大分1

 昨日、大分県立美術館の「海と宙の未来展」という企画展を見にいくため、大分の商店街を通って歩いていく途中・・・

 府内城(想像図のCG)を描いた垂れ幕?のようなもののそばでイベントが行われている様子。

 なんだろうと近づいてみると、グッドタイミング、「大分城址公園の未来予想図」について大分市都市計画部まちなみ企画課の人がまさに説明を始めたところ。(以下の写真はスマホで撮影。あまりうまく撮れていないのですみません)

大分4

 これ幸いと折り畳み椅子に座ると、係の人がさっと大分市の封筒に入った資料をくれた。

 お城好きにはこの資料だけでも儲けもの。各時代の絵図のコピーなど(大分市のHPにも資料は掲載されているらしいけど、やはり紙の資料はありがたい)
 大分市の中心地に位置する府内城は石垣や天守台といくつかの櫓が残っているが、一応公園とはいうものの、決して史跡として整備されているとはいいがたい。はっきり言うと、「放置」状態に見える。

 市民に対するアンケート結果がこの資料の中に書いてあったけど、なんと「府内城に訪れたことがない」という人が50%。天守も復元されていないということもあり、普通の人には「どうだっていい場所」なのだろう。私も実は「花見をする場所」くらいにしか思っていなかった。

 今後、十数年かけて、公園として整備していくという計画が書いてあった。
 うれしいことである。いつかは、資料が出てきて、それに沿って天守が復元されたら・・・と期待に胸が膨らむ。また小さくていいから資料館のようなものもできてほしい。

大分3

 で、小一時間ほど話を聞いていたら少し疲れてしまった。

 頭の中が城モードになってしまい、肝心の美術館にたどり着いたときには脳内の切り替えが困難になってしまった。プラネタリウムもあるので、改めて来ることにしよう(11/25まで開催)。連休なので人が多いのも私には疲れる理由。

 ということで、一階ロビーに展示されているものをざっと見た。
 お目当ては1/2の「しんかい」。

大分2
 HIIロケットの心臓部、LE-7
 1990年代の国産ロケットHIIの国産エンジン。手を伸ばせば届くところにある。感動。
 まさかこんなものが展示されるとは知らなかった。これ本当に本物なんですよね!?

 宇宙開発事業団(NASDA)が航空宇宙技術研究所(NAL)、三菱重工業、石川島播磨重工業と共に開発したH-IIロケットの第1段用液体ロケットエンジン・・・(ウィキペディアより)

 この一番大事な情報が説明板に書いてなくて、思わず怒りで頭がくらくらした。
 誰が作ったか、書かんかいコラ!!

 ほんとにもう。腹が立ったので、コーヒーでも飲んで心を落ち着けることにした。美術館で飲むコーヒーはおいしい。

 最近、歳のせいか、展示の方法や説明の書き方にまでツッコミいれたくなる。まったく年を取るって嫌なもんだね。だけどさあ、展示するならきちんと書くべきですよ。ほんと・・・作った人に対するリスペクトの気持ち、偉そうに言ってるけど私も模型を作るようになってから初めて知った。
 図面を引いたのは誰なのか、作ったメーカーはどこなのか。そんな視点を与えてくれた模型に今日も感謝。