つれづれプラモ製作記

マイペースで作っているプラモデルのブログです

2014年07月

 ここ数日、心折れるようなことが続いている。
 こういうときは模型を触ってはいけない。心の中で、そういう声が聞こえるのに、つい・・・
 日曜日、悪魔がそそのかしたのか、何となく触ってしまい余計心が折れる結果になった。

 ハセガワ1/32 P-51Dのプロペラの「ハミルトンマーク」をリカバリするため、マッキさんに教わった「スーパー・リカバリテクニック~!!」を試してみる。
 まずデカールをカラーコピーし、(左側が本物のデカール、右側がコピー)裏側からセロテープなどを貼ってはがして紙を薄くし、木工用ボンドで機体に貼る。そしてよく乾いたらクリアを上からかけて完成、という手順(まだ最後までやっていないので成功するかわからない)。

 貼りつけたマーク。これからクリアを吹く。

 ところで、賢明なる読者はお気づきのことと思うが、「なんで新しいデカールを使わないの!?」
 いやそれは・・・たったひとつのハミルトンのマークのためにこのデカールを使ってしまうのはもったいないでしょ?

 というか、なんでデカール持ってるんだコイツ?(汗
 いやそれがその・・・ハセガワから頂いたんですが(これは秘密にしといてください)、静岡で気を利かした大御所モデラーがハセガワの人に頼んでくれたんです(汗。

 で、小さなハミルトンマークをたった一枚だけ使うのは申し訳ないので、気持ちだけ頂いてこのままどなたかに差し上げようと思っていたんです。



 しかし。

 話はそうスムーズには進まなかった。
 ふと胴体を見ていると、「あっ!!! デカールが剥がれてきてるぅ。あっちもこっちも、あああ~!!!」
 ってことに気が付いた。

 特にこの胴体右側の国籍マークと機番は、完成時から少々あやしい部分で、何度もマークセッターつけて抑えた部分なんだけど・・・。
 この後、マークセッターを塗って綿棒で押さえたら、デカールが「パリパリ」と割れて剥がれてきました(涙
 男らしい凸リベットが恨めしい。


 こういう尾翼の端っこなども、最初からフィットさせるのが難しくて、そもそもタッチアップだらけなんだけど、さらに剥がれてもう収拾つかなくなっている感じ・・・

 さあどうする。

 いよいよデカールを使うしかなくなった。72くらいならタッチアップで誤魔化せるけど、もうこれは貼りなおすしかない。
 ドキドキするなあ。いちばん恐いのは、再び失敗した場合。考えるのも恐ろしい。

 それにしても、この件で気が付いたのは、私がいかにこのP-51Dを愛していたかということです。
 ショックを受けたり悲しかったり喜んだり。まさに喜怒哀楽のすべてがこのキットとともにある。

 そう思えば、失敗や困難も悪くない。けど・・・今から貼るの!? ほんとに私、貼るの!? 大丈夫!?



 作り比べ、なんて偉そうに言ってますが頓挫しかけてます(汗
 とりあえず主翼の迷彩を塗装してみたけど、胴体もマスキングして塗装しなくちゃいけないってことに気が付いた。今からしないと・・・先は長いなあ。週末の巌流会の展示会にはとても間に合わねぇ。
 左側が平成(実はリニューアルされた時期ははっきりとはわからない。平成ということにしたら面白いのでそう書いているだけです)、右側が昭和のキット。
 迷彩パターンはそれぞれのインストの通りにしてみた。ダークグリーンは塗装してみたら想像したのと少し雰囲気が違っていたけど、ドイツの森って感じで素敵な色でしょ。どちらのグリーンもクレオスの「中島系濃緑色」をベースに作ってみた(特に意味はない)
  
 私もそうだけど、ここを読んでいる方は、自分は昭和生まれで子どもは平成生まれという人が多いのではと思う。

 子どもが小学生の高学年の頃、近所の模型屋に行っておしゃべりしていたときのこと(模型屋のご子息はウチの愚息と同級生)
 「最近息子の背丈が急に伸びたよねぇ~」という話になった。

 模型屋「風呂上りに比べたら、背の高さはオレと同じなのに足の長さは息子のほうが長いんで、ショック!!」
 私「はぁ~風呂上りですか」
 模型屋「そう。二人並んで裸で鏡の前に立って」

 うわぉ!! 私に何を想像させるんですか(赤面)。まだ陽が高いのに。
 で、比較したのは足の長さだけですか!? というツッコミを入れるのを必死にこらえた。
 何に限らず平成生まれのモールドはシャープなんですよね(汗。

 そんな思い出があったなぁ。で、えーと、何の話をしようかと思ってたかというと、私にとっての新旧キット作り比べってなんだろうという話。

 一般的に「モデラー」と言われる人は少なくとも子どもの頃何かのキットを作ったことがあり、それもかなりのめり込んで作っていた人が少なくない。そういう人は当然、「古いキット」「最近のキット」というカテゴリを持っていると思う。

 ところが私のプラモ歴はある日突如として・・・1999年の或る日に始まった。
 それ以前は、私にとってプラモデルというものはこの世に存在しないも等しかった。
 キットの状態では全く見たこともないし、もちろん箱を開けたこともなく完成品もほとんど見たことがなかった(記憶にない)。

 だから、私には「昔のキット」と「今のキット」というカテゴリはないんです。
 作ったことのあるキットと、作ったことのないキットという違いがあるだけ。

 1975年に発売されたキットでも、2014年に発売されたキットも、自分が作ったことのないキットならどちらも同じくらい新鮮で「初めてのキット」だということになる。
 だから、じつは新旧キット作り比べという感覚は、私にはない。単に同じ機種の別のキットというだけ。どちらも私にとっては未知のキットであることにかわりない。

 これまでずっと、私は昔から作っていなかったので他のモデラーに比べて大変なハンデがあると思ってきた。
 模型仲間と話していると、半分くらいはキットの話であり、さらにその半分は昔作ったキットの話だと言っていい。
 そんなとき、ものすごく焦ったり劣等感にさいなまれながらプラモに接してきたんだけど(これがどれだけ悔しいハンデかということは私のような人でないとわからないと思う)、よく考えたらそれが私の強みだともいえるのかも・・・
 そこを逆手にとって、「昔はこうだった、昔は良かった」的な、「昔」に引きずられることがない、ということを良い方に考えればいいのだ!!

 D-9を作っていてそんなことに気が付いた。
 人はみんな孤独なんだよね。孤独が基本で、そこから何かを探すことが始まる。


 
 一人ぽっちでずっと旅してきた
 どこへも通じていない道
 大地と空の間をさまよう旅

 いつも哀しみから逃れてさまよう旅
 太陽だけが友人で
 風が自分を前に押してくれる

 うちに帰りたい気もしてるのに。それでもまだ一人・・・・


 (アイムアローン / ディープパープル)

 これはアンテナかな?

 長い鼻のドラには主翼下側にわりと長いアンテナ? がついている。シマシマの模様がちょっとお洒落。

 突起物を見ると俄然やる気が出る私、ヒゲみたいな部分を金属線で作ってみた。
 0.3ミリのピンバイスで穴を開けるのも、お茶の子さいさい。どうだどうだ。

 この工作にすっかり満足して床にはいったので、うだる暑さにもかかわらず爆睡(←幸せなヤツ) それにしても、ほんとに暑い毎日ですね。
 毎日かく汗がハンパない。一日で体中の水分がすべて入れ替わってるんじゃないかという気がするくらい。

 この四月くらいから新しい利用者さんが増えて、私の仕事もけっこう忙しくなっている。新規の方のところに行くということは、緊張もそれなりに大きく、自分としては成長させてもらっているわけですが疲れるのも倍増してます。頑張らなくちゃ。
 それでも、訪問先に犬がいるとうれしい。犬には癒されますよね。尻尾振って感情をストレートに表してくれるのが最高にうれしい。人間にも尻尾がついてるといいのになぁ。



 迷彩を塗装するため、セブンイレブンに行ってインストの塗装図を1.6倍にコピーした。その途端に字がよく見えるようになってうれしい。
 まあでも別にコピーなんかしなくても、こんなの適当に紙を切って貼ればよかったな。たはは。

 さて、ドイツと言えばスコーピオンズですが(ほとんどの人が知らないでしょうが、ドイツのハードロックバンドです)
 私が高校生の頃、スコーピオンズのインタビューが音楽専科に掲載されていて、その中でメンバーの一人が
 「次にやるときも、一緒に組もうぜ」と言っていたのが忘れられない。

 「次にやるとき」って、この次の戦争やるとき、という意味ですよ(笑
 
 スコーピオンズのメンバーは私より少しだけ年上だから、そのくらいの年代の人はまだこういうジョークを言う人がいたみたいね。
 日本人はあまり言わないけど・・・私、こんな危ないジョークって大好き。

 そういえば、どこかの議会で先日セクハラ野次が問題になっていましたが、あれだって
 「早くこどもを産め」じゃなくて、「早くオレの子を産め」と言えば、全員爆笑!! になってその場が一気に和やかな雰囲気に・・・ならないか(笑

 日本人はもっとジョークを勉強したほうがいいと思う。ジョークで発散できることってもっとたくさんありそうな気がする。
 辛いことも笑って笑って、笑い飛ばしたい。

 古いキットのデカールはもちろんヤバそうなので、マーキングは塗装するかそれとも、新しく買ったキットのデカールを部品請求するか・・・という二つの方法を考えた。

 新しいキット(ドルテンマンコンボ)のインストを見ると、デカールはお幾らでしょ・・・・げげっ、1500円!?

 よし、塗装でいこう←即決

 というわけで、こんなふうに十文字にマスキングテープを貼って、それに沿ってバルカンクロイツを貼ってみた。

 なんかすでに歪んでいるようにも見えますが(写真だからよけいに)・・・・タッチアップが大変になるんだろうなあ

 でもって、ここはひどすぎるか!?

 あ、黒は真っ黒でなくて、零戦カウリング色として作っておいた色を塗装してます。
 真っ黒はわざとらしくて嫌なので。
 もちろん実機は真っ黒かもしれないけど、これは実機じゃなくて1/72の模型だからね。

 あーあ、やっぱりなんか変・・・。そろそろ「やっちまった」が来る頃か、と毎日楽しみにしていた方もいるかと思いますが、やっぱり期待に応えないとね(違

 しばらく迷ったけど、この写真撮ったあと思い切ってシンナーで拭き取り、今度は下面色を塗装してしまった。つまり、その上から黒を吹くことにした。
 ものすごく昔、そういうふうにして塗装したことがある。そのほうが簡単だと思う。

 この下面色は、フィンランド空軍のBf109G-6(メルス)用に作った色。
 たぶん同じ色だと思う(フィン空はドイツから持ってきた機体だから)。

 

 手前は昭和のキット、胴体には赤と黄色のマーキング。
 奥は平成のキット、尾翼に黄色を吹いた後、スワスチカを貼る部分(ひし形に見える部分)に下面色を吹かねばならないことに気が付いて・・・やれやれ。
 機首の下側も黄色。
 クレオスの黄色に少し赤を混ぜて、赤っぽい黄色にしてみた。レモン色ってあまり好きじゃないので。
 色を塗装するときに好きかどうかで決めるのはどうなのよと言われるかもしれませんが、ひとつひとつの色が正しいことより、全体の色のトーンが合っていてしかも自分の感覚にあってるようにしたいので。
 他人の目にどういう色に見えているかは、もうどうでもいいです。作ってるのは自分だから、自分の目で見えてる色が大事なの。

 よく、カタチについて「ここは自分のイメージと違う」とか言ってる人がいるけど、そういうのと同じかな。

 昭和のキットの排気管と空気取り入れ口はちょい寂しい。

 少し彫り込んでみようかとやり始めたんだけど、下手にやってると失敗する可能性も高いし、昭和のキットはそのまま作るのが面白いのでやめました。

 平成のキット。素人が見ても劇的ビフォーアフターですな。

 機首上部、機銃のすぐそばに穴がありますが(また穴かい!!)、ここには小さな部品を接着するようになっている。何か機銃に関係する穴なのかなあ。

 増槽もかなり違うね。
 昭和のキットのはものすごく大きいし形も違う。パイロンも違うね~。

 上下の間に継ぎ目?のようなものがあるよね、これを伸ばしランナーで再現してみました。えっへん。
 ちょっと工作しただけなんだけど、すごい充実感。

 わたしの太ももについた、ピンセットの跡。

 去年の五月にハセガワの精密ピンセットを入手してずっと愛用してるんだけど、作業中に足に落下、当たり所が悪くものすごく痛かった(汗
 突き刺さりはしなかったけど、一瞬刺さって下に落ちたのです。

 数時間して太ももを見てみたら跡が残っていた。ふえ~ん(汗

 あ、でもハセガワのピンセットだから痛くても我慢するんだよ(えらいなー私

 ところで、ここをいつもご覧の方々にお願いがあるのですが、ハセガワのカタログ(2000年以前の分)をゆずっていただけないでしょうか。
 値段等は、ご相談させてもらうということで、kilala397@hotmail.com までメール頂ければうれしいです。お願いします。

 古いキットを作っていたら昔のラインナップにものすごく興味が出てしまったんです。
 今それを調べようと思ったら、カタログを見るしかないのかなあと思いました。



 組み立て、整形、表面の仕上げ・・・上手な人はここまでに手をかける。
 リベットを打ったりする人もいる。表面を磨いたりする。エステにお金をかけるようなもんだね。だってさー、家出るときは化粧してたはずなのに、帰ってきたらスッピンになってるんだもん。それくらい暑いんだよ(意味不明)、だからいいの。

 古いほうのキットは、箱絵のマーキングにしようと思うんだけど、胴体が白いバルカンクロイツって違和感ありません?
 こんなの本当にあったのかなぁ~(疑) まあでも、当時も何かの本を参考に作ったんだろうし、きっとこういうマーキングがあったんだろうな、ということで、白いバルカンクロイツの部分から塗装していく。うまくできるかなあ。

 こちらは新しいキットの箱絵。

 つくづく見てたら、この塗装ってかなり面倒くさいよね!?
 機首の下側と尾翼は黄色いとこあるし、垂直安定板のとこのひし形に塗りつぶされたハーケンクロイツの下地は胴体色ライトグレーなんだよね。機首にはわけのわからん渦巻き模様も描いてあるし・・・。これは黒の上から白を描くんだよねやっぱり。
 実機の塗装する人も大変だっただろうなぁドイツ軍。

 ここのところ米軍の銀色ばかり作ってたから、見てるだけで頭が混乱して目が回りそう。

 確か「マスターモデラーズ」の最後に塗装図が載ってたような・・・と思って見てみたらあったぞ(こういうことだけは覚えているモデラー脳)。

 Vol.2の最後のページにはFw190D型の色々な塗装図がありました。
 上から三番目の機体、シブいねぇ~!! JG6、戦争末期の塗装らしい。上面RLM75グレーバイオレットとRLM83ダークグリーン、胴体側面と下面は混色した代用カラーと思われるグレーグリーン。だってさ。

 あまりにも悲惨な感じの「私もう敗けてます」的な悲しい迷彩。代用カラーだから自分で適当に色を作ってもいけそうだしね。
 ただ、風防の形が違うからやっぱりやめようか。

 それにしても、蒸し暑い模型部屋で汗だくになりながら、フツーの人から見たら「どれも同じでしょ」としか見えない飛行機の塗装図をためつすがめつ、どれにしようかと行ったり来たり眺めている図って、かなり異様な光景に違いない(見ているとどれも格好よく見えてきて迷ってしょうがない)。

 実は最近割と仕事が忙しくて、土日も時間数は少ないけれど仕事があったりしたんだけど、今日と明日は休みなの!!
 やったぁ~!! さあマスキングするぞー。

 前々回、古いほうのD-9にはタブが省略されていると書きましたが、ああっ!! 水平尾翼にはちゃんとあるやん!!

 慌ててインストを見ると、もちろん補助翼のタブもちゃんと存在している!!

 ・・・・・すみません、私がやりました。
 バリだと思って、削ってしまったんです。酔っぱらっていて、よく覚えていません・・・。

 とんだ冤罪でした。ごめんなさいハセガワ。
 ああー、ブログ書いてると恥ずかしいことがいっぱいあるなぁ。私だけか!?



 機首のあたりが、昭和生まれはふっくら肉付きがいいです。うふん。

 ちなみに、「穴」ですが、先日完成した、ハセガワ48飛燕の尾部にもありました(貫通していて、向こう側が見える)。
 資料見たら、その穴に棒を突っ込んでる(アラ失礼)・・・ジャッキアップしている写真もありました。

 昭和のキットの上反角

 機銃とピトー管は削り落としてみたけど、よく考えたらキットのまま作るほうが面白かったのかもしれない。

 若いほう・・・もとい新しいキットの上反角のほうがちゃんとついてるのが、泣けます。

 これが“正しい”のかな?
 私はよくわかりませんが・・・・
 こちらは、機銃やピトー管はキットのまま。

 梅雨が明けたか明けぬか知りませんが、とにかくものすごく蒸し暑くなってきましたね。仕事柄、肉体労働なので連日汗びっしょりです。
 どちらさまも、ご自愛くださいませ。

 今日、総合病院の口腔外科で順番を待っていたときのこと。ひょろひょろと蚊が飛んできたので私が「バチッ!!」と一撃必殺で打ち殺すと、隣に座っていたお爺様が「上手い!!」と間髪入れずツッコミ。思わず周りの人達からも笑いがもれる。

 その後、時折フリスクを口に放り込みながらしゃべる、その爺様の話をしばらく聞かされた。
 「私は80になりましたが・・・心筋梗塞やって久留米の病院に運ばれてから、そのあとアチコチ悪くてもういけませんネ・・・所であなたは奥さんですかそれともお嬢さんですかな」

 歳を取っても元気の秘訣は、周りの人に対する下世話な興味のような気がする。その爺様は、通りかかる女性をチェックするのにも余念がなかった。こりゃきっと100まで行くぞ・・・ 
 
 

 謎の段差というかくびれというか・・・平成のD-9のほうです(平成にリニューアルされたかどうかよくわかんないけど、話としては昭和と平成ってしたほうが面白いので。もし違っていたら教えてください)

 写真の真ん中あたりが、普通のFw190からドーラに変身したときに胴体を延長したところです。首が長いだけじゃなくて胴体も妙に長い。

 その部分がこんなふうに「いかにも継ぎました」って感じになってるんでしょうか!?
 (っていうかさー、合わせ目ちゃんと消せ!! ってツッコミいれていいよ)

 謎の穴。なんじゃこりゃ。両側に開いているので向こうが見えています・・・・

 インストには何も書いてないし、箱のイラストにも描かれていない。
 もしかして塞いだほうがいいのかな?

 昭和のキットにもあるけど、そちらは貫通していない。
 ドーラにも色々な秘密があるようで、面白いね。

 プロペラが回るように下手な工作中。

 こんな感じでいいんだよね? 確か・・・他人がやってるのを見たことがある気がする。
 下手くそで恥ずかしいなー。
 あんまり公開したくなかったんだけど、隠してると男らしくないので公開する。

 真鍮線と真鍮パイプを組み合わせて回すよーに、と、銀翼会の毛利さんに教わったことがある。
 ヘリコプターのローター部分なんかもそうですね。こうしとけば、スムースに回るんでしょう。ただし、まっすぐ接着するのは難しいよ。

 先日作った五式戦は真鍮パイプはないけど、とりあえずくるくる回るようにはしておいた。
 スピナと胴体のフィットがうまくいきそうにないとき、面倒くさいときは接着する(先日のP-51DやP-40N)

 ま、臨機応変ってわけ。

 なーんか最近、飛行機作るのが楽しくてしょうがない。ノリノリですな私。
 とか調子こいてるとまた大失敗をやらかして捨てるかもしれないけど、まあいいや。これコンボだしあとFw190A型もあるし←いいのかそれで、マッキさんにもらったBf109E型もあるしね。余裕♪

 さて夏ですね、夏と言えば零戦とビールだけど。また零戦作りたくなってくる。今度は21型かなあ。
 今朝の新聞読んで驚いたんだけど、ビールの税金って350mlで77円もするんだね。衝撃。

 だいたい缶ビールって200円前後するけど、仮に200円としてビール本体は123円なんだね!! 驚き。
 税金が4割近くを占めてるなんて、まったくもってフザケた話だよね。みんなどうして怒らないんだろう?
 私はたまにしかビールは飲まないけど、好きな人はビール高いから我慢して発泡酒とかそれ以外のモノを飲んでるなんて、許しがたい状況ですよ。
 私みたいなゴクツブシはどうでもいいけど、毎日頑張って働いている人は、一体人生のヨロコビをどこに求めたらいいのだ!?

 なんかもう腹が立って仕方ない。怒りながら朝食を食べたけど、ここで血圧上げてても仕方ねぇな・・・最近お酒があまり飲めないので余計腹が立つ。
 気になるのは、ワインや日本酒にどれくらいの税金がかかってるかだけど。

 お酒に税金かけるなら、ジュースにも高い税金かけてほしい。50%くらいでもいいな。あんなの飲んでも飲まなくてもどうでもいいものの最たるものでしょう。まったく。



 背中の合わせ目問題は、「そういう部分に継ぎ目がある」ということがわかったことで一応ヨシとして・・・
 すでに消してしまったということもあるし、今回は再現しません。

 で、まあ、どんどん先を急ぐ。

 主翼のパーツを見ていて何気なく
 「えらく派手なパリだなぁ~」とナイフで切り取ろうとした瞬間、いや待てよ、もしかするとこれはバリじゃなくてこういう形なのかも。

 と、気が付いた自分は偉い。ふふ。もう以前の私ではない。
 塗装図などを確認して、これはバリではないということがわかった。(ふう~危ないとこだった)。



 ついでに、古いキットを見ると・・・バリどころか、タブがついてない。
 方向舵のタブも省略されてます。ま、いいってことよ。

 そんなことより、この古いキットの色とか、ものすごくツルツルに磨いたような表面、そして羽布の感じが好きだなあ。
 ツルツルしてるのは、金型をよく磨いていたから? それともプラの材質?
 羽布の部分は、エアロディテールを見てみたら、新しいキットのが正しいことがわかった。骨ばったように繊細に浮き出ている。だけど、「羽布」という言葉から連想する雰囲気は古いキットのほうなんだよね。


 梅雨のあいまに見えた夕焼け空は、とてもうれしい。この空に気が付いた人は今日何人くらいいたかなあ。

 主翼にタブがついていようがいまいが、私の日常生活や人生には何の関係もない。
 それなのに、模型に向かい合っているときは、それが大変な発見のような気がする。

 考えてみれば面白いね。もしかして、実人生のほかに別の世界を構築してるともいえる・・・。
 模型やってる人で、ストーカーとかいるんだろうか。いないんじゃないかな。ミニチュアの世界の王様でいられるんだから。

 いやしかし、“彼女”を自分のコレクションに加えたい・・・とか思うのかな。あ、なんだか恐い話になってきた。ごめんね。



 ハセガワ1/72のドーラはリニューアル版のほうも作り始めました。
 座布団をエポキシパテで作って、一晩おいて乾かして塗装、また一晩おいて乾かしてからデカールを貼ったりシートベルトを作った。
 一晩置くのがもどかしい。でも湿度が高いこともあるし、慌てないほうがいいと思う。

 古いドーラは紙創りさんのエッチングシートベルトを使ったけど、こちらは自作のなんちゃってシートベルト。歯医者さんの使う何かよくわかんない素材(鉛板より薄くて72にはぴったり)

 古いドーラに比べるとゴージャスなコクピット。時代の流れを感じる。
 ただ、グレーが黒っぽいのでせっかくのデカール貼ったけど全然見えない(涙。もっと明るいグレーにしときゃよかった。

 同じものを二個作ってるわけだけど、この場合は昭和生まれと平成生まれとを同時に相手してる感じで(汗)
 私が男なら、男冥利に尽きる、ってとこなんだろうな。いやはや。



 こちらは昭和生まれの古いドーラですが、背中の合わせ目を消していたら、ふっと思い出した。
 待てよ、これ消していいのかな!?
 メルス(Bf109G-6)作ったときに、背中の合わせ目が見えるからそのまま消さないほうがいい、と教わったんだよね。
 ドーラはどうなんだろう。同じドイツ機だからもしかすると・・・

 塗装図を見ると合わせ目はないし、消してもいいのかな。
 合わせ目・・・っていうと、ちょっとウフフなものを連想しますが、いつだったか、あるモデラーに
 きらら「合わせ目ってエッチだよね」
 モデラー「は?」
 きらら「だってさー、男の人の大事なところにあるでしょ」
 モデラー「ああーあれね、あれはスジっていうんだよ」
 きらら「そっかー、スジかー」

 ・・・ああ~、またひとつ、知らなくていい言葉を知ってしまった。
 ニコイチとかカブるとか先走りとかカリ高とか。模型やってると、上品な奥様は知らなくていい言葉をいろいろ覚えちゃうなあ・・・。

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