作業部屋

 灼熱の夏の暑さは不思議と遠のいて、それなのに体はだるい
 エアコンもつけたのに。爆買いしたキットは山のように積みあがってるのに。時間はいくらでもあるのに。
 模型作りはなんとなく面倒くさい。そう思いながら数日が過ぎた

 ふと思い立って、模型部屋に行って座ると、何故だか落ち着いた

 気のせいでしょうか
 いいえ誰でも

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 ちょっと父の病院に行ったりして、三日くらい模型から遠ざかっていた。それになんかここ三日くらい蒸し暑い。しばらく来週も暑いらしく、ウンザリする。

 でも頑張ってもう一度だけ・・・と盛ったパテにペーパーをかけてサフを吹いたところ。ハセガワの繊細な筋彫りとかそういうの、もうどうでもよくなってる(汗
 とりあえず、これでいいや。もちろん筋彫りはあとからやります。

 あとは色をどうするか決まったら一気に塗装だ!!

本
 「収容所から来た遺書」(辺見じゅん著/文春文庫)

 これはすごい本です。「悪名高き強制収容所に屈しなかった男たちのしたたかな知性と人間性を発掘した大宅賞受賞の感動の傑作」(文庫裏の説明より)

 極限状態でひとが人間性を失わずにいられる方法は何だったと思いますか。
 文章の力、言葉のちからだったんです。やっぱり文学の力ってすごいね。感じる力というか。なんだか救われる気がした。

 内容は衝撃的ではあるんだけど、やたらと涙なんか出なかった。むしろ何かその壮大な物語(もちろんノンフィクションなんだけど、物語という言葉を使いたい)に心打たれてひたすらページをめくった。(辺見じゅんさんは、あの「男たちの大和」の原作者)

 読んでいて改めて日本人であることを誇りに思った。よい本でした。

 昨日はジュンク堂と紀伊国屋書店をはしごして本を探していたら、ものすごく疲れてフラフラになった。でも喫茶店に入るのは我慢して、コンビニのコーヒーを買って「ゆふ」に乗車して、読みかけの文庫を開く。そのときの、幸せといったらないね!! 久々に、はやく続きを読みたいと切に思う本を読んだ(行きに半分読んで、帰りに残り半分を読んだ)

 「この道や 行く人なしに 秋の暮れ」(芭蕉)

 行く人がないなら、自分が行ってみようか。どこまでか、行けるところまで。