つれづれプラモ製作記

マイペースで作っているプラモデルのブログです

2016年02月



 キティホークのAH-1Z“媒波(バイパー)”の続き。
 昨日は陸自のアパッチをボロ●●に書いたけど、今回私の作ろうとしているのはAH-64Eなのでもちろん違う機体(米軍)だし、ハセガワのキットは防衛省とは何の関係もないし、目の覚めるようないいキットであります。兵器がどんどん旧式化していくのはいつの世も同じ、それをアップデートしていけるかはその軍隊の能力でしょう。残念ながら防衛省にはそういう能力が不足してるのではないかと思われるけど。
 アパッチが今でも恐らく世界で最もカッチョいいヘリのひとつであることは間違いない。
 
 0戦はやとさんに「安心してください」と言われてすっかり安心して作ってたけど・・・
 ちゃんと閉じてないやん!!

 ・・・・私が下手くそなだけですが。もう少しきちんとすり合わせないと綺麗に閉じなかったらしい。
 ま、いいや、ヘリだしね、気にしない気にしない←気にしろよ
 


 ネットでこの部分の画像が見つかったので少し色を塗りなおしたりコード類をつけているところ、まだ足りないなあ(箱型のパーツはキットに再現されているもの) コクピットの下あたり、機首の直後の部分。
 なんちゃってコードはいつものように伸ばしランナー。曲げるのがやや難しいことを除けば色んな太さにできるのが便利。
 今回は黒いランナーと白いランナーを伸ばしたので、塗装しなくていい。色んな色があるのもランナーの良さ(ちなみに白はガンプラのランナー)。
 かなり適当なので信用しないでください。まさかこれ見て作るひとはいないと思うけど、ネットで画像調べてくださいまし。

 KA-52作ったときは機関銃の後ろにやはりコードがぐちゃぐちゃだったけどそれは外側に剥き出しだった(汗 あ、剥き出しでも別にいいんだヘリって、という感じでしたね。

 ヘルファイヤは片側四個、いったん白くしてから塗装する(カーキを少しグリーンぽくしたような色)。

 じーっと見ていたら、なんだかニョロニョロに見えてきた。

 
 ニョロニョロ(ムーミン公式サイトより)
 
 

 



 おゆきと媒波(AH-1Z)がいつのまにか肩を寄せ合うようにして住んでいる長屋に、長谷川様のもとから阿八(AH-64E)が帰ってきたのは、年も明けてしばらくたった頃・・・みぞれ混じりの雨の降る寒い夜のことであった。

 媒波「(茶碗酒を飲みながら)この電子瓦版を見てみな(ちょっと古いが拾ってきた)
 阿八「・・・・・」
 媒波「この男が書いてることが本当だとすりゃあ、お上はもうおめぇを見放したようだな」
 阿八「・・・・・」
 媒波「ふん。おめぇはもうお終いなんだよ!!」
 阿八「何言ってやがる、図体だけデカくなりやがって、口の減らねぇ腰抜けが!!」
 楳波「うるせぇ!! 限定版のくせして!!」
 阿八「何だとぉ~長谷川様のことを悪く言う奴だけは許せねぇ!! 凹モールドのオカマ野郎!!」

 おゆき「ちょっと待ったぁお前さんたち!! 喧嘩は外でしておくれよ、長屋で地獄火炎(ヘルファイア)を振り回すんじゃないよ、これで大家さんに追い出されちゃあたしも行くとこがなくなっちまう」

 (「阿八と媒波」偽平犯科帳より)

 
 というような話を書こうと思ってたんですが、冗談ではなくてAH-64Dはいつのまにか陸自は13機調達でストップ、まったくもう防衛省はちゃんと考えてから兵器を導入してくださいよ・・・と私が頭を抱えても仕方ないですが。頭上をときどきアパッチが飛んでくれるのはうれしいけど、一体アパッチの任務ってなんなんだろうと、以前から思ってましたよ。
 素人ながら、なぜこれが日本に必要なのか、UH-1やAH-1Sの後継機はどうなるのだろう、そんなことを心配してました。

 UH-1の後継は結局ベル412でしたっけ? 兵器は価格に見合った意味のあるものじゃないとね。難しいことはわかんないけどさ。
 防衛省がどういう兵器を導入するかで日本のメーカーがキット化する模型も決まってくるでしょうから、モデラーにとっても大問題。しっかりしてくださいよ防衛省。

 昨日は久々に仕事のない土曜日だったので本屋で「古書店主」(マーク・プライヤー/ハヤガワ文庫)買ってきて読みふけっていた。

 パリを舞台に、古書を絡めたミステリーなので、本好きにはうれしいけど、話としては掴みの面白さに比べて後半がちょい残念でした。
 もうちょいハードボイルドぽいといいのかなぁ。翻訳もイマイチな部分があったりして。もうちょいどんでん返しがあってもいいかなあ・・・などという部分もありますが、私の嫌いな残酷な場面がないのはいいし、作者の処女作らしいしまぁ合格。全体的には楽しんだよ。

 革装丁の本なんてのが出てくるけど、私はそんなの実際に見たことがない。フランス人は世界でいちばん豪華本を愛する人種と聞いたことがある。格好いいね。

 豪華本には遠く及ばないけど最近気に入ってる「平家物語を読む」(青土社/中村稔著)

 菊地信義さんの装丁なんだよ。
 などと言うとツウのように聞こえるけど実は装丁家って菊地信義さんくらいしか知らないんですけどね(汗、きれいな本だなあと思って買って帰って見てうれしい驚き。

 こちらの内容も面白い(「平家物語」などの解釈)けど、興味のある人は少ないだろうし・・・でも軍記物語だからね、三国志とかの好きな人には面白いはず。戦国時代の話も面白いとは思うけど、武士が誕生して間もない時代というのも面白いんですよ。

 このクルマは、確かタミヤの1/48の何ていうんだっけ(忘れてる・汗 確かフランスのクルマではなかったか、フランスつながり。
 ちょっとお洒落でしょ。錘を入れて少し重みを出すといいかもしれない。
 またこういったキットがあったら作ってみたい。飛行機のそばに置くのに最適だし、こうやって机の上に置いても楽しい。



 久しぶりに取っ手を作った。げっ、へろへろやん!! 最近写真撮るのが恐い。
 あ、もしかして取っ手じゃないかも!? アンテナかもしれん。位置的に言うとアンテナの可能性大??(垂直安定板先端)
 だとしたら、穴もちゃんと埋めとかないといけない。アンテナはガッチリ機体に取り付けられているから。

 AH-1Zになって、テイルローターの位置が右から左側に代わり、ブレードも四枚になっている。
 こちらは海兵隊用なので、まさに陸軍の阿八(AH-64)とはライバルなんだよね(※「阿八」私のつけたニックネームです)。

 などと知ってる方も多いとは思うけど、多分ヘリには興味のない方が多いように思われるので(ヘリの製作記にはコメントが急に少なくなる・汗)、先日から下手な解説をしている。私もヘリは好きだというだけで大した知識はありませんが・・・すこしでも回転翼機に興味を持ってもらえれば・・・それでヘリが売れてハセガワがキットを作ってくれれば・・・と壮大な計画を持っているのだ。実は。

 しかし今、攻撃ヘリ業界は大変なことになってるようで、そのことをここ数日考えて実はちょいとばかり元気がないの。それもまた後日書きます。



 いまだ、機体前後を合体していない。半分づつで作業するほうがやりやすいので・・・。

 小さいパーツを取り付けたり、合わせ目を消したりしているところ。
 いつも思うんだけど、この時点でキャノピーを接着するべきか!?

 きっちり接着しておけば作り込んだ(というほどでもないけど)コクピットの中が壊れる心配もないし、吹きやすいかもな・・・でもきっちり接着できないと中に吹きこんでしまう。
 ヘリのキャノピーは合わせるのが難しいので、今接着するべきだろうね・・・自分でもわかっちゃいるんだけど伸ばし伸ばしにしてる。

 ところでこのキットは凹リベットなんだよね。そこがかなり残念ポイント。
 やっぱヘリはリベットがゴツゴツしてないとね。こんなんじゃオカマみたいで嫌だね。



 ハセガワ48鍾馗は数日前にリベット強制終了。一応ペーパーで軽くなでまわし水洗いしました。今回は忘れなかったぞ。

 私の心のように乱れたリベットですが御免あそばせ。
 あと気になるのは、リベットの一個一個が少し大きすぎる気がする。今後はこれよりも細い針にしよう。
 それと、リベット打ってると、外板のベコベコが今度は気になってくる。
 リベットがあるのに平面ってのは何か不自然な気がする。

 そう考えていくと模型って際限がない。まぁ、だからやる気になるんだよね・・・簡単にゴールに辿りつけるようなレースに誰が出る?



 仮にカウリングをつけてみたら、めっちゃ格好いいじゃん!! 鍾馗って。
 (あ、カウリングずれてます、すみません)

 こうやっていろんなことを発見するのが模型作りの楽しさ。


  



 ブログに製作記を書くとなると、時々写真を撮っておかなくちゃならない。ところがこれが、意外と面倒くさい。
 特に、気分よく作ってるときなんか写真撮るために手を止めるのが惜しいし、ここだけの話トイレに行くのすら我慢している。嗚呼。

 けっこう細かく分割されてるので部品探して整形して接着して、エッチングを貼り付けたり、いろいろやってるうちにこんな感じ。

 エッチングは、ほぼすべてメッシュ部分。こういうのもヘリの見せ場だけど、もしこれを自分で全部メッシュにするとなると大変だろうなぁ。こういうのはエッチングがついてると楽です。

 翼みたいのは「スタブウイング」と言って、攻撃ヘリの両脇についてる武装を装備する部分。
 パイロンとロケット弾ポッドなどは塗装してから最後に取り付けようと思う。

 ご覧のように、「テイルプーム」というヘリの胴体後半部分は別パーツになっている。こんなのちゃんと合体できるのだろうか。ドキドキ。
 ま、あとは運を天に任せよう←おい!!



 そもそもなんで突然AH-1Zを作ってるかというと、去年、確か0戦はやとさんが作ってるのを見て作りたくなった。最強のヘリ・AH-64を脅かす恐ろしい存在。これは知っとかなくちゃいかん!!と思った。
 ヘリは好きなんだけど、情報には疎く、キットが出てるなんて知らなかった。キティホークという外国のメーカーだし。
 その後キットがなかなか入手できずもんもんとしてましたが、年末にようやく手に入ったので、ハセガワのAH-64Eが発売される前にこっそりこのマムシ男と遊んじゃえ、という悪女計画ですよ。ふふ。

 エンジンのパイピングをやっててふと気が付いた、そっかーこれは最後に接着すればいいんだよね、機体は先に作っちゃえばいいんだってことに気が付いた。よーし組み立ててしまおう。

 写真、右端に写ってる長方形のパーツは、開けておくハッチなんだけど、あまりにも分厚い気がしたのでハセガワの金属ヤスリでガシガシ削って薄くした。イマイチ斜めになってるけど(汗、まぁ今の私の技術はこの程度。それらしくプラバンを貼っておいた。
 製作のベクトルが似ている松山のkinopyさんは(だからぁ~どんだけ広いベクトルかい!!)、ハッチは金属板で作るそうです。もちろん金属だとシャープで言うことないよね。せっかくやるならそのほうがいいかな。私は金属板も持ってないし今回は諦めた。まぁ彼の場合はハッチが開閉できるようにしてるしね、私なんかとは全く違う次元の話だけど・・・。



 エンジンの前後にファンがついている。

 一応黒→銀色で塗装しておいた。
 実は、先日地元の展示会でジェット機のファンを回転させるように工作してる人がいたんだけど、それを見たとき
 「なんでこんなとこ回してるんですか」と何気なく聞いた瞬間、そばにいた人たちが私の顔をあっけにとられて見るので、あっしまった、なんか私まずいこと言った? 「あっ、もしかしてここ実機も回ってるとか・・・」気まずい雰囲気。
 いやーそんなに驚かなくてもいいじゃないですか・・・汗

 「この女、そんなことも知らずに飛行機作ってんのかよ」「コイツが模型雑誌にコラムとか書いてていいのか、世も末だな」ってまたもや思われたんだろうな。すみません、何も知らなくて。

 でも、ちょっとプラバンで補強してみたりしている。こんなこと、以前はしようとも思わなかったけど、少しやってみようと思うようになった。



 ヘリは興味のない方が多いと思うので少し解説しますと(「AH-1 Walk around」)

 上の二機はAH-1Wで、一番下がAH-1Zです。
 AH-1Wも双発だけど、ご覧のとおり、かなりカタチが違う。

 ローターブレードが四枚になってていかにも強力そう。ネットで検索するとわかるけど、折り畳んだ姿が面白いよ。
 ウイキペディアによると、コクピットまわりを除いて新しい機体になってるということです。この絵から見てもそんな感じがするよね。マッチョで、武装をたくさん搭載できる。なんか肉体改造してバケモノに生まれ変わった、って感じ。



 



 キティホーク1/48 AH-1Zバイパーを作ってるところ。
 右側のエンジンハッチは開けないので別に中身入れなくてもいいんだけど、一応入れておく。
 何となくツタンカーメンの石室を連想する。閉じ込めておくから。

 けど、これうまく閉じるんだろうか。
 というか、そもそもカリ組っていつするんだっけ。・・・汗。

 先日シーキングを作ろうとしたときは、カリを舐め・・・もといカリ組を舐めてかかったせいで、ひどい結果になった。もう思い出したくもないけど、また同じ失敗を繰り返すことになったら・・・恥ずかしいなあ←いやぁ~この文章のほうがよっぽど恥ずかしいと思うよ(By 阿八)

 昨日更新を忘れていたのは、阿八(AH-64)の資料などを見て過ごしていたこともある。

 ご覧のとおり・・・・画面に不穏な空気が流れているのをお気づきだろうか。



 そうなんですよ、つい我慢できなくてしちゃったんです・・・ああっ、やっぱりプラがめっちゃ硬い~っ!! すっごぉい~!! 

 右側がAH-64E(ハセガワ1/48)のコクピットのパーツですが、大きくて硬くてシャープです。言うことなし。
 我慢できないので、コクピットだけ作ろうかなあとも思うけど、そういうのってよくないかしら。どうしよう。
 などと言いながらどんどん作ってる(汗

 阿八のパーツを袋から取り出してみて改めて感動の繊細なモールド!!
 キティホークのキット作るのがいやんなっちゃいそう。あっ、それはまずいな。
 実はAH-1Zはインストにスペックなども書いていなくて、ずいぶん手抜きの雰囲気。ネットで調べればわかる時代だとは言っても、それとこれは別の話だと思う。まったくもう。

 ただしハセガワのAH-64もコクピットのパーツがあちこちのランナーにやたらと分散してて探すのが大変。その部分はいい勝負。まったくもう。
 この分散してるパーツを探してる時点で昂ぶった気持ちがちょっぴり萎えてくる。せっかくの素晴らしいキットなのに惜しい。(私は過去にAH-64Dを作っているのでコクピットなどは経験済み、にもかかわらず)

 AH-1Zのほうはエンジンのパイピング中。少しずつ接着していく。うまくできるかはわからない。



 1/48ハセガワの鍾馗�U型乙のリベット打ちも継続中(太目の針をピンバイスにセットして打っている)
 けっこう頑張ってるね私。

 もちろんかなり端折っているので、鍾馗をよく知ってる人には間延びしてて叱られそうだけど、遠目には「おおっ、きららさんリベット打ったんだねえ、すごいやん」と言われるくらいには見える(だろう)。

 胴体と主翼上面が終了、あとはカウリングと尾翼上面のみ。よーしあと少しだ。そしたら塗装だ。うれしいなあ。
 こないだ作ったオッサン体型の紫電改に比べればものすごくくびれてて美しい。うらやましい←思わず本音

 

 



 昨日の画像とほとんど同じだけど(実は気が付いて、ツヤ黒の上から少しグレーぽっい黒を吹いた、いくらコクピットは黒だと言っても単なるビンナマ黒だと面白くない、そしてシート以外は半ツヤ吹いた)、コクピットはこれで完成ということにする。

 なんちゃってコードを追加した以外はキットのままだけど、やはり48のコクピットは楽でいいなあ。やりやすい。
 でも楽すぎて物足りない・・・贅沢かしら。

 隣にあるキラキラのはこれからパイピングする予定のエンジンです。T700-GE-401C



 ハセガワのフィニッシュ貼ったところの存在感がハンパないな。ふっふっふ。
 最近の航空機は全部こんなディスプレイだけど、私は昭和の人間のせいかアナログな計器盤のほうが好きだし格好いいと思う。こういうのは、なんか味気なくて嫌だ。

 それにしても、ハセガワの1/48AH-64Eを買ってきたので、そっちのコクピットも作りたくてしょうがない。
 作って比較してみたいよう。きっとハセガワのほうがずっとずっとステキに違いない♪ と思うんだけど、そんなことやってると肝心のAH-1Zが止まったりするから我慢我慢。ああ~大人は辛いなあ。



 バラバラのパーツが多いので、接着したり整形したり。やることはたくさんある。

 機首のM-197機関砲はもちろんキットのパーツだけど、まぁ許せるくらいの雰囲気。そんなにふにゃふにゃではない。
 ここがふにゃふにゃだと、本当に情けないもんね。

 ところで「なんちゃってJMC」では中折れ部門っていうのがあるんだけど・・・よく考えたらひどいネーミングだよね。あ、私が考えたんじゃないよ、マッキさんの命名ですからね。
 
 何かに書いてあった、「男は中折れになってしまったら、すぐに服を着て帰りたいくらいなんだよ」と。
 なるほどなあ。私も模型の中折れは最近とっても不愉快なので、すぐに捨てるようにしています←おい!!

 ハセガワ1/48 鍾馗のリベット打ち、ようやく胴体が終わった(汗

 これがもう、適当に大雑把に打ってるくせになかなか終わらない(写真でもわかるようにヨレヨレです)
 三行くらい打つともう飽きてきて、あーこんなことやってらんねぇよ、やめたやめた・・・って感じだから。

 裏側は打たないので、あとは主翼上側とカウリングと水平尾翼。
 裏側のリベットを打たない人、というのは意外と聞かない気がする。
 そもそもリベットを打つ人は、几帳面な人が多い気がする。だから、必ず全体くまなく打つ。しかも正しい(と思われる)図面を入手して正確に打つ。ピッチもなるべく同じに整然と打とうとする。

 しかし私は・・・常に常識というものを破ることに快感を覚える人間である←意味不明
 他人と同じことをやっていてもつまらないと思う人間である←だから裏側打たないのかよ!!

 ま、えーじゃないですか。表を見てるときは裏側のことは忘れるってことで。
 処世術みたいだなあ。
  


 コクピットやエンジンのパイピングをしてる間に、武装でも作ってしまおうか・・・と思ってインストを見ると、うーん迷っちゃうなーどれとどれを搭載しようか。
 しかしLAU-68ってなんだろう。70mm HAPってなんだろう。ヘルファイヤ(対戦車ミサイル)とAIM-9L(空対空ミサイル)はわかりますが。

 ネットで少し調べてみたら、70ミリというのはロケット弾の名前でハイドラ70。LAU-68は発射ポッドの名前なんだね!! おお、そういうわけか!!
 で、LAU-68は陸軍ではM260という名前なんだって。ややこしい。AH-1Zは海兵隊なのでLAU-68なのだろう。HAPが何かはわからなかった。

 ヘリのくせに空対空ミサイル装備してるってビビったけど、よく考えたら自衛隊のAH-64Dはスティンガーを装備してるんだよ(現在も運用中かどうかはわかりませんが)。スティンガーというのはもともと歩兵用の携帯対空ミサイルだそうです。

 陸軍では、対空戦闘は偵察ヘリにさせて阿八様は戦車を叩き潰すことだけを考えてればいいという考え方。
 海兵隊は、空から飛んでくる敵も自分で追い払え、という考え方のようです。ウィキペディアにも書いてましたが、私の持ってる「AH-64アパッチはなぜ最強と言われるのか」という本にも書いてあった。

 などというお勉強を今日は半日かけてやってました。おっほん。



 コクピットが寂しいので、なんちゃってコードを這わせてみた(あ、まだ途中だからね)
 ネットで拾った写真などを参考にしているけど、あくまでテキトーです。まさかこれ見て真似する人はいないと思うけど、本気にしないでね。

 いつものように伸ばしランナー使用。赤いコードの部分があるようなので、赤く塗ったものも少し混ぜてみる。

 まあキャノピー越しにのぞいたとき、「なんかごちゃごちゃしてる」ように見える程度のデッチアップですよ。
 いいのいいの、AH-1Zなんてまだ誰も知らないから。くふふ。作るなら今のうちっす。

 さて、1/48キティホーク、AH-1Zヴァイパーを作る。
 阿八(アパッチのことね)が「俺様を作れ!!」とすごいプレッシャーかけてくるのを背中に感じながら、AH-1Zと戯れる。
 ふふふ、私の大好きな三角関係です。

 デッチアップやってみました。

 エンジンは、“ウォークアラウンド”の写真のW型のものとキットのパーツがほぼ同じなので、その写真を見て少しだけパイピングする予定。
 ドアを開けるということは自動的にドアの内側のディテールを作ることになる。幸い写真に写っていたのでテキトーに作ってみた。
 補強のステー?だと思うけど、こういうのがあると本物っぽいでしょ。ただしこれはW型のだから正しいかどうかはわからないけど。

 いやぁ~やっぱ私って、松山のkinopyさんや岡山の塾長さんとかとベクトル同じだわー、なんて思いながら気分がいい(いやそれベクトルが同じって、どんだけ幅広いベクトルですかい)
 今に見てな、私もエンジンパイピングするんだからな。



 エンジンは二分割されているので接着して合わせ目消してサフ吹いて乾かして・・・などとやってる間に、ほかのパーツを整形したりごちゃごちゃ忙しい。なかなかカタチにならない。

 コクピットにはキット付属のエッチングのシートベルトを付けてみた。
 プライヤーでつまんで、少しよれよれに曲げたり、カニオさんの真似して塗装で陰をつけてみたりしてみたけど(もちろんこちらも幅広いベクトルで真似している)、やはりエッチングというのはペラペラで、イマイチ格好よくない気がする。なーんて自分の下手さをキットのせいにする。ああ~プラモは楽です。

 これだけでは寂しいので、赤いコードなどを今から這わせる予定。

 攻撃ヘリはインテリアが黒いのがカッチョいいでしょ!? いつも書いてるけど、もうこれが大好きスキスキの好き!!っていうくらい好きだ。



 プラモの楽しみは作ることと眺めること。
 「買う」「集める」というコレクター的な楽しみもあるけど、私の場合残念ながらそれらはあまり大きな比重は持たない。

 完成したら眺めながらお酒やコーヒーなど飲んで、しばらくしたら箱に入れてしまっておく。ホコリがついてしまうからね。
 でもたまーに、ふと、アイツどうしてるかな? なんて思うことがある。しばらくぶりに会いたいな、なんて思うことがある。

 よっこらしょと押入れから箱を探し出し(そんなにたくさん完成品ないけど)、取り出してみると、おおっ、結構頑張って作ってるじゃん!!偉いぞ私。

 そりゃ下手な部分はいっぱいあるけど頑張ってた自分に再会する気分がする。
 逆に最近よりも丁寧に頑張ってる部分もあり、決して今より下手とも言えない。

 このメルス(フィンランドで使われたBf109はメルスと呼ばれた)なんか、アンテナ線も張ってるし頑張ってるよ私。拙いながらも、一生懸命調べながら作ったことを思い出す(ハセガワ1/48 Bf109G-6)。

 やっぱBf109は格好ええなー。また作りたくなってきたよ。
 眺めてたら二時間くらいあっという間にたってしまった。おおー見てるだけでこんなに時間がたつものなんだね。見るだけで・・・見てるだけで飽きないものかと普通の人は思うだろうね。

 実際に会うのもいいけれど、離れているとき相手のことを想うのも深い恋の味わいだと吉田兼好も書いていた。そういうことにも似ている。
 作る前、作る間、そして作ったあともプラモは楽しい。

 話は違うけど、先日紫電改の機首について書いてるときの「キャブレーター」は何なのか思い出しましたよ。
 気化器のことね。空気とガソリンを混ぜる装置でしょ? なるほどね・・・・って、空気とガソリンが混ざるわけないじゃん!! まったくもう。
 で、その無理に混ぜたものをプラグコードで火をつけてシリンダーの中で爆発させて・・・って、爆発したら飛行機壊れるでしょうが!! まったくもう。
 まあどうにか無事に爆発したとして、それでプロペラを回して空を飛ぶわけだ・・・って、あんなプロペラ一個で空が飛べたら苦労ないよ!! まったくもう。

 じゃあさ、展示会でプロペラ回してる作品がときどきあるけど、なんで作品は空に飛んで行かないんですか!? え、どうしてなのッ!? きらら、わかんなーい。  

 さて、なんの話をしようとしてたか自分でもわかんなくなってきた(汗
 ああそうだ、なんちゃってJMCの話をしようとしていたんだ。

 現在参加者による審査中なんですが、今回もたくさんの人が参加してくれた。盛り上げてもらって、いろいろアドバイスいただいたり支えてもらいながらなんとか今回もゴールにたどり着こうとしている。
 こういう催しをして思うのは、出会えた人が私の宝物だっていうことです。心からそう思う。


 If You feel like nobody cares
 about the loneliness you've had to bear
 call my name,I'll be right by your side
 I'll wash away the tears that you cry

 Don't be afraid to let someone in
 I will stand through your heartache and pain
 Stand until nothing remains
 Stand till your sadness is through
 I will stand for you

 もしキミが誰も自分を助けてくれないと思ったら
 辛い辛い孤独にひとりで耐えなければならないときは
 俺を呼んでくれ、すぐそばに行くよ
 涙を吹いてやるからな

 誰かに助けを求めることを恐れちゃいけない
 俺がキミの心の傷と痛みを癒すよ
 嫌なことはひとつも残らないように
 悲しみがすべてなくなってしまうように
 俺がそばにいるよ。キミを支えてあげる、必ず・・・(“STAND”/Ronnie Montrose )

 

 

 なんちゃってJMCは現在ネット上の審査会場を製作中。もうすぐ審査投票が始まります。

 実はこの企画を始めてから、どこぞの展示会に行くと必ず、
 「こういう企画をすると、ややこしいこと言ってくる人とかいるんじゃないですか? 大変でしょう」
 と訳知り顔で言う人がいるんですが、なぜかそういう人はいないんですよね。

 何となくブラックサバスが聴きたくなって。ブラックサバスというと、初期の頃のおどろおどろしいイメージのサウンドが有名だけど(「パラノイド」とか)、私は80年前後に出た若干迷走気味のサバスが好きである。・・・などとブラックサバスの話なんかしても誰も知らないと思うけど別にそれはいい。

 「ネバーセイダイ」(弱音を吐くな)というタイトルに励まされつつ、「なんちゃってJMC」の仕上げをする。
 ジャケットの絵、今ようやくわかったけど大戦機なんだね。昔はわからなかった。
 
 模型屋に注文していた「AH-64E ガーディアン」が入荷したという知らせがあったので出掛けていった。と言っても歩いて10分もかからないんだけど。

 模型屋さんも先日の博多の展示会に行ったという。午前中に行ったらしいので私とはすれ違いだったわけだ。
 そのあと何と博多で模型屋めぐりをしたらしい。
 模型屋「すごく欲しかったスターウォーズのプラモがあったから、つい買ってしもうた、しかも定価で(苦笑)」
 きらら「ええーっ」
 模型屋「でもなかなか手に入らんヤツなんよ(言い訳)。いきなり所持金ほぼゼロ」
 きらら「一体いくらだったんですか」
 模型屋「えー9000円ちょっと・・・(小さい声になる)」

 ふーん。こないだアパッチを高いとか言ってたくせにこの野郎、と思うがそこは言わずに我慢する。
 ひとしきり福岡の模型展示会の話で盛り上がる。

 お金を払って帰ろうとすると
 模型屋「(しんみりと)こういうハセガワのキット(限定版、という意味か)買ってくれるのきららさんしかいないもんね」
 えっ、それはちょっと大げさでしょう。私もどちらかというと通販で買うことが多いので言葉に詰まる。
 きらら「色んな展示会見てて思うのは、どこもそれぞれいいけど、天プラ(我らが地元の展示会)が一番だよ」
 模型屋「うん。ほんとほんと、天プラはすごいよ。もう16年になるもんね・・・あと十年たったらきららさんも70になるね」
 きらら「(思わず頭のなかで計算する)誰が70になるっちゅーねん!!」
 模型屋「ハハハハハ、冗談冗談、ジョークですってば」
 きらら「いらんわ、そんな冗談」

 ほんとにもう。
 うちに帰って時計を見てびっくり。えっ一時間以上模型屋にいたの!?私。15分くらいだと思ってたのに。
 きっと模型屋では不思議の国のアリスのような時間が流れているに違いない。

 

 

このページのトップヘ