つれづれプラモ製作記

自称飛行機モデラー・きららのプラモ製作とプラモの活動記録

スケールもの(2018中津マークII展示会レポその2)

入口
 先週末、大分県中津市で開催された「中津模型クラブマークII」の展示会に行ってまいりました。

 入口です。
 会場は小幡記念図書館のホール。中津藩士・小幡篤次郎という地元の偉人の蔵書をもとに作られたそうです。中津藩って教育にちからを入れていたんだろうなあ。私の住んでいる日田も咸宜園という有名な私塾があったのですが、江戸時代のほうが地方の教育レベルが高かったんじゃないかと思ってしまう。経済力より教育・文化度の高いところに惹かれる私。

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 会長さんの作品。シャーマンM4A3E3 タミヤ1/35

 これがいちばん格好よかった。鉄の質感・・・迫力あるね。

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 同じく、会長さんの作品。ニチモ1/48 隼。

 ニチモの飛行機って、リベット表現がされている。何よりも塗装のヨレヨレ感とか、とても雰囲気がいいです。

 昔から食べてたスパゲティナポリタンみたいな? 最近はパスタとか言ってるけど、なーにがパスタだ、気取りやがって、あー青春時代に喫茶店で食ったナポリタンが美味かったよなぁ~なぜか目玉焼きがついてたりして・・・などと口に出すのは恥ずかしいけどみんな心の中で思ってる。

 会長さんに「これ良いですね」と言いますと、
 「お客さんに、ヒコーキがないですねぇと言われるとマズいので作りました」と、ご謙遜。

 飛行機に限りませんが、ここでもやはりスケールモデルは風前の灯であります。

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 中津マークIIのセイバーさん作品。スピットファイヤ。ハセガワ1/32

 基本に忠実というか、スピットファイアらしいスピットファイアって感じ。これ見ながら、俺こんなふうにリベットがないのが好きだなあ、と言ってる人がいた。

 昔、母の作ってくれた遠足弁当みたいな? 最近はキャラ弁とか言ってるけど、なにがキャラかい、弁当にはシャケが一切れと卵焼きに赤いウインナーだろうが!! そしてせめてもの母の愛情をこめてウサギみたいに切ったリンゴが一切れ・・・あのリンゴの甘酸っぱい味が秋の遠足の味だったなぁ~・・・などと口に出すのは恥ずかしいけどみんな心の中で思ってる。 

 心を込めて施した機銃後方に流れるウェザリングとか。飛行機モデラーの愛ですね。

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 築城模型同好会(ってまだ生きてるんでしょうか)の銀角さん作品、イタレリ1/48 F/A-18ホーネット

 尾翼のコウモリマークはデカールをもとにしてマスキング塗装されてます。
 そう言われてみればイタレリ、ダルい感じはします。しかしそのへんは塗装でカバーされてます。また、パーツが少なくてあっというまにカタチになるのが楽しかったそうです。何よりキャノピーの合いがよかったそうで、しかもご覧の通り透明度もよくてみんな「キャノピーが綺麗だね」ってほめてました。女性でいえば、「目がきれいだね」っていう感じ? キャノピーが綺麗だとずいぶん美人に見えますよね。

 銀角さん「(小さい声で)ハセガワはキャノピーの合いが悪かったりしますよね・・・」
 確かにね~それに、パーツ分割の多い最近の脂っこい外国キットなんかを作って疲れたときに、ふっとこういう「芋けんぴ」みたいなキットを食べるとほっとするんですよ。芋けんぴってのはサツマイモのお菓子ね(ぐぐッてください)

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 1/48 B-1 ランサー。トランペッターでしたっけ? こちらの方はお名前もはっきり聞かずにすみません。ハッチはアルミ缶だそうです。それもこの大きさに合わせて、ビール缶じゃなくてドリンクの缶なんかだと小さくてちょうどよいとか。

 実機さながらに屋外で撮影された写真なんかも見せてもらいました。やはり外光で撮った写真は格好いい。

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 同作品。この方はウェザリングが得意とみました。
 ミサイルやラックなど小物関係、本物らしい雰囲気。すごくいい感じ。

 まわり、みんなでワイワイいいながら拝見しました。こういうライブ感が展示会の良さですよね、何よりも楽しい瞬間。

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 下松模型交流会のなおくんさん作品、タミヤ1/12 カワサキZZR1400 

 下松は「くだまつ」と読みます。山口県の防府と岩国の間くらいに位置するようです。今回の外来者は、福岡県、山口県の人が多く、周防灘モデラーと名付けました←勝手に名付けるなちゃ!!

 カワサキのバイクというと、あのライムグリーンを連想しますが、これは紺色なのでしょうか、写真でうまく色が出てなくてごめんなさい。もっと明るいスポットライトみたいのが当たるとピカピカして綺麗なんだろうなあ。洋服屋の店先に、レザーのジャケットなんかと並べて置いておくと似合いそう。
 しかし排気量1400って巨大じゃないですか? ほぼクルマ? 12年間片思いし、ようやく入手したそうです。それともう、これは土台があるのが大事。グレードが上がりますよね。高級感。

 というわけで、スケールものはこれでおしまいです。えっ? 早すぎる? すまんねーもう年だから・・・ゴホゴホ
 もちろん、私の好きな作品の美味しいところだけご紹介したんですけどね。

 明日はキャラものです。

わたしの城下町(2018中津マークII展示会レポその1)

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 大分県中津市で開催された、中津模型クラブマークIIの展示会にお邪魔してきた。なかなかの盛況でした。今回は、行きと帰りは日田HICメンバーのクルマに便乗させてもらった。

 マークIIはノンジャンルのクラブで、キャラクターものをやる人が多い。したがって今回は飛行機の作品はほとんどありませんが、楽しいイベントの様子をお伝えしたい。スケールモデラーでも、展示の仕方、色の使い方など参考になることがたくさんあると思います。


2

 中津は、黒田官兵衛も一時赴任していたことで有名な中津城があります(残念ながら天守は想像で建てられたもの。実際に天守があったかどうかはわかっていない。中津の人たちの願望を表現しています、それはそれで良し)。
 今まで一度も歩いてみる時間がなかったけれど、今日は念願かなって中津城のまわりを歩くことができた。
 内堀のまわりをぐるりと歩きながら脳内BGMは
 「格子戸を くぐりぬけ 見上げる夕焼けのそらに 誰がうたうのか子守歌 わたしの城下町」
 ってベタですね・・・

 すぐ横を川が流れており、その先はもう河口、潮風が吹いている。城のまわりは静かな住宅地で歩くのが楽しい。展示会場から5分の位置。
 中津出身といえば、福沢諭吉、前野良沢をはじめ、学者や教育者がずらり。地味な地方都市ではあるけど、城下町の誇りを感じる地である。

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 こんな展示もあった。こういうの、いいね。楽しそう。

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 怪しい??作品を飾り付けしている人(汗
 一年ぶりの懐かしい方々にお会いして楽しかった。これが展示会の楽しみ。

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 拙作「タイガー二題」

 戦車が手前にあるせいか大きく見えてるけど、実際はヘリのほうがずっと大きい。
 しかしタイガーってば永遠不滅の格好よさ。どこのキットですか?と、たくさんの人に聞かれてしまったよ。ハセガワファン冥利に尽きた。ああ幸せ。

 というわけで、明日に続く。

予科練(1/72エアフィックス九七艦攻製作記)

2

 九七艦攻のエンジン。左が栄で、右が光。どちらも中島製品である。なぜ中島が栄を作ることになったか、というのは吉村昭「零式戦闘機」に書いてあったんだけど、すぐ忘れる。あーダメだこりゃ。

 そういえば話がそれますが、先日読んだ本に零戦のことをゼロ戦と書いてあって、違和感を感じた。発音したらどちらも「ぜろせん」なんだけど、ゼロではなく零だと思う。零式だもんね。
 また、ほかの本に「kamikaze attack」と書いてあった。そりゃ外国ではそう言われているだろうけど、日本語の本にわざわざそんなこと書くか!? 
 などと、表記が気になるお年頃。

 ご覧のように、9気筒の光のほうが直径が大きい。だからカウリングが太くなってしまい視界が悪くなった、と「図解・軍用機シリーズ14 九七艦攻/天山」に書いてあった。
 光は良いエンジンだったようですが、パワーを大きくして、コンパクトにするためには、複列にしたほうがよかったのかな?
 この後ろにつける排気管に穴を開けた。別に穴開けなくて黒く塗装するだけでもよい気もしたけど。一応儀式的に。雰囲気がハセガワとはなんとなく違うなあと思う。

3

 いつもの柔らかめの鉛板みたいなやつで、なんちゃってシートベルトを作った。資料がほとんどないので、いい加減。

 ふと思い立って、12型は操縦員を乗せてみようかと思う。
 ・・・・あっ、両方にシートベルトつけた後だった。あーあ。計画性ゼロですな。こういう無駄が多い。しかし人形乗せたりしてたらまた時間かかるなあ。これで間に合うんかなあ。

予科練

 私の父のアルバムに貼ってあった写真。昭和19年。
 「予科練へ征く先輩を囲んで」とある。父は中学二年生、先輩は三年か四年か。

 先日帰省した息子と、このアルバムを一緒に見た。

 息子「まだ15歳くらいで戦争に行ってたんだよね? 「永遠の0」に出てきた」
 私「そう、15とか16とか。たぶんこの写真の先輩もそれくらいの年齢だろうね」

 夜更け、息子と予科練の話なんかしていたら不思議な気がしてきた。生まれる時代が違っていたら予科練に入る息子を見送っていたかもしれない。そんなことをふっと思ったので、珍しく九七艦攻に搭乗員を乗せようかなと思ったんだよね。

 昭和19年だから、甲飛14か15期だろう。もう乗る飛行機がなかった時期。飛行場作りに駆り出されたのか、それとも・・・。無事郷里に帰ってきたのだろうか。

 「若い血潮の 予科練の 七つボタンは 桜に錨」 (「若鷲の歌」よく父が歌ってました)

面白い分割(1/72エアフィックス九七艦攻製作記)

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 Su-33と交互にこちらも作っています。どちらも焦ってるんだよね・・・こちらは来月の銀翼会に間に合わせたい。

 ごらんのとおり、片方は主翼折り畳み状態で作ろうとしている。切り離す場所はちゃんとわかりやすいモールドになっているので簡単だった。「職人気質」というノコで切り離した。

 切り離したほうが11型になる予定。翼折り畳み、キャノピー最後部を開けた状態にしようと思っている。このキットみたいな折り畳み状態を再現できるキットじゃないとわざわざ折り畳みしようとは思わないけどね。まるで48のキットかと思うような作りで、コクピットもなかなかカッチョいいでしょ? ただしどうなってるのかよくわからないので、あとはシートベルトをでっちあげるだけ。

インスト1

 なかなか面白い分割だよね。(主翼にコクピットが乗ってる)。
 なるほどなあ、よく考えたものだなあと思う。

 初めて飛行機作ったとき、コクピットを胴体の片方にくっつけて、それをさらにもう一方の胴体とくっつける・・・という段階で心が折れそうだった。あの段階で飛行機嫌いになりそうだった。
 あれは初心者には何より難しい部分だよね。今でもそうだけど(汗

 しかし、ほんとにインスト通りに上手くいくものか?
 つい疑ってしまう。悲しい女のサガよね。そんなうまくいくわけないんだもの。
 今まで、さんざん騙されてきたからね、簡単に信用できなくなってる。

空

 数日前の夕暮れ。天使の梯子。

 月曜の午後四時過ぎ、「あーだるいなぁー晩御飯どうしようかな」と思いながらゴロゴロしていると、メール着信。誰かねえ・・・ややっ、息子「今から帰る」!? 東京から今から帰るって、いったい何時になるんかい!?(汗
 結局夜中にこちらに着きましたが、そのために、昨日と今日はずっと息子とおしゃべりと、ご飯作り・・・息子となら、際限なくしゃべることがあるのが不思議。話題が尽きない。

 実は盆にも帰省したから、まだ一か月くらいしかたっていない。冬になって帰ってほしかったけど、なんか有給休暇を消化するためとか。ほかに行くとこがないんだろうけど、帰ってきてくれるのは、ま、うれしい。ただし模型も作れないのがちと寂しい←おい!!

黒くなれば(1/72ハセガワ Su-33フランカー製作記)

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 全体を黒く塗装した。クレオスのウィノーブラックという黒です。GXというシリーズで、塗膜が強い、隠ぺい力が強い、というのが売り文句。クールホワイトは愛用しています。

 筋彫り? それなんのことですか? 機首の消えた筋彫りのことは考えない。

 実は、ここだけの話、これまでのところあんまり魅力的なカタチに思えなかった。普段は、最初大して乗り気でなくても、組み立ててカタチがわかってくると「おお、なかなか格好いいやん」ってなるんだけど、これは・・・なんか物足りない。

 しかしいや待てよ黒く塗ったらどうだろうと思って、黒くしたら少しはマシになった。
 やはり黒い飛行機は格好いいね。で、ここからの塗装なんですが、やはり初心貫徹!!で架空塗装してみようかな。いちかばちか。だってさーこのまま普通の塗装じゃ面白くもなんともない、一応コンテスト参加だもん。

蠅の帝国
 「蠅の帝国~軍医たちの黙示録」(帚木蓬生著/新潮文庫)

 軍医の話というと、エグい話があるんじゃないかと思って少しビビりながら読んだけど、実はそういう話はほとんどなくて、むしろ悲惨でありながらも、しみじみと味わい深い話が多かった。そこは作者の筆によるものだろうか。
 実際に軍医たちの書き残した記録(自叙伝)などを集め、小説という形で書いている。ノンフィクションにすることはできない種類の話ということ(20年をかけて世に送り出された著者のライフワーク)

 昨日の辺見じゅんさんの本はシベリア抑留でしたが、どれも「あの戦争」のひとつの姿であって、私たちが伝えていくべき事実だよね。ものすごく小さな力だけれど、モデラーも展示会で当時の飛行機を伝えていけるかなあと、そんなことを思っている。

 それにしても、どれもみな、色んな人間が出てくるけれど、日本人は頑張ったと思う。えらいよ。つまらぬ人間・責任を取らない人間ももちろんいるけど(特攻隊を送り出して「自分もあとから続く」などとほざきながらのうのうと戦後を生きた人とか)、ほとんどは信じられないような時代を懸命に生きたんだよね。どうしてそんなに頑張れたんだろう。
 尊敬の念と日本人ってすごいなという気持ちとともに・・・日本ってなんだろう、日本人って何だろう。もっともっと知りたくなる。
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