つれづれプラモ製作記

マイペースで作っているプラモデルのブログです

2013年10月


 今年も九州AFVの会に行ってきました。10/27、博多・天神アクロスにて今年も開催。作品カードの撮影も一応したんですがお名前が判読できない方が多く、今回は作者の名前は書かないことにします。ご了承ください。

 まずはこの作品。1/35 ドラゴン ノイバウ。
 この方は、毎年作品を持ち込んでいる方だと思います。独特の塗装による作品が何点もあって、どれも素晴らしいんですよね。
 素人が見ても印象的、と言いますか・・・

 (作品カードにMMと書いてあるのは今年のテーマがタミヤMMだったから)

 同じ方の作品。1/35 ピットロード&ファインモールド 「軍国主義」

 これも好きな塗装です。


 1/35 タミヤ M113 ジャングルハット

 かっちょええ~。この方も毎年お名前見ます(毎年行ってると常連さんの名前を何となく覚える)
 
 AFVって見る方向から全く違う顔を見せてくれるので、写真を撮るときに苦労します。面白いとも言えますが・・・。
 車輛の上に置いているものなど、見ていると面白いし、どうやって作るのだろうと感心してしまいます。

 同作品。

 車長がいかにも「やる気全開」なポーズで好きです。
 「THE BIG STUFF」なんて書いてあるしね(いや~ん)

 とにかくありったけの履帯を装着した四号戦車が格好いいし、人形の塗装も丁寧です。タミヤ1/35 MMNo54と61を使用。

 一番幅の広い履帯は、ソ連の戦車のだそうです。何のだったかは忘れました(汗


 すみません、1/35ということしかわかりません。

 さあAFVならではのお楽しみ「遺棄された車輛」
 錆びついた車体と、それを眺めている老人が、ここで流れた時間を物語ります。
 説明はいりませんね。

 同作品。
 全体はこんな風景です。


 こちらも、今日のレポート一番目の作品を作った人の作品。

 タミヤ1/35 「マチルダ ブラックプリンス」
 本物の鉄板みたいだよね・・・

 タミヤ1/48 コマツG40 ブルドーザー

 小さいけれども存在感ありました。
 どの作品もそうだけど、塗装が本当に勉強になります。(勉強にはなるけど、じゃあそれが自分にできるかというとまた別の話)


 タミヤ1/35 74式戦車(渡渉仕様)

 水深2メートルの川が渡れるとは驚き。

 今まさに川から上がったところ・・・水もしたたるイイ戦車ってとこですね。
 風呂からあがったいい男を連想して、生唾を飲み込む私。


 ドラゴン1/35 マーダーII

 美しい色の塗装。日が当たった感じでしょうか。ああー、どうしたらこんなに上手く塗装できるのか。
 足回りが38(t)と同じ。この足回りに弱いのよ私←38(t)好き

 履帯のたるみ方からして、カステンか何かの連結履帯でしょうか・・・。

 ゲストが少なかったせいか、今回は若干お客さんも少なめだったような気がしますが、それでも写真撮って立ち上がろうとした瞬間、お互い背中合わせで立ち上がった人のお尻に「ぷにっ」と接触(汗 ああ~九州AFVの会に来たなぁ~と思う瞬間(汗。
 この密度感と窒息しそうなオッサンの匂いが充満した濃密な空気を吸い込んで、熱い連帯感が生まれてくる。
 ちなみにアーマーモデリングの取材は来ていました。みなさん大好きなトモミンさんも。

 いつもそうですが特にAFVはほとんど知識がないのでコメントもあまりできません、変なコメントしてしまうかもしれませんが大目に見ていただければ幸いです。
 私はいつも拙作を持ち込むんだけど、今年は製作が間に合わず。ああ~やっぱりAFVの会は参加してナンボだよなぁ~どんな下手作品でも、「参加している」という気分が最高なんだよね。おまけに今年は金子さんや土居さんという顔なじみのゲストも来ていなかったので、寂しい反面、ノンビリゆっくり楽しませてもらいました。こういうのもよかったかも・・・。

 明日に続く。
 

 先週の週末に、北九州市小倉北区商工貿易会館1Fロビーにて開催されました、北九州銀翼会作品展のレポート。

 以前は小倉駅北で開催されてましたが、数年前からモノレール旦過駅前の今の場所に移り、アクセスもよく会場も広くて開放的なのがいい感じです。
 銀翼会は老舗の飛行機模型クラブで、ご存じの方も多いかと思いますが、古いモデルアートなどの作例で知られたモデラーもたくさんいます。
 そういうことからか、交流しているクラブやモデラーも多いようで、近隣の濃ゆ~いモデラーの集う機会にもなっているようです。たとえば、今年は広島乱流会に至っては総勢10名の大部隊を投入、よってたかって銀翼会を叩きのめそうという連中が右往左往しているのですが、そんなことで簡単にヤラれるような銀翼会ではないのですよ(汗。

 作品との出会い、そして人との出会いが私にとっての展示会の醍醐味です。模型の技術だけでなく、面白い話やアホ話を聞かせてもらうのを何よりの楽しみにしています。

 キネティック 1/48 T-45ゴスホーク 川野さん作品。

 ゴスホークというのはスカイホークの親戚でしょうか。
 でもなんか違うような気もするし。

 ともかく、こういう小柄な飛行機って好きです。「何でもデカけりゃいいってもんじゃないよな」

 フジミ1/72 HH-46E 片山さん作品。

 ああっ、これ私が先日ある人から頂いたのと同じキットだぁ。
 私の頂いたのは自衛隊仕様だったけど。
 私もこんなふうに上手く作れますように。


 今回まず一番に写真撮ったのがこれ。ハセガワ 1/72 T-38A タロン。樋口さん作品。

 触ったら折れそうな、きゃしゃな姿ですが、タロンは事故のない機体で数知れないパイロットを育て上げた・・・と、新谷かおるさんが書いてました。そういえば、新谷さんの描く女性はすっごく細いよねぇ。
 やっぱ「女の好み」と「飛行機の好み」はシンクロするのか!?

 樋口さんも余程タロンが好きなのか、ウルフパックの48も作ってました。どちらもNASAの機体(宇宙飛行士を運んだりするのに使ったそうです)。
 このハセガワのキットは「作るの結構大変でした」ということでした。「結構」というのがどれくらいなのか・・・実は私もこれ作ってみようかなと考えたりしている。


 毛利さんのヒューイ。1/72 イタレリ UH-1N。

 何度も拝見してるけど、見ればみるほどエエ~です。
 まず、リベットは全部削って、打ち直しています。まずそこがリアリティを感じるポイント。
 それと基本かもしれないけどローター部分がバッチリ決まっている。真鍮パイプと真鍮線を入れてるだけなんだけど。

 あと色々、教えていただいたけれども、企業秘密なので書きません。
 知りたい人は銀翼会作品展へ行こう!!


 ファインモールド1/72 零戦22型。原田さん作品。

 おおっ!! 誰か私の零戦22型の恥ずかしい部分を舐めるように見ているエッチな男がいるな、と思ったら原田さんでした(汗
 いや~ん、どうしよう・・・と思いながらも声をかけますと、
 「筆で迷彩塗装したんですか。いや、いいですねぇ」と言われドキドキ。

 こちらの原田さんの作品は、私のと違ってスキのない塗装で、脚出し指示棒も作ってられます(私は断念)
 ムラムラ迷彩もブラシできれいに再現されてます。あの有名な写真どおり。

 一期一会。ツーショット写真。

 同じ機体を再現したとは思えない・・・

 よく言えばそれぞれの個性・・・・

 でも、原田さんも風防を「開」にしていたのがうれしかった。

 というわけで、ここからはゲストと言う名の侵略者共の作品です。

 イタレリ1/72 フライングバナナ。長崎プラモクレージーの鶴柴さん作品。

 綺麗に作ってられます~!!
 写真が下手で申し訳ないです。
 良さを1/10くらいしか伝えられないのが残念。

 1/32の通称「百年ファントム」、飯塚リバーサイドの絵富代さん作品。とうとう土台に緊縛プレイ完了。

 土台も単に平らではなく、鉄板がうねった感じにしてあって、AFVモデラーも真っ青という感じ。
 かっちょええね。

 熊本トムキャッツの蛇の目オヤジさんの作品。アカデミー? 1/72 タイフーン。

 翼が破壊された瞬間を表現してますけど、面白いなと思いました。
 飛行機のバトルダメージって、いきなり主翼の断面とか作らなくちゃいけないわけですから、ハードル高っ!! あたしにゃ無理。

 クラシックエアフレーム 1/48 九六式四号艦戦 熊本トムキャッツのoniさん

 先日「福岡空港で男泣き~!!」のoniさんです。

 日本機は濃緑色の迷彩ではなくて、この色合いが好きです。

 飛行機モデラーの鑑。見事なくらい誰も私を見てないぞ。
 (リバーサイドのTさん、後頭部を晒してごめんなさい)

 よく、展示会に行くとよほどチヤホヤされるんでしょうと誤解する人がいますが、いつもこんなもんです。
 まっ、そのほうが気楽だとも言えますが。

 というわけで、銀翼会作品展の様子はこれでお終いです。
 最後まで読んでいただきありがとうございました。

 それでは、明日からは引き続き「九州AFVの会」の様子をお伝えします。
 

 ハセガワ1/32 OA-4M スカイホーク ニャンチューさん作品。

 前の晩まで徹夜して仕上げたそうです。
 テーマの戦後の岩国米海軍・・・いや海兵隊基地の作品。

 スカイホークは好きですねー。

 ダグラスF-3D2スカイナイト マッチボックス1/72 片山さん作品。

 F-3Dなんて知ってました?
 私は知りませんでした。←知らないことが多すぎる

 「マッチボックスのキット、というところがいいねぇ~」(マッキさん談)

 ハセガワ1/72 EA-6B プラウラー 樋口さん作品。

 樋口さんはイントルーダーを一機、プラウラーを二機作ってましたが、同時製作じゃなくて一機ずつ作ったそうです。

 「以前、見学に行ったとき、F/A-18のパイロットなんか「イェーイ!!」ってな感じのデカイ兄ちゃんたちだったけど、プラウラーの乗員は知的な雰囲気でしたよ」という話をしてくれました。任務によって気質も変わってくるのでしょう。なんか納得。

 C-2Cグレイハウンド ノースウイングモデル+ハセガワ 1/72 ヘムレンさん作品。

 ニコイチなのかそれともノースウイングモデルというのはレジンのコクピット?
 大きな機体は見応えあります。

 人生もモデリングも現在ノリノリ右肩上がりのヘムレンさん、美しい奥様も会場においででした。

 多分ハセガワ? 1/72 A-7EコルセアII 片山さん作品。

 これは旧作らしいんですが、「彼が銀翼会に入会するきっかけになった作品なんですよ」と、毛利会長が懐かしそうに説明してくれました。
 きっちり美しく作られています。72の綺麗に作られた作品って、いいでしょ~? だから私好きなんですよね、72って。
 ただし、自分が作るとガックリですが。

 モノクローム1/48 シコルスキーHSS-1N 井上さん作品。

 えっ、これウェセックスじゃないの? という私の質問に「元々はシコルスキーなんだけど、ウエストランドが作ったのをウェセックスというんですよ」と誰かが教えてくれました。
 はぁ~勉強になるなあ。

 カバみたいな面白い形だから、イギリス人が作ったもんだと勝手に思ってました。すまぬ>シコルスキー 

 写真が下手ですみません。本当はもっともっとかっちょいいです。

 ハセガワ1/72 F/A-18F スーパーホーネット 武田さん作品。

 私の作ったC型と同じ分割なのでしょうか!? 同じようなキットなのでしょうか!?
 なのに、こんなに綺麗に作ってる・・・ああー、落ち込むなあ。
 今回は、若い人には全然声もかけることができなかった。気が小さい私。

 ハセガワ1/72 ファントム 波多野さん作品。

 独特の機首のふくらみが、ハセガワのは「ふっくら」していて、なんとなく・・・
 私「ハセガワの設計の人はおっぱいが好きなんでしょうか」
 絵富代さん「・・・(ふふふ)」

 絵富代さんが何か面白い受け答えしてくれるのを期待してたんですが、含み笑いをしていただけでした。
 それと、機首の先端の上側がわずかにえぐれたようなカーブを描いてるほうがファントムらしいような気がします、とのことで、確かアカデミーのだっけ・・・そちらのほうがいいって話でした(ただし、全体のふくらみは足りない)

 結局・・・膨らんでるとか、えぐれてるとか・・・「自分で削れば!?(もしくは盛れば)」って叫んでしまいましたが、絵富代さんは笑ってるだけなのでした。男ってずるいよ。

 バイアセッキ HUP-2 Aモデル+シガ 1/72 片山さん作品。

 写真が下手ですみません。逆光のせいもあります。
 これなんかも、作者に話を聞けばよかったと後悔してます。

 グラマン C-1A トレーダー レジン+ハセガワ 1/72

 ニコイチみたいだけど・・・この機体ハセガワから出てるのかな? どのへんがレジン? サッパリわかりません。すみません。

 エンジンナセルの赤いラインがお洒落でいい感じなんですが、私の下手写真では良さが伝わらなくてすみません。

 アカデミー1/72 グラマンTBN-3 井上さん作品。

 これってアベンジャーですよね? こうしてみると巨大です。
 それに戦後の海兵隊でまだ使ってたんですね。
 いろいろ勉強になるなあ。

 さて、展示会レポートとは言いながら解説になっていない変なコメントばかりで申し訳ありません。たぶんここをご覧になってる方々のほうが詳しいと思います。
 とにかく、自分が見て「いいな」と思う作品を紹介しています。無知蒙昧のせいで良い作品をご紹介していないこともありますので、どうかお許しを。

 明日に続く。


 小倉の休日。
 ゆっくりと時間の流れる午後。
 空が蒼くて、風が吹いて、ビールがあって、いい仲間がいて、そして模型があれば・・・最高のとき。

 北九州市小倉北区で開催された「北九州銀翼会作品展」に行ってきました。
 私の目で見た展示会の様子をレポートしていきます。

 スウォード1/72 ノースアメリカン T-28Bトロージャン。毛利さん作品。

 どこか気に入らないところがあって、二機作ったとか(正確にはもう一機はC型、どこが違うかわかりません・汗)

 びっしり打ったリベットをご覧ください。

 放電索ってのは、こういうふうに作らないといけないんだなー・・・・ふう~先は長いぞ私

 同じく毛利さん作品。アカデミー1/72 チャンスボートF-8EとJクルセーダー

 これも二機ですねぇ・・・二機ずつ作るのが好きなのかなあ。
 今回のテーマは「米海軍岩国基地」でした。

 最近の岩国と言えばオスプレイ。ハセガワ1/72 川野さん作品。

 川野さんは84歳なんですよ。でも全く枯れてない!! いい意味で「男」を感じる!!

 あ、新製品を作るのが健康法なのかも。

 同じくオスプレイは、樋口さん作品。

 なぜか、向こう側に見える怪しいモデラー共にピントが合っててて、すみません。

 同作品。

 背中のデカールを貼るのが大変だったとのこと。繋がっているので分割しながらしたそうです。

 大きなローターブレード(兼プロペラ)は飛行モードにして回すと胴体にかすりそうなほど長いそうです。
 もちろん、地上では飛行姿勢はとれないので、離着陸はこの格好でするしかない。何とも不思議な飛行機ですよね。

 「飛んでるとこ見たことある?」なんて私に聞くけど、まだ目撃したことはありません。
 やっぱり飛行機好きは、飛んでるとこを見てみたくてしょうがない。

 お昼ご飯のときに飲んだギネス。アホ話をしながら昼間に飲むビールは美味しい。

 生まれて初めて飲んだけど、変わった味がした。
 ちょっと背伸びした気分。この年齢で!?
 でもホントなんだもん。

 写真をよく見ると、スタブウイングにも放電索がついていた。
 あっちにつけてこっちにつけないってわけにはいかないよね。面倒がらずに穴をあけなくちゃ。
 今度もうまくいきますように。ああー緊張する。

 翼端は別パーツになってるので、その部分に穴を開けた。実機もこの部分に取り付けてあるかは不明だから真似しないようにしてください。
 穴開ける前に、翼の端っこをもっと綺麗に薄く整形したほうがいいね(ああ恥ずかしい)。

 「痛いかもしれないけど、ちょいと我慢をおしよ」
 「構わねえ、ひと思いにやってくんな姐さん・・・うぅぅ」
 「・・・何とか上手く行ったみたい、あぁ良かった」
 「さ、今度は姐さんの番だ」

 きららの額には玉のような汗が浮かんでいたが、構わずアパッチは黒光りのする武器をきららの柔肌に・・・(以下次号)

 こんなふうにクールなスタブウイングを演出。

 大した工作でもないけど、自分としては満足感大!!です。

 ほーら、アパッチらしくなってきたよ。

 キャノピーの合いも良好(私はコクピットの中の部品の取り付け方が悪く、少しすり合わせを必要としたけど)、あとはローターを組み立てて、透明パーツをつければお終いかなあ。
 最終的にどんな色にしようか、というのもまだ迷っている。もう少しグレーっぽいほうがいいかな、とか。

 昨晩は「寒月六間堀/鬼平犯科帳7」(文春文庫)読んでいて、平蔵が助太刀する話で、思わず涙。
 いいよね。「助太刀いたす」って男の花道じゃないですか!! めちゃくちゃ格好いい。

 自分とは何の関係もない人に損得抜きで助太刀するなんて、なかなかできないし、そういう巡り合わせは人生で滅多にないでしょう。
 そんなとき勇気を持って助太刀することができたら。
 理想だよね。

 福岡空港で実機見て以来、何となく「ぼーっ」として数日過ごしておりましたが・・・。

 今日は天気も悪いし、アパッチといちゃいちゃしました。
 買ったばかりのハセガワのプライヤーで真鍮線を曲げてみたよ。
 いちばん右側のだるいヤツはペンチで曲げたもの。それ以外はプライヤー使用。
 何? プライヤー使ってるわりに下手くそって?

 ほっといてください。
 これからだんだん上手になっていく予定。
 いきなり完成に持って行くんじゃなくて、こういう作業でじらす・・・みたいなのって、えも言われぬ気持ちよさがありますね。くすぐったいような、体の奥がじわっと熱くなってくるような・・・
 そっか、それでみんな細かいところにどんどん入り込んでいくんだな。少しだけわかったような気がした。

 取っ手を作ったり、何か所かアンテナも真鍮線で作る。

 取っ手は実機見てもわりと太いやつも多いし、曲がり方も丸いのもあったりして、実はそんなにプライヤーは必要ない。
 それより、一度接着した取っ手を外したりしてるうちに・・・なんか穴が大きくなってますね(汗
 この写真は笑えるのでアップしたんだよ。自分でも気が付いてるんだからね。

 なんか綺麗なキットをどんどん壊していってる気がする。悲しい。

 こんなことしながら、もう一度ネットで拾った写真などをつくづく見ていたら・・・・ぎゃー、スタブウイングにも放電索があるぅ!!
 また穴開けなくちゃ・・・やれやれ。

 垂直安定板についているアンテナ。

 わりと長くて格好いい。
 真鍮パイプに真鍮線を入れて作るだけですが、ちょうどいい太さのがもうなくなってきた。
 真鍮パイプそろそろ買わなくちゃいけません。

 少しゆるい・・・・・汗

 あ、ゆるいって禁句よ!!

 別に晒すような工作でもないけど、こんなふうに何か所か突起物を真鍮線にする。
 何? 少し曲がってる? ほっといてください。

 それでも、多少は立派になったような気がしてうれしい。強度もあるしね。
 だけどあちこち突起物だらけでチクチクするから、持つとき要注意。

 いつのまにか在庫が増殖している(汗

 私は作る分くらいしかいらないっていうタイプなので、あまり買わないけれど、ありがたいことにキットを下さる方があり、そういうときは一気に増える。キットは天下の回りもの。
 だけど最近ヘリ大好きなので、とにかく色々作りたいしキットはどれ見ても欲しい。もしかして少し危険水域かも・・・。

 そういえば、飛行機モデラーはたいていヘリと言わずにヘリコと言いますが、どうしてかというと、もともとヘリコプターという言葉はヘリコ+プター(プテロン)という造語らしい。だから「ヘリコ」なんだけど、ドクターヘリとかレスキューヘリと言うときは「ヘリ」だし、一般にはヘリと言うことも多い。
 私もつい「ヘリ」と言ってますが、それじゃあ飛行機モデラー失格ですか?

 では回転翼機とでも言おうかな、それともローターものって言うほうが私らしくていいかな(汗
 ちなみに、このフジミのバートル箱は何故か二機詰め込まれてる。

 久々にビール。「サッポロ黒ラベル」

 「読まずに死ねるか」(内藤陳 著/集英社文庫)を古本で買って読んでいたら、冒険小説が読みたくなり、古本屋に買いに行ったけどあまり欲しいものがなくて、結局「鬼平犯科帳」(文春文庫)を二冊ほど買ってきた。(ところで内藤陳さんはすごい飛行機好きで、特にDC-3が特に好きらしいね、知ってた?)

 一応日本のハードボイルドだもんね。じわじわと面白く、一話、もう一話・・・と、あとを引く煎餅のように、ついついやめられない。
 湯豆腐で酒飲んでる場面なんかが出てくると、もうたまりません。そろそろ日本酒もいいよね。イイ男と二人で・・・

 私がドーファンなんか見に行ってたから、さぞかしアパッチは焼き餅やいてただろうなぁ~
 そういえばアパッチにお土産があったんだった。

 実はプライヤー(ハセガワのツール)を買ってみた。
 ここ、微妙に「長谷川つながり」っていうの、気がついた? まっ、説明するのも野暮だけどさ。

 アパッチの取っ手を作るのに、プライヤーでやってみようかと思ったんです。
 今まではタミヤのペンチで曲げてたけど、エッチング用プライヤーを試してみたくなって。

 少し贅沢な気もしたけど、こういう贅沢もいいなと最近思う。
 ブランドもののバッグを買うわけでもエステに通うわけでもなく、ひたすら地味な毎日を送っている私が、こと模型作りに関しては贅沢な道具を使う、っていうのは気分いい。

 この取っ手はプライヤーで曲げてんだぞ!! 恐れ入ったか!! と優越感に浸れるね。

 ところで、ハセガワ製プライヤーの初仕事は、写真のブレスレット(簡単なキットがあるんだよ)作りだったりする(汗。
 アパッチ、ごめん。もう少し余韻に浸らせて。


 あんたやっぱり格好いいよ、アパッチ。二度ホレた。

 最初、適当に作ったオリーブドラブで塗装してみたけど、実機写真とかと全然違うんだよね。
 インストにはオリーブドラブに黒を混ぜろと書いてあるけど、単に黒っぽいというよりはグレーに見える。

 だから、上から薄めたニュートラルグレーのような色(自分で調合)を吹いた。
 
 ツヤがあるので今はまだ変な感じ。早く艶消しにしてしまいたい。
 でもやっぱり・・・格好いいっ!! なんでみんなAH-64Dを作らないんだろう。不思議でたまらない。

 窓枠の内側に白いラインがある。熊野筆で筆塗りした。
 綺麗なスジ・・・もといスジ彫りに沿って塗って、はみ出した部分は拭き取り。
 あと普通にマスキングして、この外側を普通に機内色、機体色と重ねていく。
 これくらいのサイズになると、機内色は、本当に裏側から塗装したほうがいいような気もする。

 前向きのキャノピーは平面だけど、横側はこんなふうに膨らんでる。
 いや~んアパッチてば、なんでこんなとこが膨らんでるの・・・

 それは、私が触ったからではなくて、視界をよくするためだと思う。

 さて、全日本ホビーショーが先週末開催されていましたが、
 「中日新聞の取材受けました。でも年齢が57歳になってる(涙)」と長谷川専務からお聞きしましたので、興味のある方は読んでね(本当は54歳)。
 模型王国の挑戦 全日本模型ホビーショー編(上) 「艦これ」出撃

 記者の小柳さんは好男子らしいです。お会いしてみたいなあ~。

 昨日はごめんなさい、書くと言っておきながら、左手の指が痛くて書けませんでした。また腱鞘炎が悪化したら困るので少し神経質になっています。

 さて、取っ手をつけ始めました。ヘリには取っ手がたくさんあって面白い。取っ手というか足がかりというか(たまにアンテナもある)。
 今回は設計者に敬意を表して全部キットのパーツをつけようと思っていたけど、モデラーっていうのは卑しいものだよね。

 このコクピット横の大きな取っ手だけは金属線で作り直そうかな、なんてよせばいいのに・・・

 真鍮線で作り直した(なんか真鍮線っぽくない色に写ってるけど)。
 どうせ作り直すならもう少し細くすればよかったかな←いつもの反省

 それはともかく、機体表面のボツボツ感が素敵でしょ。ところで、これは点字というものにもちょっと似てるよね。
 右の指より左の指のほうが点字をうまく識別できるって知ってた?
 今年の夏の講習で教わったんだけどね。やってみると、「おおっ!!」って思うよ。左手の指のほうがよくわかるの。ためしにキットのディテールを左の指で撫でまわしてみてください。きっと脳の問題なんだろうね。

 実機。
 げげっ。全然細いやん!!

 しかし、キットを肉眼で見た感じでは、ある程度太いほうが格好いい気もする。あんまり細いと存在感がなくなりそう。
 こんな写真見てると、やっぱり取っ手は全部金属線で作り直すほうが・・・とか余計なことを考えてしまうよね・・・もう見ないほうがいいかも。
 それよりさー、このキャノピー枠の白い部分、ヤダなあ。どうやって塗装すりゃいいもんだか。さあ、そろそろマスキングの時間だ。

 おおっと、黒い部分を吹いておかねば。スタブウイングと水平安定板とエンジンカバーの中ほどに黒い線・・・やだねえ「線」って。

 黒だから、最後に吹いてもいいかもしれないけど、私は先に吹いてマスキングしたほうがいいような気がして、いつものようにやってみてますが、表面には凸モールドびっしりなので、マスキングが完全にぴったりできないんだよね・・・絶対塗装が入り込みそうな予感がする。

 ようやく秋らしくなってきた!!
 これで本物の秋、まさかもう32度にはならないよね? 頼みますよ・・・
 秋の空にジェフ・ベック。なぜか聴きたくなる音楽も違ってくるんだよね。

 尾翼・・・いや、水平安定板に放電索のようなものがついていたのを発見したので、作ることにした。

 かなり薄いパーツなので、一歩間違うとパーツを壊してしまう可能性もある。
 やるか、やらないか・・・結構迷う。やらないと後悔しそうだし、もし失敗してもパーツ請求すればいいよね。ごめんなさい久保山さん、綺麗なパーツに傷つけちゃうかもしれないけど許して~とつぶやきながら、結局0.5ミリのピンバイスで、結構うまく開けられたよ。
 手芸用の0.3ミリくらいの針金を差し込んで終了。

 実は「九州AFVの会」まであと二週間なので作りかけのSd.Kfz.222も気になるんだけど、今はアパッチを作るのが面白くてたまらない。ほかのキットなんか作りたくない。
 「いまは貴方しか~愛せない~」とかいい気分で歌いながら(←こういうときが一番失敗しやすい)、取っ手もキットのものを使って取付け中。しかし取っ手も結構たくさんあって面倒くさい(大きさの違うのがいろいろある。しかも別々のランナーについていて、いちいち確認する手間もある)

 とにかく今はアパッチとラブラブなの~♪

 昔から思うんだけど、モノの値段ってどうやって決めているのだろう。不思議だね。

 これは、このキットのインスト・・・こうやって写真で見てもわかるけど、かなりの過密状態。
 経費削減なのかもしれないけど、順番もわかりにくいし・・・このキットはたったの3千円、あと300円くらい高くなってもインストがわかりやすくなったほうが私はいいです。
 ハセガワの都合もあるだろうから、私なんぞが言うことではないかもしれないけど、正直いって悔しい。いいキットなのに。もっとわかりやすいインストで、各部の解説なんかも書いてあって、ヘリの好きな人が増えてくれればって思う。
 趣味のアイテムは、1円でも安けりゃいいとか私は思わない。適正な値段があるような気がする。だって、あと100円安ければもう一個余分に買う、とかそんなもんじゃないでしょ。
 たぶん一生に一個しか買わない、作らない人がほとんどだよ。そういうものが300円くらい高かろうが安かろうが私は構わない。
 でも市場経済ってそういうものじゃないのかな。うーむわからん。

 今読み返している「坊ちゃん」は310円(夏目漱石著/新潮文庫) 最近買った。

 30数年前、渋谷陽一というロック評論家がラジオで「レコード業界と豆腐業界の規模は同じくらいらしい」と話していた。
 ようするに年間売上高のことだと思うけど、じゃ模型業界は何業界と同じくらいだろうか。レコードよりは下のような気がする。とすると、高野豆腐、いや胡麻豆腐業界くらい?
 ちなみに私、胡麻豆腐が大好物なんですが・・・どうでもいいけど。

 ガラにもなく、難しいことを考えたら頭が痛くなった(嘴頼さん撮影)。

 「正直に白状してしまうが、おれは勇気のある割合に智慧が足りない。こんな時にはどうしていいかさっぱりわからない」(「坊ちゃん」より)

 ようやく今日あたりから秋空に涼しい風が吹いてきた。
 ごちゃごちゃしたことを考えても、答えは見えてこない・・・

 せっかくの連休にここを読んでくれている人のために、明日もはりきって書いちゃうね。

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