つれづれプラモ製作記

マイペースで作っているプラモデルのブログです

2012年05月

 ホビーショーが過ぎると、九州はもうじめじめした梅雨の気配。
 早く作業しないと、もう何もやる気のなくなる夏がくる。

 機首のアンテナをつけた。
 何? 下手すぎ? 歪んでる? キャノピー真ん中のマスキングした後をペーパーかけてない? 透明パーツのゲート跡が残りすぎ?
 うるせぇなぁ~これ1/100なんだよ、めっちゃ小さいんだよ、実物見たらびっくりするぞ!!

 で、キットのパーツにはもちろんこんな細い棒はついてないので、伸ばしランナーでイモ付。
 でもこれは、B型までのヒューイには絶対必要な小物です。

 左右の太さがちょい違っているのが、かわいいでしょ・・・

 それにしても、前から見たときの、この「しもぶくれ」な顔が、ヒューイのチャームポイントだね。

 こちらは実機。

 小さなキットだけれど、ちゃんとヒューイっぽいよね。こないだのホビーボス1/72よりもずっと・・・

 よし、おおよそできたぞ、と思って写真に撮ったみたけど・・・

 ぜんぜん完成してないやん!!
 赤線の入ってる部分、窓枠がありました・・・汗
 ほかにもちょっとずつ修正箇所を発見。

 なかなか完成しないなぁ

 あ、国籍マークの中の赤線は筆で描いたんだよ。へろへろ~ってなってるのはそのせいです。

 イタレリのカモフKA-50

 二重反転ローターがすごい。
 よく見たら、これ格好いいやん、ということに気がついた。
 ネットでちょっと調べると、攻撃ヘリなんだけど、対空攻撃(支援)もするという恐ろしいヤツ。

 先日の「へり詰め合わせB」に入ってたやつで、イタレリ1/72だけど、結構デカイということは実機も大きいということだ。

 うーん・・・東側の秘密兵器って感じで格好いいので、次は急きょこれを作ることに決定。資料もないので好都合。ははは。

 モノグラムのヒューイはどうした、長崎に持っていくスピットは作らんの?
 とか、いろいろあるでしょうが、まっ何があるのかわからないのが人生。

 これを真っ黒に塗装するのだ。

 謹慎中なので模型は、はかどる(汗
 ほかにすることもない・・・というのは寂しすぎるだろうか私。

 でも、さわやかな風を感じながら模型を作っているのは気持ちいい。

 というわけで、魂のない制作記ですが、完成させることが一番の目標。
 透明パーツが何となくちゃんとフィットしてない雰囲気ですが、まぁローガンの人が50センチくらい離れてみたらもうそんなにわかんないのよ、1/100ってのは。

 とりあえずデカール貼ってしまえばこっちのもんだよな。
 でも・・・・問題はそのデカールなのだった。

 当然、退色しています。

 右側がキットのデカールで、左側は先日作ったホビーボスの72ヒューイのデカール。

 どういうわけだかテイルブームに書いてある「ARMY」と言う文字は、どちらも大して大きさが違わなかったので、ホビーボスのものを使用。

 アメリカ国籍マークは、一応努力はしてみたんだけど、破れてしまい上手くはがれないので、144スイートのP-51Dのデカールを使用。これはカルトグラフなのだ。
 ありがたやSWEET。

 エンジンに巻いてる赤線もホビーボスから。
 まぁヘリはそんなにデカールないし、国籍マークがともかく綺麗に決まれば、それでいい。
 ・・・いい加減です。

 まあそれでも、デカールさえ貼ってしまえばこっちのもんだ。
 あとは半ツヤでも吹いて、武装して、それでおしまい。

 次はモノグラムの48キットだ。
 色んなスケールでヒューイを作る醍醐味。ふふふ。


 

静岡ホビーショーでは色々と触発されました。

というか触発されすぎ、煽られすぎ、脳みそ殴られすぎ・・・

わりと最近考え方が柔らかくなってきてるのか。
わかりませんが、以前から作りたかったバルキリー(マクロス)を作ろうと思って久々に模型屋に駆け込む。

きらら「あのー、マクロスゼロください」
模型屋「あーっ、マクロスは入れてないです・・・・・」

えっ、入れてない。
思わず腹が立ちそうになったけど、そこは抑えて。
仕方ないよね。文句言っても。
福岡に買い物に行くか、それとも別府の模型屋にでも行こうか。

模型屋「(深刻そうな顔で)俺、最近すごく心が揺れてるんっすよね」
きらら「えっ、何、一体どうしたの(ドキドキ)」
模型屋「いや、スマホにしようかどうしようかと思って」

はぁ~びっくりさせるなよ~もう~告白されるかと思った。

スマホは、ローガンの人にはちょっとめんどくさいらしいよ、でもまぁ模型屋さんはまだそんな年齢じゃないだろうけど。

模型屋「あーっ、それヤバイ。実は最近よく見えなくなってきて」
きらら「えっ、もうローガン!? まだ45だよね」
模型屋「いや46になりました」

・・・・・・
他人のローガンは蜜の味。
ふふふ。

 全体にオリーブドラブ・・・というよりは「カーキ」というつもりで作ってあった色を吹いた。

 1/100はとても小さいので、あまり暗いオリーブドラブを吹くと色が沈んでしまうと思う。

 このへんの匙加減が難しい。
 なんちゃって。いい加減です。
 黒も、ただの黒じゃなくて、グレーっぽくするべきでした。

 もう一度吹きなおすか。

 天井のグリーンの窓はハセガワのフィニッシュを貼った。

 ローターブレードなども吹いた。

 機体は少しくらいツヤがあってもいいなと思う。
 ローターブレードや機首の黒い部分は完全ツヤ消しにして、メリハリをつける。

 なんちゃって。いい加減です。

 昨日、突然バルキリー(マクロス)が作りたくなってきたので、これはサッサと完成させることにしよう。
 久々にキャラクターものを作りたくなってきた。

 なぜだろう。
 静岡に行ったからかな。

 なるべく箱の中の部品を使って作るつもりだったんだけど・・・

 尾部についてるコの字形のアンテナを整形して、さて接着しようと思ったら片方だけ、ない。
 整形する前だったらそんなに悔しくなかったけど、整形した後だからよけい悔しい。
 ・・・しかしねぇ、どうして一個だけなくなっちゃうんでしょう。

 まあ金属線のほうがシャープだしな、と思いながら作った

 実は、テールローター基部の小さな部品がありまして、それもどっか行ってしまった・・・と思って青くなって探した(これはちょいと自作は難しい形をしている)。
 すると、ちゃんと「部品箱」に入っていたのでホッとした。
 全く、自分が何をするかわからん、というのも困ります。

 なんかちょっと歪んでますけどまあいいか。

 水平尾翼といいますか、アンテナのちょい前の尾翼は、胴体を貫通させるようになってるんですが、穴の位置が微妙にずれていて少し左側が歪んでいるのがおわかりでしょうか。

 穴を広げて、少し後方に引っ張ったけど。
 小さいから、ほんの少し角度などが違っているだけでも大変なことになる。

 で、その尾翼!? は、赤というかオレンジのような色になってる機体も多い。
 ただし、このB型でそうなのかはわからない。

 私の持ってる資料とキットによると、C型はこういう色のが多いみたいなんだけどね。
 小さなキットなのでアクセントになるかなと思って、この色にした。

 黄色帯の部分、ローターブレード端の黄色部分などをどんどん塗装する。

 謹慎中の身ゆえ、作業はどんどんはかどります(汗
 この調子であれもこれも作るぞー。
 

 さて、一応シートベルトを作り(板鉛)、足元の「なんちゃってペダル」も接着し・・・

 ほとんど見えないやん!!(汗

 まぁいいか、ともかく左右を張り合わせた。
 さすがにまあ、合いは「こんなもんかなぁ」という感じ。少しパテで修正しよう。

 計器盤とコンソールはデカールがついてるけど、たぶんもうダメだろうから塗装にて。

 ・・・って、ようするに黒く塗ってそのうえから、白や赤でちょんちょんと丸く?塗装しただけですけどね。
 本物のコンソールはかっちょええんだけどなあ。

 それにしても、飛行機モデラーくらいコクピットを重視するモデラーっていないよね。
 異様な執念で、再現しまくる(私は違うけど)。
 なんでかねぇ。

 それくらい、飛行機のコクピットは格好いいからってことかなぁ。

 本日の「タミヤのインスト」

 この小さな1/100のキャラメル箱キットで、B5にも満たない、小さなインストが一枚入ってるだけ。
 にもかかわらず・・・

 ローターブレードの回転方向が書いてある!!
 これ、モデラーでもヘリに詳しくない人は知らない人も多い。

 しびれますねぇ。
 少年の心が、またもや高鳴る。
 ああそうなんだ、イロコイスのプレードはこっち向きに回るんだな・・・
 私、見た瞬間ドキドキしましたね。

 そのわりに若干、武装の取り付け方がわかりにくいですが、そこはまあ箱絵を参考にして(汗

 1/100なんてオモチャみたいなキットかと思ってましたが、なんのなんの、やはり立派なスケールモデルで手抜きはないと感じました。
 失礼しました>タミヤ

 このキット。

 子供の頃作った人も多いのでは。
 デカール見ると1977年製だったよ。
 箱裏のインストを見るとイロコイスのわかりやすい説明と、塗装のアドバイスが・・・
 「塗る所によって筆を選ぶことは大切なことです」

 くくぅ~、この一節、いいと思いませんか。
 少年のココロをくすぐるに十分。
 なんかこう、ちょっと本格的っていうか、大人の世界を覗いた感じ。
 私が初めて作った48零戦のインストには「伸ばしランナーでアンテナ線を張ると実感が出ます」
 と書いてあったけど、あの「実感」というのもグッときた。

 そういうちょっとしたところ、人のココロを掴むところがタミヤの凄さなのかも。
 それに、このキットの箱もお洒落ですよねぇ・・・

 さて、実は私、このキットは一度もらったことがあるんですが、そのときは横流し(汗
 ところが再びもらったわけで(汗
 よほど私に作ってほしかったんだろあなぁ、ヨシヨシ、そんなら作ってやるよ。

 ということで作ることにした。
 それに1/100なんて今のうち作らないと、もう限界っす(汗


 これ何やってるかというと、足元のペダル・・・ラダーっていうんですよね、確か←おい!!
 開口したことによって丸見えになっちまったので(汗
 何かそれらしいものが「見えてないといけない」

 笑ってください。いいですよ。笑うのは体にもいいし。
 1/100だからね、今笑った人も、たぶんほとんど見えません(老眼で
 伸ばしランナーです。
 最近、こんなのも入手した。(48 UH-1C)

 これって人生初モノグラム!?
 またもやヒューイ!?
 どんだけ作るんかい・・・

 噂に聞く、モノグラムの良さを感じることができるのだろうか。
 楽しみであります。

 

 で、やっぱりどうしても気になるここは、穴を開けた。

 穴をあけることそのものは、難しくもなんともないんだけど、さて、中身を作ろうとしてハタと困った。
 やっぱ伸ばしランナーしかないかなあ。
 ペダル(脚をおくところ、クルマならアクセルとブレーキだったりするけど、こういうのはいったい何なんだろう)のようなものを作らなくちゃ。


 やっぱヒューイはここを作らないとねぇ(クリックして拡大)。

 チラ見えどころか丸見えですから。

 最近なぜか回転翼に夢中。回転翼って若い頃から好きだったけど、最近実機を見たり写真を撮ってますます好きになった。
 理由は、ディテールの面白さですか。難しいなあ。
 (何に限らず、「なぜ好きなのか」を説明するのは案外難しい)
 うぅむ・・・うまく説明できるようになったらちゃんと説明します。

 38(t)はまだ完成していないのに、こっちが気になる。
 いけませんねぇ。

 それと、ハンドルネームも決めなきゃいかん。めんどくさー

 
 


 トライスター1/35の38(t)F型は、ようやくデカールを貼りました。

 AFVモデラーの汚しみたいには、とてもじゃないけど無理なので、諦めて完成ってことにする。
 久々にタミヤのウェザリングマスター出してやってみた。

 牽引ワイヤもなし。アンテナだけはせめて、伸ばしランナーで作ったけど。

 それにしても、デカールがたったの五枚ですよ・・・
 あんまり寂しいので、せめて「833」は一枚ずつバラして貼りましたが、あっというまにおしまい。
 私「もうお終い??」
 38(t)「ごめん・・・疲れてるから・・・」

 戦車ってくたびれてるんでしょうか。

 なんか手持無沙汰なので、先日いただいたタミヤ1/100UH-1Bイロコイスを作ることにした(写真手前)。

 ヒューイは、扉が小さい(胴体が短い)、C型までのコンパクトなものがいちばん好き。
 すっごく古いキット・・・72年版!?
 さくさく、そのまま作ろう。と、思ったんですが。



 「つれづれプラモ製作記」にようこそ。読んでくださってありがとうございます。

 1962年九州生まれの私・きららが、プラモデル製作記、プラモデル展示会見聞記、その他プラモに関する日々のあれこれを書いています。
 下手くそな製作記で何の参考にもならないと思いますが、一日の終わり、仕事の合間、プラモデル作りに疲れたとき、
 ふっと、ここを読んで笑っていただければという気持ちを込めて書いています。

 (写真は1965年5月、初めて乗った新幹線!? アルバムにコメント書いているのは父)

 東海道新幹線開通は1964年でしたから、これは当時の「最新の乗り物」。
 私と同年代の人は、「新幹線」に興奮しましたよね。





 1980年代の私。なんか不思議な写真。野外展示してあった消防自動車だったと思う。




 1999年から突然プラモデルを作りはじめ、2000年からはHP開設、地元モデラーを皮切りに少しずつモデラーとの交流が広がってゆき、文字通りプラモデルの魅力にのめり込み、県外まで展示会に行ってみたり、静岡ホビーショーモデラーズクラブ合同展にも2007年から参加。模型ライフが充実していきました。

 2007年からはスケール・アヴィエーション誌にコラム「愛のプラモよれよれ道場」を連載。
 読んでいただいている方々には、大変感謝しています。今後ともよろしくお願いします。

 模型雑誌の関係者、模型メーカーの方々など、さまざまな模型業界関係者にも多大なるご迷惑をおかけしながら世話になりつつ、今日に至っています。

 でも何より、コラムやブログでいつも一刀両断、叩きのめしても踏み潰しても、「構いませんよ(笑)」と笑って許してくださっている寛大なモデラー諸氏に何よりの感謝を捧げたいと思います。
 偉そうな台詞になりますが、やはり「模型は人」ですね。人との出会いが私を支えています。

 何のご縁か、このブログにたどり着いた方々には、わたしの色んな意味できわどい製作記で笑っていただければ幸いです。
 コメントも遠慮なく書いてくださいね。もうひとつのブログ「単独飛行」(リンクは左側にあります)もよろしくお願いします。

 (写真は、2013年12月、模型メーカー・ハセガワの屋上に設置されたマルヨンのコクピットに座った私)

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