つれづれプラモ製作記

自称飛行機モデラー・きららのプラモ製作とプラモの活動記録

2015年07月

イイ男を探して(2015おおいたんモデラーズ展示会レポートその3)



 7/11,12に大分市で開催された、おおいたんモデラーズ展示会の様子の続き。

 今回の主催クラブ信地旋会、佐々木さんの作品。「ジープ&小型オートバイ」 1/35

 人形がブロンコ、あとはタミヤとドラゴンって書いてあるけど、車輛がタミヤなのかな・・・すみません。
 アメリカ軍とイギリス軍が協力している様子。

 実は今年の静岡では、飛行機の作品ばかり見て回り、ほとんどAFN/Vを見なかったのですっごく新鮮に感じた。
 もう思うんだけど、情景っていうのはプラモデルを使った別の種類の作品だという気がする。そこにシーンを再現しているという意味において。



 ジープに乗ってる兵士たち。

 この横着なポーズのオッサンがイイ!! 好きですねぇ~そのへんにいる誰かがここに紛れ込んでいるかのような・・・笑
 ブロンコの表情豊かな兵隊さんたちですが、この横着な兵士も特にポーズは変えていないそうです。へぇ~。面白いなあ。



 同じく佐々木さん作品「ピックアップトラック」1/35モンモデル

 おや・・・中東の物騒なオッサン共が、トヨタのランドクルーザーのピックアップトラック型に大きな武器を積み込んで戦闘車両に改造しています。
 どっかのニュース映像で見たことがあるような・・・そう、テレビの映像に目が釘づけになっちゃうのは、ミリタリー好きの悲しいサガ。
 サイドミラーにぶら下げたAK47?か何かが格好いいですねぇ。
 たっぴんさん、くりさん、私の三人が寄ってたかって佐々木さんに機銃掃射を浴びせる。

 一番右の機関銃?のオッサンが格好いい、と、たっぴんさん。
 ピンクのマフラー?のようなものを巻いてる人、あれは女からもらったのだろうか、と私の推論。

 銃を持ってるとき、その銃の重さを表現するのをどうすればいいかと苦心する、とのことでした。 

 車輛の剥がれはシリコンバリアーというものを使って白を剥がしたそうです。
 右側にチラっと見える舗装した道路の部分・・・これが大事なんです。つまり、路肩にクルマを寄せてるという情景なんですよね。
 この舗装部分は180番の耐水ペーパーだとのこと。なるほどなー。ペーパーの色ってそんな色だよねえ。

 しかしクルマが格好いいね。そういえば軍用に改造した一般車両、というのが今回のAFV部門のテーマでした。




 こちらは我流会のたっぴんさん作品。「黄色の場合」1/35 二号戦車、UEトラクターはタミヤ、人形はアルパイン。

 ドイツ軍のフランス侵攻時の様子で、タイトルは作戦名だそうです。洒落てるね。
 ジャーマングレーの前に、さまざまなカラフルな色を一度車体に塗装しておいて(確かガッシュ)、その上からグレーを吹くことで少しだけ下の色が透けてみえて、複雑な色に見えます、グレーが単調にならないための塗装だと思います。すごいなあ。面白い。



 同作品。慌てて逃げたフランス軍の荷物で道路がふさがってる、という設定なのでしょうが、パンにソーセージにワイン? 美味しそうだなあ~。
 麻紐をほぐして、木は乾燥パセリとオランダドライフラワーと針金で。まだ乾燥したパセリの香がしてました。

 自作かどうか忘れましたが、フランス軍のパンとドイツ軍のパンでも違うだろうし、そういう「軍隊の装備以外の部分」っていざ作ろうとすると難しいですよね。何か別に調べないといけない。一般人の服装なんかもそうですね。当時どんな服を着てたのか・・・なんて想像もつかない。
 ドイツ軍のグーラッシュ(ハンガリー風シチュウ)の話なども飛び出して、小物ひとつとってもそこで深く楽しい話が展開する、AFVの世界っていいなあと久々にほのぼのさせてもらいました。



 鉄道模型、Nゲージの風景。1/150。建物は自作。佐藤模型工房さん作品。
 大分県人にはすぐわかると思うけど、豊後森の機関庫の姿。昭和40年くらいの姿らしいですので、ついこないだまでこんなふうに使われてたんですね。今も機関庫は大切に保存されていて玖珠町のシンボルになっています。

 手前の列車の走っている線路が今でも使われている久大本線でありまして、今回は私はここを通って大分に来ました。
 そう思うと、そんな情景ってすごく価値があるしうれしい。

 この機関庫も戦時中は機銃掃射を浴びたこともあるといいます。その跡を見に行きたいんだけどね・・・実は最近、玖珠町が蒸気機関車をひとつ買い取ったというニュースを聞きました。たぶんこの機関庫跡に置いてあると思うので、見に行きたいと思ってます。すぐ近くなのにねーなかなか行けないんですよ。



 我流会の会長Hさん作品、1/144 右側は35(t)ですよね。ドラゴンその他、キットは何かはっきりわかりません。すみません。

 いやー、ちっちゃい。0.3ミリのエアブラシで、アクリル塗料使用らしいですが・・・相変わらずの細吹きにびっくりします。それでも最近はちょっと目が辛くなってきたと言ってましたが・・・。

 おおっイケメンが・・・。

 朝倉さん作品、「アルデンヌのパイパー」 アルパイン1/35

 ヨアヒム・パイパーさんでした。皮ジャケットがピタリと決まってかっちょええ!!
 もう何ていうか完璧な格好よさですね。人形なのに見ててドキドキする。ドイツ軍ってやっぱり格好ええわー。

 もちろん、作者の塗装も上手にキマってます。まだ若い人なのにね(確か学生さん)。これからが楽しみです。


 信地旋会のすず黄さん作品。「Kid」 アンドレア 54mm

 チャップリンとは、すず黄さんらしい作品だなと思いました。ズボンの布っぽい質感、さすがです。

 懇親会では、今回も司会として大活躍、笑わせてもらいました。お疲れ様です。

 飛行機の情景作品ってこういう感じになるでしょうか。ごめんなさい、どなたの作品かスケール等も失念しました。

 ガンプラではときどきこういう交戦中の情景ってあるけど、私は好きです。戦ってるところっていいですよ。

 特に、現用機ではほとんどありえないけど、第二次大戦までは空戦してるとこって作れると思うんですよね。
 フフフ、そう。わかった? 紫電改のマキの情景作ろうって思ったってこと・・・。できるかな。




 DOGENの松本さん作品。「1945年 夏」1/32ハセガワ 鍾馗ほか

 2012年のJMC参加作品です。私は東京会場で拝見しましたが、同じ作品に出会うのって懐かしいよね。
 静かにセミの声だけが聞こえてくるような気がします、戦争はもう終わったんでしょうか。美しく整備された鍾馗に、駆け寄る搭乗員の姿はありません。美しければ美しいほど、哀しい。日本人の心に響きます。

 菊地さん作品。1/72 ハセガワ VE-1+VF-19

 ニコイチです。つまりまだこのカタチのガウォークは売ってないからってことなのかな。
 この方、いくつもガウォーク作ってたけど格好よかったです。

 実はVF-0S持ってこようかと思ったんだけど、荷物これ以上持てなくて断念したんです。激しく後悔。Ka-52は持って行かずにマクロスにすればよかった・・・・。ヘリコプターの作品は私一人、ほとんど誰からも反応なかったしね(涙

 マクロスもなかなか好きな人に出会うことはないので、いい機会だったんだけどなあ。結局作者に声も掛けずじまい。だめじゃん私。


 会場風景。

 こじんまりしていますが、通りすがりの人が入ってくるような環境ではなく静かにゆっくりできる会場です。
 今年は二日間雨だったのが、残念でした。

 展示会レポートは明日に続く(たぶん次回でお終いです)

美しく青き飛行機(2015おおいたんモデラーズ展示会レポートその2)



 タミヤ1/48 F4F-4ワイルドキャット 嶋田さん作品。嶋田さんはゲスト参加で今回が初めてです。
 機銃口からの汚れ、主翼上のスレ剥がれ、アンテナ線など細やかに再現されています。

 ほぼツヤ消しに近いと思うのですが、それがまたいい感じ。汚れすぎず、綺麗すぎない、実戦部隊で使われている感じ。
 実はワイルドキャットなんて大して好きではなかったけど零戦の対戦相手として超初心者の頃作ったことがある。複雑な脚を組み立てるのに四苦八苦したなあ。
 F4Fファンの皆様方には失礼ながら、大して取り柄もないカッチョ悪い飛行機という程度の認識でした。しかし、この作品見るとカッチョエエではありませんか!!
 
 きらら「F4Fってなんでこんなにデブなの??」
 あべさん「翼を折り畳むから、燃料を主翼に入れられないでしょ、だから胴体を太くして燃料搭載するしかなかったんです」

 おおー!! そうだったんだあ。へぇぇ、少しあべさんを見直した。



 たまたま同じ機体を我流会の徳永さんも製作。
 こういうときに全く同じものを作ってる人がいるとドキっとするとともに、プラモデルならではの醍醐味でもある。
 楽しませてもらいました。

 ほぼ同じ塗料で塗装されてるはずなんですが、こちらは半ツヤのせいか少し大きく見える。不思議な目の錯覚だよね。
 私は嶋田さんの塗装のほうが好きなんだけど、これは単なる好みです。



 アンノウンのshouichiさん作品。モノグラム1/72 F8F

 かっちょええ!! いやーベアキャットってかっちょええのですね。これまた再確認です。ヘルキャットは全然好きじゃないけど、突出型キャノピーのベアキャットは好きだなあ。コルセアみたいなブルーが強そう。何に限らず突出してるのが好き。

 機体は小さくて零戦を参考に作られたとも言われる、とか誰かが言ってましたが本当なのかな? 確かにこれはスリムな感じ。
 零戦と闘ってるところを見てみたい。

 凸モールドを彫り直し、コクピットはレジンに置き換えているそうです(すみません写真ちゃんと撮ってない)
 好きだなあこういう作品。すごく古いキット(40年前)だけど、すごくいいキットだそうです。作ってみたいな。



 同じ作者のヘルダイバー。アカデミー1/72。

 72が好きなので、どうしても目が行ってしまう。
 こちらは退色した雰囲気でしょうか。男は黙ってテーマ機を作る。偉いなあ。



 信地旋会の岡さん作品。1/72 ハセガワ F-2A 空自60周年三沢スペシャル

 電子装備のアップデートなど少し手を加えているそうです。明るいほうの青は少しだけ赤を混ぜているとのこと。
 72の場合、どういう色にするかは迷いますね。特にF-2の色って難しい。そこが個性を出せる部分でもあるかな。

 実際に見たときの色と、雑誌やネットの写真はまた違うしね。



 同じ方の作品、1/72ハセガワ ストライクイーグル、アイマス仕様、たまごひこーきF-15

 痛い飛行機も最近ずいぶん見慣れてしまって、全然違和感ないというか、マーキングの中のひとつという感じがしてきた。



 さあいよいよバトルの時間だ。今回は、スケールは違うがT-4対決だぞ!!

 どんなにネットで作品を見ていても、やはりナマで見るのは全然違う。インパクト強いし本人と直接話ができるし勉強になる。
 フラップは地上ではつねに下がっているようだ、とのことでした。
 72は残念ながらそこまで再現されていない。

 しかし48の場合、フラップ閉状態は再現できない(改造が必要)とのことで本人、文句言ってましたが、いいじゃん、いつも下がってるんでしょーが。逆に下がってるのがアクセントになって私はいいと思うけどね。
 ひたすら美しく(スミ入れもなし)仕上げている。



 同作品。インテークの雰囲気は、私の作った72は入口部分が薄く感じたけど、48はさすがにきれいに再現されてる。いいなー。
 キャノピーの合いは「珍しく」良かったそうです。トゲがある言い方だなあ。

 コクピットは特に触っていないらしいですが・・・閉じてるから見えにくいけど、なんか良さげ。
 とにかくブルーインパルス仕様は、真っ白にブルーですから塗装が大変だと思う。というか私にゃ無理。薄汚れた人生送ってますから・・・



 どうだどうだ。私のT-4、これも一応ブルー系の記念塗装(空自60周年浜松基地)。ハセガワ 1/72。

 私の見た限りでは、この72のキットは48に引けを取らない再現度じゃないかと思う。なーんてエラソーに言ってるけど、ほんとよくできてるなーと改めて思った。裏側の合わせ目消しとかあれだけ文句言ってたけど、出来上がってみるとそんな苦労もすべて忘れ、晴れの舞台で他人の作品と一戦交えるこの快感・・・一度覚えたらやめられない。

 前席の人の頭当ての後ろに立ってるモノは、「ブレイカー」だっけ? 射出座席が作動するときにキャノピーを突き破るためのものらしい。
 静岡ホビーショーで教わりました。私、何かよくわからんままに作った(少々後ろに倒れてるな・汗)、あとシートベルトなどネット上の写真をもとに少し作ったんだよ。

 思いがけず作った記念塗装機だったけど、格好いいよね。

 あべさん作品、ファントム。ハセガワ1/72。確か私があげたヤツだよね?
 ファントムって後ろから見たときのカタチが面白いよねー。これ好きだなあ。

 きれいに研ぎ出し仕上げです(全然わかんない写真ですみません)。



 DOGENのハスラーがががっちさん作品、ハセガワ1/72 F9F-2パンサー。

 甲板があるといいですよねぇ。この飛行機がどういう飛行機だったのかという説明になります。
 もともと私もパンサーは好き。強そうでガッチリ逞しくて黒光り~!! ああーんヨダレ出ちゃう。

 「これ、めっちゃ名作キットですよ」ということでした。よっしゃー、そのうち作ることにしよう。



 この方もゲスト参加、別府の模型屋さんメカドールの店長・工藤さん作品。ハセガワの1/32P-40ウォーホーク。
 なんだかキラキラしてます。

 ハセガワJMC常連さんではなかったでしょうか。メカドールから出品してる人多かったですよね。
 「スケビのコラム読んでますよ」と、うれしいお言葉。

 近いうち、お店に行ってみようと思います。



 飯塚リバーサイドの小宮さん作品。エデュアルド1/48 Mig21R

 実はエデュアルドのミグはあべさんから頂いたキットがありまして、なんとあべさんも同じものをまだ温存してるとのこと。
 じゃー作らねば。次回のバトルは、これか!?

 小宮さんによると「コクピット20個くらい部品あって、これでじゅうぶんですよ」とのこと。あべさん「ええーっ、レジンのコクピット買ったのにぃ~(涙」

 「それにしても、なんでハセガワはMig21作らなかったのかな」と、小宮さんと二人で話しました。
 不思議だよなぁ。フジミのキットはあるけど、決して最高とは言えないしハセガワが作ってもいいのにね。でもやっぱ飛行機全体から見るとマニアックな機体なのかなあ。わかんねーや。

 同作品。これって青竹色(防錆塗装)なんでしょうか・・・眩しくなかったのかなあと、ひとしきり話しましたが、詳細は不明。

 一応これも青い飛行機かな。ということで、今回の飛行機は「青」がテーマでした。

 ちなみに次回のお題はタンクバスターだとのこと。ふふふ、いよいよ対戦車攻撃ヘリの時代だな!! でも二年後だから忘れないようにしなくちゃいけんね。

 いつもそうですが、展示会レポートとは言いながら、私の好きな作品の写真を勝手に選んで紹介させてもらいます。全体を網羅できないのはお許しください。

Art(おおいたんモデラーズ展示会レポート その1)

 2015年7月11,12日、二年に一度の「おおいたんモデラーズ展示会」に参加してきた。

 今年は二日間あいにくの小雨模様、いつものメンバーを中心にゆっくり二日間を過ごしました。
 関係者の方々、お世話になりました。

 飛行機部門のテーマは「青」

 大分県立美術館(OPAM)

 大分市内中心部の複合文化施設「オアシス」の地下1Fにて開催されたのですが、今年四月、向かいに県立美術館がオープンしたのである。
 にわかにアートな気分が高まる。
 手前は展示会が開かれたオアシス側、二階から通路を通って美術館側に行けるようになっている。

 おおっ!! すげぇ~!!大分とは思えないくらいオッシャレー!!
 美術館は坂茂設計。

 最近の美術館は、あちこちに現代美術なんかの作品が展示されていてその空間にいることでアートな気分を高めてくれる。

 デートの待ち合わせ場所なんかにも最適でしょう。いいなあ。
 三階の中庭?部分、たまたま雨が降って面白い効果を醸し出す。

 三人の作家によるオブジェが配してある。

 我流会のメンバーたちと、美術館の中にあるレストランでモデラーに似つかわしくないお洒落なランチ(写真は一階吹き抜け部分、ミュージアムショップ部分。大きな丸い物体も作品です、押すとゆらゆら動く)。

 そしてお洒落なレストランでの会話はもちろん・・・
 あべさん「最近、レストランの入り口とかに書いてあるメニューの字が読めん、もっと大きい字で書いてくれっ!!」
 きらら「言えとる。タクシー降りるときお金払うだんになって小銭が見えんっ!!」
 一同「(苦笑)」

 もっとほかの話ねぇのか!! じゃこんなのどうだ!!

 きらら「紫電改のマキって飛行機の勉強になるんだよ。『空戦ってのはスピードレースじゃねぇんだよ、お嬢ちゃん』とか、紫電改が教えてくれるの、すごいでしょ」
 あべさん「くくぅ~っ、こんなヤツがスケビに書いてていいのか!!」
 一同「(爆笑)」

 そんな、どうでもいい話が続く。この瞬間が最高。

 どこで撮ったかわかんない写真になってしまった。すでに撤収中(くりさん撮影)

 というわけで、明日に続く。

本当は小さいのが好き(ハセガワ1/72A-4Fスカイホーク製作記)

 私は大きいモノが好きだと誤解されているフシもありますが、実は小さくて気の利いたのが好きなんです。スカイホークなんていかにも生産性のよさそうな?簡単な格好をしている。こういうヤツはきっと、現場でものすごく活躍したに違いない、そんな気がする。

 古い箱のキットをひげオヤジさんから頂いたんですが、当然デカールは部品請求しなくちゃならないので、ならば本体ごと買ってしまおう・・・たった900円だしインストの色指定も新しいほうが信頼できるし・・・というわけで大人の選択。新しい箱に入ったキットを買い、古いほうはコレクションにする。

 いくつか部品も追加されていて、新しいランナーには操縦桿が生えていたのはうれしかった。やっぱ大事なところがないとね。
 去年作った32のムスタングと同じく、70年代のキットだと思うけど(まだ75年のカタログには掲載されていない)、40年以上現役っていうのがすごい。

 どうやらあちこちから新しいキットがいくらでも出ているようで、にもかかわらずこの凸モールドのキットがいまだ売られているということは、何かそれなりの理由があるに違いない・・・・期待しちゃうね。

 四十年の間には、数えきれないくらいの数のモデラーにさんざ嬲られ弄られしゃぶり尽くされてるんだろうけど・・・。



 古いキットなんだけど、バリはあんまりない。表面がつるつるしてるのも好き。
 それでもイキナリ何かちょっと・・・これは・・・違うんじゃない?

 主翼の左側のパーツに赤い線でひいている凸モールドなんですが、これはちょっとウソくさい。
 それに、確かスカイホークの主翼上って、丸いカタチのものが並んでた気がする。いくら私でも、展示会で他人の作品をさんざ見て来てますから。

 とはいえ、これまで「ここ違ってるんじゃない!?」と鬼の首をとったように大騒ぎしたときに限ってハセガワのほうが正しいので、念のため、「世界の傑作機」を購入。

 こんな平面図があったよ。やっぱりな。

 というわけで、とりあえず主翼上のモールドだけは削り落とした。
 いっそ何もなくてつるつるのほうが綺麗でいいかなあと思ったけど、何もないとまるでモスキートだなぁ。



 この主翼上下のパーツですが、接着する部分がもう見るからに「ここ厚いやろ!!」っていうパーツ。私が見てもわかるくらい。だけど、その厚い部分をガリガリ削っていって、だんだんフィットしていくときのヨロコビ。なんか私、自分で作ってますぅーという充実した気分になる。
 A-4F「え? どうだ? 気持ちいいだろうが」
 きらら「ああっ私の体どうしたのかしら・・・スジ彫りもしたくなってきちゃった・・・」
 A-4F「いててててて、脱線するなコノヤロ」

 動翼部分を写真で見ると、内側のフラップ?はあまり目立たないので、その部分のスジ彫りを浅くしてみることにした。おおっ、こんなふうにすると「最近のハセガワのキット」みたいになるじゃん!! すてき~。
 主翼の機銃は左右で長さが違う(弾倉を互い違いにするため)んだけど、キットは逆のように感じられるので(世界の傑作機)削り落として真鍮パイプで作り直すことにする。大丈夫か!?(ドキドキ

 ハセガワのトライツールのスジ彫り用定規というんですか、買ってみたけどあまり使ってなかったんだけど、こういうときに使うんだなと、やっとわかった←おい!!
 この定規を使って「けがく」人もいるのでしょうが、私はやりませんよ、ホホホ。
 やっぱ、猫に小判、きららにトライツール、ですね・・・汗。

 ただ、できる限りで凸を凹に彫りなおすつもり。あくまでも最低限で、最大限の効果を狙う・・・って要するに手抜きじゃん。まぁ~ものは言いようってことさ。

赤城出撃(ハセガワ1/700赤城“三段甲板”完成)



 空母赤城、三段甲板(昭和2年~9年、初期型)ようやく完成したぞ!!

 キットのデカールを利用して、お手軽に銘板的なものを作りました。これだけでそれなりに見えるでしょ?
 他人のやり方をどうこう言う気はないけど、私はウォーターラインには海がないと気に入らないので、自分なりの海を作ってみた。

 赤城データ : 基準排水量 26,900t、全長260.67m、最大幅29m、平均吃水8.08m、速力31.0kt、出力131,200馬力、武装(20cm連装砲×2基、20cm単装砲×6門、12cm連装高角砲×6基)、搭載機常用60機、乗員1,297名(インストより) 排水量とか言ってもよくわかんねぇですが、「排水」だからね、なんかスゲーですよ。



 この時代の搭載機は、九○艦戦と十三式二号艦上攻撃機。
 複葉機なので長い滑走路は必要なく、こういう形の甲板が可能でした。

 甲板はマスキングを繰り返しながら塗装、しかし最終的に色合いが気に入らず油絵具で体当たり攻撃的ウォッシングをしてみたら、案外いい色になってくれた。ほっ。
 船体もウォッシングしてるけど、実際どれくらい汚れていたかはよくわからない。とにかくグレー一色だしマーキングとかもないし(船名は艦尾に書いてあったらしい、でもすごく地味)、何か模型的にアクセントつけるとなると・・・手すりと張り線なのでしょうか・・・手すりはエッチチングを買ってはみたもののどこにつけていいかがわからず、結局つけませんでした。



 空母作るのは二度目、それでなくてもアホ頭で手順が悪いことこの上ない。でもパーツをひとつひとつ丁寧に整形しながら接着していけばきれいにできるキットだと思います。私はあちこちスキマできたりしてますが。何を作るときも結局基本は同じなんだよね。

 マスト?にアンテナ線なのかな、伸ばしランナーを張ってみました。ボートをくくりつける白い「バッテン」もつけてみたけど、どういうふうについているのかイマイチわからず適当です。それが「ナンデアルカ」わからないままの意味不明デッチアップです。



 最下段の甲板。こんなところから飛べたなんて。
 甲板の優美なラインが美しい。



 もともと巡洋艦として生まれた赤城は、大正10年のワシントン軍縮会議で戦艦の保有数が制限されたため、あわや廃棄されるところを空母に改造され、三段空母として大正14年に進水。その後昭和9年~10年の小改修を経て、昭和13年には全通甲板となる。
 ご存じのとおり昭和16年12月、第一航空艦隊の旗艦として真珠湾攻撃に参加し華々しい活躍をするが、その後ミッドウェイ海戦で沈没するまでわずか半年とは。

 艦歴を読んでいると、ひとりの人間の人生を見ているようでもあり、心にずっしりと響くものがあります。
 下向きの煙突から海水を混ぜた排気(着艦する飛行機に邪魔にならぬように)が出てるとこを想像してみてください。上向きの煙突は航行中しか使用しなかったそうです。海の表現は笑止千万かもしれぬが、自分では気に入っている。

 資料は持っていないし、あんまり研究する気もなし・・・モデルアートと、この本を見たくらいです。(日本の航空母艦/グランプリ出版)

 この本、ずいぶん昔に買ったんだけど、けっこうマニアック・・・航空母艦ってこーゆーふうになってるよ、っていうメカニズムの説明。戦史ではありません。買っただけでほとんど読んだことはなかった。
 でも空母のいろんなディテールが解説されていて、今回改めて読んだら面白かった。まー私なんて読んでどうするわけでもありませんが・・・赤城に関連したとこなどを拾い読みしたくらい。赤城特有の煙突についてとか、艦橋の位置とか・・・一口に日本の空母といってもカタチはいろいろだったんですねぇ。雲龍型とか相撲みたいだな。

 さあ、なんとか完成したので「おおいたんモデラーズ展示会」(大分市にて、7/11,12開催)に持って行けるぞぉ~。梱包しようっと。ああー慌ただしい。ちょっとその前に祝杯。

永遠に変わらず(ハセガワ1/700赤城“リアル官能小説”)



 どうにか赤城の巨体がハマりました。ふーっ。

 いやらしい白い液体が船体の周りにねっとりと絡みついている様子なんか、まるでリアル官能小説ですが、本人ご満悦の様子。

 ・・・白く見えるのは木工ボンドです。
 ふと思ったのは、もっと早い段階で土台に接着してから粘土を盛りつけて、そのまま塗装や工作したほうがよかったんじゃないかなぁ、ということ。
 そしたら、何度も入れたり出したりしなくてよかったかも。ま、赤城はどう思ってたか知らないけどね。

 それにしても、官能小説・・・じゃなくて三段甲板、カッチョエエでしょ?
 特に土台(テキトーだけど)に載せると・・・いいものですねぇ。ウットリ。あとはちっちゃい艦載機を並べて写真撮るだけね。

 ところで、この作業しながらつい口ずさんでいたのは・・・「タイタニックのテーマ」(汗
 だってぇ~艦船って言って思い浮かべるのは客船なんですよ、私。

 あなたはいつもここにいる、私の心のなかにいる
 そして、私の心は永遠に変わらない、あなたを想う気持ちは永遠に・・・

 and your're Here in my Heart
 and My Heart Will go on and on  (タイタニックのテーマ/セリーヌ・ディオン)


 正直、このキットにはいろいろ不愉快な思い出がくっついていたけれど、今はそれをすべて洗い流すくらい、満足してます。
 過去のことは海に流し、今はすっかり赤城課長に手なずけられて・・・「やっぱりお前はいやらしい女なんだな」なーんて言われて。

 エート、ずいぶん以前から、「紫電改のマキ」を読んでみようと思いながらついつい伸ばし伸ばしになってたんだけど、昨日思い切って買ってきた。

 言うまでもなく、ハセガワからキットが発売されて「こりゃ一体なんじゃ」と思ってた。正直、まったく期待はしてなかった。ツマンナイかもしれないので、とりあえず一巻目だけ買ってきた。

 すると・・・・・・・・・おおっ!!
 いっぺんでハマりました!! 「しゃべる紫電改」にすっかりホレちまったよ!!←そこかい

 私は男の人の出てこないマンガやドラマにはほとんど興味がない。
 この話も実は女子高校生ばかりで、人間の男は全く出てこないので、本当はあまり興味を感じなかったかもしれない。ただ、飛行機がどこか人間くさく、そして男らしいので、面白く読める。

 だってさ、紫電改って「俺様」とか言いそうな感じしません?
 もうピッタリだよぉ~。二巻目では「ヤリ(空戦し)たいか?」なんて台詞に、胸キュンです。

 まぁ女子高生たちも私の目で見ても可愛いし、主人公がなぜか大分弁ってのも笑えるね。私は「零戦のみやびちゃん」のキャラが結構好きかなあ。
 女心としては、彼女と零戦を結婚させてあげたいです。
 
 で、紫電改作りたくなっちゃったよ←単純すぎ
 ちょうど32の紫電改も持ってるしな。

 そんなわけで慌てて四巻まで買ってきたけど、一気に読むのがもったいないので、今日は三巻までにしておいた。明日のお楽しみ。

一巻の終わり(モノグラム1/48 AH-1Sこれでも完成・汗)



 モノグラムのAH-1S(1/48)は、これで完成ってことにします。とにかくモノグラム体験ってことで自分的には満足。築城の金角さんに頂いたキットです。凸モールドはそのままに、油絵具でウェザリングしている。 

 うまくできたのは衝突防止灯くらいかなぁ・・・っていうくらい、どこもここもダメダメだぁ。

 しかし改めて見てると妙な迫力がある。48のせいかな。それともこれがモノグラムの表現というやつなのか。
 なんとなくマッチョな気がする。うまくキャノピーを合わせて、それなりに手を入れるとすっごくかっちょよくなるかも。



 たったひとつ作っただけでモノグラムのことがわかるわけでもないけれど。

 改めて感じたのは、48って手をいれるのに最適な大きさなんですね。72に手を入れるのは難しい。だけと、48なら・・・・工作のしがいもありますよね。あ、私はしてないけど(だめじゃん

 前回AH-1T(イタレリ)も完成後捨てちゃったし、どうもAH-1はダメダメ列伝だなー。いかんいかん。実はMRCの35のAH-1Wがまだ放置中だったりする(悪い予感・汗



 以前作ったハセガワのAH-1S(1/72) うわっ、よく見るとキャノピーがズレてた←今頃気づくか!?
 でも格好いいでしょ。まるで48みたい? ものすごく繊細で精密感がすごい。ハセガワが本気出すとすごいんだよ。だからもっともっとヘリのキット作ってもらいたいんだけどね・・・ヘリ作る人があんまりいないっていうのはゆゆしき事態。日本であと千人ヘリ好きを増やすまでは頑張るのだ(そしたら多分ハセガワがヘリのキットを作ってくれると思う)。私思うんだけど、この格好よさがわからんヤツは、いっぺん豆腐の角に頭をぶつけるといい。

 今年は梅雨に入ってから比較的涼しい日が多く、おまけに仕事も少なく(これは少々問題なんだけど)、プラモばかり作っている。
 スカイホークのことも早く書きたいけれど、次は赤城のことを書かねば・・・忙しいなぁ。 

 7/11,12は大分での展示会があるんだけど、どうにか赤城は間に合いそうです。いやもう、ほんと、すごくカッチョエエ姿になってきたよ、乞うご期待。

自分で広げて(ハセガワ1/700赤城“三段甲板”製作記)

 きらら「やめてください赤城課長、こんな明るいところで・・・」
 赤城課長「何を今さら・・・それに明るくないと肝心な所が見えねぇだろうが(←実は老眼)」
 きらら「ああっ、入らないですっ。課長のモノ、こないだより大きくなったみたい・・・」
 赤城課長「ふふふ、そうかもな。自分の指で広げてみな」

 ということで、盛ったり削ったりを繰り返し、なんとか船体が嵌るようになりました。
 最終的には木工用ボンドで隙間を埋めることにしよう。

 軍艦旗は少しはためいている感じに曲げてみました。



 どうしようかなと思ったけど、結局再度、柱を外し、干渉してると思われる部分を切った。
 そして接着すると・・・なんとか真っ直ぐになった感じ。はー。早いとこやればよかった。結局逡巡してる時間が長いんだよね。

 よっしゃー、これで完成!! ああーよかったーなんとかここまでこぎつけた。
 あとは土台にニスを塗って仕上げればできあがりということにする!! 以上!!

 ちなみに甲板の接着がうまくいかなかったのは私のやり方が下手だっただけで、キットのせいじゃないからね。

 「総員起シ」(短編集/吉村昭著)は読み終えました。すっごく面白かった。面白いという言葉はそぐわないかな・・・興味深いというか、とにかくすごく良かったです。
 「あとがき」によるとやはり、吉村先生の緻密な取材による小説のようです。私、本人が書いた手記のようなものより、誰かが取材して書いたもののほうが好きなんだよね。どうしてだかわからないけど、第三者の目を通してフィルターにかけられた文章のほうが好き。

 ちなみに、第四話は沖縄戦の話で、非常に考えさせられる内容だったし、最後の「総員起シ」も、潜水艦の事故そのものと同時にサルベージした男、艦内を撮影した男たちの執念が描かれていて、非常に読み応えがあった。とにかく何度も書くけど、内容がすごいというだけではなくて、文章が格好いいんだよね、そこがやはりブンガクなのだと思う。
 続いて今日からは「陸奥爆沈」に突入。
 
 
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