つれづれプラモ製作記

マイペースで作っているプラモデルのブログです

2012年07月

 雨ばかり降ってどこにも行けないので、風防でも磨くことにしよう。

 テレビを見ると濁流が放映されていたりして、それを見ているとどうも気持ちが悪くなってきて、先週の大洪水のとき以来胃の調子がおかしくなってお酒は飲めないし、なんだか散々なのだ。

 模型をいじってると少しは精神的に回復するかも。

 このように、パーツには真ん中に男らしい合わせ目がくっきりと入っている。

 ハセガワの人に教わったとおり、1000番、2000番の順番で優しくペーパーをかけていく。

 でも教わっておいてよかったよ、もし知らなかったらナイフを当てるとこだった・・・・・・汗
 だってさ、普通のパーツのパーティングラインってナイフを立ててガリガリやるでしょ?

 それにこんなにも優しくしなくちゃいけないってことを初めて知りました。
 今までは、ずいぶん痛い思いをさせてきたんだね。ちょっぴり反省。

 で、その後はコンパウンドの細目、仕上げ目の順番で、柔らかい布(メガネを拭くやつ)で磨きました。

 優しくしたつもりなんだけど、つい・・・・まだきれいになってないの!?
 ほんとにもー・・・とか思ってゴシゴシやっちゃうんだよね。
 私、こういう作業に向いてないね。
 すぐに疲れてくる。「きれいにする」ということが苦手。自分のお化粧もいい加減だし。ちゃっちゃっ、と塗ってお終い。

 カーモデラーの人の研ぎ出しなんか、気が遠くなるよ。
 「お前は、オレの手で綺麗にしてやるからな」なーんて、丁寧に愛情をかけて研ぎだすんでしょうね。

 あっ、しまった、「タミヤ」のコンパウンドで磨いちゃった。

 「ハセガワ」のセラミックコンパウンドでなくちゃいけないのに・・・・買いに行きたいけど雨だしなあ。

 最後にもう少し磨いてきれいにしよう。

 で、先日描いてみたカモフKA-50の尾翼のマーキングなんですけど。
 なんじゃそれ。何の絵かわからんって? トラのつもり・・・

 熊野筆の面相筆で描いたのですが、これが感動するくらい使いやすくて、筆先がまとまり、描きやすかった。
 私は筆のことは詳しくなので説得力ないかもしれないけど、もうあとこれで必要なのは絵心だけだなって思った。

 これなら、72のマスタングにノーズアートも描けそうだぞ。
 いいお手本があれば。

 これ見て描いたんだよ。
 キットの箱の裏に描いてある絵。
 トラ? オオカミ?
 なんでしょね。でも、この絵もそうたいしたことないよね。

 あ。絵の位置が違うって? それは何となく、かえてみたんだよ。

 熊野筆の面相筆(これより細い“極細”というのもある)

 熊野筆は柄が短くて細い筆です。
 大きさはこれくらい。

 細いという人もいるらしいけど、私にはちょうどいい。
 手の大きさによるんだろうな・・・太いか細いかというのは難しい問題だと思う。
 ぼかし筆(大)なんかは太いけど、確かに太いほうが力は入りやすい。
 でも細かい絵を描く面相筆は、かるく持つほうが良さそうな気もする。
 デザインナイフは力を入れるときもあるからこれくらいの太さなのだろう(もうちょい細くても構わない気もする)

 たとえばハンドピースなんかは、私には太すぎる。もう慣れたけど・・・
 しかたなく親指でボタンを押しているんだけど、全体が微妙に大きすぎる。

 万人にちょうどよい大きさっていうのはないよね。
 でも、模型の場合圧倒的に作ってるのは男の人だから、男の人の使いやすい大きさにするべきでしょう。
 ただ、大・小とか作れるならそれに越したことはないけどね・・・

 昔、エレキギターを初めて手にしたとき、大きすぎる・・・とびっくりしましたね。最近は少し小さいのもできたのかな。

 それにしても、力を入れすぎないほうがうまくいく、ということを模型で学んだ気がする。これって、なかなか深いですよね・・・。
 ピアノのタッチもね。手首や指の力を抜いて大きい音を出せ、とか理不尽なこと言われるんですよ。
 ああいうのが、この年齢になってようやく少しわかってきた気がする。

 一昨日書いた「マクロスのキャノピーに何故パーティングラインがあるのか」について、ハセガワの人に教えていただきました。

 わかりやすい図解で私にも何とか理解できました(ハセガワ提供ですので、転載はご遠慮ください)

 「抜け勾配が逆」というのは「アンダーになっている」というときもあるそうです。

 その2。
 なるほど、こうすると下側は抜けるけれど、上側はまだ抜けないのがわかりますね。

 その3。

 これがスライド金型ということになるのですね。

 スライド金型はコストも高くなると聞きます。
 でも、バブル型キャノピーを作ろうとすると、こうするしかないそうです(現在の金型技術では)。

 以下ハセガワの人より。
 「実際にF-14のキャノピーのパーティングラインを消してみました。
 スポンジヤスリでは少々大変でした。#1800~#2000程度の耐水ペーパーで水研ぎしながら優しく少しずつ削るのが正解だと思います。

 決して急がないでください。優しくが肝要です。
 クリアパーツは、透明度を高くするために一般のパーツより硬いプラスチックでできています。そのため割れやすいのです。

 削れたらコンパウンドで磨いてください。磨く時に綿棒を使ってはいけません。綿棒だと傷がついてしまいます。
 できたら弊社トライツールの「スーパーポリッシングクロス」と「セラミックコンパウンド」を使ってください。これもいっぺんに綺麗にしようとしないで優しくです。
 磨き終わったら「コーティングポリマー」で仕上げてください」


 バブルキャノピーの例。F-15(2011年10月、福岡県築城基地)

 一昨日の私の記事は誤解を招く表現もありました、お詫びとともに訂正します。
 ハセガワの現用機の製品はすべてパーティングラインがあるわけではなくて、バブルキャノピーだとパーティングラインができてしまうということでした。

 それでドラケンやマルヨンにはなかったんだなあ。

 ここをお読みの方は、こんなことはもうご存知かと思いますが、私にとっては初めて聞くことでした。
 知らないときは素直に聞けばいいんですよね、来年のホビーショーまで待たずに疑問が解決してしまいました。

 「わからないことは何でも聞いてください」という優しいコメントもいただきました。
 今後も、ハセガワ製品に関する疑問があれば、どんどん聞いてみることにします。

 カモフKA-50はほぼ完成したけど、写真を撮っていないので、先にこちらの話から書かせてください。

 長い長~い間作ってみたかったマクロスをついに作るぞ!!
 架空のものというか、キャラクターものはガンプラくらいしか作ったことがない。ガンプラも大好きではあるけど、飛行形態をしてるっていうのがぐっときますね。

 なんとなくマクロスゼロの機体が好きだなーと思ってたのですが、最終的にはジャケ買いです。
 この箱絵を描いた天神英貴さんのインタビューが先月のスケールアヴィエーション(SA)に掲載されている。
 なんかスカした男だなと思ってたけど、読んでみてびっくり。
 子供の頃仙台に住んでいたことがあるとか、もともと飛行機というよりは鳥やヘリみたいな飛び方が好きで、いちばん好きなのは空であるとか・・・いろいろ共感できるところがあった。
 まっ、私なんかが簡単に共感と言うなんて、失礼かもしれないけどね・・・

 なぜ天神さんがマクロスの箱絵を描くようになったのか、という経緯を知りたかったんだけど、もともとマクロスのポスターなどを描いていた人なんだね。
 箱絵については、ハセガワから求められるレベルがとても高い(厳しい)という発言があった。

 人間は高いものを求められるとそれにこたえようとするからいいものができるのだ。
 ぬるま湯の中からは、ぬるいものしか生まれない。どうせやるなら厳しいところでやるほうがいいに決まってる。

 また、不足があるほうが欲望が強くなる・・・とも語っているけど、これも実は私が日頃思っていること。
 不足があることをコンプレックスとか短所とか思って縮こまっていないで、そのぶん貪欲に求めていけばいい。

 とはいえ、言うは易く行うは難し。欲望のままにやぶれかぶれに突き進んで行っていいものか!?
 はぁ~・・・ま、とりあえず仮組みするか。

 戸惑いつつ組み立ててみる。おおっ不思議なカタチ。

 主翼や垂直尾翼の形が無駄にかっちょいい。
 現実の飛行機は逆に味気ないよね。

 クリアパーツを見て、驚愕。衝撃。

 このバーティングラインのようなものは何だろう。もしかして必要なモールド?
 インストや箱絵を見たけど、こんな場所にモールドはない。

 ということは・・・・ここは消さないといけないんですか!?
 ハセガワの現用機のプラモって全部こんなふうになってるんですか?
 そんなの聞いたことがない。それとも、みんな「こんなの当たり前よ」と黙って消しているのだろうか?

 それとも模型の神様の試練なのですか!? もしかして先日のスポンジヤスリで再挑戦しろということか・・・

 来年の静岡ホビーショーで「ひどい~」って、ハセガワの人に泣きついてみよう♪ 楽しみがまたひとつ増えた。

 仮組みのBGMはバン・ヘイレン「炎の導火線」

 30年ぶりに聞いたけど、これもかっちょいい。
 特に最初から四曲目まで。
 二曲目のギターソロが終わって「You Really Got Me」の出だしがつながってるとこなんか、もう、最高ですよね。

 仮組するときには音楽が大切だね。
 最近特にそう思います。
 かっちょいい曲を聴くとやる気100倍です。

 たとえ風防にパーティングラインがあろうとも。

 ええと、尾翼のデカールはセロテープで剥がし、何かそれらしいものはないかと残り物デカールの箱をあさったけど、ちょうどよさそうなのがない。
 どれを貼っても飛行機モデラー共には一目で見抜かれるに違いないし・・・

 ならば自分で描く!!(汗
 ・・・でも何を描けばいいんだよ?

 とりあえず、敵味方識別帯用に作っているオレンジ色で●を描いているところ。
 次回に、つづく・・・・・

 二重反転ローターというのは実機も設計が難しいそうですが(上下ローターを離さないといけない、お互いの風が干渉する)、模型もやっぱり難しい。

 はっきり言ってこのキットで一番難しい部分だろうし、ここを綺麗に作ってたら丁寧で注意深く工作の上手な人ってことだろうな。
 そんな人はsexも細やかで上手かもしれない。
 私は粗雑で工作が下手なので、うまくいかなかった。

 あんまし見ないでください。

 何? 接着剤ハミダシ跡が汚い? そんなの気にしない←気にしろよ

 えー、最初のほうでモザイクをかけていた工作は、ここのところだったんです。
 ローターの真鍮線を真鍮パイプに差し込めるようにしたわけです。

 先日、銀翼会の毛利先輩に「プロペラやローター軸は真鍮パイプ使っとかないとダメだよ」と優しく注意され、頑張りました。
 あまりグラグラせず、強度もある。何より、くるくる回るようになる。
 モーターで回そうとは思わないけれど、スムースにくるくる回るほうが好きなので。

 でも、これは二重反転ローターだから同じ方向にくるくる回すわけにいかないんだけどさ(涙
 とにかく着脱式を作れたというだけでも私にしてはすごい進歩だ。今後はこのようにしてプロペラ可動に作ろう。

 それにしても、自分にこんな工作ができたなんて、夢みたい。
 もしプラモデルを作らなかったら、一生できなかったと思う。

 さて、いよいよ武装する。

 楽しい~!!
 このときがいちばん楽しいかも。
 やっぱり軍用機は武装して格好よくなるし、強そうだもん。ホレ直しちゃうね。

 でもかなり角度とかいい加減で曲がってる。
 このミサイルの束みたいなヤツね、平行に綺麗に作ったつもりなんだけど、なんか取り付けてみると角度がうまくいかない。

 脚はスキッドではなくて飛行機みたいな脚だから、ブレーキパイプがついてるんだろうか?
 何も資料がないしよくわからない。でもブレーキパイプないとまずいよね? ふつうあるよね?

 ・・・ま、今回は省略。

 マーキングなど最後の仕上げはいちばん難しい。
 ここで綺麗にしないとこれまでの工作が水の泡・・・というほどのことは何もしてないけど、それなりに悔しい。

 まずは尾翼の「KA-50」の文字。
 ハセガワの熊野筆を使用し、なかなか上手いじゃん私・・・と満足して写真に撮ったら、この程度だった(汗
 あ、筆はいいんだけど、私が老眼だからうまく描けないのです。

 ちなみに「なんか自分でも描けそうな気がしてくる」のがこの筆のいちばんいいところなのかもしれない。
 そこから先は自分の腕次第ってことだけど、「まだ私にもできるかも」という可能性を感じさせてくれるのが、うれしい。
 それと、「あ、ここはちょっとヤバイけど熊野筆があるから何とかなるだろう」というような最終兵器というか・・・

 頼りになるヤツです。

 こちら側は更にひどい。

 部隊マーク?は、某デカールの鳥さんを持ってきましたが、これ知ってる?
 有名なのかな? もしかして? 誰でも知ってるようなやつ?
 結構恥ずかしい?

 周りの白い部分も残ってるし剥がしたほうがいいかな。


 今頃になって箱絵を見ていたら、あっ、ここ配線しとかなくちゃ、というのを発見した。

 右側の機銃の奥にコード類が見える。
 エナメル線を白く塗り、瞬間接着剤で・・・

 あっ、そうだ、先日買ったばかりのタミヤの瞬間接着剤硬化剤を使わなくては!!
 五月の静岡ホビーショーで、タミヤブースで見せてもらったんだけど・・・

 いざ接着しようとするとなかなか硬くならなくて、タミヤの人は焦っていました。
 まあねぇ、目の前で美女がじーっと見つめていたら、タミヤの人でなくても緊張して硬くならないよね(普通は緊張して硬くなるものだけど、硬くならない部分もある)
 で、まあ、無事固まって、「触ってみてください」と言われて触りました(ふふふ

 そんなわけで、これはありがたいです。金属線がすぐに接着できた。
 写真では汚い工作ですが遠目には、まあそれなりに何か配線してるように見えます。


 
 

 航空ファンの記事をようやくご紹介できるようになった。ふぅ~ブログひとつでは足りないなあ。
 山本賢吾さんの記事「飛べ!ダコタ特別企画・最終回シスターアンになるとき」

 先月出た航空ファンの話を今頃するのも申し訳ないけど、山本さんの連載もこれで三話完結。DC-3が佐渡に不時着した史実をもとに作られている映画「飛べ! ダコタ」の撮影に使用する機体を分解して海外から運び日本で組み立てていた(前回までの二話)山本さんですが、今回は前半の撮影のため、DC-3“シスターアン”を浜辺に運び不時着したときを再現するため「つんのめった状態」にし・・・

 私の下手な説明はこれくらいで、できればこの想像を絶する話を読んでほしい。
 復元って、よく言う「1/1模型を作ること」という部分もあり、読んでいて楽しい。そして楽めるってことは私もモデラーらしくなったんだなと思う。

 写真盛りだくさん、文章ギッシリの4ページ。

 洲崎秀憲さんというカメラマンの「欧州見聞録」(写真エッセイ)も連載三回目なんだけど、これもすごく気に入っている。

 「・・・だが長期取材などで連日、軍用機の凄みある光景と格闘していると、ときに心が渇いてくるような感覚を覚えることがある。それは僕個人が、軍用機の本質に潜む人間の理性を超えた狂気のようなものを、つねに意識してしまう点にあるからかとも思う。」

 普段、軍用機ばかり作っているので、この部分、わかるような気がする。

 プロのカメラマンの感じていることと、私みたいな末端モデラーを一緒にするのは失礼だけど、「心が渇いてくる感覚」ってわかるような気がする。好きで仕事でかかわっていても、そう感じるんだな。そして、そこを正直に認めるのがいい。
 生身の人間ではなくて、“マシン”を追い求めるっていうのはそういうことなのかもしれない。

 私は写真がどれくらい上手なのかはわかりませんが、文章については多少わかるつもり。
 短いエッセイですが、なかなかいいです。

 トリトリさんのおすすめ本「機械仕掛けの神 ~ブーメランからブラックホークまで」(早川書房)

 まだ途中なので全部読んでから書きますね。副題でわかる通り、ヘリコプターの歴史を克明に書いている。
 とにかく内容ギッチリなので読むのに時間がかかる(面白いんですけどね)
 今読んでいるのはシコルスキーさんの苦労のくだりで、汗と涙のヘリ開発なのだ。感動するよ。

 なんで私がヘリコプターが好きなのか、とか、そんな話もそのうち書きたい。
 

 スピットファイアの美人キットは一体どこにあるのか。

 ほらぶろわ~ずの怪長さんのほかにも、うるさい爺ぃ・・・もとい優しいモデラー方に聞いてみました。

 まずは絵富代さんですが、
 「スピットの美しさはまず第一に顔(スピナからエンジンカバーまでのライン)、二番目は主翼の楕円翼、三番目は主翼フィレットから胴体後部までのキューッと絞られていく細身のスマートさ、四番目が尾翼と主翼との絶妙なバランス だと思います。
 その意味ではタミヤの顔はゴツゴツしてて美しくない。ハセガワはアゴがイマイチ。
 一番美人なスピットの顔は エアフィックスの1/24(少し細いかも?知れませんが)(写真)」

 ・・・というご意見でした。

 まぁ「顔」はいちばん先に目に入るし、目立つ部分だから、この部分が気にならない人はいないんだろうけど。
 絵富代さんは、顔が気に入らなければ整形手術に走るタイプでしょうか?

 もう一人、毛利さんのご意見は(たまたま現在72スピットファイアを何機も制作中)

 「72はやっぱり最近発売されたAirfixのMk1&2aが一番良い!!との話でしたが、製作してその通りだと思いました。
 その前に出た(2~3年前?)Mk19は、フォルムはいいけど運河彫り。発売当時買って帰って、すぐに運河を埋めに掛りました。0.3mmのスチレン棒(伸ばしランナー)を芯にして瞬間接着剤で固めて完全にツルツルにして・・・・ここで息切れしお蔵入り。
 今回蜜柑山がら発掘して完成させましたが、写真と重ねてみるとピッタシ!!

 MK1&2aの方は、そこここに、うれしくなるような表現があり、すっかり好きになりました。キャノピ一体モールドのバックミラー、自重変形タイヤ、主翼の翼端灯の表現、アンテナ柱、胴体下面の標識灯等など。

 渋いのはチェコ組:AZモデルとSwordが続々と発売してますが、我慢して作るとそこそこいいのが出来ます。
 それに比べると国産品は愛想が無い…とも思え、愛情を注ぐ気にならない様な気がします。すぐ出来るから」

 というご意見でした。
 美しいかどうかというより、よく再現されているかどうかがいちばん気になるようです。

 「すぐできる」と愛情を注ぐ気にならない、っていうのは・・・素直な子よりじゃじゃ馬の好きな男ってことなんでしょうか。
 そう言われてみれば・・・

 素直で可愛い女が好きなら、わざわざ私なんぞに関わりあわないよね。
 おおっ、何か納得いく結論だな(いいのかそれで)

 日田市豆田町のアカシ文具店(模型店?)は平常通り営業しております。

 さて、全国ニュースに私の住んでいる町が出てちょっとうれしかったりもした二日間でしたが、そろそろ雨もやんでほしい。

 お昼頃、雨の合間を見て、近所の模型屋に出かけた(屋号は文具店だけどね)
 店主は不在で、じいちゃん(店主のお父さん)が店番。

 聞くと、店主は近所の片づけ掃除の加勢に行ってるらしい。昨日の大雨で浸水した家が町内にあるんだろう。
 ちなみに模型屋さんとこも、店の入り口から少し泥水が入ってきたので、昨日は掃除におおわらわだったそうです。
 土嚢は、市役所の人が持ってきてくれたとのこと。
 プラモデルは無事です。

 店主のお父様よりのメッセージ
 「昨日、大分の方からもお見舞いの電話もらったけれども、名前と顔が一致せんもんでどなたかわかりませんが、ありがとうございました」
 とのことです。
 あべさん以下、モデラー共が心配してるって伝えてきたぞ。

 さて、昨日の防災ヘリですが、ブログへのコメントのほかにメールも三通いただきました。
 教えてくれた方々、ありがとう。
 特に詳しい人は
 「ベル412は九州地区では福岡の海保、福岡県警と国交省九州地方整備局で使用されており、横から出ているのはカメラで、イタレリから72でキットも出ています」とのことでした。
 というわけでUH-1の民間型であります。

 ネットで検索してもいいんだけど、色んな人にこうして教えてもらうほうが勉強になるし、第一、楽しい。
 ちなみに昨日はヘリがたくさん飛んでいたけれど、私の頭の真上を一番近く飛んでいたのが国交省だったというわけね。
 陸自のヒューイはいつも音を聞いてるから、音の違いはすぐにわかった。

 今朝は大雨で、こちらの地方はあちこち河川があふれたり、浸水したり、いろいろな被害が出ていたようだが、うちはどうにか無事。

 さきほど(16時半ごろ)、ばたばたばた・・・・と大きな音がしたので慌てて二階の窓から写真を撮ってみた。

 頭のすぐ真上を、非常にゆっくりと飛んでいる。機体の横に出ているのはカメラなのだろうか?
 今夜のニュースで流れるのかな。

 こんな低空を飛ぶのは基地祭でも行かないと見られないので、正直、うれしい。
 災害なのにこんなことを言うのは不謹慎なのはわかってるけど。すみません。

 自衛隊のUH-1Jとは音も違う。
 それに、ローターが四枚あるように見えるけど・・・ヒューイなのだろうか?

 よくわからない。
 機体の形はヒューイみたいなんだけどなあ。

 うちの近所には浸水した家もあり、知人の家も床上浸水というニュースが入ってきている。災害を肌で感じた一日だった。
 昼ごろ、雨が上がったので買い物に出かけたが、そのとき、駅近くの道路が冠水してポンプで排水しているのを見た。
 線路のガードレール下をくぐる道路で、かなり凹んでいる部分、いかにも水が溜まりそうだなーって場所がまるでプールのようになっていた。排水のための溝などはないのだろうか(もしあったとしても詰まってしまうこともあるだろう)。

 しかし最大の失敗は、カメラを持っていなかったこと。ダメだね私、何のためのカメラだ。こういうとき持っていないようでは・・・せっかくの特ダネを取り逃がしてしまった。


 遠くから見るとわかりにくいけど・・・

 近くから見るとひどい。右主翼のデカール貼りは明らかに失敗。
 でもやり直さない。
 気温は27度くらいなんだけど、湿度が高くて頭痛のする嫌な日。無理して作業したのが悪かったかなあ。
 でも月曜日はまるまる休みなので、頑張ってみた。しかし徒労感のみ。

 デカールはこれまで作ったものの残りなどをかき集めて貼った。
 主翼下側と胴体のがたぶんカルトグラフ、硬い感じで、田宮のマークフィットとの相性が悪いらしく(あるいは単にデカールが古いのか?)、フィットせずに気泡入りまくり。

 SMはスーパーマリンのSM。

 スピットファイアだから、SFでも良さそうなものだけど、先日のスターファイターがSFだったので変えてみた。
 SMかぁ・・・汗。長崎で誰かツッコミいれてくれるかしら。
 数字は台紙から剥がして貼ってみるとなぜか色があせてグレーになっていたので(謎)、一応貼ったうえから筆でなぞった。下手くそ。

 昨日大切なことを書き忘れていた。
 スピットファイアのエンジンは、有名なマーリンですが、そのマーリンを作ったロールスロイスは、大富豪のロールスさんと職人のロイスさんの二人が作った会社だそうですね。

 誰でも知ってることなのかもしれないけど、私は「イギリスの職人たち」(浅岡敬史著/東京書籍)という本で知った。

 ま、私のスピットファイアにはエンジンは入っていませんが・・・

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