プロムナード

 先週静岡で開催された、静岡ホビーショー第三十回モデラーズクラブ合同展で、私が感銘を受けた作品をご紹介していこう。

 今回は何人か、九州から来ているモデラーに会った。参加者もいたし見学の人もいた。
 その中の一人、銀閣さんからは出発前日になってメール入電。「あのー静岡は長そでのほうがいいでしょうか、それとも半そで・・・」知るか!! それでなくてもこっちはなんJ関係の準備に忙しいのに、くだらんメール送りやがってぇ~小学三年生かよ世話焼けるなぁもう・・・

 しかし、どうにか無事合同展で再会し、やれやれ、お腹もすいたしとりあえず何か食べようと、会場に出ていた屋台に直行。マグロ串カツなどを選ぶと「生ビール二杯ね・・・あ、ここは俺が出しますから」「アラ悪いわねえ、ホホホ」←ビールですぐに機嫌が直る

 再会を祝して、カンパーイ!! 

上海ブース


 で、そんな銀閣さんには海外のモデラーを紹介していただいた。

 上海の模型コンテスト「上海新年模型交流賽」の主催をされている毛羽飛(マオ・ユウフェイ)さん。コンテストだけあって、ものすごくレベルが高く素晴らしい作品が並んでいた。

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 朱肖崢(ジュー・シャオジェン)さん、トランペッター1/350  033型潜水艦

 これはなんと、北朝鮮の潜水艦!! 海の表現がとてもきれいで好き。

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 ジュウ・ユェセン(周悦森)さん ハセガワ1/72 川西九七式飛行艇

 中国の人がハセガワの九七式飛行艇作ってるなんて、うれしいじゃありませんか。もう私、感動してしまって涙が出てきて困った。
 そしてこの作品、全面筋彫り、丁寧で美しい仕上がり、ものすごくよかったです。作品カードにもハセガワを絶賛するコメント満載で、ますますうれしかった。

生きている兵隊

 実はなんでそんなに涙が出たかというと、今回たまたま、行きの新幹線の中でこの本を読んでいたのだ。「生きている兵隊(伏字復元版)」(石川達三著/中公文庫)

 南京攻略戦前後の話。衝撃的な場面を淡々と描いている。真実は当時その場にいた人しかわからないし、この本だけが真実だとも思わない。しかし・・・・。

 銀閣さんが「中国人も日本の飛行機作るのか」と聞くと、「政治と模型は関係ない」と即座に明確な答え。戦艦大和なんかの作品もあった。模型には、何の垣根も国境もありはしない。

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 こちらは、シルバーウイングのブースの中の、外人部隊作品(確か全部で六人の方々の作品)。

 もうね、素晴らしい作品ばかりで、このブースだけ紹介しただけで話が終わりそうだから困るよ。だから、静岡では、全部を均等に見ようなんていうことは、キッパリやめた。好きなブース、好きな作品だけを見て、あとは駿河湾に捨てて来た。

 今回、ひげオヤジさんにイギリスやドイツの方々をご紹介してもらって、金曜の夜は楽しいひとときを過ごした。私は残念ながらほとんど英語はわからなかったけど、72か48か? と聞かれて、ちゃんと72と答えましたよ(笑 これだけは国際共通言語だね!! 
 買ったばかりのキットの箱をうれしそうに抱えてるのも国際的共通現象(笑

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 マーカス・ウェルナーさん作品、1/48 ネオメガ(フルレジン) カモフKa-26

 もう好き好き、大好き~な作品。作風。外国の人はハッチを開けるのが好きとは聞いていたけど、ほんとですね、私の大好きな作り方です。色のセンスも好き。

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 おなじ方の作品、フライ1/48 BAC167 ストライクマスターMK.83

 ボツワナ国防軍のマーキング・・・ってとこが飛行機モデラーってほんとこういう変わったのが好きだよねえ!! と思わずニヤリ。
 そして、右側のハッチが少しだけ動いた感じになってるでしょ? コレがもうセクシーだよね、その下の部分も、(ほかの方も話してたけど)日本人なら全部インテーク部分開けてしまうそうだけど、全部開けてないの、これもツボ入りまくり。何もかも好きです!! 
 インテーク部分になんかチューブのようなものがあるけど、あれはほかの人もわからないと言っていた。ご本人に聞けなかったのが残念。

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  トーマスさん作品。ハセガワ1/48 F-104J

 不思議な銀色でしたよ。アルクラッドの上からなんかドライブラシしてるらしい。実にシブい銀だった。私が写真撮っていたら、持ち上げて裏側も見せてくれた。寡黙なドイツ人なんだけど、すごく優しい。ベリーグッド、ベリーナイス、としか言えなかった自分の語学力が悲しかった。

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 同じ方の作品。ハセガワ1/48 T-4
 色も好きだし、好きな作風です。ただし、レジンなどのアフターパーツをたくさん使われてます。そこはちょっと私とは違うかな←おい!! 比較するの失礼やろ!! 

 ちなみに外人部隊の方々は、自衛隊機が好きなんだそうです!! おおーうれしいなあ。また感激して涙出そうになる。最近年のせいか涙もろい。

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 ひげオヤジさんの、サンダース・ロー プリンセス 1/72 ワンマンモデル 

 3Dプリンターで作ったキット。整形するのが大変そうでした。72でも巨大だし。
 ご本人もこんな大きいのは初挑戦らしいです。いくつになっても初挑戦っていうのがすごい。尊敬しちゃうね。私もまだまだこれから初体験をたくさんしたい。

 銀閣さん、ひげオヤジさん、今回は本当に素晴らしい出会いをありがとうございました。