ゴールイン、12名が未完成・・・ううむ、今回は少々「中折れ」が多かったかなあ。
 何はともあれ、参加の皆様お疲れ様でした。中折れの人を含めて、ハセガワキットで苦しみつつ楽しんでもらえたならそれが一番です。

 ネット上で審査を行う(参加者による投票)ので、現在は審査会場を製作中。一足先に皆さんの作品を見ることができるので役得なのだ。
 ただし少し目が痛い・・・。でももう少し頑張らねば。

 先日どこかの展示会で、
 「なんちゃってJMC!? じゃあ、みんなが作品をきららさんちに送ってくるの?」
 と寝ぼけたことを聞く野郎がいましたが、冗談じゃねえ、ニセガワ製作所は人手不足なんだよ。
 会費も頂いてないしね。

 そんなわけでネット上で審査するので経費は全然かからない。私が少し目が痛くなったり指が痛くなるだけです。あ、肩も痛いか。
 また、「なんちゃってJMC」という名前で今年も静岡ホビーショーの合同展に参加する予定。



 模型作りのモチベーションを上げる方法。

 それは、今私のやってるような作業をすることではないかと思う。
 好きな趣味に関することなんだけど、模型作りではない作業。
 たとえば、模型クラブの世話役とか、何か模型のイベントを立ち上げるとか。

 すると、猛烈に模型が作りたくなってくるぞ!!
 やりたいやりたいやりたい・・・削りたいさすりたい撫でまわしたい・・・もうリベットでもいい、この際贅沢は言いません、どんな辛い作業でもやります、お願いですから模型を作らせてください・・・。

 試しに、やりかけの鍾馗(ハセガワ1/48)のリベットを打ってみた。
 あ~、うれしい・・・・・・・・・
 
 三行くらい打ったところで飽きてきた←早すぎるんじゃね?
 というわけで、明日に続く。



 



 2016年1月31日に福岡天神で開催された、FMS展示会(キャラクターもの中心)の様子。後半戦に行きます。

 奥野さん作品。「朽ち果てゆくザク」 コメントに「見つかりにくい断崖の洞窟で乗り捨てられたため、発見されたときにはすでに風化していた」とあった。

 イイですねぇ~。いや~ほんと好きっちゃ~この作品。
 実はこの方の作品全部好き。全部ご紹介したいくらい。

 というわけで同じ方の作品。どすこ~い!!

 「相撲だウィーゴ」 コメントに「クラスのマドンナのとなりの席をかけた勝負がいま始まる・・・」

 センスいいです。この方の作品の色づかいが大好き。

 もうひとつ同じ方の作品。「太陽の牙ダグラム」

 好きやねー。ご本人とお話していないのが残念です。

 まだまだ働くウィーゴ。

 ロクシカクさん作品、「ウィーゴで鬼ごっこ」
 赤鬼なんですねー。

 それにしても、普段スケールやってると、実在のマーキング、実在の塗装をみんなが作るわけですから、おおよそ有名な塗装はみんな知ってたりする。
 ところがキャラクターものって、定番の塗装もあるけど大抵はみんな思い思いの塗装してるから、それを見て楽しめる。
 これは新鮮ですよ!!
 お気に入りのひとつを見つける、自分だけのひとつを作る・・・・女子がキャラクターものを好きになるの当然ですね。

 同じ方の作品。「鉄っぽい人 18号」

 いろいろ貼り付けてるだけらしいけど、いいねえ。



 「しんかい0 白鯨」ハセガワジャンクプラント「しんかいX」に参加作品だそうです。

 私、自分で作れないけど、ジャンクプラント見るのは大好き!! たのし~!!
 何がどっちよりすごいとかそういうことを超えて、面白いものは面白いし、ステキなものはステキなの。

 先日私も作ったフレームアームズガール・スティレットが何人かいましたよ。
 どの方も上手でしたよ・・・。自分がいかにトーシローだったか思い知りました。

 このスティレットは赤い鎧の武者のイメージでしょうか。
 赤もいいなあ。可愛い。

 ぷはー。

 こういう作品は説明するだけヤボだね。


 キャラクターものって圧倒的に人型をしてるものが多いんだよね。そこがスケールものとまず一番違う。

 スターウォーズのストームトルーパーというものですよね?
 普通白いけれど、こんな色も面白いね。

 スターウォーズアイテムを作ってる人もたくさんいましたよ。


 部分的な写真でごめんなさい。ガンプラのキュベレイという一度みたら忘れられないようなカタチしてるアイテム。

 綺麗な塗装してる人が多いのでそちらに目がいってしまうけど、こんな部分にはこんなディテールアップが!!(たぶんディテールアップなのだと思うんですが、キットのままなのかな? よくわかりません、けど綺麗につくってますよね)
 しかしスケールモデラーのサガですかね。我ながら嫌らしいねぇ、少しでもスキマや穴が開いてるとそこを覗き込んでしまうんだから。
 
 うふーん、こんな娘もいましたよ。「戦国ランス 戦姫」 ゲームキャラ?

 美少女フィギュアとかっていうと、どうしても踊ってるような格好してるのが多い。あれはあれでよいのでしょうが、私なんかは、こういう格好のほうが色っぽいなと思ってしまう。
 だってさ、おっぱいの間に棒を挟んでいるのがいいんじゃないですか? たはは。

 実は、こういったフィギュアはあんまりありませんでした。ガンプラ率がものすごく高かったです。

 あー、やっぱりこの方の作品カッチョええわ~、昨日もご紹介した金属表現や汚しの上手な方です、これもすっごくカッチョエエ~好きですねぇ。

 いかにも強そう。本当に戦ってる感じ。

 女性も人形みたいな美しさとか、むちむちと色っぽいとか、いろいろあるように、ガンプラもいろいろあるね。

 ほらほら、ここにも働くウィーゴ。

 アリイ1/32 のダイハツ三輪トラックのデカールを使用したそうです。

 やはり白い塗装って好きです。

 なんというアイテムかわからないんですが、これはガンプラではなさそうだなあ。
 何かこう、昆虫的なデザイン。美しい。

 1/35「空条 承太郎」
 コメントに「やれやれだぜ・・・」と書いてあった。

 何のキャラか知りませんが、こういうのも大好きです。ゴゴゴゴゴっていう文字がついてるのがいい。
 これアレですよね、タミヤの戦車兵セットに入ってる人形ですよね。



 いやー文句なく格好エエですね。日本中、どこへ行ってもやっぱり男共は「俺様のモノを見ろ!!」というような巨大な武器をぶらぶらさせるのが好きですね。フフフ。

 こうやって、下から見上げるように撮ると格好いいんだね。気が付いた頃にはもう帰る時間でした。

 会場では誰一人知っている人には出会わず・・・誰とも話さないので逆に作品をじっくり見ることができたかもしれない。

 というわけで、アイテム名もわからない、雲をつかむようなレポートでごめんなさい。
 キャラクターものも、よくよく見ていると、色々面白い発見があったり勉強になる部分もたくさんありますよ。

 自分の普段作ってるジャンルとは違うジャンルの展示会に突撃するのも楽しいものです、お勧めします。

 で、今回の「初めての体験」 じゃーん、人生・初スタバ!!(汗

 紫電改「とことん田舎者だな、小娘!!」

 数年前に、友達と一緒に行ったことはあるんですが、自分一人で入ったのは初めて。こういうとこは、一人で入らないと行ったとは言えませんから(意味不明

 いまだにカフェ・ラテって何なのかよくわかりませんが(多分泡立てたミルクを入れたコーヒーなのか?)、ともかくそれを注文し、アボカドのサンドイッチにかぶりつく。ところでこのカップのフタはしたまま飲むものなのか? わからんなー。飲みにくそうなのでフタは取ってから飲む。
 うーん、やっぱ博多は都会やねぇ・・・もちろん、いかにも都会な「窓の外がよく見える席」に座るが、外の人から見られてる気がしてなんか落ち着かない。

 ・・・というわけでこの後ジュンク堂書店に立ち寄り、“紫電改のユキ”は無事任務終了、帰途についたのだった。ふう~。

 拙い展示会レポートはこれにてお終いです。
 

 

 昨日(1/31)、福岡・天神福ビルにて開催された、第三回FMS展示会の様子を二回にわけてご紹介します。

 もともとキャラクターモデルの展示会だったのが、今年からはスケールモデルも解禁されたと聞き、では行ってみようかと思った。
 しかし残念ながらスケールモデルはごくわずかで残念ながら飛行機はゼロでしたが、他ジャンルの展示会は色んな意味で興味深い。楽しく見学させてもらいました。

 会場を歩いてすぐに気が付いた・・・ハセガワのメカトロウィーゴが大忙し!! あちこちで、このように名札を持って頑張っているではありませんか。
 その健気な姿に、思わず涙するハセガワファンの私。
 もちろんどのウィーゴもそれぞれ個性的な姿に塗装され、見るのが楽しかったです。

 「カピバラ」さんて、もちろんハンドルネームですが、殆どの人がハンドルネームでの参加でした。

 まずは作品見ていただきましょう。いらぬ言葉を並べるより何より作品見ていただくのがいちばん。

 ワルノリさん作品「キングキタン」

 今回いちばん心に残った作品かなあ。
 ミキシングビルドってやつですね。
 恐いですよ、こんなの夢に出てきたら・・・・

 何のパーツ使ってるか、わるか人にはわかるよね。ふふふ。

 こうゆうの、自分では作れないけど見るのは大好き!! 

 これは基本部分はガンプラですよね。ちょっと洒落た置物みたいになってる。

 パンクブーブー 佐藤哲夫さん作品。今気が付いたんですが、パンクブーブーってお笑い芸人でしたっけ?

 すみません・・・・わかってませんでした。ただ、この作品は好きだなー。芸能人だろうが異星人だろうがモデラーという意味では関係ないでしょ。



 ミキシングビルド系統が続きます、この作品もめちゃくちゃ好き。
 いけぞーさん作品、「Z-REX」

 ガンプラのパーツなのかなあ。
 かっちょええ。恐竜って幼い頃から大好きなんです。

 会場入り口。
 天神のど真ん中、大きなビルの中の一室。通りすがりの人は来ないような場所です。
 そのかわり静かで、広くて、なかなかいい会場でした。

 受付の面々も「若い」。私の息子みたいな人ばかり。

 若いってことはやはりパワーがある。つくづく感じましたよ。
 でも会場に一歩足を踏み入れると(熱気のせいもあるけど)独特の変な匂い・・・・モデラーの汗臭さは、どこも同じだねぇ。

 スケールモデルの展示会を見慣れた目にはものすごい見学者の多さ。最初から最後まですごい混雑だった。

 そして、総立ち状態。みんな若いから、椅子に座ってる人なんかいない。

 腕組みして眉間にしわを寄せている人はいない。こんなガンプラは飛ばない!!とか言ってる人もいない。ものすごく平和な空気が漂っている。



 すみません、作者のお名前がわかりませんが、確か、右側のピンク色のクルマのエンジンを自分の好きな色で塗装してみたと話しておられました。

 まるで武器みたいですね。
 綺麗だなあ。

 クルマ模型みているときの男の人たちの顔って、何か独特なんだよね。
 綺麗な女を眺めているときのような顔、かなあ。

 あ、ここにもいました!!
 
 ハセガワ一の働き者。

 passhoさん作品。

 すみません、何というアイテムなのかわかりませんが、とにかくこの方の作品好きでした。
 ウェザリングもそうですが、金属表現がすごく好き。ガンプラって基本的には金属らしく塗装しないよね、たぶんアニメの設定などがそうなのでしょう。
 私はそこがちょっぴり不満で、こういうふうに本物の金属ぽく塗装してるのがやっぱり好き。
 そしてこの方は金属部分の塗装がとても綺麗だった。

 どうも私の下手な写真ではうまく伝わらないのがもどかしい。申し訳ない。



 いも! さん作品。

 もしかして、ガンダムのほうはキットがあるのな、それともスクラッチ? 作業してる人の乗ってるクレーンみたいなのはスクラッチだと思う。
 全然わからなくてすみません。今回は、知り合いも皆無、一人で見て回っただけなんです。

 こういう情景も、とにかく好き。



 こういったアクリル製の置台に置いている人が多く、飾り方なども参考になる。

 この方、作品ももちろんいいけれど、テーマの見せ方が面白いと思った。
 80年代のロボアニメ作品のアイテムだそうです。

 わかりやすく、印象的な飾り方。ひとつひとつも引き立つよね。真似してみたい。

 作者名わからなくてごめんなさい。「ウィーゴ・ドロンパ」

 米国のオバケふうの塗装だそうです。洒落た飾り方だね。色のセンスがいいです。

 今回驚愕したのは、作品カードは「作品名」と「コメント」だけで、スケールとかキットメーカーとか書いてないの。
 あくまで作った人の「作品」ということなんだろうね。バンダイやハセガワのせいにしない、それを作った瞬間から「これはオレが作った●●なんだ」っていうプライド。そういうことなのではと邪推する。

 作者の名刺は各自たくさん机の上に置いていました。たぶん主催者からの指定なのだと思うけど、モデラー同士が交流するための配慮なんだろうね。
 こういった参加型展示会をする目的のひとつは相互交流だろうから、確かにこれは大事なことかもしれない。

 さて、明日に続く。


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