ウェザリングカラー

 先月、近所の模型屋にウェザリングカラーを買いに行ったが、欲しかった黒は品切れで「いつ入るの」と聞くと言葉を濁して「なぜか入らない」みたいなことを言う。先日頼んだ神ヤスも、「数がまとまってないと卸せない」と言われたらしく入らない。いったいどうなってるんだろう。田舎の模型屋イジメか。なるべく模型屋さんで買いたいと思ってたけど、入りそうにないのであきらめた。

 先週、熊本のレオナルド(中古模型店)で一個だけ残ってたウェザリングカラーを発見、やれやれよかった・・・と購入、だが家に帰って袋を開けてみると、なぜか入ってない!! ああ、忘れられたんだな、仕方ねぇなあと思っていたら、六日ほどたって、トムキャッツのメンバーから「レオナルド店長の電話番号に電話してみてください」と伝言。かけてみると当然むこうは謝罪と「郵送します」と申し出られたけれど、小さなもの一個というのは逆に恐縮するので「来年また行きますからそのとき値引きしてね♪」と頼んだ。

 そういうわけで、なかなか入手できないウェザリングカラーに焦りを隠せない私だったが、ようやく昨日別府ゆめタウン内のホビーゾーンで入手。これ一個買うのにどれだけ日数と手間がかかったか笑っちゃうね。ここには神ヤスもあるので、各種購入しておいた。ここだっていつ撤退するかわかったもんじゃない。

 そんな話を大分の友達に話すと、「スポーツ店なんかも、田舎だとクルマで二時間かけていくとかあるらしい。そうなるともうネットのほうが品ぞろえもいいし、便利だよね」と言っていた。ああー、同じようなことはどんなジャンルにも起きているんだね。どうしようもない時代の流れだろうか。
 たぶんウェザリングカラーなんて一個380円、これの儲けって、二割だとしても70円!? 小売店って薄利多売だ。せめて模型クラブで共同購入とかするといいのかもしれないと、ふと思ったけど、モデラーっていう人種が同じものをみんなで買うとは思えない。「俺はそんなもん使わん」とか言下に否定されそうな気がする。だめだこりゃ。

 自分で模型屋さんしてみたいけどね。私なら土日だけ営業にします。そして模型教室もするなあ。家族を食わせていくとかいうのでなければ、なんとかできるかもしれない。