つれづれプラモ製作記

マイペースで作っているプラモデルのブログです

2013年12月

 12/8に訪れた、自衛隊浜松基地のエアーパークにて。フライングバナナ。

 平日(休館日は月曜)なら離着陸するT-4も見られるし、デートにもよし、一人で一日ゆっくり過ごすのもよさそうです。

 C-46。

 エンジンナセルを横から見ると、何かを連想しませんか?
 そう、まんまサンダーボルトですよ!!
 このエンジンはサンダーボルトと同じだそうです。

 前半で、嘴頼さんのことをボロ●●に書きましたけど、とにかく彼の飛行機の知識ってハンパじゃない。だからこそあれだけ間断なく喋れるんだよね。ここに書ききれない、数多のことを教わりました。

 外に置いてあったこのF-104は、モデルアートのマルヨン本に掲載されてたよね。

 標的機として使われたとかいうことでした。

 米国アリソン製のJ-33。T-33Aのエンジン。

 GE製、J-47。F-86Fのエンジン。

 うちに帰って、お酒飲みながら、こんな写真眺めてると楽しいです。

 GE製 J-79。F-104Jのエンジン。

 モデラーってぐちゃぐちゃしてるものが好きだよね。
 ああっ、これがあの中(胴体)に入ってるかと思うと・・・たまらないですね。

 IHI製、TF-40。F-1のエンジン。


 展示スペースに置いてあった、F-1カットモデル(実機)。

 いや~ん、こんな奥まで入ってるぅ~
 はぁ~もう、エンジン入れたり出したり、エアーパークって大変なとこです。

 さて、駆け足でわけのわからん紹介だったけど、ごめんなさい。興味を感じた人はぜひ行って見てね。楽しいですよ。
 かみたにさんとは駐車場でお別れ、私は更にもう一機飛行機を見にいきます。

 行くぞ、野郎ども!!(浜松エアパークにて F-1のコクピット)

 さて、12/8は、岡山から浜松へF-1にて移動。なーんて、ウソだよ(←言わなくてもわかるって)

 浜松はものづくりのまち、楽器やバイクで有名ですね。

 私も未だオッサンになる前、ご幼少のみぎり、KAWAIのピアノを優雅に弾いていたこともある。
 スズキの格好いいバイクが新幹線のホームを降りたところに展示してあったので、「嘴頼さんイライラしながら待ってるだろうなあ」と思いながらも「男を待たすのはイイ女の条件よ、ウフフ」などと余裕で写真撮ってからエスカレーターに乗ると、改札のあたりでイライラしながら待ってる嘴頼さんの姿が!!

 挨拶もそこそこに、嘴頼さん「かみたにくんは、もう飛行場に行って待ってるからね」
 「は? 飛行場って? まさか陸軍浜松基地??」 
 「午前中はうちでキャノピー絞りもやったしね」
 「うわぁー」
 「彼は、なんとジャギュアに乗ってきてるんだよ」
 「えっ、ジャギュアってイギリスの飛行機ですよね!?」

 とにかく、話が全然噛み合わないまま嘴頼さんのクルマに乗り込み「飛行場」に向かう。

 喫茶店「飛行場」の前には、マルヨンの残骸とか、なんか色々飛行機の外板やら残骸が転がっている。店内は三十年前にタイムスリップしたような昭和の喫茶店。
 お昼時なので、お客でいっぱい。私らのような不良中年もいれば、親子連れなんかもいる。

 さてここで問題です。この操縦席は何の飛行機のシートでしょう。わかる?

 私の注文したスパゲティナポリタン(パスタなどとは言わない)は、何となく焼きそばとナポリタンの中間のような味付けだった。
 さて、おしゃべりしてるとどんどん時間がたってしまうので、慌てて店を出る。かみたにさんは今日中に東京に帰らねばならない。



 飛行機好きにとっての夢の国、こんな素晴らしい施設が無料だなんて。「エアーパーク」(航空自衛隊浜松広報館)

 早速興奮しながら写真を撮り始めると
 「室内で写真撮るときはストロボをたかなきゃダメだよ」「そんな意味のない写真撮ってないでちゃんと細部を撮らなきゃ、ズームはついてないの?そのカメラ」「なんでそんなもん撮ってるの、こっちを撮れ」だの、嘴頼さんの機関銃のようなツッコミが容赦なく襲ってくる。
 それで「寒い寒い」と文句いうから「薄着すぎますよ上着は持ってこなかったんですか」というと「オレは厚着は嫌いなんだ」

 ・・・・くぅ~~~っ、このオッサンどうにかしてくれ。



 まずは、見たかったバンパイアの部分写真。まるで上手く作ったプラモみたいでしょ。
 気絶するほど美しいね。






 最上階にはちょっとした図書室もあり、そこからは滑走路を眺めることができる。はるか彼方には管制塔が見えます。
 ああもぅ、ちびりそう。

 実機の巨大な展示場をたったの一時間半ほどで慌ただしく歩くと、もう疲労困憊、集中してモノを見るのって芯から疲れる。しかも嘴頼さんに絶え間なく叱られながら・・・

 外に見えてるC-46とフライングバナナの写真その他はまた明日。濃すぎる一日は、まだまだ終わらない。

 ←私とおなじくらい奥が深いの・・・・(12/9 浜松基地の格納庫にて)

 四日間の旅を終えて、無事昨晩帰ってきました。さすがに昨晩は疲れ果て、夢も見ずに寝てしまった。
 岡山と静岡の心優しい男共に世話になった旅行でした。つくづく私は果報者。

 ところでこの写真、デカールがすごく厚くてシルバリングしてる感じでしょ? マーキングはすごく濃くハッキリと塗装してるようなんですよね。機体に比較してツヤがあるよね。
 というわけで・・・飛行機モデラーよじれ旅の始まりです・・・・

 12/7土曜日、まずは、一路、広島県福山市へ。

 持参のおやつを食べながら、車内販売のコーヒー飲む。これが大好き。日田から福山までは2時間40分の旅。

 福山駅に迎えに来てくれた「くりさん」のクルマに乗り込み、一路、鞆の浦へ。


 鞆の浦の休日。

 宮崎駿監督が「崖の上のポニョ」の舞台に選んだ、ということは有名ですから皆様ご承知だとは思いますが、正直言って私は「だから何?」と思っていたんですが、実際に行ってみて静かに納得しました。
 確かに、何もないといえば何もないんだけど、この時間の止まったような不思議な空気。なんだか魔法にかかったような気分なんですよ。




 漁港特有の小さな道に古い民家がそのまま残っている。

 お昼は、昔懐かしい味のハヤシライスを食べたんだけど、食前に出してくれた保命酒とスモークチーズの美味しかったこと!!
 保命酒とは、ようするに「味醂」でありまして、甘いお酒。薬草が入っていて、体に良い、この地の名産であります。

 飛行機モデラーなんてのは、普段イケナイことばかりやってて命を縮めているので、たまには自分を労わってやりましょう。

 実は坂本龍馬ゆかりの地でもあります。
 私は知らなかったけど、ご存じの方も多いのでは。隠れ部屋などがあったそうですね。

 「いろは丸沈没事件」ご存じ? 紀州藩の巨大な船と衝突して沈没したそうです。その船から引き上げられた遺品などが展示してある史料館がありました。


 普段見ることのない、海を見るだけで心がじんわりと温かくなってくる私。

 水面が美しい。
 穏やかな日で、散歩するのにちょうどいいくらいでした。


 この入江に続いて小高い場所に城跡(史料館)があり、鞆の浦を眺めることができます。

 まるでミニチュアのような小さな入り江です。

 頭の上では、トンビがしきりとピーヒョロロと鳴いている。

 きらら「トンビって油揚げをさらっていくものなんでしょうか」
 くりさん「さぁ~さらってるとこは見たことないなぁ、どうなんでしょう」

 などという、どうでもいい会話を交わしながら歩く。
 ひたすら静かな午後。何もないけど、それがいいんだよね。

 この夜は岡山に係留。

 12月の土曜日、ということで忘年会シーズンまっただ中、岡山市中心部の道路はすごい渋滞、でも街行く人もクルマの列も、何となくうきうきするような、そんな夜。
 合流した岡山の連中と、Hさんが運転する黒のベンツ(ミニバンっていうのかな? 荷物をいっぱい積めるタイプの車両)に乗り込み、まるで運転免許を取ったばかりの友達のクルマに乗せてもらうのが嬉しくてたまらない若造みたいな気分で、夜の街を眺めているのは実に気持ちよかった。しかもベンツはとても乗り心地が良くて(今年の呉行きでも一度乗せてもらったけど)、思わず眠りそうになるのだった・・・。

 店の手違いで、予約が入っていなくて別の店に回されたりしたけど、誰も慌てたり怒ったりするわけでもなく、ゆったりと次の場所に移動。

 プラモを見ながら飲む。
 こちらは、ハセガワ1/72のD-9。とても古いキットだそうです。小梅さん作品。
 
 こちらは、くりさんのスターウォーズの作品。
 瀬戸内の白身魚が美味しい。もちろん日本酒です。

 けんけんさんが「きららさんて、中身オッサンですね」と、いきなり本質を突く発言で全員爆笑。
 「来年のAFVは何が来るか!? 第一次大戦ものか否か!?」という熱い議論を聞きながら、岡山の夜は更けていくのだった・・・。

 おおー、写真で見ると、こんなにきれいなエンジンなのね←肉眼ではもう何も見えてない

 プラグコード・・・シリンダーに毛が生えたみたい・・・汗

 モデルグラフイックスでは、いちいち穴をあけて金属線を差し込んでおけ、ということでしたが、そんなことできるかよ!! と思って伸ばしランナーをイモ付。作ってるうちに取れちゃいそう。でも、まっいいや←よくねぇぞ

 モデルグラフイックスのマニュアルでは、黒サフを使えとか書いてあったけど、そんなの持っていないので、黒を塗装する。
 カウリングの裏もね。

 今回は全部筆で塗装してみようかなと思ってる。

 (この後、エンジンの裏側のパイプみたいのを接着するのを忘れてたことに気が付いた)

 阿八を作ったときにずいぶん上達した「透明パーツの整形」を今回もやってみる。

 モデルグラフィックスに書いてあるとおり、透明ランナーを接着し・・・えっ、瞬間接着剤で接着すんの!? 曇るよね? いいの? うーーーーん、私は模型用接着剤で接着しました。
 それから、ガシガシ削っていく。ハセガワの金属ヤスリがものすごく切れ味がよくて、はかどります。削り過ぎないように注意しなくちゃならないくらい。ヤスリの切れ味(削り味?)は大事だなあと思う。こないだ透明パーツを削ったときも思ったけど。作業がとてもはかどるから、すごく気持ちいい。

 少しハミだし気味だけど、まっいいや。ハミ出してるの好きだもん(意味不明。
 600番、1200番、2000番とペーパーで磨き、セラミックコンパウンドで磨いたけど、いまいちかなぁ・・・もうちょい磨いたほうがいいかな。気持ちに焦りがあったかもしれない。

 それもそのはず、明日から大旅行の予定なんですよ。次の更新は来週の半ばになります。

 旅行に行く前なのにこんなことやってる私。ギリギリモデリングがしみついちゃって、何かやってないと落ち着かない体になってしまったのよね。
 皆様も、よい週末をお過ごしください!!

 



 なぜ突然、モデルグラフィックスの付録の九試単戦を作り始めたのか、理由を書いてなかったね。ごめんなさい。
 理由というのは大事だよね。ちゃんと説明してくれないと納得いかないもん。

 昔、本当に突然「別れてくれ」と言われたことがあった。
 学生時代、春休みが終わって久しぶりに会えた日。
 その男は私の部屋にやってきて、いきなり「悪いけど、別れてくれ」と、まったく何の説明もなしに、玄関口でそれだけ言うと、くるりと振り向いて帰って行った。

 えっ? それだけ!?
 今の一体何? どういうこと?

 悲しいと同時に、納得いかない不完全燃焼感覚でいっぱいになった私。
 説明してくれなくちゃわかんないよ!! 私のどこが悪いの!? 思い当る所ありすぎて、わからないよ!!(汗 
 当時は携帯もメールもない時代、春休みで数週間会わなかった間に、その男が一体何を考えていたのか、どうやってそういう結論に至ったのか、全くわからない。
 三十年たった今も、わかりません。

 ところで、阿八(AH-64Dアパッチ)みたいなイイ男と別れて、なんでこんなヘナヘナした奴とつきあってるんだ!!
 と、怒ってる方もいるかもしれませんね。

 そうだねぇ~阿八があまりにも完璧だったから、もうほかのヘリを作りたくなくなったのかもしれない・・・
 危ないよ、今の私。
 でも、恋ってそんなもんでしょう。

 なーんてね、意味深なこと書いてみたりしてますが、ようするに九試単戦ってどんな飛行機か見てみたかっただけ。

 懇切丁寧なMGのマニュアルに「コノヤロ言いたいこと言いやがって、こんなことやってられるかよ」とかツッコミ入れながら作るのも楽しい。(今九つあるシリンダーに伸ばしランナーでコード這わせてるところ)


 モデルグラフィックスの付録の九試単座戦闘機(九試単戦) 1/72。

 コクピットが小さい、と前回書いたけど、よく考えたら小さいのは機体であってコクピットの大きさは零戦と大して違わないはず。こないだ零戦作ったのにもう忘れてた。翼端灯は零戦より大きいみたい。

 何色で塗ろうかなぁ~と迷ってたけど、結局塗装指示通りにすることにした。
 白もいいなと思った。鳥みたいな飛行機だから。でも、銀色のほうが空では綺麗に見えるだろうと思って。

 接着剤がはみ出さないように作れば、本当にあっというまに組み立てられる。
 私は、左側の主翼を接着するとき接着剤をつけすぎてしまったけど。

 げっ、こんな中の見えないようなコクピットのシートベルトとか作ったの?
 と思った人もあるでしょうね。
 それを作るのが飛行機モデラーの嫌らしさ。

 何か忘れてることがあるなぁと思ったら、阿八(AH-64D)の写真撮ってないですね・・・寒いのでつい。面倒で。
 と言いますか、あれだけ愛し合った相手と別れたあとは、なんだか心にぽっかり穴が開いたようで、どうも調子が出ません。じゃもう一機作るか!?(汗

 こないだ作った零戦22型と大きさ比べ。

 やっぱり一回り小さい。
 零戦が全長8.5メートルくらいあるけど、これは7メートルちょっとだと思う、まだカウリングつけてないけど(三角スケールにて計測)

 MGの説明読んで、ついつい翼端灯は透明にしようと思ってしまった。まぁこれも練習だから。
 昨晩風呂上りに透明パーツ切り出したりしてたら、背中がぞくぞくしてきて「これはヤバイ」と思ったので、そのまま急いで布団をかぶって寝たけど、背中や腕や肩など、今まで寒いと思ったことのない部分に最近冷えを感じる。
 なんだか自分の体がどうなっていってるんだろうという感じ。

 コンタクトレンズを作り変えるために今日もでかけたけど、キズのついたレンズがメーカーから送られてきて、がっくり。
 あと三日待ってください。と言われた。
 ま、三日なら。
 けど、両目ともキズのついたレンズを送ってくるメーカーってなんやねん。
 そんなメーカーのコンタクトレンズ、大丈夫かいな。
 なんか不安です。20年ぶりにコンタクトレンズを買い替える私(さすがに最近度数が合わなくなってきた。近眼が進んだらしい。まだ若い)
 20年以上同じものを使っていたと言ったら、看護師にビックリされた。

 昨日、モデルグラフィックスを買ってきました。

 実は先週火曜頃から喉が痛く、木曜日頃からは何となく疲れたような感じで目が痛くなってきて(いつものやつ)、これは参ったなという感じでしたが、少し早めに気を付けて(お酒控える、土曜日は休む)で、わりと軽くすみました。
 で、昨日は、本屋に行ってモデルグラフイックスを買うのが唯一の仕事。

 「なんちゃってJMC」の締切(12/1)でひーひー言ってる方々に申し訳ない気がするので、私も少しだけ作ってみようと思ってはじめてみた。
 というか、単に早く組み立ててみたかっただけだろ(汗

 昨晩は夫がいなくて夜一人でしたので、アホなテレビを見ながらコタツでゆっくり組み立てた。ある意味極楽かも。

 しかし・・・小さいぞ!!

 なんかの冗談かと思いました。
 144か!?

 この白枠がおおよそ1センチだからね。このコクピット・・・7パーツもあるんだよ。ピンセットで組み立ててると、なんか時計屋さんになった気分。

 手元にあった「なんちゃって機内色」を塗装。

 ケタみたいなのは、胴体内側のモールドなんだろうね。
 なるほどー。

 一応シートベルトを作ったぞ。MGのインストを見ながら・・・えーと、カタチは零戦みたいな感じだな、色も茶色・・・何? スミ入れしましょう? ドライブラシしましょう? 
 けっ、そんなことやってられるかよ・・・と悪態をつきながら甘酒をぐびぐび・・・

 お酒飲めないので代わりに甘酒を飲んでいたりする。

 でもやっぱり心が弱いので、スミ入れとドライブラシをちょっとだけしてしまった。

 組み立てると・・・やっぱり小さいぞ!! いくら作っても大きくならないぞ!!

 まんまとファインモールドに騙されている気がする。
 ここまでで、二時間経過。ふぅー。

 知らない人が見たら、「変な趣味だなぁ」と思うだろうねぇ。

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