崩壊1

 話は先々週の日曜日午後九時半過ぎ、小倉駅に戻る・・・駅の中を歩いていると、何かモワっとした空気に包まれた。歩いてる人がみんな半そでを着てる!! もしやこれは・・・そうなのだ、九州はあの週末、ものすごく暑かった(らしい)。私は再び、帰ってきた。暑くて騒々しい九州という戦場へ。
 深夜、別府の宿に到着し、次の日ゆっくり日田に帰った。するとポストに宅急便の不在配達票が!! まさか、もしかして、私よりも先に・・・そう、日曜の五時過ぎに静岡の会場から送り返した「なんちゃってJMC備品その他」が私よりも先にうちに届いていた(汗 すげーよ宅急便。
 
 今回、MRAPを中四国AFVの会ブースに置いてもらおうと持って行ったんだけど・・・梱包が下手すぎて、MRAPは見事崩壊していた。
 さすがに静岡でこれを見たときは、凹んだ。自分の苦労して組み立てたものがバラバラになってるのを見るのは辛かった。

 これをまた宅急便で送り返し、さらに徹底的に崩壊したパーツを震える手で取りだして置いてみたのがこの写真。タイヤは二か所が完全に取れ、あと一か所もブラブラしていた。銃座が壊れなかったのは不幸中の幸い。足回りは複雑なパーツを芋付けみたいなものばかりだから壊れて当然だったけど。
 あーあ、修理するの、超面倒くさいんですけど。

崩壊2

 作るよりも修理するのは数百倍面倒くさい。だが、これを乗り越えれば本物の男になれるのだ(いやなれませんって)という強い意志の力で乗り越えた。

 というか、うまく元通りなってないところもあるけど、まあなんとか修理した。足回りもいまいち不安だけど、幸いタイヤは四個あるのでなんとか支えられるだろう(汗 「壊れたものは修理すればいい」。模型を作るようになって私が学んだ大事なこととのひとつ。

 こんなことやってる間にほかのキット作れば・・・などとセコイことは考えず、なんとか修理を終えて、さて次はシーキングの続き。静岡で誰かから「シーキング作るんですね」と言われギクリとした。ちゃんと見てくれてるんだなあ。そんな期待されちゃってるのかしら私、あらいやだ、ホホホ。