ミサイル

 Su-33に搭載するミサイルとロケット弾の名前を書いてみた。距離の「距」の字が出てこなくて焦った(汗

 ロケット弾は、ハインドの本に載ってやつに似ている。ロシアのだから同じようなモノなんだろう。先端が尖っているのが特徴的。ビジュアル的に面白いのでロケット弾を採用、それ以外も、カタチが好きなやつを選んだ。変な組み合わせかもしれないけど、ま、気にしない。まぁどっかの展示会で、「コレとコレが一緒に搭載されるってことはないんですよ云々」と教えくれる人がいるかもしれないけど「まぁでもきららさん、可愛いから許す」なーんて言うかもね、ウフ。・・・・そんなこと今まで一度もありませんが(汗  

ななつ星

 豊後森に「ななつ星」が停車していた(先月某日撮影)。車窓から撮ったからいい加減な写真だけど、意外と面白い構図になった。駅らしくていいでしょ。

 なんとなく物語が読みたくて、「ベルリンは晴れているか」(深緑野分著/筑摩書房)を読んでみた。ベストセラーなので最近本屋にいっぱい積んでありますよね。
 ベルリン、というところに惹かれて読んだ。最初は、おおっこれは面白くなりそうだぞと期待しながら読み進めたんだけど、途中で少し期待はずれなところもあった。もちろん決してツマンナイ本ではないし、それどころかよく調べて書いてると思うし、そもそもベルリンは敗戦後はアメリカ、ソ連、イギリス、フランスの四か国が分断して統治したんだね!! 知らんやった。ドイツ人も屈辱的な目にあったんだなあ。同じ敗戦国として親近感を感じてしまう。

 ところで最近、広島の原爆資料館がリニューアルされたとテレビニュースで知った。これまでの資料館には有名な「人形を使った当時の再現シーン」があって(私は実際に見たことはないが)入場者には「怖い」と言われていたらしい。しかし実は原爆体験者からは「実際はあんなものじゃなかった」と言われていたという(そこを踏まえて今回、展示方法を変えたとのこと)。

 で、このニュースを聞いてふっとこの本と頭の中で重なる部分があった。ようするに、どんなに歴史を調べて書いても、鬼気迫るような文章を書くのは難しいということなのだろう。確かに間違ったことは書いていないけれど、何か「単に説明している感じ」で、その場を見たことのない人が想像したに過ぎない感じ・・・「実際はあんなものじゃなかった」という声が聞こえる気がする。私は、最近ノンフィクションとか戦史の本を読んでいるせいか、とても信じられないような悲惨な話を知っているから、ふとそんな気がしたんだろう。

 改元されて昭和がいよいよ遠くなったけど、そのおかげで昭和の歴史を違った目でとらえた本がこれから書かれていく気がする。楽しみだね。