つれづれプラモ製作記

自称飛行機モデラー・きららのプラモ製作とプラモの活動記録

2014年08月

夏はまだ終わっていない(2014熊本トムキャッツ展示会レポートその1)



 熊本トムキャッツ展示会に出発の朝(新幹線・久留米駅ホームにて)。
 今年は毎日毎日、雨や曇りの日ばかりで鬱陶しい八月だった。そんな八月を吹き飛ばすことができるか!?

 毎日の嫌なことや悩みも吹き飛ばすように、空は晴れてきたぞ。
 最近、こういう無機質な構造物に心癒される私。人が作ったモノに心惹かれる。

 拙作の飛燕とD-9はどういわれるかな?・・・ドキドキ。

 残念ながら行きの新幹線は普通のN700系統でした。
 吉村昭さんの「私の文学漂流」(新潮文庫)を読んでいると(これがまた滅茶苦茶面白い)、たったの15分でいきなり「まもなく熊本です」とアナウンス。おいおい、もうお終いなの? 速すぎない?

 展示会は熊本駅のひとつ先の「川尻」というところで行われるんだけど、見たいものがあるので途中下車する。優雅な午後のはじまりです。 

 駅前から大勢の観光客に混じって路面電車でゴトゴト揺られ、15分ほどで街の中心部に着くと(熊本は熊本駅と繁華街が離れている)、ビルの2Fに入っている「熊本市現代美術館」へ(静岡の美術館もそうだったけど、便利でいいね)。
 現在開催中なのは「水戸岡鋭治からのプレゼント まちと人を幸福にするデザイン展」

 8年前に息子と一緒に訪れた美術館なので、ノスタルジーも感じて行きました。別に私、デザインなんてものがわかるわけではありません。ただ九州人としては水戸岡さんは特別な人ですもの。
 いつものことだけど、カフェで一休みするのとミュージアムショップで買い物するのが実は楽しみ。

 「幸福な食堂車」(一志治夫/プレジデント社)

 展示会自体は、どちらかというとお子様向けな部分が多く、まあこんなものかなという内容でしたが、水戸岡さんデザインのものがわかりやすく一望できました。
 こないだ立ち読みした雑誌のインタビューで「私がJR九州から車輛のデザインを依頼されたとき、JR九州は赤字でした」というくだりがあって、「ああやはりそうなのか」と思い興味を感じたんです。
 ゼロどころかマイナスからの出発。周りの反対。前例がない。無理に決まってる。
 とにかく、何か新しいことを始めるときには、このないないづくしから出発してるんだって話をよく聞くよね。
 これは何か元気をもらえるそうだと思ったので、この本を買ってみた。面白そうです。

 美術館のカフェでゆっくりとランチをとって至福のとき、日ごろの辛いモロモロをすべて忘れて一人の時間。ああ、私いったい何しに熊本に来たんだっけ。
 すると
 「待たせたね、今日は仕事が忙しくて。でもずっときららのこと考えてたよ、ハニー」なーんて言いながら、スーツをびしっと着こなしたカッチョエエ紳士が表れて私をどこかに連れて行ってくれ・・・るわけもないか。

 さて、三時を過ぎたのでむさ苦しいオッサンどもを慰問に行くとしよう。

 水戸岡さんデザインの車両に乗る幸せ。
 可愛いっしょ。たった5分で川尻到着~。

 どこにでもあるような郊外の小さな駅です(高架は新幹線)。

 ここら辺りは刃物つくりや工芸が盛んなところで、熊本の歴史を感じさせます。

 ところで関係ない話ですが今回感じたのは、熊本の人って、服装が信じられないくらいダサイですね←失礼
 いや~、なんかひどすぎる。大分は熊本よりずっと田舎だけど、なぜその大分よりずっと人口が多く歴史の長い街の熊本のほうがこんなにダサイのか。

 恐らく熊本人の気質が関係してるのではないかと思われます。一言で言うと保守的(あるいは表面を飾ることをしない)。新しいチャラチャラした服には飛びつかないんだろう。それはたぶん強さでもある。

 典型的九州人っていうと、やはり私は熊本・鹿児島あたりを連想します。

 そんなディープな九州を感じる展示会でした。

 夏はまだ終わっていない。熊本はまだじゅうぶん熱い。はっきり言って暑すぎる(汗

 というわけで明日からレポート始まります。

長い鼻のドーラ(ハセガワ1/72 Fw190D-9新旧製作記)



 昨晩、小物を取り付け半ツヤクリアを吹いて、一応完成しました。
 アンテナ線はないけど、キャノピーは木工用ボンドで仮止め、とりあえずこれで持って行きます。
 
 ひげオヤジさんからの頂きものの古いキットにて、キャノピーは入ってなかったのでハセガワの新しいキットのものを流用。
 胴体が太かったのでかなり削ったんだけど、下手くそなので胴体が変なカタチになっていてフィットしないので、少し開けた状態で接着。本当はコクピットの中身はあんまり見せたくないんだけど(汗。



 主翼下の長いアンテナ(紅白シマシマ)は、すごく目立つので作り直した。伸ばしランナーと細い手芸用針金にて。

 太いプロペラが格好いいなー。日本機はプロペラだけがどうもいただけない。(日本機は)エンジンが小さいからプロペラも細いのかな。
 スピナの形は、平成のキットと比べるとこちらは細いのがよくわかる。
 渦巻きも、ちょいヨレっとしてるけどね・・・とりあえず妥協。



 胴体下にはループ状アンテナと短いアンテナがついているので、それも針金で作ってみた。瞬間接着剤がハミ出すのも厭わず。とにかく突起物だけは作らずにいられない。
 いっぱいアンテナがついててヘリコプターみたい。
 主翼の機銃を作り直したのはいいんだけど、作り直さなかったピトー管がやたら太くてかっちょ悪い。帰ってきてから作り直そうかなあ。

 細部に昭和の香りがするかもしれませんが、それがいいのさ。



 いやー、どこから見ても格好いいですねぇ。男らしくていいねぇ。
 こないだはムスタングが最高!! とか言ってたわりに、今度はドイツ機をほめちぎったりして。
 とにかく自分が作ったら何でもよく見えちゃう。

 あとは熊本から帰ってきて平成のキット作って、並べて味わいたいな。そのときまたゆっくり祝杯をあげよう。
 とりあえず眺めるヒマもなく箱に入れて明日の準備。

 完成するとホッとすると同時にいつも訪れるわずかな寂しさ。これは一体何なんだろう。

 というわけで、土日は熊本トムキャッツさんの展示会に行ってきます。
 詳しくはこちら→熊本トムキャッツHP(音が出るのでお気を付けください)

 福岡県、佐賀県、大分県あたりにお住まいの方は、日帰りで見に来ませんか。飛行機モデル専門のクラブです。
 

あと少し(ハセガワ1/72 Fw190D-9新旧製作記)


 昭和のD-9はあと少しだ!! 本物がどうとか考証はわかりませんが、少なくとも「箱絵」の雰囲気に近くなってきたぞ!!

 胴体・黄色帯の真ん中の「1」みたいな模様は、新しいキット(Fw190D-9コンボ)のデカールの中から切り取りました。
 うーん、ずいぶんドーラらしくなってきた。
 ピトー管はキットのままだけど、主翼機銃は真鍮パイプで作り直し。

 あとは脚をつけてしまえば完成。アンテナ? それは熊本から帰ってからゆっくりと張るとして。
 何か忘れてる気がするな。何かが足りない。

 そっかー垂直尾翼の鉤十字ね。それと機番忘れてた(汗



 鉤十字と機番は適当なデカールから、大きさはまあまあこんなもんでしょう。ドイツ軍だから字体も似たようなもんでしょう、ってことにする。
 「4」は日本人的心情からすると嫌だけど、ドイツでは悪い数字ではないだろうし。多分。

 タッチアップしたり、伸ばしランナーでブレーキパイプ作ったり、増槽を接着しようとしたらパイロンがフィットしないので削って小さくしたり、エナメルでスミ入れしたり、胴体下の赤白シマシマのアンテナ?は伸ばしランナーと針金で作った・・・あれこれやって、いよいよ主脚を接着!!

 おおっ、ハセガワのキットなのにピタリと接着できるぅ~驚き~←ひでえな
 飛行機の脚ではいつもいつも泣かされるんだもん。上手く接着するのが一苦労。そして、そこを必ず意地悪なモデラーから、じーっと見られるもんね。

 と、一晩置いて気が付いた。左右間違ってる(汗
 ああ~もう一遍やり直し(写真)

 こちらは何をやってるかというと、先日下関に持って行った48の飛燕だけど、左の主脚が折れたんです。
 真鍮線で補強して接着中。

 それと、脚カバーの数字も・・・5が剥がれたのでタッチアップした。そりゃもう熊野筆で。なんか色が全然違ってるなあ。

 これも熊本に持って行くつもり。
 それにしても梱包が面倒だけど明日できるかなあ。

 ギリギリモデリングはしたくないけど、結局ギリギリになってしまった。

バルカンクロイツ(ハセガワ1/72 Fw190D-9新旧製作記 )


 新旧製作記のはずが、とりあえず古い昭和のキットばかり作っている。新しいほうはもう少しお待ちください。

 マスキングを剥がしてみた。もっと早く剥がすべきだったよ・・・いつも剥がすのが遅すぎるんだよなー。
 何となく、剥がすのがもったいないような気がして(意味不明
 剥がすと、吹きこぼれや、ラインが曲がってるところが数知れずで、タッチアップ地獄になるのは目に見えているのに。

 マスキング剥がすときが楽しいっていう人もいるけど、私は楽しさと恐怖が相半ばする感じ。心から楽しめない。

 妙に間の抜けたバルカンクロイツの図。
 テキトーにマスキングしたら、間が大きすぎた。一度やり直してこれだからね、もうやり直す気力ありません。



 胴体には赤と黄色の縞模様が入っている。
 箱絵の機体です。あ、黄色の帯の真ん中に、「1」みたいな棒が一本入ってるんだった(汗
 何かのデカールから見つけてこよう。

 そして、ここのバルカンクロイツも歪んでおります。
 「ねーきららさん、一体どうやってマスキングしたの!?」って熊本でみんなに言われるんだろうな。あべさんに散々言われるんだろうな。悔しいな~・・・とか言いながら、もうそれも楽しみのひとつになっている私。

 スピナの渦巻きは、ラッカーの黒でタッチアップして、「バッチリだ!!」と満足して写真に撮ってみたら・・・

 全然バッチリじゃねぇやん!!
 老眼恐るべし。

 ま、でもこれって72なんだよぅ~。スピナは長さ1センチくらいなんだもん。いいよいいよ、きららって可愛いから許す、って言ってくださいよぅ~(汗

 この渦巻きは、聞くところによると「弾が当たりませんように」という、おまじないだそうです。
 ドイツ軍が縁起を担いでいたとはねぇ。意外だね。

現実から目をそらすな(ハセガワ1/72 Fw190D-9新旧製作記)

 今週末、熊本トムキャッツの展示会に行くことに決めたので、ラストスパートだあ!! ようやくやる気になってきた←遅い

 スピナの渦巻きぐーるぐるを筆塗りする。
 塗装しようとして寸前に、
 「あっ、そうだ、エナメルでやれば何度でもやり直せる」ということに気が付いて、慌ててエナメル塗料に切り替える。
 ほっ。今日は気が付いてよかった。

 とりあえず、一回目は失敗。

 二回目。
 ま、これでいいや←いいのか!?

 いいの。初めてにしては上手いんじゃない? と自分では思う。
 ついでに平成キットのスピナにもぐるぐるを描いたけど、そちらも同じくらい下手。
 結構難しいんだなあ~。エラソーな顔をしたドイツ機ファンの男共もきっと泣きながら塗装してるんだろうね。

 今回ももちろんハセガワの熊野筆を使用したけど、筆が良ければ即うまく塗れるってわけじゃないことが今回も証明された。


 ダークグリーンとライトブルーの境界線は筆塗で少しボカしたけど、もうちょい物足りなくて上からブラシ吹いてみた。
 やっぱり塗料が飛び散って汚くなった(涙
 やらなきゃよかった。でももうやり直すのは面倒くさい。

 排気で焼けている感じは、グレーを吹いておいた。液冷はこれがアクセントですね。
 ふと思ったんだけど、零戦も液冷エンジンに換装したらD-9になれるのかな? それとも零戦はD-9にはなれないのだろうか。

 裏側のバルカンクロイツがあまりにもひどかったので、塗装し直すところ。
 蒸し暑い部屋でマスキングなんかやってられるかよ~っ!!て思うけど、やらないと終わらない。

 模型は否応なく、自分と向かい合うことを要求してくる。失敗から目をそらすな。・・・とか言うと格好いいけど、目をつぶって先に進む。

 キットは他人が設計してくれたものだけど、それを少しずつ組み立てて塗装していくと「自分でやってる感じ」「一歩一歩進んでる感じ」がして、そこが気持ちいい。元気になれる。

 ・・・・と思うんだけどね。たぶん完成すると思う。たぶん・・・捨てずに作っていれば。

酒飲みの理屈

 吉村昭さんの本をもう少し読みたくなったので、仕入れてきた。

 ブックオフと普通の本屋を一軒行ったけど、あんまりたくさん置いてなくて残念。
 エッセイ二冊はブックオフで。「零式戦闘機」と「高熱隧道」は新品。「月下美人」(短編集)は以前買っておいたのが本棚にあった(自分では忘れていた)
 「高熱隧道」というのは、隧道(トンネル)の中が高熱なのだと思う、タイトルからして恐ろしいけど面白そうなのでつい読み始める。第二次大戦前夜のころの話。

 「わたしの流儀」は一度読んだ気がしていたけれど、やはりそうだった。もしかしてこの本、私がブックオフに売った本かもしれない。だとしたらマヌケすぎる。
 この中に、吉村さんは「午後六時以前には酒を飲まない、外では六時以降、家では九時以降に飲むようにしているので、二日酔いしたことはない」と書いている。
 午後九時以降に飲むとなぜ二日酔いしないのか。まぁ飲む量が減るってことでしょうか・・・。
 酒飲みの理屈だけど、吉村さんのような作家が書いているとカッチョいいね。

 「この人、いいなあ」と感じた人がお酒を好きだとホッとする。逆にお酒が飲めない人だとがっかり(体質だから仕方ないんだけど)
 私にとっては「お酒が飲める」というのはかなりプラス評価。特に強ければ強いほどいい。

 長谷川専務もお酒が好きなのでうれしい。
 いつかも書いたけど、田宮俊作会長もお酒は好きな様子だけれど、今は健康のためビールを控えて焼酎を少し飲むらしい(なんで焼酎が良くてビールがダメなのか謎)。
 で、一緒に飲んだとき私に向かって「ハセガワの社長はそうでもないけど、息子(専務)は、むちゃくちゃ飲むねぇ~ほんとよく飲みますよ」と、あきれたように言っていたことがある。その言い方の奥には少々悔しさが混じっているというか、男同士のライバル意識というか・・・いや、そこでライバル意識出しますか? 男共の、そんなあまりにも単純なところが私は大好き。
 男共は戦ってナンボ。私はそれをとっくりと見物させていただくことにしますわね。ホホホ。

 実は少し仕事のことで凹んでいたのですが、ようやく今週はなんとか乗り越えました(たぶん)。
 まだまだこれから色々あると思うけど、一歩ずつ前進するのが肝心だよね・・・。
 頭の上の霧が晴れたので、昨夜は久々に爆睡。今日は模型も少しだけ触ったし。さあ、再びゆっくりとエンジンかかってきたぞ。 

 

格好いい本(「戦艦武蔵」/吉村昭)

 「戦艦武蔵」(吉村昭/新潮文庫)

 昭和41年に刊行された本なので、すでに読んだ方は多いと思う。私は初めてだが。

 戦艦武蔵の誕生から壮絶なる沈没までを、丹念にたどった硬い本。めっちゃ硬派。今時こんな硬いのは滅多にない。ハセガワのちょい昔のランナーと同じくらい硬い。
 内容の下手な紹介は割愛させていただくが、蒸し暑さでダレきった脳に、ぐさりと鋭利な刃物のように突き刺さってくる、格好いい文章。
 武蔵を男性のようだと感じた、と先日書いたけれど、どうしてなのか読むとわかると思う。

 活字の好きな人間は、その本に書いてある内容を楽しむと同時に、文体や文章そのものを味わう。
 当然ながら自分好みの文章があるので、それは人それぞれだが、ある程度誰もが格好いいと思えるものもあると思う。
 たとえば、模型で言うと、「モノグラムのキットはディテールの細かいところはともかく、その飛行機のカタチをうまく捉えているんだよね」というような言い方をする人がいるけれど、そういった味わい方だろうか。
 とにかく自分にとって「ああ~これは気持ちいい」という文章があり、そこにうまく乗せられて、行かせてもらうのが読書の楽しみ。

 武蔵が進水するシーン、レイテ沖で集中砲火を浴びて壮絶に沈んでゆくシーン。
 そういったところの、最低限の言葉でその場面を目に見えるように描いてくれる文章が気持ちいい。実に良いです。味わってみてください。

 今年の静岡ホビーショーで、「ろうがんず」にあった竹縄昌さんの展示。竹縄さんはSA(スケビ)などでおなじみのライター(自称ライターではなくて本物の)で、私の尊敬する人でもある。まあ尊敬ってコトバも何となく手垢が付いた感じもするし、ほかに適当な言葉はないかと探すがとりあえず今はこの言葉でご勘弁。

 さすが竹縄さんがご推薦なだけあるなと、読んでみて思った。

 この時代のカバーは色が違っていたんだね。タイトルも縦書きです。

 武蔵の被弾箇所(爆弾及び魚雷)

 まさに満身創痍になって(米軍の攻撃は武蔵に集中)沈んでいく武蔵。
 悲しいけれど、悲しいというよりは私は腹立たしかった。怒りを感じた。
 無敵の巨人が、いたずらに敵の餌食にされその実力を発揮しないまま沈んでいったとは。
 この戦争を指揮していたのは誰か。その作戦を考えたのは誰か。

 しかし本当に悲しいのは、最後に淡々と書かれている、生き残りの乗員たちの末路である。
 このくだりで、涙せよ。

 あまりにもあっけない幕切れに茫然としつつも、不沈戦艦と言われた武蔵の末路を思い、もう一度ページを後戻りして好きなシーンを読んだり、この被弾箇所の図を眺めながらウイスキーをなめていると、ふと「オデッセイア」を思い出した。

 「オデッセイア」とはオデッセウスというギリシアの英雄が、トロイア戦争から故郷のイタケー島に帰還する途中さまざまな困難に出会う、英雄叙事詩である。私はなぜか子供の頃この物語に強烈に惹かれた記憶がある。筋骨たくましい英雄の姿と、古めかしい帆船。そして怪物との戦いやセイレーンの誘惑。
 「●●のオデッセイ」というように、長い終わりなき苦難の冒険譚に、オデッセイという名前が使われるのはそのせいです。

 武蔵と、武蔵を建造した人々や運命をともにした乗組員たちは、今もきっとどこか、遠くの世界で長い旅(オデッセイ)を続けているに違いない。その魂は今も遠い世界を・・・・。


(※というわけで、ちょっと男性っぽい文章を書いてみたつもりなんだけど・・・如何? それにしてもこの本読みながら感じちゃったのは私くらいのものかしら、ウフフ)

できれば膨らんでいるほうが(ハセガワ1/72 Fw190D-9新旧製作記)


 実は最近、プラモを触っていない。やる気が起きない。

 もうひとつのブログに書いたけど、家族のことでいろいろ心配事があり、ここのところ三回ほど気の重い帰省をした。
 息子は帰ってこないし・・・盆でも仕事してたし・・・(14,15だけ休んだ、しかもそれも帰省でつぶれた)

 不整脈はドキドキするし、まだ例の歯が少しうずくし、お酒も控えめ(実はそれが一番つらい)、天気は悪く、何を楽しみに生きて行けばいいのだ。
 そうだ、せめて月末に熊本トムキャッツの展示会に行こう。とは思ったものの。

 トムキャッツの展示会でBf109Eと並べようぜ、という宣戦布告が早々とあべさんから届いていたので、よっしゃ~売られたケンカは残さず買うぜ釣りはいらねぇ、見てなよ、熊本の連中の前で恥かいても知らないぞ・・・と一気にボルテージ高まったかと思いきや。

 筆塗りがなかなか難しいです(汗 上からもう少し塗装したけど前回の写真と大して変わらないですね。

 筆塗りする人には大きく分けて二種類あって、1.ブラシを持っていない(或いはブラシ吹けない環境)のでやむなく筆で塗装している 2.ブラシとは違う表現をしたい

 というのがあると思う。私の場合は2なので、筆でブラシみたいな塗装をしようとは思わない。わざわざ筆で塗装するのは、筆ならではの質感や雰囲気を楽しむため。だから、ブラシみたいにフンワリしてなくてもいいや。・・・と理屈をつけてみるけど・・・まだまだですね。
 ラッカーの上からラッカーで描いているので下地が少し溶け出し気味。逆にそれを楽しんで下地と色を混ぜたりしてます。
 エナメルやアクリルで塗装する方法もあるとは思いますが。

 色も、正しいかどうかはよくわかんないけど、この配色、かっちょええですね~
 なんかすっごく男らしくて好き。
 それにしても、ドイツ軍の迷彩を甘く見てたことを痛感。こないだ作った五式戦みたいにすぐにできるかと思ってたら、大違いでした。

 毎晩「戦艦武蔵」(吉村昭/新潮文庫)を少しずつ読んでいる。前半のクライマックス進水式・竣工式を迎え、いよいよ話は後半へ。
 (ところで、なんで急に「戦艦武蔵」を読んでいるかというと、ライターの竹縄さんおすすめだということと、本屋の夏のブックフェアで目についたから)
 武蔵が長崎生まれだったとは知りませんでした、すみません(汗。あんな狭い湾で作ったので、進水した勢いでそのまま向かいの山に激突する恐れがあったのだそうです。まったく、途方もなく巨大なフネだったのですね。

 で、昨晩読みながらふと、武蔵が男だったら・・・と考えだしたら急にへんな気持ちになってきたんです。だって武蔵ったら、舷側に貼る甲鉄の厚さ40センチ、巨大な46センチ砲・・・。
 ああ、私ったらどうしよう。こんなこと書いたら、艦船モデラーに殺されるかも。

 でも武蔵が男だったら抱かれてみたい、と思うのは女として当然ではないでしょうか? 
 あぁ~米軍機に蜂の巣にされて沈没するなんて、読みたくないなぁ。
 敵戦艦と互角に戦って死なせてやりたかったね。

I Surrender(頂き物写真)


 昨日の続き、アメリカの航空博物館などで撮った写真を頂きました(二年くらい前のものなど)

 米国の物量作戦は、現在も続いている・・・そんな感じですね。
 これでもか、これでもかと、その豊かさを見せつけてくれます。
 日本人がこれに対抗するには、スピリッツやソウルをもってするしかないのか!?

 えっと、空母上に公開されている、スカイホークとA-8E(ですよね?)。


 アベンジャー? か何か。

 すみません(汗
 またまた、こんな奴にスケビにものを書かせるのはやめさせろ!!って言われそう・・・ごめんなさい。

 ただ、よくわかんないけど、飛行機って好きなんです、・・・・だめですか? あーん、許して~


 サービスショットでしょうか。

 でっかい機関砲・・・頬ずりしたいくらい、ステキですね。
 A-10かな? こんなとこにこんなモノがついているのはA-10くらいしか知らないけど。

 ラブラブで記念撮影してるカップルが、うらやましすぎますね。
 モデラーは荒野をゆく。


 これは、残骸ですが、なんでしょう。何か、見覚えがあるような・・・

 わざわざ写真に撮っているということは、どこか見るべきポイントがあるのか!?


 これって、確か、トロージャンとか言うんだよね?

 銀翼会の毛利さんが去年作ってたので(汗
 浜松基地にもありました。


 これはなんだろう。
 ずいぶん悩んだんだけど、これスカイレーダーなんじゃないかな、でもちょっと小さすぎる気がする・・・それになんでこんな変な形のキャノピーなんだろう。(模型では)見たことない。

 いざとなると自信がない私。


 これもなんだっけ。模型で見たことがあるような気がする。

 でも、こんなカタチの飛行機が飛べるなんて不思議な気もするよ。
 今ふと気が付いたんだけど、エンジンの出力って言うけど、いかに速く重いプロペラを回せるかってこと?

 レシプロはとにかくプロペラ回すことで飛んでいるのですよね・・・どう考えても不思議だ。


 「ホテルカリフォルニア」のジャケットみたいですね。

 貴重な写真を下さった方、ありがとうございました。

 いつも書いてますが、ネット上にはさまざまな写真が転がってますが、たまたま自分のブログを見てくれている人が自分の撮影した写真を特別に送ってきてくれるというのは、何にも代えがたい価値があります。
 また、今ここを見ている人にとっても、ひとつの出会いだと感じていただければ幸いです。

 アメリカの展示機の多さはすごいと思うけど、日本だってこれからは少しずつ復元機や博物館での展示が増えていくことと思います。
 戦勝国が博物館を作るよりも、敗戦国が博物館を作るのは困難なことじゃないでしょうか。
 だけど、それができるといいよね。これから・・・・
 私も知覧や靖国神社など、まだまだ見てみたい展示機がたくさんあるので、今後行ける限り行ってみたい。


 「I Surrender」(Rainbow)

 お前にはもうお手上げだ、好きなようにしてくれベイビー
 でも頼むからもう少し優しくしてくれよ、オレはもうお前の思う通りなんだから
 電話のそばに座ってずっと待ってる
 頼むから帰ってきてくれ

 もう完全降伏するよ
 何もかも、あきらめるから
 だから、この気持ちも少しはわかってくれよ


 電話のそばで待ってる、という表現が80年代でしょうか。
 あ、携帯電話でも電話かかるのを待ってるのは同じかなあ。でもちょっと違う気がする。
 今では着信拒否にされてたりして。ひゃー。哀しいっす。

Hello America(頂きもの実機写真 前編)


 昨日のカタログに引き続き、疲れた目と心をリフレッシュするような、目の覚めるような飛行機写真をお送りいたします。

 このF8Fは格好いいですねぇ。文句なし。模型的にはあまり好きではない機体だったけれど、ピカピカでまるでカーモデルみたい。
 大きなエンジンと大きなプロペラ、いつもいつも思うけど、アメリカの強さを見せつけられるようで悔しい。けど、格好いい。
 エンジンの下に板のようなものが敷いてあるのはオイルが漏れるからかな。いやーん。

 それにしても、無造作に色んな飛行機が置いてあるようですね。やはりアメリカは強くてお金持ちなのか。悔しくないですか?
 戦後日本は技術や経済力で頑張ったけれど、果たして過去の財産を大事にしているか!? 悔しいね。


 ハセガワの1989年版カタログをくださった方が貴重な画像も送ってくれました。

 「オークランドアビエーションミュージアム」という文字が見えますでしょうか。
 仕事で米国に住んでいたときに訪れたという航空博物館などの写真でした。ご本人から詳しい解説はいただいてないので、写真のみを掲載しますけど、モデラー目線というか、いい写真ばかりなのでご紹介します。

 この手前の飛行機・・・セイバーと戦ったミグですよね、確か。・・・てな具合なんで、見ている方のほうがよくわかってると思います。私はいい加減なことを言わないほうがよろし、ですね。


 エッチな写真。

 これ一体なんなんだ!? 見れば見るほど気色悪い。
 っていうか、そもそもこの機体は何でしょう?
 穴がいっぱい・・・恥ずかしい~


 これもしかして・・・F-104かな!?

 布をかぶせてあるのでよくわかんなかった。


 これは知ってる!! エリア88でシン・カザマが乗ってたやつです。F-5Eっていうんだっけ?

 実機はなかなか、かっちょエエのですね~。ホレ直しました。


 これは何だっけ。・・・汗 F-111? いやF-105? それとも、あーっなんだかわからん。

 だってさー、こんな角度から見るとわかんないですよ。


 おっ、T-38タロンですねっ。

 細いだけじゃなくて、思ったよりグラマーな曲線・・・素敵ですね~うっとり。
 ハセガワのキット作ったら、こんなふうになるかなあ~


 えーとこれは・・・なんだっけ(汗

 こういうの覚えるの苦手・・・戦闘機だけでも全部覚えられないのに・・・爆撃機とか水上機とか、飛行機って種類多すぎるよ~。

 というわけで、後編に続く。

 (※ハロー・アメリカ/デフレパードの80年代ヒット曲)
 
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