キット付属の人形を塗装中。
この人形は最初から人間のカタチになってるやつ。
組み立てなくていいから楽です。モールドもものすごく深いので素人には塗装しやすい。
今回は、AFVモデラーのたっぴんさんに教わった塗装方法でやってます。
まず下地処理としてサフを吹き、その上からタミヤアクリルの白を吹きます。なんで白を吹くかというと塗装の乗りと発色が良くなるそうです。もちろんパーティングラインを消すなど、プラそのものを平滑にしておくのはもちろんのこと(私はそのへんいい加減だけど)。
写真はタミヤアクリルで基本塗装したところ。
飛行服の茶色が、ちょっと赤が強すぎたかな。実際はもっと色褪せたようなベージュがかった色だったような。
ブーツは黒じゃなくてグレーで塗装。
その上から、エナメル塗料で明暗を付けていく。
この段階でウォッシングみたいにして茶色をシブい色にかえてみた。
たっぴんさんは、顔などの皮膚は油彩を使うそうですが、私はエナメルで塗装した。独特の透明感というか鮮やかな皮膚の色は油彩じゃないと難しいみたいね。油彩は持ってるので、次は使おうかな。
顔の横幅が広過ぎる気がするし、服のシワがいくらなんでもそれはないやろ的に深いけど、それを修正するほどの腕もないのでそのまま作る。
でもまあ、いい感じになってきたでしょ!?
自分ではかなり悦に入ってる。
あともう少し手を入れて、腕の日の丸やゴーグルの色など足していけばそれなりにイイ男になる予定。
夜遅く、小さな人形を塗装していて、ふっと我にかえると、その小ささに改めて気づく。
でも、楽しさに大きさは関係ない。
大きいものほど楽しいってわけじゃない。
集中すればするほど、その世界に深く入ってゆき、幸福度が増していく気がする。
特攻の花散りしきて春ぞ往く (宇垣纒中将「戦藻録 昭和15年5月11日」より)
今年はまともに桜も見ないうちに、いつのまにか散っていたなぁ。