紫電改作っている途中で、実は真鍮パイプを切って機銃を作ろうと努力はしていた。
先端が少しラッパ型に開いているので、焼きなまして先端をナイフで広げようとしたけどあまり広がっていない。くびれもつけようと硬いものでグリグリやってみたんだけど、いまいち。今の私の技術では難しい。
ああ、やはりファインモールドの力を借りるしかないのか、でも・・・・何となくヤダ!! 頭ではそれがいちばんいいとわかっているんだけど、体が嫌って言ってるの。ああーどうしよう。
ふと紫電改のマキの箱を見たら、フラップ下げた状態の作例がちゃんと掲載されてる!! 「ハセガワに文句言う前に見とけよ、小娘!!」(by 紫電改)
は~やっぱりこの角度でよかったんだ。ほっとした。
ハセガワのキットは箱の横に作例見本がありますよね、これはけっこう役に立ちます。
些細なことだけど、やっぱテープカッターがあるほうがマスキングテープを切りやすい。
セロテープのテープカッター。
タミヤのマスキングテープのテープカッターって嫌いですよ!! よくこんなんで15年間我慢してきたよな。ほんと、たかが数百円? これからは作業環境を改良できる部分は改良して行こう。
けっこうショックな画像(サイバーホビー1/72 SH-3Gシーキング)
胴体張り合わせて合わせ目もだいたい消したし、キャノピーとの合いはどうかな、ってやってみたら・・・・
全然合わないやん、っていうか何か私間違ってる!? 胴体を張り合わせるときに捻じれてたか!? とにかくちょっと段差ができるとかそういうレベルじゃないよこれは。トーシローか!? ええ!? どうすんの。
透明パーツでなければ、少しくらいカタチが変わってしまってもいいから削る、という選択肢もあるけど、透明パーツって削るわけにもいかないし(ほんの少しならまだしも)、これはちょっとなあ・・・・。
選択肢としては、
1.キッパリ捨てて、このキットのことは忘れる
2.買い直す
大失敗であります。
ちなみに、すでに次のキットに心は移っていて、キティホーク1/48 AH-1Zに着手。
今日は模型屋に行きハセガワのAH-64Eを注文してきたし。
模型屋「ほほうアパッチの最新型ですか(ネット画面でアパッチを見ながら)、いや~しかしこれ結構高いっすね」
きらら「高いでしょうか・・・それは申し訳ありません、でも48だしパーツ数が多いですし」・・・って、なんで私が謝らなきゃならんの!? まったくもう。
去年、「もう入手できません」と言われた黒い瞬間接着剤が入荷していたのでゲット。いったいどうなっているのか・・・田舎に住んでいると最新情報からははるかに遠い。ネットのほうが完全に先行しているから、模型屋さんでは珍問答が繰り広げられる。しかし、ま、それくらいノンビリしてるのもいいか。時の流れから置いていかれたような地方の片隅の模型店で、作っているものも世の中から忘れ去られつつあるアイテム。それもいいか。
時には 昔の話をしようか
通いなれた なじみのあの店
マロニエの並木が 窓辺に見えてた
コーヒーを一杯で一日
見えない明日を むやみに探して
誰もが希望をたくした
ゆれていた時代の熱い風に吹かれて
体中で瞬間を感じた、そうだね
(中略)
今でも同じように見果てぬ夢を描いて
走りつづけているよね どこかで (加藤登紀子 「時には昔の話を」)
もちろん、「紅の豚」のエンディングテーマだから、この話の中でのことを歌っているのでしょうけれど、彼女の伴侶であった藤本敏夫さん(学生運動のリーダーだった)とのことを歌っているようにも思えます。
ひたむきな若い時代って誰にでもあったよね。今思い出すとちょい恥ずかしいけど、そんなときがあった。
久石譲さんの音楽も素晴らしいけど、この曲も心に沁みます。