つれづれプラモ製作記

マイペースで作っているプラモデルのブログです

2015年03月

 わりとここのところ、ノリノリで作っています。実は仕事が少し減ってヒマになってるってこともあるんだけど(実は去年の夏から秋にかけてがものすごく忙しかった)。仕事が減る→収入が減る ので、あまり喜んでもいられない。

 そんな私のもとに見知らぬ男からの封筒が届く。今回は一体誰が何を送りつけてきたのか!? おそるおそる封筒を開くと・・・マスキングシートが。
 するとマッキさんからのメール「マスキングシート送ったのでそろそろ届くと思います、使ってみて下さい。お勧めです。キャノピーのマスキングに苦労して時間をかけるより、こんな便利グッズを使えばあっというまに嫌な作業もお終いですよ」

 いや、それは素晴らしいということはわかるんですが、私ってそんなにマスキング下手に見えますか?

 マッキさん「はい。いつもハラハラして見ています」・・・・・汗

 マスキングシートの販売をなさっている、「マスキング販売」 さんの商品。ご存じの方も多いでしょう。値段も良心的です。
 これって最初からキットに入ってたらいいのでは・・・それで200円程度キットが高くなってもいいけどね。と思うのは素人の浅はかな考えですか。

 三機分入ってるのは、失敗したときのための余分かな? 有り難いよね←すぐに失敗する奴(写真は、貼ってる最中)



 で、失敗・・・というわけでもないけど、右側のは真ん中が開いてしまった。なんでかなー!?

 貼ってみての感想ですが、貼るのも結構難しいよ(ハセガワのパーツの窓枠が見にくいというのもあるね。細すぎ!!)
 もちろん何度もやり直せるし、透明パーツを傷つける心配もないからゆっくり落ち着いてやればいいんだけどね。あんまり時間かけてたらマスキングシートの意味ねぇし、とか思って妙に焦る私。たはは。
 タミヤのマスキングテープと同じなのかなあ、粘着力もほぼ同じくらいです。



 全部貼った。時間は測ってなかったけど、確かに速いです。
 しかし、世の中のモデラーはこんなのを使ってるのか。それで涼しい顔してるんだね。黙ってりゃわからないものね。なんか悔しい気がしてきた。私みたいに下手くそなマスキングをネットで晒してるのはアホちゃうか!? と、さぞかし笑っているのだろうなあ。
 ブラに入ってるパッドと一緒だね(いや違うでしょう)。誰にも言わなければわからない。

 このT-4なんかは比較的マスキングしやすいキャノピーですので、私、自分でシート買おうとは思わないですが、時間短縮・イライラ解消・失敗回避という意味では、わずかなお金で解決できるのは有り難いものでしょう。

 ごめんなさいね、頂いたシートなのに色々書きましたが。
 頂き物でもお世辞は言わないのが私のいいところなんです。



 実機はインテークの内側がぽってりした感じにみえるので、タミヤの白いサーフェイスプライマーを塗り重ねてみた。
 72なのでやり過ぎてもおかしいかなとは思うけど。
 ランナーにペーパーを巻きつけたもので、整形していく。なかなか綺麗にならない。これで妥協するか・・・でもインテークは現用機のポイントのひとつだもんねぇ。思うような形状にはなかなかならない。

 穴に棒状のものを突っ込んで擦るのは、ここをご覧の方々は得意だと思いますが、私はどうも慣れなくて。



 裏側を見ていたら、脚庫の後ろ側・・・げげっ、ここも合わせ目があるっ!!
 忘れてた・・・(汗

 消さなきゃ。っていうか、隙間は? んー、無視しよう。



 こちらは実機。2007年の撮影のようなんですが、どなたに頂いた写真か失念す。申し訳ありません。
 鮮明に、きれいに写っています。インテーク入口がよくわかるでしょ。

 実機。浜松基地にて(2013年12月)

 リベットも、色々なカタチがあるのがわかる。

 スリットが、サメの「エラ」みたいだよね。

 「盤上の夜」(創元SF文庫/宮内悠介著)

 囲碁、将棋、チェス、麻雀、チェッカー・・・さまざまな盤上遊戯をめぐるSF短編集。
 対局の果てに現出する人知を超えたものとは。 


 と書いてあるけど、SFってほとんど読んだことはない私ですが、普通の小説とどこが違うのかよくわからない。普通の小説としても読めるし面白いと思った。

 ところで、「盤上の夜」の冒頭の部分を読んでいて、「春琴抄」(谷崎潤一郎)を連想した。
 主人公・由宇と相田との関係が、春琴と佐助の関係を連想させる。(ただしこの物語には残念ながらエロティックなものは感じられない)
 まぁしかしそんな連想をするのは私だけかもしれない。

 人間とは、己をひたすら研ぎ澄まし・突き詰めていくと、恐いところに到達するのだろうか・・・と凡人はそう思う。



 2013年の浜松基地航空祭におけるT-4の雄姿(静岡のTさん撮影)。

 下から見上げるT-4もいいでしょ? セクシーでしょ? ね?
 空気取り入れ口からエンジンに至る曲線。なぜそこは流線形でなければならないのか。

 もし単なるまっすぐな筒のようなものだったら、がっかりするよね。
 流れるようなラインだと、人間はそっと触れてみたくなる。
 いわく言い難い形状だからプラモを作るのは楽しさ倍増、キットの設計する人は(多分)苦労する。



 あまりきれいに整形できていないインテーク。あっ、まだこれから綺麗になるんだよ(多分)。
 難しいですよ、だって内側なんだもん。こんな整形しなくちゃならないのって飛行機だけか?
 あーあ、やっぱりレシプロのほうが簡単だなー・・・

 ヘリ作ってたらジェットのほうが楽かという気がするし、ジエット機作るとレシプロが簡単に思えるし、レシプロ作ってるとやっぱりヘリが作りたくなるし・・・だめだこりゃ。



 インテークの部分と胴体とは微妙にすり合わせの必要がある。
 べらぼうな段差というんじゃないけど、きれいに繋がらないと変なので、慎重に接着しないといけないな(まだ接着していません)。

 頭の中にはキレイなT-4が飛んでいるんだけど、目の前に見えてくるものは、いまひとつキレイとは言い難くてやれやれ。
 もう少し頑張ろう>自分



 同じくTさん撮影のT-4(2014年8月)

 あぁっ!! エアブレーキ使ってる!!
 練習機でもエアブレーキってついてるんだよね。キットにはもちろんパネルラインがあるよ。

 開状態にしようなんて、もちろん私は思ったりしませんが(汗。 

 毎日天気がよくて気持ちいいここ数日ですが、なんだか少し忙しい。それに眠い←おい!!
 桜の便りもちらほら聞かれますが、写真を撮ったらぜひ、私に送ってくださいね。公開してみんなで花見したいと思います。

 赤ちゃんの●●●を連想するような、可愛いアンテナ。いやピトー管かな?
 このスケールで、よく綺麗に再現されているとは思う。
 だけど・・・やっぱり作り直すか!? どうしようかなあ。
 キットに敬意を表してこのままにしておきたい気もする。

 しかし冗談はともかく、この写真に写り込んでいる他の部分の表現、とっても繊細でしょ?
 毎晩、コンタクトレンズを外した状態で目の前5センチくらいの距離で嘗めまわすように見ていると、ものすごくたくさんの細かいモールドが見えてきて驚き!!



 ピンク色に塗装する予定のほうは、飛行状態で作ることにしたので、脚庫は閉じた。
 まだ少しずれてるけど。
 飛んでいるときの写真みたら、この機体裏側がなかなかセクシーなんですよね。だからぜひ脚庫を閉じてみようと思ったんだけど・・・きれいに整形できるかな(不安)。

 機首のカタチもまろやかで、何かを連想させる。

 そう!! 800系!! 私の大好きな九州新幹線!!(JR九州HPより)

 ああー、やっぱり鹿児島まで乗ってみたいなあ。

 ネット上で話題になってた少女漫画雑誌「ちゃお」の付録目当てに買ってみた。

 付録目当てでも、やはりどんな漫画が載っているのか気になって結局全部読んだ(少々疲れた)。
 女の子向けだけだから恋愛ものばかり。小学生の頃読んだ「マーガレット」や「少女フレンド」を思い出したよ。
 あの頃に比べると、かなり表現が大胆だけど。主人公の年齢からいくと、小学校高学年から中学生くらいが読者なのでしょう、その年齢とはつまり思春期。

 本当に女の子ってキスが大好きなんだよね。ハートがきゅん!!となって、ぎゅっと抱きしめられて、それからキスするの。そういうシーンを見ると、もうドキドキして。

 で、キスしたあとは? その後どうなるの?
 ・・・それから先のことは女の子は知りたいとも思わないんです。
 それくらいの年齢の男の子たちが「女の体ってどうなってんだろう」などとエッチな想像をしていたとはつゆ知らず。

 先日作ったスイートの零戦52型丙(1/144)を、「ちゃお」の付録の上に置いて写真撮ってみました。

 ようするにトレースの台と言うんでしょうか、下絵などを写すための台なんです。
 LED電球が三個入っている。

 下から照らすことで、いい感じになってると思うんだけど。どうでしょうか。
 やっぱスピナは銀色のほうがよかったなぁ。

 実はこんなふうにキャノピーのマスキングをするときに使えるのではないだろうか、と思ったんです。
 現在製作中のT-4(1/72)のキャノピー。

 しかし・・・いまいち見えにくいですね(汗 よくみんな言ってるけど実に繊細な彫刻。 
 この黄色いセロテープはひげオヤジさん提供です。

 キャノピーマスキングについては後日譚もあるのでまた書きます。

 昨晩は職場の飲み会で(女ばっかり)、食事は美味しかったんだけど、もう悲しいくらい話が合わなくてつまんなかった。
 だめだこりゃ。完全に女性と話が合わなくなっている。

 夫や子供、姑の話、そしてテレビドラマの話。人の噂。
 途中であからさまな欠伸が六回くらい出たので申し訳なかった。でも退屈なのはどうしようもない。

 テレビドラマどころか、リアルで160人のオッサンを一度に相手することもあるから、作りもののドラマなんか見てるヒマないんだよ、と言おうかと思ったけど誤解されそうなのでやめた。

 今夜は(も)一人で安いワインを飲む。美味しい。
 恋愛漫画に胸ときめかせていた少女も、今ではカリ組とかスジ彫とか、ヤバイ言葉も平気で使うようになってしまった。
 ただ、その160人のオッサンの中には目に見えない宝物をくれる人もたくさんいて、それが私を支えてくれる。

 写真でわかりにくいけどペンギンの絵柄が洒落てる。これがイルカだったらもっと良かったんだけど。 
 



 さて、ハセガワT-4は少しずつ進んでいます。一度に二機作ってるので、ちょい頑張ってる。

 後席の計器盤の上のカバーがない!!と早合点したが、ちゃんと胴体にくっついていたので事なきを得る。
 コクピットのパーツはわりとぴったり胴体に収まるので楽だった。

 ネットで拾った写真では、航空祭などで公開されているコクピットの座席にシートベルトがこんなふうにかけてあるので、やってみた。
 茶色いパーみたいなものは何だろうか。
 座席の右側下にも黄色いレバーのようなものがあるんだけど、72だしあんまりやるとゴチャゴチャなりすぎるかなと思って作っていない(なーんて言い訳)

 仮組みのときはもっと合いがいいはずだったんだけどなあ。なんでいつも接着すると少しずれてるんだろう。不思議。



 さて胴体の裏側にはこういうパーツがあってはめ込むんだけど・・・

 なんだか間抜けな分割だなあ。モデラーに対する嫌がらせか!?

 毒づきながら整形する。
 特に右半分のエンジン下部分は、細かいモールドがいっぱいあるんだけどペーパーかけてるとつるつるになってゆく。哀しい。
 でも、スジ彫り再生するのは面倒くさいので、スジ彫りは「なかったことにする」。



 だが、またしても・・・・

 塗装図を見て、「あああっ!!」と叫んでしまった。
 一生懸命消した合わせ目の右半分は、消さなくてよかったのだ!!

 それでこういう分割になっていたんだな。なるほど。
 間抜けな分割とか言ってごめんなさい。設計する人もちゃんと考えていたんだよなあ←当たり前

 もう一度彫りなおす。
 何? ちゃんと合わせ目綺麗になってないって? まっいいってことよ(よくねぇぞ)。
 今回はいつものタミヤパテではなくて、タミヤの白いサーフェイスプライマーという液状のパテを使用。筆で塗って使うやつ。
 わりと乾くのは速いし少しずつ塗り足したりして加減できるのがいいけれど、やはりこれも一晩置くとヒケてたりして、泣かされる。

 微妙な隙間は瞬間接着剤のほうがいいのかもしれない。
 とにかく飛行機は整形に時間がかかる。綺麗な作品を作るにはこの過程をきちんとやらなくちゃならないんだよね(私はいい加減ですが)。
 そして、長い時間かけて撫でたりさすったりしてるうちに、つい、情が移って・・・

 普通の塗装のやつはグレーのサフで、ピンク色にする予定のほうはクレオスのベースホワイトというやつで。

 ちなみに、ピンク色の塗装下地はピンク色のサフを使ったほうがいいのではないか、というメールもいただきましたが、今回はせっかくベースホワイト買っちゃったのでこちらを使います。近所の模型屋にもこのピンク・サフはあったんだけど。
 ただ、人形の下地にも最適らしいので、普通の人はピンク色のサフ使ったほうがいいかもですね。



 コクピットを作っていて気が付いたんだけど、後席の計器盤のカバーがついていない。
 なんでハセガワはこんな大事な部分を省略したのかなあ。72だから? いまどきこんな手抜きでいいのか。

 前席との間がスカスカになっておかしいよね。ここは何か作って塞がないといかん。
 何とかしてカバーらしきものを作ろう。
 ネットで拾った写真を参考に、どうやって作るかサル頭をひねった。

 難しいな。
 プラペーパーでこんなふうにカバーらしきものをつけてみた。



 こんな感じ。むにゅむにゅと曲げて、計器盤に接着した。上から見てカバーっぽく見えればそれでいいや。よーし上出来。
 コクピット二個分を装着し、やれやれ、と作業台の上をもう一度見ると・・・・

 あ!!
 カバーついてるやん!!・・・胴体のパーツに。

 そっか~そうだよねぇ~複座の飛行機ってこうなってたよねえ・・・・忘れてた。わはははは!!(爆笑
 しかし作業部屋で独り言言ったり爆笑したりしてるのを他人から見たら、不気味だろうなぁ。
 
 というより、疑ってすみません>ハセガワ

 今作ってるT-4は先日頂いたこのキットで~す(二機セット)

 実は、これ作るまでには相当迷いに迷ったの。だって作ってみたいハセガワのキットはいっぱい(私のブースは「なんちゃってJMC」なのでハセガワのキットじゃないといけない)
 ハセガワから頂いた32紫電改それとも零戦?
 いや去年買った32スターファイター? 徳島でもらった48ファントム?
 自分で買って大事に温存しているマクロスのバルキリー?

 しかし・・・当たり前のものを持って行っても面白くないので、架空塗装にしたい。だって静岡ホビーショーはお祭りだから。

 去年モケジョの方々の作品を見て以来、ひそかに「来年はとにかく何でもいいからピンク色に塗装しちゃおう」と決心していた私。
 私だって、もともとは女の子だもん(今は違うのか!?)、たまには女らしく、可愛い塗装で・・・

 ええっ!? 紫電改をピンク色に塗る? スターファイターを? ファントムを? いやそれ以前に零戦がピンク色!?

 やだやだやだ~絶対やだ。そんなの絶対ダメっ!! 許せないっ。Mig21くらいならいいけど(謎
 マクロスならいいか? い~や違う、私のバルキリーはそんなイメージじゃねぇ。いっそヘリコプターをピンク色にするか? 冗談じゃねぇよ。

 ということで、仕方ない、T-4に人身御供になってもらうことにした。
 二機あるし、一機くらいいいだろう・・・・我慢してくれよ。

 哀れT-4はピンク色になる運命。うまく塗装できるかな(不安



 さっそく72のT-4を二機同時に作り始める。とにかくできるところまでやってみるつもり。 

 機内色は少し緑色がかったグレーかな!? と思って作ってみたけど、なんだかドイツ機(Bf109などの機内色)みたいになってしまった。グレーは作るのが難しい微妙な色。
 サイドコンソールはデカールになっている。彫刻されてるほうが好きだけど、デカールは楽といえば楽だよね。

 ネットで拾ってきたコクピットの写真なども参考にして、どこをディテールアップ(というほどのもんじゃないけど)して、どこを省略するか(ほとんど省略ですが)、自分なりに一生懸命考える。
 もちろんキットも72だから、かなり省略してある。

 私はテキトーにしか作らないので偉そうなことは全く言えないけれど、コクピット作るのが面倒だと思ったことはあんまりない。
 合わせ目消すのは苦手だけど。

 手持ちの資料の中にあったT-4のコクピット(写真はブルーインパルスのもの)。

 おおっ、やっぱり座席は赤いんだな。模型的にはアクセントになっていいね。

 ほとんどアナログ計器の並ぶ計器盤。F-15に合わせて訓練機であるT-4もこういったデザインになったそうです。
 座席の前に見える黄色い取っ手のようなものは、射出座席を作動させるものだろうか?
 先日作ったKa-52にもこういうのがついていた。これは黄色いので目立つからちょうどいいや、これだけ作ることにしよう。



 いつものようになんちゃってシートベルト(板鉛よりも少し薄く柔らかい素材)。実機とはかなり違うけど、「なんかついてるなー」程度で私は満足です。
 もちろん、作業はおおむねピンセットで行っております。さすがの私も最近はピンセットを使うことが多い。
 黄色い取っ手部分は「糸はんだ」を使ってみました。柔らかくて扱いが楽です。

 ネットで拾ったコクピットの写真をあれこれ見ているとだんだん引き込まれてくる。
 際限なく再現したくなってくる(お、うまい言い回し)気持ちもわかる気がする。
 しかし、省略するのもモデラーの腕(ってことにする)。

 私の持ってるハセガワのカタログによると、1989年には載ってなくて1995年に掲載されている。実機も1985年に初飛行、自衛隊引き渡しが1988年だというから、1990年代初めのキットなのだろう。毎度思うけど、何年に設計したキットなのかどこかに書いていたらいいのにね。

 



 何となくAH-1Sがうまくいかないので、しばらく放置してみることにした。
 作ってて楽しいと思えないときは、作らないほうがいい。
 ・・・まぁ要するに「飽きた」んです。
 「ひとつ作ってから次のキットを作る」なんて公言してたけど、なかなかそうもいかないのは世の常で。

 さて何を作るかいろいろ考えたけど、先日Tさんから頂いた1/72 ハセガワ T-4を開けて仮組してみた。二機セットなので、一機はヘンテコな架空機にするつもり。もちろん二機同時に作る。
 キャノピーは置いてないけど、少し胴体より幅が狭い。なーに、幅を広くするくらいどうってことないからね。任せとけ←酔っ払い
 もし割れたとしても、部品請求すればいいしさ。

 パーツを切り離すとき、バチン!!っていう感じ。ああこれ、これなんだよね、久しぶりにハセガワのキット。
 とっても硬くて気持ちいい。でも実は、硬さって私の経験では大して個人差はない。大きさとか形状はいろいろあるけど。
 そもそも硬さなんて実はどうでもいいんだよ。だけど、そういうところに男共は拘るんだよね。なぜだかしらないけど。

 プラモデルの場合は、硬いほうが私は削りやすい。柔らかいと削り過ぎるし、粘るような感じのプラはうまく削れない。



 サイズを測ってみた。
 11メートルちょい。小さくて可愛いでしょ。

 極限まで細くしたような、驚異の繊細なスジ彫り。まごうことなき、メイドインジャパン。
 で、メイドインジャパンと言えばディープパープル。高校時代、ソニーのラジカセに録音して聴いていた(LPは持っていなかった)。
 たったひとつの音も聴き逃すまいと、ラジカセにへばりついて聴いていたあのサウンド。

 ひりひりするような感覚。砂漠で出会う泉のように、貪るように求めるあの感じ。
 乾いていることが大事なんだよね。

 T-4と私。

 T-4「そんなとこに指を入れないでください・・・うッ・・・」
 私「フフフ、お楽しみはこれからよ」

 インストでは頭当ての部分だけ赤いけど、実際はどうなのか。写真ではチラっと頭当ての赤い部分が写っています。
 実は48のキットも持っているのでそちらを見たら、座席全体の指定が赤になっていた。
 実機の手触りみたいなものが少しでも伝わるでしょうか。

 私は身長155センチくらいなんだけど、それでもこれくらいですから、いかにT-4が小柄なのかわかる。
 このとき、同じ格納庫にF-15Jが並んでいたんだけど、私にはこっちのほうがちょうどいいサイズです。

 (2013年12月浜松基地にて)
 



 じゃじゃーん!!
 マスキングテープを剥がす、緊張の一瞬!!

 今回はまあ色はともかく、いや、色もちょいベージュが明るすぎる気がするけど、それはともかく吹きこぼれが多すぎる、剥がせば剥がすほど気分が落ち込んでいく、何よりこのキャノピーのズレまくり!!

 これ見た途端に、一挙にやる気ダウン。こんなにズレてたっけ? 我ながら、ひどいなー。
 塗装はなんとかごまかせても、これを整形するのは私には無理かも。



 同じく、こっち側もひどい。
 マスキングを甘く見ていたのが失敗の始まり。
 48だと面積が広いので、真面目に均一に吹いておかないととても目立つ。誤魔化しがきかない。
 凸モールドなのも何だか気になってきた。イケてない。彫りなおしたほうがよかった。

 こういうときは、捨て・・・もとい、しばらく放置して頭を冷やしたほうがいいのかもしれない。
 実は、静岡ホビーショーがどんどん近づいてきて、何を持って行くか焦る気持ちだけが募ってきていたりする。どうしようどうしよう、ブースのことも考えなくちゃいけないし・・・迷っている間にどんどん時間は過ぎてしまう。ほかにも、私事であれこれ四月まで用事があって、それらも頭が痛い。そんな雑念が一杯なのがよくないみたいです。

 昨日だったか新聞に「文藝春秋」の公告があり「立花隆/脳についてわかったすごいこと~見たい夢を見る方法がある」という文字を見て飛びついた。

 見たい夢を見ることができたら!! 好きな人の夢をいつでも見ることができたら!!
 何か方法があるなら、知りたいものです。

 そう思ってうちに帰ってページをめくると・・・そんな都合のいい話があるわけない(がっくり)。
 「明晰夢」といって、「自分が今見てるのは夢なんだな」ということがわかる夢があるという(確かに私もそれに近い夢見ることがある)、ラバージ博士とかいう人の作ったヘンなマスクをかぶると、深い夢に入る手前で夢を深くなるのを止めて浅い夢を見せる、そうするとそんな明晰夢を見るらしいんだけど・・・それって体によくないんじゃないの? どうなのだろう。
 なーんだ!! それだけかよ!! と思った。やっぱりモデルアートを買ったほうがよかったかな(どちらを買うか迷った)。

 夢と言えば、明け方夢の中でおしっこしたくなって、ようやくトイレを見つけてしゃがむんだけど、全然出ない、という夢をよく見る。
 そこでふっと目が覚めて、「あっ、まさか私お漏らししてるんじゃ・・・」と不安になって触ってみると、漏らしてなくてホッとする、ということがありますが、そういう夢を見ませんか? 私だけか。

 それにしても、自分で文藝春秋を買ったのは初めてだけど(昔、現役の頃の父が買っていたのでこっそり読んでいた)、表紙レイアウトとか中身の雰囲気も昔と全然変わっていないね(「同級生交歓」とか)。ところで宮嶋茂樹さんが「艦これ」にツッコミ入れてますよ。

 それにしても・・・こんなの読んでる私は、とうとう真性オッサンになってしまった気がした。

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