箱

 あれこれ作ってるので、さっぱり意味のわからない製作記になってますが、少しずつ涼しくなってきているので頭の中も少しずつ整理されて、意味のわかる製作記になっていくと思います。それまではご勘弁を。

 えーと、D-9とシュトルモビクが戦ったという話が私の持ってる本に出てきたので、ライバルとしてこれを作ることにした。模型屋に注文したのが届いたというメールが入ったのですぐに買いに行った。
 飛行状態だと敵がいないと物足りないもんね。ライバルがいてこそ、男は頑張れるんですよ。ハセガワにはタミヤね。

箱

 フジミ 1/24 ポルシェ 911Sクーペ 69年式 「白洲次郎の流儀」(新潮社 とんぼの本)

 ま、夢を買うというやつよ。だってこの写真、カッチョいいでしょう!? しびれますね。 
 実は、ずーっと以前から作りたかった。白洲次郎の晩年の愛車。次郎のは68年式だけど、まあ似たようなもんだろう→おい!! しびれポイントのひとつは、単に金持ちだから持ってたとかいうわけではなく、若いころから運転好き、クルマ好きだったそうで(若いころはベントレーなど)、着慣れた服のような感じが漂って・・・まさに、いい男にいいクルマってのはこういうのを言うんだろうね。
 このキットはエンジンも再現されてるのがうれしい。

 「増税前に買っとくのが賢い主婦ですね」とか言われながらお勘定をしたあと、増税からお互いの家族のこと、そのほか模型以外のよもやま話をした。ちょうどお客のいない時間で、久々にゆっくり話ができた。

 最後に「俺もヨメには苦労かけたから・・・」と、しおらしいことを言うではないか。
 ありゃりゃ、なんか五十路男の哀愁の秋の夕暮れ、ですか。ちょうどほかのお客がやってきたので店を出た。

 西日がまだまだ暑いけれども、風は乾いて心地よくなってきたね。