つれづれプラモ製作記

マイペースで作っているプラモデルのブログです

2013年07月

 「なんちゃってJMC」のレギュレーションに「旧作はご遠慮ください」と表記していたところ、「旧作というのは、ハセガワの旧キットという意味ですか」という問い合わせがお二人からありました。
 そうではなくて、「あなたが以前に完成させた作品」という意味です(レギュレーションを手直ししておきました)。
 ただし、未完成の作品を完成させて出すのはOKです。

 俗に未完成品を「放置プレイ」などとも言いますが、最近何人かの方からは「塩漬け」という表現も聞きました。
 ところで私は「粕漬け」のほうが好きですが・・・(汗

 ともかく、今夜はまだ喉が痛くてお酒も飲めない長い夜ではありますし、昔作ったハセガワキットの話でも聞いてください。
 毎日座って六時間、真面目にノートを取っていると背中が痛くなるし精神的に疲労困憊、月曜から金曜まで休みもないし。
 ああでも、ここをお読みの方々はほとんど毎日お仕事、土曜だって休みなんかねぇよって人もいるんでしょうね、しかもどんなに疲れても毎日忘れずに拙ブログを読んでくれている奇特な方々なのですよね。毎日仕事をする、というのは別に驚くことではないように思われてますがそれがいかに過酷なことなのか、少しだけわかった気がしました。
 いつも「オッサン」呼ばわりしてごめんね。

 この1/48流星改は、2009年に完成したもの。

 国籍マークや尾翼の白い線などは塗装です。頑張ったんだよ~

 初めて作ったプラモは1999年に作ったタミヤの1/48零戦21型だけど、初めて作ったハセガワキットは72のコルセアだった、というのはこれまでに何度も書きましたね。ただし「ハセガワのキットを作ろう」と意識して買ったのは、まだその後・・・2001年のこと。

 近所の模型屋が「ハセガワのキットは合いが悪いし分割が変。作るのはやめといたほうがいい。はっきり言ってきららさんには難しいよ」とさんざん言うので、「本当にそうなんだろうか」と疑いの気持ちを日々募らせていた私。
 ある日たまたま店番がおじいちゃんに変わっていた日を見逃さず、こっそりこのキットを買ったのである(実はこの話はスケビのコラムにも書いた。ごめんなさい)。

 作ってみると初心者である私には、どこが作りにくいのかよくわからなかった。
 このコクピットがかっちょええ~!!と、すごく感動したのを覚えている。爆弾架が再現されてるのも興奮。
 スケビの作例を見よう見まねで、伸ばしランナーの「配線もどき」をちょっぴりしているのが、うれし恥ずかし。

 コクピットの「押し出しピン跡」が多かったけど頑張って消した。

 しかしその後、いわゆる「士の字」にしてから完成までが長かった。

 この写真で見ると、別に大した段差もなさそうなんだけど、合わせ目を綺麗にする技術が当時の私にはなかった。
 パテのてんこ盛りでどうしようもならなくなり、そのまま放置、もう捨てたいけど捨てるのももったいないしな、周りの男共にも「作っちゃえばいいのに」と言われ、ついにアクリル塗装を全部落とし、ラッカーで塗装して大阪JMCに持って行ってハセガワの人に見てもらった(JMCに参加したわけではない)。

 この間に流れた時間はじつに8年。

 八年前に寝た男のことになんか覚えてもないのに、流星改のことは八年間片時も忘れたことはなかった・・・かどうかは怪しいですが、私の塩漬け話でした。

 放置中の模型が五つ六つあるのは、モデラーのたしなみ。
 ましてや、ちょいと箱開けて仮組してみて箱に戻した、なんてのは「塩漬け」とも言えないでしょうか。

 毎日暑いですね。数日前から大気汚染の数値が高く、そのせいか昨日から喉がものすごく痛い。五月にもこんな日があった。
 風防で足止めを食らっているファインモールドの零戦22型です。あ、第二風防の向きが逆(汗

 風防そのものの問題ではなく、胴体にフィットさせるのが上手くいかなかった。胴体を削るくらいしか私にはできないんだけど、あんまり胴体を削るのも嫌なので、もうひとつの風防パーツ・・・三分割されているほうを胴体に載せてみると、何となくこっちのほうが良さそう(イマイチ怪しい)、よし、それじゃこっちを使おう。

 しかし、もう一度マスキングするか?・・・この暑さの中?・・・冗談じゃねぇよ。今回は最終兵器・熊野筆に望みを託そう。

 まず、窓枠をはっきりさせるために、エナメルでスミ入れ、というのをやってみた。
 確かに、こうすると枠がわかりやすい。
 えっ? なんか汚れてるって? いいのいいの、気にしない。

 というわけで、今日一日の仕事はこれだけ。

 老眼で三十センチくらい離れてみたら、結構良さそうに見えるんだけどね。カメラの目は容赦ない。
 ちなみに、この白いマスが約1センチだからね~。許してくれよ~。

 面相筆を使った。塗ること自体は楽しいけど、難しいことは難しい。
 ハミ出たところは綿棒や爪楊枝にシンナーをつけて拭き取りました。あともう少し綺麗にしてやったら、もういいかな、最後にセラミックコンパウンドで磨いたら何とかなるんじゃないかな?

 先々週から始まった講習のため、週4~5日、一日六時間の授業を受けて帰ってくると、精神的にぐったりして、もう模型を作る気持ちにはなれない。毎日、風防を眺めて時間だけが過ぎていく。ほかにもたくさん作りたいものはあるんだけど・・・
 



 本日は講習が休みだったので、一日かけてHPを作った。
 久々に作業をしていたら、だんだん思い出してきて、すごく楽しくなってきた。

 なんたって、去年まで10年以上ほぼ毎日してきた作業だものね・・・
 ブログの使い勝手の良さもあるけれど、情報発信という意味ではやはりホームページですよ。
 ネット上に仮想空間を借りて、自分の好きなことを書けるって、本当に夢のようなことね。

 「なんちゃってJMC公式HP」

 先日書いたレギュレーションを少々変更しています。

 主な変更点は 一次審査です。
 参加予定の方々は、上記HPをお読みください。よろしくお願いします。
 表示もちゃんとされてますでしょうか。お使いのブラウザで表示がおかしいときは教えてください。


 写真は7/23に撮影した夕焼け。夕暮れの空は、見ているうちに劇的に変化していき、見飽きることがない。
 「あんなに一緒だったのに、夕暮れはもう違う色・・・」という歌を思い出す。

 ガンダムSEEDだっけ? 息子が小学生の頃見てたね。私は歌だけ覚えている。
 空の色は移り変わり、ひとは取り残されていく・・・という感覚は、日本人の感性でしょうか。
 取り残されていく自分は一人ぽっちなのかな? いやもしかしたら・・・わかちあえる相手は、この空の下にたくさんいるはずなんだよね。
 それは自分次第。

 「永遠の0」(百田尚樹著/講談社文庫)

 ベストセラー、映画化もされていますがようやく読みました。
 私はもともとベストセラーはほとんど読みません。他人が面白いという本を読みたくないという、ひねくれ者だから。

 今回読んだのは、こないだ「おおいたんモデラーズ展示会」に行ったとき、某モデラーが「昨晩読んだんだけど、あっというまに百ページくらい読んだよ」と教えてくれたので。
 展示会を見に来て、懇親会のあと宿で本を読むなんて、「お・と・な」ですね。格好いい。

 実在の戦場を背景に、実在の海軍戦闘機エースたちの話を織り込みつつ架空の物語が進行する。
 そのへんは上手いと思います。
 少々説明っぽいかなあと思うギリギリまで、真珠湾から沖縄特攻までの太平洋戦争の海軍航空隊戦史が語られるので、こういう話を知らない人はすごく勉強になるかも。私もまだまだ知らないこともたくさんありました。
 たとえば、山本長官が一式陸攻で死んだのは知ってましたが、そのとき護衛していた六機の零戦搭乗員がその後どうなったか、とか。

 書評は巷にあふれているので私は書きませんが、少々違和感を感じた言葉が本文中に何度も出てきました。
 「愛」

 今の人には愛というほうが納得いくのかな。わかりやすいのかな。たぶんそうなのでしょう。
 「愛してる」と聞いて昼メロ(古いなぁ~)を連想するのは昭和の人間だけですか。たぶんそうなのでしょう。
 「愛」と聞いて「ふんっ」と思うのは、素直ではないからですか。たぶんそうなのでしょう。

 誰かから、まさに「死ぬほど」愛された女は、私から見ればとてもうらやましい。嫉妬を覚えます。

 これは極論ですが、夫(彼氏)は取り換えることができますが、息子は取り換えられないんです。
 息子はこの世に一人しかいません。
 自分を愛してくれる男は、この世に何人、いや数十人いるけれど、息子はただ一人。
 私、最近こういった話を読むと息子のことを思い出します。だから辛いです。

 久しぶりにワインを飲んだ、チリのワイン。ラベルは素敵だけど、498円のテーブルワインだよ。

 私が現在作っているファインモールドの零戦22型は西澤広義乗機にしようと思うんですが、この人すごいエースだったのですね・・・
 心して作らねばならぬと思いました。
 いずれにせよ、この本を読みながら色々なことを考えました。
 男性なら、もしその時代に自分が生きていたらどうしたと思いますか。予科練の試験を受けていたかな? それとも赤紙が来たら・・・

 実は先週から資格取得のための講習を受けに行ってるので、毎日疲れてプラモ作る元気はないです。夜中も暑いし。
 週に4~5日、一日六時間、じっと座って話を聞くのはけっこう疲れる。ただしエアコンが効いてるとこにいられるのだけはうれしい。
 これが九月なかばまで続きます。



 毎日、暑いですね!! にもかかわらず、いつも拙ブログを見ていただきありがとうございます。
 こういうときに読んでもらえるのは、本当にうれしいです。それがいちばんの私のクスリです(二番目はもちろんアルコール飲料)

 さて今年はJMCが中止で残念という人も多いかと思います。私も実はJMCには色んな思い出があります。プリンス長谷川(専務)との運命の出会いもJMCだったし・・・正直いって、大変なショックでした。でも・・・
 これって「なんちゃってJMC」をやりなさい、という模型の神様のお告げかも←おい!!

 実はJMCのパロディは以前からやりたかったんです。アホでエッチなJMC。

 大まかなレギュレーション(仮)を考えてみました


 1.締切    2013年11月11日(仮)、ネット上で審査するので作品画像を私までメール送付(決して作品を私まで送ってこないでください・笑)。

 2.使用キット ハセガワの飛行機キット お一人様一作品、旧作はご遠慮下さい

 3.年齢制限・資格  なし、ただしクラス分けも、なし。参加無料

 4.投票    コンテストだが審査員ではなく、参加者の投票により決める

 5.賞品    ハセガワのトライツール(ピンセットなど)、ハセガワエプロン←今年の中四国AFVの会で頂いたもの

 6.参加表明  10月半ばくらいに正式にお願いします。

 7.会場    ネット上に私がHP作る予定。ぼちぼち作業させてください。


 私としては、とりあえずは飛行機キットのみということにしたいんですが、
 それじゃヤダ!! とか、何かほかに面白いレギュレーションを思いついた人は書き込んでみてね。

 本物のJMCには出せなかったようなアホな作品とか、ネタ満載作品とか、18禁作品とか、そういうの大歓迎です。
 もちろん、作って参加することに意義があるんですから、それじゃ何かひとつ作ってみようかな、ということで
 気軽に応募していただけるとうれしいです。

 本物の締切は10/10だったので、ほんとは同じにしたかったんですけどね。
 11月11日というのも、テキトーに考えただけなので、もう少し下げてもいいです。

 HPにアップして、発表するのは12月くらいでしょうか。久々にお祭り騒ぎやってみようかと思ってます。
 楽しいお祭り騒ぎになればうれしいです・・・たくさんのご応募、お待ちしています。


 (※写真は嘴頼さんからいただいた浜松の花火)

 今年も、“あの男”がやってきた。

 レベル/タミヤ 1/32 ファントム。飯塚リバーサイドの絵富代さん作品。

 胴体はレベルで、主翼と尾翼がタミヤだそうです。

 30年近く作ってきたファントムがとうとう完成しました。あとは土台を作るだけだそうです。
 ちなみに、私が初めて見たのは、2003年です。

 何度も見た気がするけど、もう一度。

 このレドームの中部分、実機と同じように引っ張り出せるようになっています。

 ほんと、私はマクドネル・ダグラスの人に見せたい気がする。なんて言うだろうなあ。

 裏側をじっくり見たのは初めてのような気がする・・・

 ファントムの裏側ってわりと平べったいんだね。ミサイルやロケット弾?などたくさん搭載できるようになってるんだねーすごいねー。
 みんなで、大騒ぎしながら見せてもらう。これ一機見てるだけで、一時間くらいすぐにたちます。

 うちに帰ってみると、機体にみんなのツバが飛んでることがわかるそうで(絵富代さん、少し悲しそうでした)・・・汗
 ごめんね、ファントム

 さて、そんなわけで、数は少なかったですが、今回の展示会の作品紹介はこれでお終いです。

 全日空ホテルの20階で美しいトワイライトタイムを楽しむ(モデラーはあんまり見てないけど)懇親会では、恒例の大抽選会が行われ、私はなんと「ドライジーネ詰め合わせ」が当たってしまった(汗
 ・・・そもそもドライジーネって何やそれ!! わからん!! 初めて聞いたぞ!! みんな大笑いしてたけど。

 大きくて妙に重いし。線路が入ってるかららしい。なんか佐々木さんの放出品らしい。本人はこれを放出したおかげで在庫がずいぶん減ったのでまた新しいキットが買えるぞとか、わけのわからんことを言ってましたが・・・。
 幸い、「欲しい」という人がいたので、無事このキットと交換してもらいました。

 キューベルワーゲンと、MM51番、sdkfz.222。
 なんか、久々にAFV作ってもいいかなって思った。タミヤの白い箱恐るべし。背景が何もないから直接的に本能を煽るんだよね。
 sdkfz.222って可愛いよね。アミなんかついちゃってて。アミと牽引ワイヤ用の凧糸みたいのが付属してます。
 アフリカ戦線にしたいなあ←早くも妄想が始まっている。

 帰りがけ、汽車の中から見た空。

 いつも空は神秘的に私を誘う。

 あべさん「おれっちの黄色いドラケンを見てみろ!! すげぇだろ~」
 一同「うう~~ん・・・・(汗)」

 トルクリンクって知ってますか? たいてい穴が開いてるよね、軽め穴なのかな。
 なぜトルクリンクがついてるかはよくわからなかったんですが、それも今回教えてもらいました。
 いろいろ勉強になるなあ。

 飛行機のしくみって、聞いてるときりがない、飽きることがありません。しかも機種によってさまざま。
 フラッペロンて、なんなのよ。フラップひとつとっても、色々な種類があります。
 さて、次回「ドラケン対決」は実現するのか!?(謎

 大分の展示会は、このほかにガンプラ、クルマ、バイクなどの模型も並んでいたのですが、気が付くと飛行機モデラーとばかり話していたような気がする。

 それでは、二年後に、また大分でお会いしましょう。
 主催者の方々にはお疲れ様でした。いい休日をありがとうございました、この夏に零戦も完成できそうです。
 
 

 先週末、大分市で開催された「おおいたんモデラーズ作品展」(信地旋会主催)のレポートの続きです。

 2005年から、三年間は毎年、それからは一年おきなので、これで六回目。大分県は比較的新しいクラブばかりで、しかも地域ごとに「小藩分立」状態なのです。江戸時代からの伝統でしょうか。道路事情とかが遅れていることも関係するのか。

 地域性っていうのか、それぞれの地方でクラブにも特色があるような気がして面白いです。
 面白いといえば「福岡市」、九州いちばんの大きな都市で、県民性から考えても「熱い」人が多いはずなのに、クラブがないようです。AFVのゲルニカくらい? なんでだろーねー。

 こちらの作品は、スクラッチ1/50 玖珠郡野矢のS邸。Sさんのご実家だそうで、今も両親が住んでいるとのこと。
 典型的な農家のようです。牛小屋やニワトリ小屋と蔵があります。

 ご本人がそばにいたので、わらぶき屋根をどけてもらって、中を見せてもらいました。ラッキー。

 右端は仏壇がある座敷、左端は「おくどさん」のある土間。
 家の裏には蜘蛛の巣がはってましたよ。

 それにしても、雨戸はあるとはいえ、障子一枚、きっと寒かったでしょうね。大分県でも、野矢のあたりは高度も高いです。
 ついつい、主婦は大変だったろうなあと思ってしまいます。ついこの間、戦後しばらくまで、こんな暮らしが日本中に残ってたんですよね・・・

 九州AFVの会で見たんだっけ? 我流会のたっぴんさんの作品、1/35「華は散れども」 戦車はファインモールド。

 タミヤの日本兵が、こんなに素晴らしいなんて。何度見ても涙が出そうになる。
 この姿は、私たちそのものを写している気がして、どきどきする。

 配置も上手いですよね・・・

 信地旋会の佐々木さん作品。バンダイ1/144 「ザクタンク」

 ガンプラだけでなく、スケールものの部品なども使用しています。
 佐々木さんは、こういう自由な発想の作品も上手いです。というか、私はこっちが好き。

 色もいいし塗装の雰囲気もいいよね。

 今回はAFV作品のほうが飛行機より充実していました。

 こういうのも、イベントって当日フタを開けてみないとわからない。面白さでもあるんだけどね。主催者はヒヤヒヤかも。

 初日終了間際、もうすぐ飲み会なのでみんな何となく落ち着かないモデラー共。
 リュックをしょって、すでに「行軍中」みたいな人もいますね。

 佐々木さんの作品。タミヤ1/35 マーダーII

 このマーキングは「石炭泥棒」というそうです。
 可愛い~!!

 信地旋会のおざささん作品。1/35の戦車・制作中。

 えーと、右のはチャレンジャーですか? 「履帯はフリウル」って、いつになくうれしそうなおざささん。左側のはレジンの防盾とかキューポラとか色々贅沢してますね。

 なかなか忙しくて作れない、しかもビール飲むとすぐ気持ちよくなって九時半頃に眠っちゃう・・・とか正月に会ったときは言ってたけど、結構あれこれ作っているではないですか。ほかにも制作中が四輛もあった。
 それにしても、何にしても制作中の模型って夢があっていいよね。

 たっぴんさんの作品。三号戦車。

 先日の中四国AFVの会で見たけど、荷物関係をつくづく見ていると改めてすごいなぁと思う。
 このバケツひとつとっても、実に部妙な色に塗装してあるよね。
 それと、たぶん砂漠を意識した色彩。埃っぽくて、強い太陽に照らされた感じがする。

 お目汚しの私の作品。

 あべさんにボロ●●に言われるんじゃないかとドキドキしながら見てもらったけど、違和感ないよと言われる。ほっとした。まぁ満足かな。
 それにしてもマクロスゼロの機体は格好いいです。もう少し作りたい。

 さて、レポートは恐らく明日で最後になると思います。疲れて書けるかどうかわかんないけど・・・。本当に毎日見ていただきありがとうございます。感謝しきれないくらい。
 ところで会場で私の写り込んだ写真があったら是非送ってくださいね。お待ちしています。

  F-105G レベル1/48 Gさん作品。

 この方とは面識はありません。お話できなくて残念。
 作者以外のモデラー共と話してたんだけど、F-105などセンチュリーシリーズって私の世代は好きな人が多いですね。
 模型雑誌で特集あればいいのにねという人もいました。確かにね。もう若い人はあまり知らないのかも。銀色の飛行機が多くて塗装も楽しいんだけどなあ。もちろん、この作品のような力強い三色迷彩も楽しいですね。

 なんでハセガワはF-105って作ってないのだろう、と話しましたら、誰かが「モノグラムに遠慮していたのでは」と言ってました。そういうのってあるのかなあ。
 なんか、ハセガワから出てそうで出てないキットってたくさんあるんだな。
 ↑訂正ですが、72のF-105はハセガワから出ています。すみません。48に関してはハセモノ製品があったそうです。

 気象の名前のつく飛行機。ホーカーテンペストMK.V。エデュアルド1/48 大分大学模型部/信地旋会のOさん作品。

 エデュアルドなのに合いがよかった、と書いてましたが、エデュアルドってそんなに合いがよくなかったっけ(汗
 私の作ったフォッカーD.7はよかったぞ。

 私はスピットファイアよりもタイフーンとかテンペストとか、ごつくて好きですね。

 くりさん作品。タミヤ・ドラゴン 1/35 38(t)改

 んっ、なんか38(t)にシュルツェンがついとる・・・と思ったら、50mm砲を載せて、転輪ダブル、履帯は3号に、とか色々やってるようです。

 これなら無敵かもと思うけれど、重武装・重装甲にすると重くなるからその分のパワーが不足したりして、大変かも。でも最強兵器を作りたいと思うのは、男の子の夢だよね。

 ハセガワ1/48 P-38Hライトニング 大分大学模型部 Uさん

 機首に重りをたくさん入れたので、いつか前脚が折れるかも・・・と不安を書いていました。
 脚の補強が必要なキットだということなんですね。
 いかにも強そうなP-38は胴体がふたつもあって大変そう。飛行機モデラーならば一度は作らないといけない飛行機のような気がする。

 左右ふたつのナセルの上についている、ムキダシのあやしい器官は何なんだろうとずっと思ってましたが、これはターボチャージャーだそうです(意味あんましわかってないけど)
 えーと、排気を一度循環させてもう一度送り込むんだよね?
 違う?

 高高度で戦うためにはこれが必須で、日本機はこの技術がなかったために、高高度に行けなかった。
 上を目指す人には絶対必要なアイテム。

 さて、ここからはあべさんの抱腹絶倒、楽しいコメント欄特集です。作品はもう何度も見てるドラケンなので・・・

 「機体につけるパーツはほぼ全部合いませんでした」って書いてるけど、そんなにひどかったかなぁ・・・私も作ったけど。

 エラソーなキット評ではなく、普通っぽいとこがいい。

 あべさんのハセガワ愛なのだ。

 トルクリンクで盛り上がる(意味不明)飛行機モデラーの図。

 今回、トルクリンクって何のためについてるか、ようやくわかった私。

 ※今回の展示会で、私の写り込んでいる写真(作品じゃなくて、私本体)があったら、ぜひ送ってください。お願いします。
 

 週末に大分市で開催された「おおいたんモデラーズ作品展」レポート。ノンジャンルなので色々な作品がありましたが、今回も私の興味あるアイテムしか撮影していませんのでお許しください。

 1/350のUボート7C。ドイツレベル。大分大学模型部のIさん作品。
 1/350のUボートってシブイっすね~。私はすごく好きです。

 AFVクラブのエッチング使用、張り線はメタルリギングだそうです。
 大変細かい汚しがされていて、見ごたえがあります。

 艦船を写真に撮るのは難しいです。

 ハセガワ1/350 長門1944(レイテ沖海戦時)、我流会のTさん作品。
 純正エッチングをフル使用。

 温和な物腰で、何を聞いてもひとつひとつ丁寧に答えて下さいました。
 私なんか飽きやすくて、ひとつのことを追求することができないけれど、モデラーの集中力はすごいよなぁ。

 同じ方の作品。

 アオシマ1/350 高雄1942(開戦時)

 巡洋艦なので、高速航行可能な形をしているそうです。
 なるほど。そういえばかなりスリムですよね。私は戦艦よりこちらが好きかも。

 DOGENのジオラマ。

 手前の零戦六機は、ハスラーがががっちさんが一人で作ったそうです。ひとつひとつ、違う模様の迷彩で塗装されています。

 やしの木はもちろん、紙創さんの製品。
 実は、このジオラマ、同じような感じのものを静岡ホビーショーに展示されていたんですが、そのときの土台は静岡に捨ててきたそうです(汗
 すごいなあ。

 アンノウンのshouichiさん作品。ファインモールド1/72 景雲

 日本海軍初の高高度偵察機として開発されたが、未完成のまま終戦を迎えた機体。
 古いキットだけど合いはよかったとのこと。
 shouichiさんらしい綺麗な塗装です。

 今回の飛行機ジャンルのテーマが「気象の名前の飛行機」でした。

 DOGENのハスラーがががっちさんの作品。タミヤ1/48 晴嵐

 ウルシー環礁に出撃したときの塗装。
 私は知りませんでしたが、このとき米軍の偽装をして出撃する予定だったそうです(乗員の証言)
 乗員からは「米軍の姿をすることを恥」と言う意見もあったそうです。
 まもなく終戦となり、日本に帰国する途中で晴嵐は海に沈められました。

 美しく悲しい飛行機。

 同作品。
 こんな角度から見るのもセクシー。
 以前から「きららさんてどことなく、晴嵐みたいですね」と言われてみたいなとつねづね思ってるんですが、誰も言ってくれねぇ。

 ・・・さて、この置台はなかなかいいですね。市販のものだそうです。私もこういうの自作できるといいんだけど・・・

 我流会のあべさん作品。ファインモールド1/48 隼II型後期型。

 格好いい写真でしょ? えっ、作品が上手だから? まっ、そういうことにしておこう←おい!!
 
 隼はものすごくリベットが多いそうです。リベット打ってたら吐きそうになったそうです。大変だなあ。
 でもやはり、48だとリベットあると映えますね。隼って胴体はものすごく細いけど、主翼の形は無骨ですね。

 マーキングはすべて塗装。
 グリーンのまだら迷彩がうまく吹けず苦労されてました。どうもハンドピースの調子が悪かった様子。

 この角度から見ると、実にユーモラスでしょ。これ、なーんだ?わかる?

 スウォード1/48 空飛ぶパンケーキ。我流会のあおまきさん作品。

 同作品。

 黄色一色の機体ですが、濃淡をつけて表情を出しています。たぶんご本人が色を作っているんじゃないかと思います。
 黄色はなかなか難しい色のひとつだと思います。

 「おおいたんモデラーズ展示会」にようこそ。

 二年に一度、大分市で開催されます「おおいたんモデラーズ作品展」(信地旋会主催)に土日の二日間行ってきました。

 梅雨の後半から少し体調も悪かったので、ゆっくりのんびりさせてもらおうと思って、肩の力抜きすぎ、ふにゃふにゃ状態で甘えてきました。主催者の皆様方、お世話になりました。

 写真は、懇親会の会場「オアシスタワー20階」から大分駅方面を望む。

 毎度のことですが、展示会の全体的なご紹介ではなくて、私の好きな作品だけの紹介になるのであしからず。

 「がんばろう!! 日本」。今回のテーマは「日本」でした。直球すぎて、案外作品が集まらなかった様子。
 この作品は、本当にわかりやすくて好きでした。

 我流会の北長六功さん作品。

 会場となりました建物の建築模型がロビーに置いてあったので、ご紹介。

 展示会は、真ん中あたり「アトリウム」と書いてある部分の地下の県民ギャラリーで行われました。
 大分市の商店街などに隣接している総合文化施設、というやつでしょうか。

 ちょうど真ん前では新しい大分県芸術会館の工事も始まっていました。

 会場の入り口。

 ポスターが浮いているように見えますが、ガラス張りのせいです。

 至福の瞬間に浸るモデラーたち。

 日頃の疲れを忘れ、まるで「心地よい温泉に浸かっているような姿」が見られました。

 今、この瞬間だけは、オレをほっといてくれ。そう言われてるような気がして、そっとシャッターを押すにとどめました。

 にやけた顔がもとに戻らなくなってしまった飛行機モデラーの方々。

 やっぱ晴嵐は美人ですなぁ~いやいや相変わらずサンダーボルトもセクシーだしぃ・・・などと話しているところ。

 というわけで、明日からは展示会のレポートお送りします。
 今夜は寝不足で疲れてるもので。

 というのも、昨晩、隣の部屋からすごい音声が聴こえてきて・・・汗
 参りました。私が数えただけで六回。いやはや。

 いや、別にその人たちは何も悪くないんです、悪いのはホテルの壁が薄いことだよね。まったく・・・
 なんか、ひしひしと孤独感を感じる一夜になりましたが、悪魔の呪文が聴こえるよりはいいかと思いながら、短い時間まどろみました。
  

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