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 今回、いちばん好きな作品。シルバーウイングの故・江連夏實さん、1/48 F-105

 ハッチを開けて作りこんでいる、その中身がものすごく美しい。リベットを打たれた銀色の肌がキラキラしすぎず本物の金属のように輝いています。キッチンテープ(という商品名で売られていたアルミテープ)を貼っているそうです。上からこすってヘアラインみたいに表現されてるような気がする。

 江連さんは今年、急逝されたと聞きました。シルバーウイングの方々に聞くと、「でもね、本人は気に入ってなかったみたいなんだよ」と教えてくれました。この作品のどこが不満なんですか!? ほかの方にもどこが気に入らなかったのかはわからないようでした。しかしそれがまた、逆に魅力を感じさせました。
 私、アルミテープ等を貼る手法については、実はイマイチだと思ってました、なんか金属ぽくピカピカすぎて。むしろ塗装でシブい銀のほうが好き。でも、この方のはアルミテープとかどうとかいう以前に、とにかく美しい。ほんと、感動しました。ああーまた涙出そう。

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 翔バナイカイのRobinさん エアフィックス1/48 ウエストランド リンクス HAM8

 かっちょいいでしょ?  キットを知らないのでどこまで作りこんでいるのかわかりませんが、たぶん手を入れてるんじゃないかな。ローターブレードも畳んでるし、魚雷周りとかエエわ~。ヘリってブレード畳んだのもカッチョいいんだよね。飛行機も翼をたたむ場合があるけど、ヘリの場合はそれとも少し違う感じで、メカっぽい感じが好き。

 ウォッシングが男っぽくていいね。このマーキングを作ってる人はほかにもいたけど、最近出たんだろうか。HAM8というのは、機首にFLIRか何かがついてるでしょ? 改修型なんだと思います。

 これは作らねばいかん!! いやーこれを知らぬまま生きてきたとは迂闊であった。

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 東京ソリッドモデルクラブの葛城さん 1/8 P-51D

 素材はFRPと書いてありました。フルスクラッチです(ソリッドですから)
 これは・・・欲しいです!! 実に格好いいカットモデル。カットされてるから逆にいいと思いませんか? いつもセンスのいい作品を作られる、さすが葛城さんだなあと思いました。

 ここを見てる人の半分くらいはこのマーキングを見ただけで「ナントカ飛行隊の誰それの乗機だな」とかわかるんでしょうね。飛行機モデラー恐るべし。

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 さて再びリンクス。テイルフッククラブに置いてあったけど、作者のお名前がわかりません。ごめんなさい。写真ばかり撮っていて作品カードを見てなかった。

 48だと思うけど、人形もうまく塗装されてます。この人形モデルカステンかどこかだよね? どっかで見たような気がする。
 塗装は、今風というか、きれいなグラデーションでお洒落というか。それでやっぱドアガンですよ。格好いいわーしびれます。あとドアの開き方がすごい。面白い。よっしゃあ、私もひとつこれらのリンクスに負けないようなヤツを作ってやろうじゃないの。などと闘志を燃やす。フフフ。

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 大阪レディーバードクラブの富永敏夫さん作品 コッパーステートモデル1/48 コードロンG.IV

 毎年静岡に行ってると、作品を拝見するのが楽しみな方が何人かできてきます。富永さんの作品もそう。自然と、そういう人の作品を中心に見て回ることになる。

 富永さんは、やさし~く作品の説明をして下さるんだけど、それ聞くこと自体が楽しいの。もちろん私がこういった作品を真似して作ろうとか大それたことを考えてるわけじゃありません。
 で、「初挑戦でターンバックルを真鍮線とリン青銅線で自作した」とか書いてある。いやー、こんなレベルの人でも初挑戦てあるんだなあと、改めて新鮮な気がした。そこいくと、私なんかは挑戦するものには事欠かない(汗 何もかもが初挑戦と言ってもいい。 
 張線は樹脂染料でブルーに染めてるんだそうで、これは実機がもちろんこういう色らしいですが、洒落てるね~。

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 岐阜コクピットの中村喜久男さん作品、フライ1\32 ウェセックスHC.5

 ウェセックスはこの主脚のあたりのこのタマみたいなやつ(ヘリテレか?)と配線が目立つよね~。もちろんパイロットも乗って、ジオラマ仕立てにされています。存在感ある仕上がり。
 実はローターブレードが回るギミックもあるんだけど、私はギミックそのものはそんなに興味がないんです(工作そのものはすごいと思うけど)、この方は毎年、何かジオラマ仕立てで作られてる気がする。愛を感じる。

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 小松Gクラブ 藤井武さん作品、「震電改領収飛行準備」昭和22年10月 横須賀基地  造形村1/48 

 人形をたくさん配置して、すごくリアルな情景になってます。エンジン?を三人で見ているのなんか、リアル~。整備風景の情景ってやはり思い切ってこれくらい人を配置するといいなあと思った。すごく動きが感じられるというか、息遣いが感じられるというか、今にも動き出しそう。

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 岐阜コクピットの片岡功一さん作品、XOH-1試作機 アオシマ1/72 

 存在感ありました。格好いい作品です、実はOH-1買ってないけど、作りたくなりました。この塗装いいなあ!! やっぱこれ戦闘攻撃ヘリじゃないですか!? ええ!? そのスタブウイングにはヘルファイヤが似合うぜ。

 バックに置いてある青い箱みたいなのは、試作機初号機納入式の出席者記念品だそうです。ということは、この方は川崎の関係者なのかな? 話をしてないのが残念。毎度のことだけど、なかなか声をかけられなくて・・・。

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 メルクールの会の吉田雅人さん作品、タミヤ1/48 F-14A トムキャット

 この土台は印刷か何かなんでしょうか、いい感じです、塗装して作られたならすごい。逆に機体はすごく綺麗な雰囲気で、新鮮に感じました。機体を汚してるなら土台は綺麗にするとか、こういうバランスって大事だよね。
 艦載機好きな人はもっとウェザリングしてあるほうが好きかもしれないけど、こういうきれいなトムキャットは私には好印象でした。なんか機体がスッと浮かび上がって見えるような感じでした。

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 Roland Modeling Club の佐藤涼さん作品、アオシマ1/48 Blue Thunder

 見ての通り、今回は好きなヘリ作品の写真をたくさん撮ったんだけど(たくさんとはいえ、ヘリコプター自体は少ない)、この作品はすごくよかった。いやー、アオシマのブルーサンダーを作ってる人はこれまでいろいろ見てきたけど、この方のがいちばんカッチョいい気がする。排気管の塗装とか上手いですよ。こういう人にどんどんヘリを作ってもらいたいなあ。

 ただ、残念ながら写真に撮るとわかりにくい・・・グラデーションとかをされてないせいだと思う。作風だから仕方ないことだけど、どうしても沈んでみえる。肉眼で見たら、もっといい作品でした。

 さて、実は今日で訪問記おしまいにしようと思ってたんだけど、なんか終わらなくなってきた(汗
 一度にあまり長く書くと読むのが大変だと思うので、続きは明日。