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 今年も四季にちなんで、一年を四回に分けて飛行機模型コンペを行います。賞品がわりに、暴言を浴びせかけてやるぜ!!←ひでえな まずは「成仏の夏」作りかけで泣いているキットを晴れて完成させた作品です。だのになぜかまた絶妙な組み合わせ。今回は艦攻の夏でしょうか。

 ■エントリーno.1 shinoさん(大戦機好きの東北人)

 ■作品名 九七式三号艦上攻撃機(ハセガワ1/48)

 ■コメント
 赤い尻尾の淵田三津雄中佐搭乗機を作りたくて、手を付けました。
 海軍に召集された亡き私の父は(船に乗ることはなかったようですが)「日本は最初は勝ったんだ」と、幼い私によく語っていたものです。それが真珠湾の事だと知ったのはずいぶん後の事。その他の戦争体験については、生涯話をすることはありませんでしたが、『ここはお国の何百里』酔うとよく歌っていました。
 そんな父も知っていただろう淵田中佐と九七艦攻。うまく再現したいと思い色々やってみました。 全面リベット、日の丸塗装、アンテナ張線、ハゲチョロはシリコンバリアー塗布後剥がしました。 機体の塗装を済ませ、キャノピーの塗装へと順風満帆!と思いきや、塗り残しを修正しようと再マスキング。そ・し・て・・・ヤッテマッタ~?!​​マスキングテープをキャノピーもろともハサミでカットしてしまったではないか。あ~っ穴があったら入れたい。否、入りたい。何とか修正しようと慌てて流し込み接着剤を塗布、相手はクリヤーパーツなのにまたまた墓穴を掘ってしまいました。 さて、これは部品請求しかないのか、よりによって第一キャノピーにやらかしてしまうとは。製作意欲はたちまち奈落の底深く消え去ってしまいました。放置プレイとなったのです。さてどうしたものか・・・時間だけが過ぎてゆく。
 ところが、さすがハセガワ!マスキング代わりに使った閉状態のキャノピーが生き残っていたのです。第一キャノピーをカットしてやると思えば回路は開けたも同然、ハイパーカットソーなるものを手に入れ、やれば出来たではないか。写真では不鮮明ですが、before afterを並べてあります。つれコン告知がまさにその頃、きららさんに感謝です!
 九七艦攻は美しいですね。日本の美意識と実用性の権化です。成仏出来たでしょうか?完成です。

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 以下青い文字はきららコメント
 日本人にとって夏は、色んな意味で過去を思い出す季節。特にモデラーならば、終戦記念日でもあり、押し入れの中ですすり泣く成仏しきれないキットの供養のときでもあります。

 マスキングテープをキャノピーもろともカット!? このウッカリ者がぁ~~!!

 でももう一個キャノピーを入れてくれていたハセガワ様に感謝ですね。
 こういった事例を見ると(って他人事のような書いてますが、私も常習犯・汗)やはりキャノピーは二個入ってるといいですね。

 コメントに書いている、お父様の思い出もいいですね。当時の人は戦争についてほとんど何も語ることなく亡くなっていかれましたが、その心にどんな思いを抱えていたのでしょう。戦記を読んだりキットを作ったりして、その思いに少しでも近づくのかなあと考えたりします。

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 まずはイキナリ超有名機でうれしいです。夏にふさわしい。
 あれ、でもこれは爆弾なのかな? 魚雷じゃないんですね←魚雷好き

 このアンテナ線を見るといつも「あやとり」みたいだなって思ってしまいます。いったいどうやったらこれをきちんと張れるのか。飛行機モデラーってやっぱすごい。

 整備員が一生けん命拭いたところだけが剥がれてしまった・・・という程度の控えめな剥がれもいい感じですね。シャープな仕上がりは、作った人が上手いのかハセガワのキットが良いのか。その両方でありましょう。


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 こちらは、その「挫折画像」というか、放置プレイ中の証拠写真。透明パーツを切り取るとは冷や汗出たことでしょう。お疲れ様。
 今回、見事完成されて、よかったですね。南無阿弥陀仏。


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 ■エントリーno.2 はつたかさん

 ■作品名 ああ天山雷撃隊 (使用キット・フジミ1/72・天山12型)

 ■コメント
 モデルアート増刊「日本海軍艦上攻撃機」のカラー折込イラストを見てググッときて、「青春天山雷撃隊」を読んでグググっときて早速作り始めたんですが、なんJにつれづれコンペにSAコンペ・・いつしか放置状態に。
 きららさんが天山を完成させたので小生も・・そこにつれづれコンペのお題がバッチリで一気に完成させました。第551海軍航空隊攻撃251飛行隊長肥田真幸大尉機です。キットを素組みで塗装は筆塗りです。胴体の神風の字と、尾翼の機番と長機標識は手描きしました。
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 いつもいつも不思議でたまらないんですが、実にいい感じの組み合わせで作品が送られてくるんですよね。これも模型の神様のお引き合わせ。

 まぁ確かに、はつたかさんは色んなコンペに積極的に参加されてるみたいだし、これが後回しになるのもわかる気もするけど、それって自分で自分の首絞めてるって言いませんか(ま、モデラーはマゾだから仕方ないか)

 私も先日作ったので、キットがどういうものかわかってるだけに、興味深く拝見。私は作らなかった、魚雷のしっぽにつけている木製の箱みたいなモノも作ってられますね。アンテナ線も正しく張ってるし、筆塗りとは恐れ入りました。手書き機番も私より上手い。ま、私より上手い、と言われてもあまり褒められた気がしないかもしれませんが(汗 
 こちらもまた、シブイ銀剥がれ表現がいい感じ。なかなか天山も格好いいじゃありませんか。

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 神風、と書いてあるところを見ると、神風特攻隊なのでしょうか。
 「青春天山雷撃隊」も気になるところです。

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 はい、放置プレイ中の画像。
 塗装されていない機首がなんか寒そう。無事塗装してもらって、良かったね。南無阿弥陀仏。

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 暑い毎日ですが、皆さま作りかけのキットが押し入れの中で溶けていませんか!?
 毎夜寝苦しいのは暑さのためではなく、成仏できないキットが夢枕にたつせいかも。

 ここらでひとつ、作るか捨てるか、男らしく決めていただきましょう。完成した人は写真を撮って送ってきてください。前から後ろからあとは自由に一枚、さらに放置していた証拠写真も一枚お願いします。お名前、作品名、コメント、放置した言い訳も必ずしつこく書いてきてください。言い訳の面白いヤツも期待してますよ。kilala_1962@yahoo.co.jp まで。

 8月まで 「成仏の夏」
 9~11月 「迷彩の秋」
 12~1月 「凸モールドの冬」
 3 ~5月 「挑戦の春」

 今年の6~8月に完成した飛行機プラモデル作品で、拙ブログの読者であることがレギュレーションです。

 8月末に、私が勝手に一等賞を選んで発表します。