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 熊本トムキャッツ展示会レポートも今日でおしまいです。

 塾長さん作品。ハセガワ1/48 F-14Dトムキャット(部分 もうっ中身がはみ出しちゃう~!!て感じです。

 第四回なんちゃってJMC大賞作品なのですが、実は事故でバラバラに壊れてしまうという事件があり、しかしそれにもめげずに再度新たに作ったという・・・なんちゃってJMC史上に残る、ひとつのドラマとなりました。これだけのものを作り直すって、普通できないことだと思いませんか?

 まぁ、そういう人がなんJの歴史の中にはいたということは、永遠に心に刻んでいきたいと思います。

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 同じく塾長さんのF-104Jスターファイター(部分。第三回なんちゃってJMC銀賞作品。

 こういう密度感とか、見てて気持ちいいです。
 私もいつかは自分でハッチを開けて作ってみたい・・・。そう思いながら、あちこち写真撮らせてもらったんですが、全体像の写真がないという(汗←おい!!
 中身好きだからなあ。

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 同じく塾長さんの「ツヤツヤ実験機」T-2CCV ハセガワ1/48

 中身作るのも上手いけど、こういうきれいな塗装も上手いです。
 こちらの作風も好きです。特に、私も最近、白と赤の塗分けを初めてやってみて思ったのは、難しい・・・ということです。これはやってみないとわかりません。で、うまく塗装してる人はすごいなと、納得できます。

 カナードがついてるのも格好いいですよねぇ!!
 ホワイトバランスってやつが悪いんでしょう、黄色く写っててすみません。もう少し撮影に気を使わないとだめだな。

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 ひこうき雲の大山さん作品。モノクローム1/48 シコルスキーUH-34D

 なんちゃってJMCの塾長さんとは、静岡でもお会いしたんですが、なかなかゆっくり話ができなかったので今回はゆっくり静かなところで話せて楽しかったです。そして、大分のこっそり工房さんと三人で近くのラーメン屋に出かけて帰ってくると・・・「ホラ、きららさん、ヘリが来てますよ」と誰かが教えてくれました。作品を一瞥しただけで「あ、大山さんでしょ」とわかった私(だって九州でヘリの中身も作る人って大山さんとシュミットさんくらいでしょ~が。どんだけ世界が狭いんかい!!)
 さっそくご本人に説明いただきました。

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 これは、空冷エンジンなんだそうです。ほほー。
 エンジン、左側の高周波アンテナ、メッシュの部分などを作られています。

 初期の頃のヘリも面白いよね。イギリスに行くとこれがウェセックスになる。イギリスは自分とこで少しカタチをかえて使うのが得意ですよね。実はウェセックス(イタレリ)も作ってられたんだけど、そちらは写真なくてすみません。太さが違うとおっしゃってました(イタレリのほうが細い)。

 機首にエンジンがあるので、そのぶんキャビンを大きくとれた、とか確か本に書いてあった。
 エンジンからロータートランスミッションに向かってシャフトが伸びているんですが、それも中に通ってる感じに仕立ててられます。エンジンの位置が面白いっしょ。空冷なので冷やすためには機首に置く必要があったのかな。

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 同作品。ここはホイストです。救難ヘリなんですね。
 今回も、ヘリの話を聞かせてもらって楽しかった。

 私がヒューイとカイユースを展示していたので、ヘリの話をしてくれる方がほかにもたくさんいて、ほんと楽しかったです。旧作だけど持って行ってよかった。特に、子供さんが兵士の人形をじーっと見てくれているのはうれしかった。いつも子供さんは人形をよく見てくれるんだよね。
 今回もヘリの布教を少しでもできたかな。

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 さて、最初にチラっと出てきた巨大なモノ、蛇の目オヤジさんがこれから作る予定のB-36ピースメーカー。HPH 1/48

 プラモデルではなく、簡易インジェクション・・・でもないか、何かファイバーのようなものでできてるらしい。世界で100個生産されてるらしく、これには80のナンバーが。

 とにかくデカい。

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 私がエンジンを取り付ける穴のそばを触ると「危ないですよ」と蛇の目オヤジさん。「自分もここに指突っ込んだら切れました(汗」

 すると、すかさずマッキさん「穴があったらすぐに指突っ込むんだから~男のサガですねぇ(笑」
きらら「ほんと、蛇の目オヤジさんたら、いけないヒトねぇ」

 この会話を聞いていたモデラー共がドン引きしてるのがおかしかった。ほんとは好きなクセに。フフ。
 クラブならではの機動力で、さまざまな工具を駆使して完成してくれるのでしょう。来年が楽しみです。みんなでああでもないこうでもないと、このキットをサカナに盛り上がってしまいました。

図録
 今回、熊本城敷地内にある県立美術館で、「細川ガラシャ展」を見て来た。これがもう素晴らしい内容で感動した。図録も買ってきた(内容的にいって、出版物が少ないと思われるので、この図録がいい資料になると思ったので)

 ご存知のとおり、細川忠興公の正室であるガラシャ(玉)は、美女とうたわれた明智光秀の娘で、戦国の世の運命に翻弄されキリシタンとなるが関ヶ原の戦いを目前にして石田三成が人質として取ろうとしたのを拒否し、自害する。

 展示物の中には、織田信長が若き日の忠興に送った感状(戦果をほめたたえる内容のもの)があり、直筆のものは非常に珍しいと置いてあった(普通、えらい人は祐筆に書かせるらしい)、いやー、感動したよ。だって信長の筆跡ですよ!! まさか本物がこの目で見られるとは。

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 ちなみに、忠興も父の藤孝も、お茶人としても知られる当代きっての文化人でありました。
 実は私、茶の湯にも少し興味があって、その関係で、この親子には以前から興味が多少あったんです。でもガラシャ夫人の詳しい生涯は今回初めて知った。年のせいか、ひとりの女性のたどった人生は胸に響くものがあった。それと、信長、秀吉、家康と、時代の流れを的確に読んで新しい天下人に仕えていった細川親子の先見の明と決断力。すごいです。
 
 この話書いてると長くなるのでこのへんにしますが、やはり熊本はすごいね、小藩分立の大分県とかまったく比較にならんね。参りました。

 前回の熊本行で間違って二個買っちゃったMi-28ハボックは、無事シュミットさんに千円にてお渡ししました。でもお土産にいただいた落雁が立派すぎ!! デカい!! さすが熊本!! しっとりしてとても美味しい。先日買ったものとは違うメーカーなんだけど、熊本は美味しい落雁の産地なのかなあ。ちなみに大分県は杵築のとまやのも美味しいです。

 この落雁が八代のものであったのもまた何かの縁。というのも、忠興公は隠居して八代城に住んだそうですから。

清正公
 そんなわけで、熊本トムキャッツ展示会レポートはこれにて終了です。読んでいただきありがとうございました。真夏のイベントとともに、夏は去りぬ。

 加藤清正公「コラ!! わしの作った石垣が耐震基準を満たしてねぇとか、ごちゃごちゃ書いてたのはお前か!?」
 きらら「ハハ~っ、こ、これは失礼つかまつり候・・・・お詫びに私の作ったヒューイを献上いたしますので、なにとぞご容赦を~」
 加藤清正公「そんなもん、いらんわ!!(汗 とりあえず来年までに熊本城のキット作っとけ!!」

 (撮影:銀翼会の毛利さん「加藤清正公の銅像」)