つれづれプラモ製作記

自称飛行機モデラー・きららのプラモ製作とプラモの活動記録

失敗を恐れず(トランぺッター1/48 ドーファン製作記)

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 天山とハリアーが完成したので(ハリアーは置台がまだできてないので写真を撮っていない。飛行状態なので、何か置台がないといけないの)、トランペッターのドーファンを製作再開する。私は72を作ることが多いので48はものすごく巨大に感じる。

 今、機首の黒いところを塗装したところ。一体どういう順番でマスキングすれば簡単にきれいにできるのか、それは誰にもわからない←お前がわからんだけやろ

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 などと、自分に悲しいツッコミを入れながら、ひたすら塗装とマスキングをする。塗装したあと、最低一晩は乾かすので、もどかしい。

 ネットでみつけたアイスランドの沿岸警備隊のカッチョいい写真、塗装していけばあんなふうになるのだろうか。それは誰にもわからな・・・いや、とにかく努力しよう。
 すでにキャノピーの透明パーツの隙間から盛大に吹き込んでいる恐ろしい予感がする。間違いなく吹きこんでいるだろう。何時間もかけて塗装して、すべては水泡に帰すに違いない。だのに、なぜ塗装するのか。それは、不可能と思えることに挑んでみたいという、人間の根源的な欲望なのである。

 ・・・ま、失敗したら捨てるまでよ。もう一個、キティホークのドーファンもあるしね(そういう問題か?

箱
 昨晩、寝る前に押し入れからキットをあれこれ引っ張り出して、なんか一個作りたいなあ、どれにしようかなあ・・・と迷いながら布団に入って気がついた。

 こんなこと迷ってる場合か!?
 迷ってる30分間で、キット洗ってインストの色番号を確認するくらいのことはできるんじゃないか!? なんで箱を開けない!? とんだ腰抜けもいいところ。

 そう思って、今日はこの箱を開封。レベル1/72 タイガーUHT/HAP(ドイツではUHTフランスではHAPという、そういえばPAHというのもあるね・汗 アパッチみたいな対戦車攻撃ヘリだ。
 タイガーですよ、タイガー。強そうでしょ。

刻印

 先日はレベルのキットと思って買ったらズベズダだった。今回もまさか・・・でもレベルって刻印されてるから今度は間違いないかな。ユーロコプターだし。

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 おおっ、計器盤がモールドされてる!! いいねいいね、リキ入ってるやん。さすがドイツのヘリだからかな。モールドされてる計器盤って大好きです。
 シートベルトもモールドされてる、これも便利だよね。

 なんか、パーツ見てるといい予感してきた。これがハセガワだったらなあ!! なぜハセガワがヘリを作らないかというと、ヘリが売れないから。当たり前の理由。
 なんで日本人はヘリコプターに興味がないんだろうね。日本人は危険なことをする人に興味がない、というか危険なことをする人を下に見てる傾向がある気がする。ヘリコプターは危険だからね。危険な乗り物だし危険な場所に行かされる。

 そう。だから私は作りたくなる。そこがちょいと普通の人とは違うのかもね。えへん。イイ男をかぎわける本能を持ってるってわけですよ。・・・そのわりにダメ男列伝の歴史を持ってるのはなぜなんだろうなあ。ま、いいや、今日のとこは。

 ドーファンのマスキングの合間にこっちを作ろうという魂胆です(汗

第六回なんちゃってJMC告知

link_jmclogo

 今年も初夏の訪れとともに、ハセガワのプラモで遊ぶコンテスト「なんちゃってJMC」が始まりました。

 ついに第六回を迎えてしまい、事務局の私としても驚いている次第、まさかこんなに続くとは・・・いい加減ハセガワが再開してくれるんじゃないか・・・などと思っていたら、「なんちゃってJMCは続けてください」とハセガワからも涙の出るような励ましのお言葉をいただき、感涙にむせびながら静岡から帰ってきたわけですが、今年はレギュレーションを「びしっ」と整えてみました。
 「ハセガワ及びハセガワのプラモを愛し、JMC復活を望む人」という一文が燦然と光り輝いています。前回までの参加者も、ぜひ、レギュレーションをよく読み直してみてくださいね。

 どうしてもこういうコンテストは何度もやってると同じような顔ぶれが上位を独占してしまう、という現象は仕方ないことですが、本家JMCもマスターズクラスというのを作っていました。そこでこちらも「なんちゃってマスターズクラス」を設置することに決定。でもそこは「なんちゃって」ですから、うかうかしてると床がパカっと開いて普通のクラスに転落するという、かなり緊張感あふれたマスターズクラスであります。

 詳しいことは、なんちゃってJMC公式HPからご覧ください。

 わからないことは、こちらにお問合せください→ kilala_1962@yahoo.co.jp

haselogo
 まずは楽しいエントリーをどうぞ。このロゴのついたキットを買ってあれこれ妄想してみてね。え、なんかロゴが違うって? 気のせいでしょ、酔っぱらってるんじゃないですか?

 ハセガワのウェブコンテストに出すし、SAコンにも出すから忙しい? 何をおっしゃる、まだまだ週に三回くらい出せる・・・もとい、作れるでしょ? 余裕で作っちゃってください。

 「なんちゃってJMC」の締め切りは12月25日クリスマスのサンタさんが帰って行ったあとですので、ゆっくりと手を動かしてください。うふふ。

フジミ天山12型完成

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 フジミ1/72天山12型、ついに完成。去年の11月から作ってたんだよね、手が遅いにもほどがある。

 格好よく見える写真を撮ろうとして、いろんな方向から撮ってみた。
 いちばん気に入ったのは、この魚雷強調のアングル。男っぽく、しかもセクシーでしょ。黒光りするカウリングがステキ。カウリング色は黒そのものではなくて自分で作った色です。
 魚雷が作りたくて天山作ったともいえる。なんちゃって抱締索があるだけで、それらしくなった。と自分では思う。

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 デカールは完璧に黄ばんでいたのでマーキングは自分で塗装。まあ日の丸と敵味方識別帯くらいだけど・・・。ウォークウェイとかフムナ表示とかたぶんあるのでしょうが省略。
 翼端灯と尾灯は透明化。頑張ったとこだけ見てね。うまくできてないところは無視してください。

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 脚の出来は、なかなかいいと思うんだけど。私は好きです。
 72だと特に、自分でどうにもできないので(どうにかしろ>自分)、キットのディテールがいいとうれしい。特に飛行機ってそこはポイントだよね。

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 あと72で気になるのはキャノピーの薄さです。やはり新しいキットはすごく薄いんだけど、古いキットはすごく厚くて悲しい。このキットも悲しい部類。
 ものすごく多い窓枠は筆塗りです。これマスキングするのは私には無理っす。

 珍しくアンテナ柱は真鍮パイプを叩いて作った。塗装してから胴体に穴を開けたのが間抜け。こういうのは先にやっとかないといけない。

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 慌てて描き足したハゲチョロはまあこんなもんかな。こういうのがある意味いちばん難しい。でも最近これがないと日本機らしくない気がする。
 あと、排気の焼けとかも、楽しんで吹いてます。

 もちろんプロペラもハゲチョロしてるよ。

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 展示会に行くと、こういう真正面から他人の作品をじーっと見てる、嫌らしいモデラーがいるよね。ほんとにもう。プロペラも一枚角度がちょっとアレなんだけど、そういうのは無視するのが大人でしょう(そうなのか?
 ま~だいたい左右平行っぽいなと思えたら、もうそれで勘弁してやってください。お願いだから。

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 このキットが天山らしいのかどうか、あまりよくわからない。いつもそんな感じだね、私は。
 カタチを覚える能力が低い。それだけに満足できる。これ許せん、とか思うことが少ないから幸せだ。

 一昨年の彗星もそうだったけど、なぜかハセガワからキット化されていないものばかり作ってる。わざとじゃないんだけど。

 キットをくれた「こっそり工房さん」、ありがとねー。どうにか成仏しましたよ。

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 昼間、家のなかで電気をつけずに窓からの光で写真撮ったら、こんなふうに青くなった。
 私はいわゆる海軍色が嫌いで、少し黄ばんだグリーンで塗装している。でも本当はこういう青緑だったのかな。

写真

 昭和20年2月 千葉県香取基地。第601航空隊 第二御楯特別攻撃隊所属機

 光人社「図解軍用機シリーズ 九七艦攻/天山」に掲載されている出撃の写真と、こっそり工房さんにいただいた塗装図から、この機体にしようと思った。

 あの時代、多くの若い前途有望な人たちが死地に追いやられていった。でも、今この時代も若い人は果たして幸せなんだろうか。大本営が悪かった、司令官がダメだった、上官がバカだったと、今批判するのは簡単だけど、私らはどうなんだ"!? 若い人に威張れるようなことをしているか!? 

 下手なプラモを作りながらそんなことを思う。ともかく今生きてることに感謝。このキットに出会えたことに感謝。これからも折にふれて特攻機を作りたい。

 というわけで、さあ次のキットが待っているぜ。

なぜ兵器の模型を作るのか

アンテナ線

 先週、家を出発するとき、こんなふうに注意書きを書いていった(主脚の接着中)

 帰ってきて、やれやれと手を出した瞬間アンテナ線を切る・・・っていう失敗は、過去に数限りなくやってきたので、予防のため。こうしとけば、注意するだろうよ、この私でも。

 で、今この場所に帰ってきたというわけです。
 完成してるので、あとは写真撮るだけ。と思って写真撮り始めて気が付いた、ハゲチョロ忘れてた・・・嗚呼、完成したようで完成していない。
 今日も風が涼しいので、心地よくハゲチョロを描くことができた。

泡
 母の一周忌で帰省した妹と話していたら、やや左寄りの妹とは今回も大激論。

 妹は「武器とは人殺しの道具であり、その武器を愛好するのは理解できん」と言う、確かにその通りではあるが・・・・私が、しどろもどろで「機能や技術がすごいとか、美しいとかいうこともあるんよ」と反論すると「この世にはほかに美しいものはいくらでもあるでしょう、あえて武器を愛好する気持ちがわからない」という。「いやいや、女のハダカを愛好するのも機関銃を愛好するのも似たようなものなのよ」と変な反論をすると「女のハダカは人殺しの道具とは全く次元が違う。機関銃と一緒にしてほしくない」という。確かにそうなのだが・・・。

 なぜ飛行機は美しいのか、それも民間機ではなく軍用機が美しいと感じるのか。

 「そもそも戦闘機を作ったのはなぜかというと、それは戦争のためなんだけど、戦争は政治や歴史の流れの中で起きたことであって、人殺しのために零戦を作ったというふうに単純に言えないと思うんよね」としどろもどろで反論するけど、私の旗色は悪い。
 普段、軍用機や武器の模型を作りながら、それが単純な人殺しの道具であるとは意識していなかった部分がある(正確にいうと、武器と兵器は違うものだが)

 一方的にまくしたてる妹の意見を聞きながら、「なるほど、それで彼女は今まで私の作る模型に興味を全く示さなかったんだな、嫌悪感を感じていたんだな」ということに初めて気が付いた。

 戦争や兵器を憎む人に、戦闘機の良さを説明するのは、ほとんど不可能なのだろうか。布団に入ってからも、「人殺しの道具」という言葉が頭の中をぐるぐると回っていた。嫌な言葉だ。私の作ってるプラモはそんなもんじゃないと思っていた。人類の歴史、戦場にはドラマがあり、それを知るのが私たちの楽しみだと思うんだけど。うまく説明できなかった。敗北である。

 というわけで、とりあえずビール飲んだ←それかい 

どうすることもできない

東別府2

 母の一周忌のため、帰省した。

 寺でお経をあげてもらったあと、料亭でお食事。もう母の話をする人はほとんどいなくて、自分たちの話ばかりだから、むしろ楽しい。法事は死んだ人のためにするというよりも、現世に生きている者が自分たちの生を確かめ合う集いかもしれない。

 一夜あけて、今日は父の病院へ。
 再び東別府駅で電車を降りる。先日私に声をかけてくれた人は、やはり駅長かもしれない、深々と電車に頭を下げる。今度くるときはICカードではなくて、切符を買ってこよう。

 ところで、先日書いた「電車が参ります」というときの「参ります」ですが、
 「立場が上の相手とは直接かかわりあいのない話し手自身の行為を表す場合にも「まいる」が用いられる。この種の「まいる」は謙譲語ではなく、丁重な表現を用いることによって間接的に相手に対する敬意を表していると解される。・・・駅のアナウンスで「まもなく電車がまいります」などと用いられることがある。」(新明解国語辞典第七版より)

 おおー、先日の私の疑問に対する答えが全部、新明解に書いてあったよ。すごいなあ。
 謙譲語ではなく丁寧語でした。丁重な表現を用いて相手に対する敬意を表現する、日本語って素晴らしい。言葉が魂を持っている国の言葉だからね。電車は単に「来る」んじゃない。「ほかの誰でもない貴方のために、参ります」のよ。

東別府3

 のぼり方面ホームから見た駅舎。風情ありますね。

東別府1
 今日は帰省してきた妹と二人だったんだけど、父を見舞ったあとさすがに妹も「疲れた。食欲ない」と一言。

 せめて、オシャレな紅茶専門店で紅茶とケーキをいただいた。癒される味。はじめて入った店だったけど、お店の人は格好いいお兄さんでもなく、優しそうなオバサンでもなく、なんとなく飛行機モデラーみたいな風貌のオジサンだった。えっ、この人がこの美味しいケーキを作ってるのかしら・・・意外(失礼

 父はこのまま病院で死ぬことになるかもしれないという気がしてきた。
 たぶんそうなるのだろう。その日まで、少しずつ弱っていく父を見続けるのは、考えただけでキツイことだなあ。
 むしょうに模型のオッサン共に会いたくなる。
 (写真はすべて、日豊本線東別府駅にて)
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