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 先週末、熊本市で開催された熊本トムキャッツ展示会の様子。

 海上に入ると、ウラさんの作品がお出迎え。
 右側のB-377ストラトクルーザーは8年前に作った旧作とのことですが、今回のテーマ「多発機」にあわせて展示されてました。

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 同じくウラさんの作品で、昨日裏側を見せてくれていたB-36ピースメーカー。

 何?隣に置いてある巨大なモノが気になるって? それはまた後ほど。

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 会長の石崎さん作品。モノクローム1/48 Fw-200C4

 多発機というテーマだから大きいモノが多いだろうなとは思ってたけど、やはり熊本の皆様方のはどれも大きいです。

機首
 同作品。機首のアンテナは、もちろん金属をハンダ付けされています。

 巨大な体にヒゲみたいについてて、意外とカワイイ。

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 サクサクさん作品。B-17G レベル1/72

 「頭上の敵機」に出てくる機体だそうです。
 サクサクさんのマイテーマなんでしょうね、B-17で、しかも映画に出てくる機体をたくさん展示してました。
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 サクサクさんの作品群。

 圧倒的な物量で迫ってきます。半分くらいは旧作とのことでしたが、それでもすごい。しかもほとんど情景仕立てにされてるから、作るのも時間がかかってると思います。

 自分の作りたいものをどんどん作ってるスタイル、真似したいですね。

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 趣味人さん作品。アカデミー1/72 B-17C

 爆撃機の中では、わりとB-17は好き。

 銀塗装の上から、銀にいろいろな色を混ぜたものを筆でわずかに撫でるようにして、ヘアラインを表現してます。ピカピカ過ぎず、オモチャっぽくならず、かといって銀色の良さも消さず。

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 同じく趣味人さん作品。アカデミー1/72 カタリナ救難飛行艇・ワンダリングアルバトロス(キットはPBY-5A)
 ハセガワの富士T-3のライカミングエンジンを二発追加とのこと。

 あれ? って思いましたが、こういう「エンジン追加型」の写真があったそうです。たった一枚の写真から作ったそうです。すごいなー。

 趣味人さんと一緒に見ていた蛇の目オヤジさんが「エンジン増やすとバランス崩れるけど、よくできたよね(実機)」と指摘、たぶん小さいから大丈夫なのだろうという話になってました。確かになあ、プラモじゃないから、実機は簡単にエンジン増やすってわけにはいかないだろうね。
 「推測ですが、救難機なので哨戒中は二発だけ回してゆっくり飛ぶのではないか」と蛇の目オヤジさん。P-3Cもそのようにするそうです。そうだよね、速く飛ぶ必要はないわけだから。
 模型を見ながらそんな話をするのも楽しかったです。

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 蛇の目オヤジさんの作品、ハセガワ1/72 B-17E初期型(キットはB-17F)

 30年前の作品だそうです。こういうのもたまにはいいんじゃないかと思うんですよね。
 恥ずかしがらずに見せてほしいと思います(うふふ

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 凧一さん作品。アカデミー1/72 ボーイングフォートレスMk.1

 きっとイギリス機がお好きなんでしょうね。
 マーキングでこんなに雰囲気違ってくるんだなあと思いました。美しい仕上がりです。

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 fukuさん作品 エデュアルド 1/72 Ju-52

 なんか、ほかのものが大きいので、これがすごく小さく見えたんですが・・・本当に72? 144じゃないですよね? 
 大きなものの中に小さな作品。逆に目をひきました。

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 oniさん作品。S&M models1/144 ヴィッカース バイカウント800

 美しいというか、不思議なカタチというか・・・もしや駄作機ではと思って聞いてみたら、そうではなかったそうです。
 キットは作るの大変だったそうです。

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 同じくoniさん作品。F-RSIN 1/144 ロッキードL-749 コンステレーション

 ゴミみたいなキットだったそうです(汗
 よく捨てずに作るなあと思います。というか、ゴミをカタチにする技術はすごすぎる。お疲れ様でした。この銀色の塗料、最近新発売の高価なやつ。キラキラきれいです。

 大きなモノを食べたら最後は小さなモノで〆て。

 以上、トムキャッツ会員のテーマ作品でした。明日はテーマ以外にいきます。